見合わせる
見合わせるとは
見合わせるとは、すぐには実行せず、その場では中止したり延期したりして様子を見ることを意味する言葉である。状況を確認したうえで判断を保留するニュアンスがあり、完全にやめるとは限らない。日常会話でもビジネスでも広く使われる表現である。見合わせるの使い方
見合わせるは、計画、実施、判断などをその時点では進めない場面で使う。中止よりもやわらかく、延期や保留の含みを持たせやすい言い方である。そのため、断定を避けつつ慎重な姿勢を示したいときによく使われる。見合わせると見送るの違い
見合わせるは、一時的に止めて状況を見る意味が強い言葉である。これに対して見送るは、提案や計画を採用しない、または今回は実施しないという判断を示しやすい。見合わせるのほうが再開や実施の余地を残しやすく、見送るのほうが断る響きがやや強い。運行見合わせの意味
運行見合わせとは、電車やバスなどの運行を一時的に止めている状態を指す。事故、天候不良、設備点検、車両故障などが理由になりやすい。完全な運休とは異なり、状況が改善すれば再開する前提で使われることが多い。運行見合わせの理由
電車の運行見合わせは、安全確保のために行われる措置である。主な理由としては、人身事故、強風や大雨などの悪天候、信号や線路の異常、車両故障、停電が挙げられる。利用者にとっては不便であるが、重大な事故を防ぐための判断である。イベントを見合わせる意味
イベントを見合わせるとは、開催をそのまま進めず、中止または延期としていったん止めることを意味する。悪天候、災害、会場の不備、安全上の問題などが理由になることが多い。開催可否を慎重に判断した結果として使われる表現である。天候不良で見合わせるとは
天候不良で見合わせるとは、雨、風、雪などの影響で予定していた行動や計画をいったん止めることを指す。旅行、イベント、工事、屋外作業などでよく使われる。危険を避けるための判断であり、無理に続行しない姿勢を表す言い方である。仕事を見合わせる意味
仕事を見合わせるとは、業務や作業をその場では進めず、状況を見て判断を保留することを意味する。社内の事情、外部環境、取引先との調整、安全面の問題などが理由になりやすい。中止よりも含みを持たせた表現であり、再開の可能性を残している場合に向いている。今回は見送らせていただきますの意味
今回は見送らせていただきますとは、提案や依頼を今回は受け入れない、または実施しないことを丁寧に伝える言い方である。断る表現ではあるが、直接的な拒絶を避け、相手への配慮をにじませやすい。ビジネスメールや対外的な返答でよく使われる。見合わせますは敬語か
見合わせますは、丁寧語の形であり、相手に対して一定の礼儀を保って伝える表現である。ただし、それ自体が特別に強い敬語というわけではない。より改まった場面では、見合わせております、見合わせる判断といたしました、今回は見送らせていただきますといった言い回しが使われやすい。ビジネスでの見合わせる
ビジネスで見合わせるは、企画、採用、導入、契約、実施などをその時点では進めないことを表す。断定的に拒否するよりもやわらかく、慎重な判断であることを示しやすい。そのため、相手との関係を保ちながら保留や延期の意思を伝えたい場面で使いやすい言葉である。見合わせる
「見合わせる」とは、顔を突き合わせて見交わすこと・二つ以上のものを比較すること・いったん取りやめることを意味する表現である。
「見合わせる」とは・「見合わせる」の意味
「見合わせる」は「みあわせる」と読む。見合せると表記することもある。この言葉は「お互いに相手を見る」「見交わす」など「互いの顔を突き合わせる」といった意味で用いられる。例えば「顔を見合わせる。」「何となく目を見合わせると、互いに少し笑った」のように使う。「見合わせる」は「(二つ以上のものを)比べる」「対照する」といった意味でも用いられる。「早く契約をしてほしい気持ちは分かるが、見積書を見合わせてみないと、なんとも言えないな。」のような使い方をする。また、「見合わせる」は「(実行予定の事柄を)いったん取りやめる」「(事情を考慮して)差し控える」という意味で用いられることも多い。例えば「付き合わせるわけにもいかないから、今回は参加を見合わせるよ」のように用いる。この「参加を見合わせる」は「参加をいったん取りやめる」という意味になる。ただし「見合わせる」は今後実施を検討する可能性があるといったニュアンスを持つ。そのため、単なる中止の場合には「見合わせる」は使わない方がよいだろう。
なお、「見合わせる」と類似する表現に「見送る」というものがある。「見送る」は「見合わせる」よりも中止するニュアンスが強い表現だ。「まことに残念ですが、今回の提案は見送らせていただくことになりました。」のように使う。断ることを目的にしたビジネス文書においてよく用いられる。
「見合わせる」の語源・由来
「見合わせる」という言葉の語源や由来は明らかでない。だが、一般論として「顔を合わせて互いに見る」という様子や言葉から「見合わせる」の語が生まれたのではないかと考えられている。人は顔を互いの方に向けて言葉を交わす。この行動から、あれこれと見比べたり相談したりする意味が生まれ、さらに実行を差し控えて様子をみるといった意味が派生したとされている。「見合わせる」の熟語・言い回し
見合わせてくださいとは
「見合わせてください」とは、相手に「見合わせる」ことを促したり依頼したい場合に使用する表現である。例えば「大雪が予想されているので、急ぎでない外出は見合わせてください」のように使う。
見合わせたいとは
「見合わせたい」とは、決め事などを取りやめたい場合に用いる言葉である。「非常に心苦しいことですが、今回は出席を見合わせたいと思います。」と使う。「見合わせたい」という表現には「残念ではあるが」というニュアンスが含まれる。そのため、断りのメッセージを丁寧に伝えたい場合に用いられる。
今回は見合わせるとは
「今回は見合わせるとは」とは、提案などを断りたいときに穏やかにその旨伝えるために用いられる表現。「今回は」という表現を付け加えることで、相手を傷つけないように配慮している。
購入を見合わせるとは
「購入を見合わせる」とは、購入をいったん取りやめることを意味する。金銭面などで折り合いがつかなかった場合などに用いられる。
参加を見合わせるとは
「参加を見合わせる」とは、さまざまな事情を考慮した結果、参加しないという結論に至ったときに用いる表現である。積極的に参加を拒否せず、穏やかなニュアンスで断りの意思が示せる表現である。
列車の運転を見合わせるとは
「列車の運転を見合わせる」とは、鉄道において一時的に列車の運航を停止することを意味する言い回し。あくまでも一時的な停止であるため、運航を阻害する状況が改善された場合には、列車の運転が再開する。
一旦見合わせるとは
「一旦見合わせる」とは、実行するのを一時的に取りやめること、あるいは行動に良い時期が来るのを待つことを意味する表現する言い回しである。
「見合わせる」の使い方・例文
・なぜともなしに顔を見合わせた二人は、意味のない会釈を繰り返していた。・これらの報告書を見合わせて気づいた点があれば報告してほしい。
・誠に残念ではございますが採用を見合わせることとなりました。
・申し訳ありませんが依頼をキャンセルするのは見合わせてください。
・感染症対策のために外来診療を見合わせたい。
・社内にて慎重に検討をいたしましたが、今回は見合わせることになりました。
・検討を行いましたが、購入を見合わせることにしました。
・残念ながら入学式への参加を見合わせていただくことになりました。
・JRは列車の運転を見合わせると発表した。
・予防接種については一旦見合わせることになりました。
見合わせる
み‐あわ・せる〔‐あはせる〕【見合(わ)せる】
見合わせる
「見合わせる」の例文・使い方・用例・文例
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