納豆 納豆の概要

納豆

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/24 19:24 UTC 版)

糸引き納豆[1]
100 gあたりの栄養価
エネルギー 837 kJ (200 kcal)
12.1 g
デンプン 正確性注意 0.3 g
食物繊維 6.7 g
10.0 g
飽和脂肪酸 (1.45) g
一価不飽和 (2.21) g
多価不飽和 (5.65) g
16.5 g
ビタミン
チアミン (B1)
(6%)
0.07 mg
リボフラビン (B2)
(47%)
0.56 mg
ナイアシン (B3)
(7%)
1.1 mg
パントテン酸 (B5)
(72%)
3.60 mg
ビタミンB6
(18%)
0.24 mg
葉酸 (B9)
(30%)
120 µg
ビタミンE
(3%)
0.5 mg
ビタミンK
(571%)
600 µg
ミネラル
ナトリウム
(0%)
2 mg
カリウム
(14%)
660 mg
カルシウム
(9%)
90 mg
マグネシウム
(28%)
100 mg
リン
(27%)
190 mg
鉄分
(25%)
3.3 mg
亜鉛
(20%)
1.9 mg
(31%)
0.61 mg
セレン
(23%)
16 µg
他の成分
水分 59.5 g
水溶性食物繊維 2.3 g
不溶性食物繊維 4.4 g
ビオチン(B7 18.2 μg
n-3 多価不飽和 0.67 g

ビタミンEはα─トコフェロールのみを示した[2]。ビタミンK: メナキノン-7を含む
%はアメリカ合衆国における
成人栄養摂取目標 (RDIの割合。

概要

大豆を納豆菌細菌発酵(「臭気」参照)させた発酵食品である。近年では健康食品としても注目を集めている。 和食の基本的な食材の1つとして日本全国の食品売り場で一年を通して安い値段で容易に手に入れることができる。 なお、「納豆」「納豆汁」などは冬の季語[注釈 1]である。

他方、7月10日が「納豆の日」とされている[4]。これは1981年、関西での納豆消費拡大のため、関西納豆工業協同組合がなっ (7) とう (10) の語呂合わせで制定したものであり、1992年、全国納豆工業協同組合連合会が改めて「納豆の日」として制定した。

名称

平安中期の『新猿楽記』の中で「精進物、春、塩辛納豆」とあるのが初見で、この『新猿楽記』がベストセラーになったことにより、納豆という記され方が広まったとされる。また、納豆は精進料理として主に寺の納所(なっしょ、寺院倉庫)で作られた食品で、これが名前の由来という説が『本朝食鑑』(1697年刊)という書物に載っている[5]。納所に勤めていた僧侶が納豆作りをしていたので、納所の字をとって「納豆」になったという。ただし、『本朝食鑑』では、禅の伝来以前に『新猿楽記』に名があることから寺社起源説には疑問符をつけている[6]

その他の説としては、壺などに納めた、将軍に納めた、神様に納めたなど、「納めた豆」から納豆と呼ばれるようになったというものがある[7][8]。また、伝統的な糸引き納豆は、大豆を煮たのを冷まして、を束ねた「苞(つと)」とよばれる包みの中に入れて製造された[9]ことから、稲藁に納めた豆で「納豆」と呼ばれるようになったという説もある。

他方で、納豆の発音が、納の呉音の慣用的発音である「ナッ」と、豆の漢音である「トウ」を合わせたものであり、呉音は仏教関係の語の発音に多く用いられている点から、寺院を通じて伝来したという説もある[10]

「本来は豆を腐らせた(発酵させた)ものが豆腐、型に納めたものが納豆だったが、両者が取り違えられた」という名称の由来が語られることがあるが、これは誤った俗説である。納豆が日本独自の言葉であるのに対し、豆腐は中国から伝来した食品であり中国でも豆腐と呼ばれており、取り違えられることはあり得ない。

歴史

古代・中世

大豆は縄文時代から栽培が開始されており[11]、稲作も始まっていたが、納豆の起源がその頃まで遡るのかは不明である。糸引き納豆は、煮豆と藁の菌(弥生時代の住居には藁が敷き詰められていた。また炉があるために温度と湿度が菌繁殖に適した温度になる)がたまたま作用し、偶然に糸引き納豆が出来たと考えられているが、起源や時代背景については様々な説があり定かではない。

