ブラッチャー
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「電光超特急ヒカリアン」の記事における「ブラッチャー」の解説
ブラッチャール星からやって来たエネルギー生命体たちで、その本体は「暗黒エネルギー」で構成されている。『てれびくん』の記事では体表を覆う暗黒エネルギーを洗い流されると体色が落ち、体が縮小する弱点があるとの記載もあるが、作中では普通に入浴している描写も見られた。 ブラックエクスプレス 声 - 千葉繁 基本的に前作から性格に大きな変化は見られないが、演じている千葉のアドリブギャグにより、かなり「濃い」キャラになった[要出典]。本作品では「ブラッチャールロボ」(前作のブラッチャーロボと異なり、ブラッチャーが繰り出すロボットのシリーズ名ではなく、特定の機体の名称である。これ以外の機体は「ブラッチャーのメカ」や「ブラッチャーメカ」などと呼称されることが多い)なるヘンテコ巨大メカを繰り出すことが多い。武器は二丁の暗黒マシンガン。前作の能力の一つだった「ノーズ部分のドリル回転」は二回ほど登場している。必殺技は暗黒マシンガンに暗黒エネルギーを集中して放つ「ブラック・バード」。ただし使用は第19話のみ。 某裏番組に強烈な対抗意識を燃やしており、度々口にする。また、吹っ飛ばされた際に「パンツはけよな〜!」と叫ぶのがパターンギャグになっている。前作と同様にドジラスとウッカリーからは「親分」と呼ばれている。一人称は「俺様」。 最終回でラッキーボーイとなったウッカリーがシルバーエクスプレスに究極のブラッチャーを生み出すことで利用されるようになり、誘拐されて裏切られる。ウエストとケンタは彼らを信用するようなった。 好物はプリンだが、第7話ではそれを「得体の知れない物」と表現したり(その際ドジラスたちはプリンを「エイリアンの内臓」と思っていた)、あんこを泥んこと勘違いする。また、エビフライの尻尾は残さず食べる派。第16話(ブラック、男一匹)で変装していた時に、たまたま暁美とお見合いをして以降、彼女に気があるような描写がしばしばある。 ヒカリアンたちに対してはある種冷酷とも言える面も持っているが、基本的にはケンカ友達のような関係で、第29話と第30話にてウエストが一時的に死亡した際には復活させようと懸命になった。なお、最終回は彼の笑顔のアップと「俺様のアップで終わるってことは、やっぱり主役は俺様だったのだ〜!」の台詞で幕を閉じた。 ドジラス 声 - 伊東みやこ ブラックエクスプレスの子分。基本的に前作と性格などは変わらない。最大の違いは、武器としてスコップ形のロケットランチャーを持っているところ。なお設定画の注釈によれば、本人はランチャーであることを知らず、スコップ型の槍だと思っている。前作と同様にウッカリー共々ラピートを「師匠」と呼んでいる。ただし、実際に修行を課されたのは前作の一エピソードのみ。一人称は「オイラ」だが、第7話にて一度だけ「おれ」と言ったことがある。ちなみに本作品では彼とウッカリーは、動作の端々に汽笛の音(なお、ドジラスとウッカリーでは音が違う)が入る。本名、ブラッチャール ドジラス。 ウッカリー 声 - 桜川朝恵 ブラックエクスプレスの子分。前作ののんびりした性格はなりを潜め、ブラックエクスプレスとドジラスがはしゃいでいるところを冷めた視線で見ている描写が多々ある。前作に続いてミナヨが好きで、彼女のことになると目の色が変わる。ドジラスと同様に本作品では武器としてツルハシ形のボウガンを持っているが、やはりボウガンであることを知らない。ドジラス共々、本作品でもラピートの弟子。一人称は「ぼく」。モデルは国鉄のC55形蒸気機関車で、初期の流線型タイプ。本名、ブラッチャール ウッカリー。 最終回で宇宙最強のラッキーボーイとなってしまい、それをシルバーエクスプレスに目を着けられ、究極のブラッチャーを完成させるきっかけとなった。 ユーロ 声 - 檜山修之 通称「ユーロ男爵」。シルバーエクスプレスの部下の一人で、前作のユーロスター(ブルーユーロ)に酷似した外見を持つが、E2ジェットとE3レーサーと同様に、ブルーユーロとは同型の別人。