鉄道車両への塗装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/05 14:25 UTC 版)
東京メトロが旧帝都高速度交通営団(営団地下鉄)時代より運行する丸ノ内線では、1954年の開業時より同線で営業運転を行っている300形電車の側面帯に、ステンレス製の正弦波状の曲線(サインウェーブ)が配されていた。これはその後増備された400形・500形・900形にも受け継がれて親しまれていたが、後継の02系電車では廃止され、これら旧型車両が1996年に運行を終了したことから、一旦丸ノ内線からサインウェーブ入り車両は消滅した。 しかし、多くの利用者から「丸ノ内線のシンボルだったのに」とサインウェーブの消滅を惜しむ声が寄せられことを踏まえ、02系のうち2009年度から大規模改修工事が施工された初期の19編成は、側面帯を白のサインウェーブ入りのものに変更し、再び丸ノ内線でサインウェーブ入り車両が復活した。02系の後継である2000系電車も、肩部にサインウェーブ入り側面帯を配している。
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