テレビシリーズとの差異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 08:55 UTC 版)
「超特急ヒカリアン」の記事における「テレビシリーズとの差異」の解説
OVAではブラッチャーとの闘いがメインで、ヒカリアンの正義感が強調されている。テレビシリーズでは各キャラクターの日常生活が描かれ、ヒカリアン側もドジやお節介な性格が露呈するなどコミカルさが押し出された。 キャラクターのデザイン・人物設定・声優はOVAとテレビシリーズとで全て変更されており、前者では81プロデュースが声優のキャスティング協力となっている関係上、当時の所属者が多くアテレコしている。 テレビシリーズとは異なりセル画で制作されている。 OVAではテツユキとミナヨは最初からヒカリアンと知り合いで、テツユキは新幹線のホームに居るといった新幹線(鉄道)好き、友人のミナヨは少しおっとりとした性格だった。それ以外の生活面での描写はなく、二人とも名字が無かった。服飾もテレビシリーズではマイナーチェンジされている。 髪の色が、テツユキは濃茶色、ミナヨは水色である。テレビシリーズではそれぞれ黒と薄茶色に変更された。髪型も異なっている。 OVA版ではブラックエクスプレスの目に瞳がない。テレビシリーズでは、『怒りの凶暴モード』を除き瞳が描かれている。 OVAではヒカリアン・ブラッチャーのチェンジ後の大きさは車両時サイズそのままである。テレビシリーズではその点についても変更され、通常は(テツユキ・ミナヨ)とほぼ同じ、ないしは多少小さいサイズに縮小する。例外として、テレビシリーズの一時期にはパワーモードという、OVAと同様の車両時サイズそのままになる所がある。 登場するヒカリアン・ブラッチャーがOVA版では多少限定されている。具体的には、ヒカリアンが300系のぞみ・100系ひかり・つばさ・E1Max・E2ジェット・300X・ウィンダッシュ・ソニック・NEX・ポリスウィン、ブラッチャーはブラックエクスプレス・D51ドジラス・C55ウッカリー・シルバーエクスプレスである。これは1995年下半期時点のヒカリアン製品ラインナップを基にしている。また、キャラクターの性格描写は玩具版の設定を基にしている。
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