ブラックエクスプレスのライバルだが、共同戦線を張ることも多い。また、セブンのライバルでもある。日本語と英語とフランス語がチャンポンになった口調で喋る。また、基本的に同格以下の仲間に対しては普通のキザな口調で話すが、それ以外の相手(ヒカリアンや地球人など)に対しては敬語を用いる。階級はブラックエクスプレスと同格らしく、ドジラスたちよりは上。悪知恵が働きブラックエクスプレスの作戦に便乗して悪事を働くことも。歌が趣味らしいが相当ヘタで、一応OPテーマの替え歌を歌っていたが、ほとんど何と言っているのか判らないほどだった。ブラックエクスプレスには「俺様の実家のミドリガメの方がマシ」と評されている。宇宙喉自慢大会では予選落ちし、優勝したセブンを妬んでいる。 性格はキザで、作戦にも彼なりの美学を持ってあたる。だが、ブラックエクスプレスに引きずられたのか、マヌケな面も目立つようになっていった。第41話と第42話でシルバーが直接指揮を執った作戦には参加している。 なお、井上敏樹のキャラ設定表によると、当初はヒカリアンとして登場する予定だった模様[要出典]。武器はユーロステッキ。また、彼とスターは専用の宇宙船・巨大戦艦を所持している(ともに同型)。一人称は「ワタシ」。本名、ブラッチャール ユーロ。 スター 声 - サエキトモ ヒカリアンXと同じくシルバーエクスプレスによって造り出された実験体で、事実上Xの弟ということになる(なお、これは終盤の第48話で初めて判明した)。シルバーには、初登場時「ブラッチャー期待の星」と称されていた。ブラッチャーでは最も若く、ノーマル時の性格ではブラックを「ブラック先生」、ドジラス・ウッカリーを「先輩」と呼ぶ。前作のスター21に酷似した外見を持つが、前述の通り彼はシルバーエクスプレスによって造り出された実験体のため、ユーロと同様に同型の別人である。 「気弱だが心優しいスター」「凶暴で乱暴者だが、武人として筋を通すスター(通称カッパモード)」「冷酷残忍で奸智に長け、作戦能力・戦闘能力が高いダークスター」の3つの人格を持っており、それぞれの人格では目つきが異なる。基本の人格は優しい(むしろ臆病)スターで、ヒカリアンの姿を見ただけで「ヒカリアン怖い〜っ!」と泣き出すなど、ヒカリアン恐怖症である。天狗を見るとダークスターに、河童を見ると乱暴なスターになり、乱暴な性格になった際は、毎回『必殺シリーズ』のBGMのパロディ[要出典]が流れる。同じ物を見るとノーマルに戻るが、ダークスターの状態で天狗を見ると気絶をともなう。最終的にはシルバーまでがギャグキャラにされてしまった中、ダークスターはシリーズ通して唯一、終始シリアスかつ冷酷非道なキャラクターだったと言える。前述の48話で、ダークスターの人格はラピートとスカイライナーの手によって、記憶回路の奥に封印された。必殺技は前作でのぞみが持っていたスカイソードと同型の剣(色違い)から放つ「シューティングスター」、剣からオーロラ状の光線を放つスターサンシャイン、異空間から隕石を召喚して相手に放つ「スターコメット」(ダークスターの状態で使用するためか、後のエピソードでは「ダークコメット」と呼称)。 なお、ダークスター時の爵位は侯爵(脚本より)。しかしユーロには「昨日今日の成り上がり」との評価を受けている。ダークスターは初登場時、シルバーのことを「シルバー閣下」と呼んでいた。一人称はノーマル時が「僕」、凶暴時が「オレ」。ダークスター時が「ボク」(ノーマル時とはニュアンスが異なる)。実はミナヨのファン。本名、ブラッチャール スター。 シルバーエクスプレス 声 - 中田和宏 前作に引き続いて登場のブラッチャーの大幹部で、地球方面軍司令官。あくまで地方司令官であり、決してブラッチャーの「支配者」ではない。前作のスタッフ用の組織図でも、彼の上には『ブラッチャール大王』という存在が居るとされている。前作では多少コミカルな面もあったが、本作品では冷酷非道という言葉がピッタリな性格になっており、ギャグキャラにされたのも最終回のみ。