大規模改修工事
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2016年12月が会社創立80周年に当たることから、同年1月から2019年1月の3年間にわたり、1988年の開業以来初となる大規模改修工事を行う。総事業費は約50億円で、一部休業期間を設けるが基本的に営業を継続しながら段階的に実施する。主なリニューアル内容は以下の通り。 バックネット裏の1階内野観客席に人工皮革を使ったシート481席を新設(2016年1月〜3月)ダイヤモンドボックス席160席とチャンピオンシート321席を用意、いずれも黒のレザークロスを使用し、クッション性が高く座席幅が従来の約1.2〜1.3倍と広くなったシートを採用、いずれも電源コンセントを備えるほか、ダイヤモンドボックス席は取り外し可能なトレイ、肘掛け一体型のドリンクホルダー、野球中継やリプレイ、選手データを見ることができるタブレット端末、荷物用フックも備える。 これに合わせる形で記者席が3塁側に移動する。 内野観客席を全席改良(1階:2016年1月〜3月、2階:2017年1月〜3月)1階席は背もたれと座面にパットを装着し、1階席・2階席ともに座席角度を調整して膝前スペースを従来の約1.5倍に拡張することで、快適性を向上させる。 アリーナ照明のLED化(外野側:2016年3月、内野側:2017年3月)メタルハライドランプ約1,200灯からパナソニック製のLED投光器約700灯に変更、これにより消費電力が約54%削減可能となるほか、演出効果の高い照明環境を実現出来る。 最新音響システムの導入(外野側:2016年3月、内野側:2017年3月)バックスクリーン側にメインスピーカーとして最新のラインアレイスピーカー22台(英 Martin Aubio製MLA)を設置するなど、ライブ会場などで使用されている最新システムに更新し、音の遅延低減や均一な音場など、快適な音響環境を提供する。 全てのトイレの便座を温水洗浄便座に変更(2016年3月) 周辺環境の整備(2016年2月〜2019年1月)緑地化や人工地盤の整備、エレベーターや階段の新設、公衆トイレの改修、外灯の増設やLED化などを行う。 前述の通り2021 - 2023年のオフシーズンを利用し、2期に分けてスコアボードの大型化拡充のほか、エントランスや客席のホスピタリティーの改善を進めていく予定だったが、2021 - 2022年のオフシーズンに工期を短縮して展開することになった。 場内コンコースのLEDディスプレーやデジタルサイネージを展開し、エントランスから着席するまで、ジャイアンツの世界に没入してもらう演出を展開 特に巨人ファンの応援団が多数入場するライトスタンドへの入場口である第25ゲートを特にジャイアンツカラーを施して、巨人軍の象徴的なゲートへのリニューアルを図る 客席の拡充「THE 3rd PLATINUM BOX」(ザ・サード・プラチナ・ボックス) - 3塁側の1階席にL字型ソファーによる4人定員制のグループシートを設け、カウンターテーブルや試合の映像を見ることができるモニター、USBコンセントなどを設け、高級感あふれる白を基調とした上質な試合観戦空間を提供する 「SKY TERRACE」(スカイテラス) - 2階席前方に設けるベンチ式ソファーシートで、グループ観戦しやすいように、木目調の仕切りで囲いを作り、食事類を楽しめるカウンターも設置している。 「MASU CABANA」(マス・カバナ) - 2階のコンコース「MASU SUITE(マス・スィート)」の並びに設ける半個室型タイプのグループ席であり、前方にソファー、後方にカウンター席を設け、リゾート気分で野球観戦が楽しめる 「CRAFT COUNTER」 (クラフトカウンター) - 2階コンコースの外野寄りに設けるペア観戦専用のカウンター席で、座っての観戦だけでなく、カウンターのみを設けた立ち見指定席も用意。外野席の熱気を観客の好みに応じて楽しめる 車いすを増設(従来の22席=1塁側12・3塁側10から、30席=1・3塁側15づつに拡充するとともに、両翼寄りの場所に移設。付添い用の座席もジャイアンツのロゴ入りで、クッション性も向上させる) 「ダイヤモンドボックス」を増設(160席→290席。既存のバックネット裏に加え、1・3塁側にかけて2ブロックづつ拡張。試合モニターやフードデリバリーサービスの拡充を図る)これに付随して、「チャンピオンシート」もバックネット裏後方に移し、従来の321席→367席に拡張する 「MASU SUITE」を1塁側2部屋(7人部屋・9人部屋)増設 「JCBバックスクリーンクラブ」を従来のライト側に加え、レフト側にも新設。グラウンドに面した壁をガラス張りにし、バックスクリーン付近からの特別な景色を楽しめるようにしするとともに、ビュッフェエリアも拡張する 「プレミアムラウンジ」も、2008年の新設以来となる大規模リニューアルを実施し、インフォメーションカウンターや大型サイネージ(100インチ)、プレミアムラウンジ利用者の専用バーを設け、従来のビュッフェコーナーを含めて食事のバリエーションを充実させるなど、高級感と機能性をより一層高めた座席へのリニューアルを図る グラウンドを一望できるバックネット裏3階の「スゥィート倶楽部」(全28室)が「THE SUITE TOKYO(ザ・スゥィート東京)」にリニューアルし、専用ゲート・フロアを設けて、個室でゆったりと野球観戦ができるようになる。 場内の売店、チケット販売などの各種物販販売を、本格的に完全キャッシュレスに移行し、各種クレジットカード、デビットカード、電子マネーでの購入に対応。(野球以外でも実施)初めてキャッシュレス決済を利用する人のための「DXサポートデスク」も開設される 顔認証入場、顔認証決済の本格的な導入
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大規模改修工事
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「加古川運動公園陸上競技場」の記事における「大規模改修工事」の解説
2009年末から、日本陸上競技連盟第1種競技場公認の維持を主な目的とした大規模な改修工事行われた。具体的な計画としては、 陸上トラックのウレタン舗装の更新 写真判定装置の更新 電光掲示板にコンピューターシステムを導入 が挙げられ、加古川市は新年度一般会計予算案に整備費1億4400万円を計上した。 2018年2月28日に迎える公認期限に合わせて、1種公認更新のため2017年11月6日から2018年3月30日の間、主競技場において改修工事が行われた。 ウレタン舗装の更新(インフィールド、走高跳ピットを除く) また、2018年9月3日から2019年4月30日※予定 において主競技場スタンド棟外壁等改修工事、補助競技場改修工事を行う。なお、工事期間中はイベント等は行えないが、トラックの個人利用はできる。
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大規模改修工事
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「矢吹町立矢吹小学校」の記事における「大規模改修工事」の解説
現在の校舎は1969年に建設、その後1982年に増築が行われ、この内、1969年に竣工した部分については2010年に耐震工事を行っているが、建設後30~40年が経過し、老朽化が顕著であった。また、2011年に発生した東日本大震災では、建物の構造躯体に被害はなかったものの、天井や家具等の2次部材が被災、避難所として活用することはできなかった。 このような状況から、町では、大規模改修を行うこととし、検討を進めてきた。改修にあたっては、教育環境の向上及び防災機能の強化を図ると共に、クリーンで安全なエネルギー利用を推進する目的から、文部科学省が実施するスーパーエコスクール実証事業に応募、審査の結果、2012年5月31日、町の基本計画が正式に採択され、福島県内では初めて事業化された。 2014年12月着工、以降工事が進められていたが、2016年9月に完成した。
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