塩辛納豆は古い漢語では(し)と呼ばれ、中国大陸では紀元前2世紀頃の遺跡からも出土があり[3]、今なお豆豉(トウチ)と呼ばれ、中華料理の重要な調味料である。中国では無塩発酵の淡豉(たんし)と加塩発酵の鹹豉(かんし)に分かれており、日本には鹹豉が奈良時代頃に伝来したとされ、元来は調味料の一種であった[12]。豉は和名では「くき」と読まれており[13]、古い史料では「久喜」(くき)の名で言及されている[注釈 2]正倉院文書の西暦770年(神護景雲4年)や771年(宝亀2年)の記録によれば、豉は末醤の2.5倍から4倍と高価な品だった[14]。奈良時代の豉は、末醤や荒醤と同じく調味料だったと思われる[15]鑑真の伝記『唐大和上東征伝』(779年)には、経典とともに鹹豉を持ち込んだという記録がある[12]

平城京や平安京木簡によれば、武蔵国相模国で豉が生産され、貢物として都に送られていた。平安時代中期の『延喜式』の記述からは、豉が固形物である点、保存がきく点、乾燥した品である点、升などの容積で計った点などが分かる[14]。『延喜式』には豉の製造法も記録されており、大豆と海藻を素材にしている。この豉は、現代の糸引き納豆に近いとする説もある[15]。なお、「塩」のほかに「淡」という名のものがあったらしいが、これは平安時代以降に姿を消している[16]

納豆という語句が確認できる最古の書物は、11世紀半ば頃に藤原明衡によって書かれた『新猿楽記』である。同作中に「腐水葱香疾大根舂塩辛納豆」という記述があり、平安時代には納豆という言葉が既に存在していたことが確認できる。この記述の読み下しには諸説あるが(「舂塩辛」「納豆」、「舂塩」「辛納豆」、「大根舂」「塩辛納豆」、「辛納豆=唐納豆」など)、これが糸引き納豆を指すのか、または塩辛納豆を指すかなどについて複数の解釈がある[17]

北宋南宋に渡航した仏教僧たちが塩辛納豆を持ち帰り、再度国内に紹介した。寺院内でも盛んに生産したことから、これらは寺納豆とも呼ばれるようになった。こうした伝統を持つものが今でも京都の大徳寺大徳寺納豆)、天龍寺一休寺や浜松の大福寺などで作り続けられており、名物として親しまれている。このうち浜松地方で作られる塩辛納豆は浜納豆の名称で販売されている[13]

南北朝時代、丹波山国荘の常照皇寺にいた光厳法皇が村人に藁包納豆(山国納豆)の製法を伝えた記録が残る[18]室町時代になると、糸引き納豆が広く知られるところとなり、日常食として消費されるようになるとともに、「納豆」という言葉もまず糸引き納豆を意味するように変化していったとされる。「納豆」の語で糸引き納豆を指したことが明らかな史料で、現存する最古のものは、15世紀御伽草子『精進魚類物語』である[6][19]。文中に、納豆を擬人化した武士「納豆太郎糸重」が登場する[20]。他方で、主に調味料として用いられた塩辛納豆は、味噌にとって代わられるようになった。

戦国時代において、武将のたんぱく源やスタミナ源ともなっていた。

近世

日本を訪れたイエズス会宣教師が作った『日葡辞書』(1605年)には、「Natto(納豆)」や「Natto jiru(納豆汁)」も収録されている[21]。料理書である『料理物語』(1635年)には、納豆汁に入れる具材として青菜や小鳥の肉、吸口としてカラシユズニンニクを挙げている[22]

江戸時代では、京都や江戸において「納豆売り」が毎朝納豆を売り歩いていたが、製法は容器に付着した納豆菌による自然発酵で行われていたため、不安定であったと考えられている[18]。江戸時代後期の風俗や事物を記録した『守貞謾稿』には納豆について書かれており、大豆を煮て熟成させて作るとあり、醤油をかけて食べたり納豆汁として食べていた。江戸時代の風俗事典『人倫訓蒙図彙』に書かれた納豆売りは、叩納豆と呼ばれる叩いて平たくした納豆を青菜とともに売っており、手早く納豆汁が作れるように工夫されていた[23]

納豆は9月以降に売られる季節商品だったものが、次第に時期が早まって1年中売られるようになった。また、自家製の納豆が多かった頃は田畑の畦で畦豆と呼ばれる豆を育てて納豆の材料にしていた[注釈 3][24]

近代以降

朝に納豆を売り歩く商売は、明治以降も続いた。学生、女性、老人が納豆売りになった他、子供が学校に行く前に働いて収入を得られる仕事でもあった[注釈 4][26]。筆者未詳の『納豆考』(1873年-1883年)によれば、当初はザル()に入れて笊納豆を売っていた。東京で納豆を売る際には、問屋から納豆を仕入れる他に、ザルを銭貨400文で借り、納豆を計る小升を銭200文で借りた。1873年(明治6年)頃から藁苞に入れた苞入納豆を売るようになり、笊納豆よりも安くて味がよかったとされる[27]