第13話によると、「第24銀河第13師団大幹部」という地位にあるらしい。 究極のブラッチャーを作り出すのが趣味で、ヒカリアンXとスターはその犠牲者といえる。最終回は強大な力を手に入れる為に宇宙最強のラッキーボーイとなったウッカリーを誘拐し、そのラッキーエネルギーを利用してグラフマーという究極のブラッチャーを完成させた。最後は宇宙水疱瘡で苦しんでいる所にウエストらを始めとする数人のヒカリアンの合体技「ライトニング・スーパーノヴァ」を受け、水疱瘡が治りながら消滅した。強力な暗黒エネルギーを持つが、劇中ではほとんど戦う前に倒された。武器は前作で一度だけ使われたシルバー鉄球、および前作でも全く使われなかったバルカンドリル(「超特急」時代はバルカンヘッドと呼称)だが、共に本作品未使用。 ブラックたちにサンマを送ったりと、部下へのサービスは良い。しかし、後半ではほとんどブラックたちに見切りを付けたのか、自身が直接指揮を執った「暗黒の傘作戦」では彼らに何も知らせずに休暇を与えている。ビリヤードなども嗜んでいる。彼いわく「(ブラックは)態度のデカさだけならブラッチャー一」とのこと。また初登場は第11話だが、名前はその前にも第5話と第9話ですでに登場している。設定画の対比図では「E4と同サイズ」との指定がある。一人称は「私」、最終回では「我が輩」。 なお、彼は玩具付属のOVA版『超特急』を含むアニメ全シリーズ通して、唯一一度も車両形態に変形したことが無い登場人物である。 ブラッチャールJr1 声 - 西沢広香 第47話でブラックたちが自分たちのエネルギーを使って創り出した101体のブラッチャールJrの一人。ドジラスをディフォルメしたような外見。当初は数の力でヒカリアンを圧倒した。その後ブラックたちに負担をかけまいと自活しようとするも、ブラックたちの悪事かつ大暴れ、およびブラッチャーたちをやっつけたいヒカリアンたちが街中で交戦したために世間から白い目で見られ、働き口を失ってしまった。そして最後には「ヒカリアンやお父さんたち(ブラックたち三人)みたいに争いたくない!お父さんたちに迷惑を掛けたくない!」と心に決め、静かに暮らそうとスグルの家の地下倉庫を借りて自分たちでスペースシャトルを建造し、宇宙へ旅立った。一人称は「僕」で、ブラックたち3人を「お父さん」と呼ぶ。後に『てれびくん』の『ヒカリアン NEXT GENERATION』にて、兄弟共々ブラックたちの手下として再登場する。 ブラッチャールロボ(1号 - 6号) 声 - 黒木勝志 ブラックエクスプレスがガルーダに対抗するため、第28話にて開発したロボット。「ガルーダに対抗するには動きの素早いロボット」という発想で造られたため、スマートな体型をしている。そのコンセプトは成功し、ガルーダを苦戦させることもしばしばあった。1号は最初等身大で、コントローラーがあるにもかかわらず自我を持ち(ただし人語は発しない)、牛乳を飲んで巨大化した。彼のみ、額にブラッチャーのエンブレムが描かれているが、以降は機体ナンバーになる。基本的に全機体同型で、破壊されなくても再登場する度に番号が変わる。Mk2に強化されたガルーダを苦戦させることもしばしばあったため、その都度改良されている。なお2号には、「黒木くん(くろき-)」という名前がつけられていた。必殺技は「俺様パンチ」と「俺様キック」。ただし威力は今一つ。 やられメカとしての印象が強いが、前述の通りMk2に強化されたガルーダを苦戦させたり、JHRの偵察衛星からの攻撃でも無傷であるなど、能力は高い。 キャサリン(1号 - 7号) ブラックたちが作戦のために用意した中型ロボで、台形の胴体にカエルのようなカメラアイ、キャタピラの足を持っている。胴体には機体ナンバーが描かれ、腕は機体ごとに如雨露、掃除機など異なる。1号から5号は第9話、6号は第23話、7号は第39話に登場。 ブラッチャールドール 声 - 葛城政典 本作品でブラッチャール帝国が使役している下級兵士。ヒューマノイド型のアンドロイドで、頭部と胸部はブラッチャーのエンブレムを模している。胸部の赤い部分がエンブレムの枠の部分に相当する。人間への擬態も可能。