シューマン:パピヨン
英語表記/番号 | 出版情報 | |
---|---|---|
シューマン:パピヨン | Papillons Op.2 | 作曲年: 1829-31年 出版年: 1831年 初版出版地/出版社: Kistner |
作品解説
シューマンは子供のころから文学に強い関心をもっていた。その中でも、ドイツの幻想詩人ジャン・パウル・リヒターに強くあこがれており、「パピヨン」は、彼の小説『生意気ざかり』からインスピレーションをうけた作品である。ちなみに、タイトルとなっている〈パピヨン〉は、ジャン・パウルの文学の中で、ロマン的な詩的理念の象徴としてよく現れる。
シューマンは、家族に宛てた手紙の中で、《パピヨン》は、この小説の終末、仮面舞踏会を、音で表わそうと試みた曲であることを記している。
夢想家のヴァルトと、情熱家のヴルトという、対照的な性格をもつ双子の兄弟が、同じ一人の女性に恋をする。そして仮面舞踏会の一夜、2人は、彼女がどちらを選ぶのかを見極めようと、物語は進んでいく。
曲は12の小品による組曲で、このうちのいくつかは、彼がそれ以前にかいた小品をおりこんでかかれたものである。詩的情緒のあふれた作品。
パピヨン
パピヨン
パピヨン
パピヨン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/02 07:46 UTC 版)
パピヨン(フランス語: papillon)
生物
固有名称
- パピヨン号 - 小田急ハイウェイバスと岐阜乗合自動車が新宿 - 岐阜間で運行する夜行高速バス。
- パピヨン (競走馬) - アイルランドの競走馬。
- パピヨン (お笑い) - 吉本興業所属のお笑いコンビ。かつてはトリオ「バビロン」として活動。
作品名
- パピヨン (小説) - アンリ・シャリエールの自伝的小説。
- アンリ・シャリエール(本作の主人公)の二つ名。
- パピヨン (1973年の映画) - フランクリン・J・シャフナー監督、スティーブ・マックイーン主演の映画。
- パピヨン (2017年の映画) - マイケル・ノアー監督、チャーリー・ハナム主演の映画。
- パピヨン〜papillon〜 - 島谷ひとみのシングル曲。
- PAPILLON (島谷ひとみのアルバム) - 島谷ひとみのアルバム。上記の曲を収録。
- Papillon - 田村ゆかりの楽曲。アルバム『螺旋の果実』に収録。
- パピヨン(蝶々) - ロベルト・シューマンが作曲したピアノ独奏曲。
- パピヨン - パスピエの楽曲。アルバム『ブンシンノジュツ』に収録。
- パピヨン (バレエ) - 1860年に初演されたバレエ作品。ジャック・オッフェンバックの音楽による。
- パピヨン-花と蝶- - 上田美和の漫画。
- ミュージックアパートメント パピヨン - エフエム山陰のラジオ番組。
- パピヨン - 東京メトロ有楽町線永田町駅2番線の発車メロディ。福嶋尚哉作曲。
人物名
架空の人物
- パピヨン - テレビドラマ『ザ・ハングマンV』の登場人物「英蝶子」のコードネーム。
- パピヨン - 和月伸宏の漫画『武装錬金』の登場人物「蝶野攻爵(ちょうの こうしゃく)」の別名。
- パピヨン・ノワール - テレビアニメ『勇者王ガオガイガー』の登場人物。
- パピヨンオージャー - 特撮テレビドラマ『王様戦隊キングオージャー』の登場人物。
パピヨン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/19 23:49 UTC 版)
「スモール・スティル・ボイス -精霊の囁き-」の記事における「パピヨン」の解説
身長30cmほどで2~4枚の羽根を持つ種族。寿命は20年ほど。非常に精霊に近い種族といわれる。
※この「パピヨン」の解説は、「スモール・スティル・ボイス -精霊の囁き-」の解説の一部です。
「パピヨン」を含む「スモール・スティル・ボイス -精霊の囁き-」の記事については、「スモール・スティル・ボイス -精霊の囁き-」の概要を参照ください。
「パピヨン」の例文・使い方・用例・文例
固有名詞の分類
- パピヨンのページへのリンク