テレビシリーズの仮面ライダーV3とは? わかりやすく解説

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テレビシリーズの仮面ライダーV3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/09 03:14 UTC 版)

仮面ライダーV3 (キャラクター)」の記事における「テレビシリーズの仮面ライダーV3」の解説

名前の由来は、「勝利Victory)」を意味する「V」と、ライダー3号としての「3」を合わせている。 1号ライダーの技と2号ライダーの力を象徴するダブルタイフーン装備し、ダブルライダーの変身ポーズ組み合わせたポーズと「変身V3!」の掛け声ベルト中央の風車回転し風力吸収することでベルト横のエナージ・コンバーターによってエネルギー転換蓄積され人工筋肉通じて供給され各機能起動させ、変身完了する変身所要時間は4秒。ただし、第1・2話ではポーズ取った後に胸の前で手を交差するアクション加えられていた。戦闘開始時は左右指先それぞれVと3の字を作りながら、右前腕を地面垂直に立てつつ右手の甲を敵に向け、左手指先は右肘に当てながら左前腕を胸の前で水平に組んで左右前腕同士90度に交差したライン作るという独特のファイティング・ポーズ決めるのが通例であった能力 V3は高い戦闘能力があり、1号・2号同様にジャンプ力キック力が基本である。右側タイフーン1号特性である技の能力作動させ、左側タイフーン2号特性である力の能力作動させるまた、改造手術組み込まれ多く装置ギミック必殺技は「V3・26の秘密」と称されている。しかし、改造手術直後にダブルライダーが姿を消したために多く能力知らないまま戦うことになった。そのため、初期苦戦することも多かったが、特訓怪人との戦闘通じて26秘密」の一つ一つ解明され戦力を向上させていった26秘密の半数程度劇中未使用終わっている。初披露されたのは2話でのテレパシー最後に披露されたのは21話細胞強化装置である。必殺技V3キックおよびそのバリエーション多くきりもみキック回転三段キックなど26秘密以外の技も多用している。また、仮面ライダー (スカイライダー)』では新たな技「空中四の字固め」を披露している。 また「4つ弱点」も存在している。劇中確認されたのは「逆ダブルタイフーンを使うと3時変身不能になる」ことのみである。残り3つについては「V3バリヤーで耐えられる電圧100万Vまで、砂地での戦いが苦手、深海1万m級高圧力には耐えられない」との雑誌設定がある。一方で総集編ビデオ仮面ライダーメモリアル』では、「残り三つは明らかではない」旨が語られている。ただし、「砂地での戦いが苦手」という点は第3話劇中でイカファイアに指摘されており、実際に脚力効率良く使えず苦戦する場面描かれている。他の弱点としては第3話にてダブルタイフーン塞がれる能力低下することが暴かれ一度敗北している他、強力な磁束浴びると補助電子頭脳悪影響出て活動力低下する点が第13話劇中明示されている。 デザイン造型 デザイン上はトンボモチーフとしている。ボディラガーマンイメージしている。 彩色は、1号・2号ライダーがその頭部(顔)については緑色の地の色と赤い目採用していたのに対し、これを逆転させて朱色の地の色に緑色の目を採用した。顔の中央にある白い部分ドクロイメージしており、白ベースに銀の汚し入れている。ボディカラーには、1号・2号黒色に対して明る緑色採用1号・2号比べる全体色彩トーン明るになっている雑誌テレビマガジン』の仮面ライダーシリーズ編集担当であった講談社加賀博義は、V3衣裳の色は加賀現場で着ていた緑色ジャンパー参考にしていると証言している。 首廻りの白い襟は、仮面ライダー1号・2号ではよく見受けられた、頭部ヘルメットマスクの後ろから覗くスーツアクター後ろ髪を隠すためのデザインであったこれに伴いマフラー左右セパレート式となり、左右それぞれの肩から背中向けて計2本の白いマフラー流れる形になっている石ノ森章太郎による検討デザインは、1号・2号デザインアレンジするところから始まり、「V」や「X」を顔のデザイン取り入れて完成デザイン至っている。このうち「X」をモチーフとしたラフデザインは、後に『イナズマン』の準備案である『パピヨンZ』の検討デザインとして再利用された。 頭部粘土原型エキスプロダクション前澤範担当したマスク全体FRP制作されたが、安定させることが難しいため、下顎ラテックス造られた。また当時FRP強度信用がなかったため、破損してスーツアクター負傷しないよう内側天竺木綿が貼られていた。 最初型抜きでは古いシリコン樹脂使用したため硬化せず、第1回撮影会前日突貫作りなおされた。 放送開始前の第1回撮影会では、コンバーターラングが完成していない状態で撮影された。第2回撮影会ではコンバーターラングは2段のみで色も緑色であった資料ではそれぞれ「第1NG」「第2NG」と称されている。 石ノ後年帰ってきたV3」と表記したリメイクデザイン案を描いている。フィギュアシリーズS.I.C.のVOL9仮面ライダーV3では差し替えによりこの形態再現することが可能である。 制作関連 企画段階では世間定着した仮面ライダーライダーキック」というイメージ払拭するためにキック以外を必殺技用いることが検討された。最終的にキック用いることになるがキック技に多彩なバリエーション持たせることとなり、検討されアイデア幾つかは「26秘密」に活かされている。 また、『仮面ライダー』中期企画された案では、「ダブルライダーが操るアンドロイド」という設定であったストーリー連続性持たせるため「26秘密」が用意されたが、「26秘密」を明かすためにV3ピンチになるという展開がV3が弱いというイメージ視聴者与えることとなり、すべてを紹介しないまま自然消滅することとなったアクションスピード感とスマートさ強調されトランポリン使用頻度高くなった。

※この「テレビシリーズの仮面ライダーV3」の解説は、「仮面ライダーV3 (キャラクター)」の解説の一部です。
「テレビシリーズの仮面ライダーV3」を含む「仮面ライダーV3 (キャラクター)」の記事については、「仮面ライダーV3 (キャラクター)」の概要を参照ください。

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