基本的に「マンセー」と鳴くが、人語を話すこともできるなど、知能は高い。主にダークスターや、大金持ちになったブラックたちが使役した。武装は目からのレーザーで、13・14話ではのぞみを始めとする多くのヒカリアンたちを射殺した。 以上の経緯から、基本的にはシリアスな役どころのはずだが、終盤でブラックたちが使った時にはギャグキャラにされていた。初期稿は映像に登場した物とは全く別物で、『天空の城ラピュタ』のロボット兵に酷似していた。ブラックエクスプレスの妄想シーンでモブキャラ的に登場することも多い。 また、18話にて「ブラッチャーテレテレショッピング」というブラッチャーのテレビショッピング番組に、男性と女性の格好をした二体が進行役として登場したこともある(後述)。
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ブラッチャー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 08:55 UTC 版)
玩具の「ブラッチャー」はBTRシリーズの商品(キャラクター)群を指すが、テレビシリーズにおいてJHR側が呼称している「ブラッチャー」はブラックエクスプレス・ドジラス・ウッカリーの3役と配下のロボットのみを指し、シルバーエクスプレスは別に呼称して含まない場面が多い。下記コジラス以下はアニメオリジナルキャラクターで玩具にはなっていない。 ブラックエクスプレス【BTR(JHR)007】 声 - 横田栄治(千葉繁) 戦闘能力そのものは高いが、ひたすらドジでマヌケなブラッチャーのリーダー。ドジラスとウッカリーからは「おやぶん」と呼ばれている。時々すごい作戦を立てることもあるが、作戦名が長くなる傾向があり、300X博士がそのあまりの長さに戦慄したほど。悪役だがお人好しな一面がある他、部下とは強い絆で結ばれており、終盤でシルバーに見捨てられかけた際には、『母星に帰る』ためではなく『部下たちとともにいたい』という思いからヒカリアンたちに最後の決戦を挑んだ。武器は暗黒鉄球。初期の頃は凶暴性と戦闘能力が大幅に増す『怒りの凶暴モード』という設定があったが、後のエピソードでは無かったことになっている。なお、この状態では各部のパーツがシャープになり、目も瞳が無く、拳からトゲが生えるなど、玩具版に近いデザインになる。OVAの「ヒカリアンワールド」では「邪悪なエネルギーと合体してしまった謎の超特急」と書いてあるが、元々は新幹線の300系であり、暗黒エネルギーと合体した後、『超特急』や『電光超特急』でおなじみの姿となった。 ドジラス【ブラッチャー機関車セット】【BTR(JHR)015】 声 - 藤原あかり → 寺田はるひ(関智一) 蒸気機関車D51からチェンジしたブラックの部下。初期と中盤以降では性格が違う。一人称も「オレ」から「オイラ」となる。その後53話で声が変わった際は、ウッカリーに声が変だと言われていた。ウッカリーよりは一応先輩らしい。制作側による年齢設定は10歳くらい。間抜けな所がある一方、44話でヒカリアンステーションに進入するとき「お邪魔します」と言うなど礼儀正しい。なお、一度だけウッカリー共々ブラッチャーモードのサイズのまま機関車形態になり、空を飛んだことがある(141話)。 玩具は当初、スモークジョーとウッカリー、OVA2巻と合わせてブラッチャー機関車セットとして発売の後、単品でレギュラー商品となった。レギュラー商品の中では唯一、アニメシリーズ展開中に絶版となっている。 ウッカリー【ブラッチャー機関車セット】【BTR(JHR)016】 声 - 北原冬子(小野坂昌也) 蒸気機関車C55形(流線型)からチェンジしたブラックの部下。のんびり屋で、台詞は間延びしていることが多い。実は三人組の中では技術者的役割を持っており、スモークジョーのナビゲーションロボ『ナビ助』と仲が良い。制作側による年齢設定は8歳くらい。 玩具はドジラスと同様、当初はブラッチャー機関車セットとして発売され、後にレギュラー商品となった。 