鉄道車両の空輸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 09:07 UTC 版)
An-124大型輸送機などを用いて、鉄道車両の航空輸送が行われたことが数度ある。 1994年6月 - ロサンゼルス郡都市圏交通局A650型(英語版)地下鉄車両(伊アンサルドブレーダ製、レッドライン向け)が、ローマからロサンゼルスへと空輸された。 1999年3月 - 広島電鉄5000形電車(独シーメンス製)の第1編成が、納期と補助金申請の関係からフランクフルト・ハーン空港から広島空港へと空輸された。第2編成以降は船舶輸送となっている。 2002年11月・12月 - 広州地下鉄2号線向け地下鉄車両(独ボンバルディア・トランスポーテーション製Movia(英語版))の初期生産分6両が、シュヴェリーン・パルヒム空港(英語版)から広州白雲国際空港へと2両ずつ3度空輸された。 2009年2月・5月 - デリーメトロ向け地下鉄車両(独ボンバルディア・トランスポーテーション製Movia)が、ベルリンおよびライプツィヒ・ハレ空港からインディラ・ガンディー国際空港へと空輸された。 2015年6月 - 神奈川県の大山ケーブルカーの車両更新にあたり、旧型車両の搬出と新型車両の搬入が、ロシア・カモフ社製大型ヘリコプターによる空輸で行われた。これは山岳地への道幅が狭く、道路輸送ができなかったため。
※この「鉄道車両の空輸」の解説は、「車両輸送」の解説の一部です。
「鉄道車両の空輸」を含む「車両輸送」の記事については、「車両輸送」の概要を参照ください。
- 鉄道車両の空輸のページへのリンク