テレビシリーズのハリケーン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 03:14 UTC 版)
「仮面ライダーV3 (キャラクター)」の記事における「テレビシリーズのハリケーン」の解説
V3の専用オートバイ。志郎が常用するオートバイが、V3への変身に伴って高性能オートバイに変形する。ライダー1号が新サイクロン号を元に設計し、2号が部品を集めて開発したもので、元来はダブルライダーが自分たちで使う予定だったが、V3が誕生したために譲ることになったとされる。第2話で初登場した。原子力エンジンを搭載している。 フロントカウルの空中滑空用の伸縮式の二段式のグライディング用ウイングの下にロケットブースターが装着され、10時間以上の推進飛行が可能。オフロードの機動性も高く、地上戦でも威力を発揮した。フロントカウル前部に仮面ライダーの変身ベルトと同じタイフーンを装備し、風力エネルギーを吸収しながら走行することが可能。風車の色はスピードに応じて、青から黄色、赤へと変化する。さらにV3の脳波と連動して変身前後問わず遠隔操作され、無人走行するハリケーン・オートコントロールが使用可能。新サイクロン号同様、緊急制動用にパラシュートを内蔵している。必殺技はハリケーンダッシュとハリケーンラストダッシュ。 風見の常用バイクはGT750。水冷2サイクル3気筒の大型車。 ポピーの玩具の名称はハリケーン号。 撮影車両 撮影用のベースマシンはスズキのモトクロッサーTM250。400ccの車両をベースとしたものも存在する。前作のハスラー以上に軽量な車体で性能が高くなった。設計はスズキのデザイナー斉藤勝彦によるもの。デザインは石森章太郎のラフ画を元にまとめられた。 車両は、第2話から登場するカウリングの下部が黒いものと、第3話から使用されたカウリングの形状がやや異なり下部が白く塗装された2台を併用していた。第1回撮影会では制作が間に合わず新サイクロン号が代用され、完成直後の撮影会ではテール部分が白い塗装のみであった。展開時の翼はバルサ製。 企画段階では750ccをベース車とし、ミニチュア撮影も多用する案が存在した。 『V3』以降のシリーズに客演した際に、2回新規製作されている。1回目はスカイライダー登場時で、当時のスズキハスラー125が使用されている。2回目は展示イベント「仮面ライダーワールド」の展示用で、ヤマハセロー225を使用して製作されている。
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