シルバーエクスプレス【BTR(JHR)018】 声 - 鈴木勝美(真殿光昭) ブラッチャーの黒幕で、基本的に宇宙上の基地からブラックとコンタクトを取る。ブラックとは対照的に冷酷な性格をした抜け目のない策士だが、口調が少々オカマっぽい時がある。また、ごく希に滑稽なしぐさを見せることもあった。裏設定では、かつてはひかり隊長と親友同士で、ある事件をきっかけに決別、放浪の末、ブラッチャール星にたどり着いたという過去を持つ。武器は、シルバー鉄球・バルカンヘッド(後者は作中未使用)。なお、あくまでブラックたちの上司ではあるが、彼が『ブラッチャー』という組織のトップという訳ではなく、スタッフ用の組織図には彼の上に『ブラッチャール大王』という存在がいるとされている。また、彼と同格の位置には『UFO』とも書かれている。 タロウ 声 - 横田栄治 交通公園に展示されていたC12形蒸気機関車。厳密にはブラッチャーであるかどうかは不明(劇中ではブラッチャーともヒカリアンとも言及されていない)。もう一度線路を走りたいという強い思いから、交通公園から脱走した。タロウの思いに同情したドジラス、ウッカリーに自分の修理を手伝ってもらった。ヒカリアンや他のブラッチャーと異なり、バイザーが展開するのではなく、目の部分が右、左、上の3方向に展開する。 コジラス 声 - 池田克成 C56形のボディを持つドジラスの弟で、仲間のシッカリー・ガッカリー・チャッカリーたちとともに宇宙海賊「ブラックシャーク」を結成している。彼らブラッチャーは、母星では黒煙に目がついたような姿をしているが、回想シーンではすでに地球型のボディだった。 当初は不甲斐ない兄たちに代わり、兄たちを殺して自分たちが地球を暗黒化しようとした。だが、ブラックたちに対して一方的に攻撃を仕掛けるものの、ことごとく自滅し、騒動の中彼らに助けられたことから任務成功を託して帰って行った。その後、秘密兵器を運んで来るも、紆余曲折の末のぞみに破壊される。兄より声が老けている。一人称は兄同様「オイラ」。 シッカリー 声 - 小泉理奈 232U型のボディを持つ、ウッカリーの従兄弟。自称しっかり者。当時の玩具カタログやムックでは、100体ヒカリアンの一人としてアナウンスされている。 チャッカリー 声 - 山口克子 B20形のボディを持つウッカリーの従妹で、メンバー唯一の女の子。その名の通りちゃっかり者で、ブラックたちに電気あんま機を売りつけた。 ガッカリー 声 - 浅子めぐみ C53形(流線型)のボディを持つ、ウッカリーの従兄弟。その名の通り、いつもがっかりしている。 ナビ助(-すけ) スモークジョーのナビゲーションロボット。下半身が一輪車になった小型ロボットで、人語は発せず電子音で他者との意思疎通を行っている。ブラッチャー版踏切ジェッターとも言える存在である。ウッカリーと仲が良かったが、ブラックのせいでスモークジョーごと暴走してしまう。第149話での描写を見る限り、スモークジョーとは共生の関係にあるようである。テレビシリーズには3シリーズ目で2回しか登場していない。 シャーダン 第3部にてブラックたちが造ったロボット。踏切の遮断機に変形することもできる。後にシルバーエクスプレスが量産型や巨大型を投入した。『電光』のブラッチャールドールの試作品とも言える存在。人語は発せず「シャーダン!」としか話さないが、ある程度の自我は有しているようである。 シャーダン三世 外見はシャーダンと同じ。その後も頭に鮫の背びれを付けたシャーダン三世が登場している。量産型を除きヒカリアンたちによってシャーダンが破壊された描写は無いため、上記のシャーダンと同一固体のようである。 スカイシャーダン シャーダンの最終形で、飛行能力を付加している。ビッグワンダーの弱点である上空からの攻撃を実現すべく、彼を飛ばすためにブラッチャー内にて様々な実験が行われた。初登場時は両腕に紙製の翼を装着して滑空していたが、後の登場では背中にロケットブースターと金属製の翼を装着し、雨に濡れると翼が破れるという弱点を克服している。
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