1894年の矢部規矩治による納豆の研究[28]以降、数多くの研究が行われた。1918年に半澤洵が純粋培養した納豆菌によって安定的かつ衛生的な製造方法が報告され[29]、1919年(大正8年)に「納豆容器審査改良会」を設立し、工場生産品の流通が始まった[30][18][31]

それを「大学納豆」と称して売り出し近代納豆の始まりとなる。「大学納豆」をいち早く取り入れてベンチャー企業を起こし、1920年(大正10年)に半澤式納豆製造の産業化を行ったのが宮城野納豆製造所(仙台市)の創設者で後の初代全国納豆協同組合連合会会長の三浦二郎である[32] [33] [34]。以降、納豆菌「宮城野株」は市販の納豆の始祖株となる三大株(宮城野株、高橋株、成瀬株)の内の一つ[35]

第二次世界大戦中は軍用食として、終戦後は日本人を救う栄養食として食べられ[注釈 5]、日本に納豆が普及していった。常食される地域は長らく偏りがあった。1960年代以降の冷蔵輸送技術の発展と普及により[36]流通量が拡大し、全国的に見られるようになった。

2007年1月7日に放送された教養番組『発掘!あるある大事典2』で、納豆の摂取はダイエットに効果があると大幅にデータを捏造して紹介されたことから、多くの店舗で一時品薄状態や売り切れになった[37][38]


注釈

  1. ^ 「納豆」「納豆売り」「納豆汁」は三冬・生活の季語。ただし、「納豆造る」は晩夏・生活に分類される季語である。齋藤慎爾・阿久根末忠編『必携季語秀句用字用例辞典』(柏書房、1997年 ISBN 9784760114566)p.798。
  2. ^ 平城京跡から出土した700年頃の木簡に記載があるという。cf. 納豆の歴史について納豆学会
  3. ^ 納豆についての記録は、柴村盛方『飛鳥川』(1810年)、白峯院『明和誌』(1822年)、喜多村信節嬉遊笑覧』(1830年)、山田桂翁『宝暦現来集』(1831年)など多数の随筆で確認できる[24]
  4. ^ 学費と生活費を納豆売りで得ていた苦学生、1人で子供を抱えて納豆を売る女性、親を養いつつ納豆売りをする少女など、文学作品には納豆売りが数多く描かれた[25]
  5. ^ GHQの栄養部長ハーブ大佐、アップルトン
  6. ^ 乾燥納豆給与による卵黄中のコレステロール低減] 「13週目には納豆を与える水準にしたがって卵黄中コレステロールが低くなり、3%区では20%以上の低下がみられる」[58]
  7. ^ 東北地方 納豆の好きな女性には、肌のきれいな美人が多いという意味。
  8. ^ 「まず納豆になにも加えずに練る。白い糸状のものがたくさん出て納豆が固くなり練りにくくなったら、醤油を少量たらしてまた練る。練る、醤油を入れる作業を数回繰り返す。糸がなくなってどろどろになったところに辛子や薬味を入れてかき混ぜる」北大路魯山人『魯山人味道』(中公文庫、1980年4月10日 ISBN 412202346-7)p.170
  9. ^ 江戸後期の作家式亭三馬の『浮世風呂』(1809年)には、納豆の売り声が記録されている[72]寺田寅彦は随筆「物売りの声」(1935年)で、納豆屋の「ナットナットー、ナット」という売り声が最近聞かれなくなったと書いている[73]
  10. ^ 岩手県一関市、宮城県栗原市は、江戸時代にはいずれも仙台藩に属した。年間を通じて餅を食べる風習は、本来は仙台藩の農政に由来する[84]
  11. ^ 設問内容に「嫌いだが食べる」という項目があるのに対し、「好きだが食べない」という項目が無いので好き・嫌いの比率は得られるが、食べる・食べないの比率は得られない。また調査対象がPotora会員に限られ、回答の有効性に懸念が残る。また回答数は3,827件ではあるが、県単位の回答数では十分でない可能性があり、県別の結果の信頼性には疑問が残る。納豆は好きですか?”. 2012年12月8日閲覧。
  12. ^ プラスチック袋は通気性があり、日本の土嚢袋に似ている[112]
  13. ^ ペー・ンガピは、ミャンマーの市場では中国語表記で「豆瓣醬」とも書かれている[147]
  14. ^ パルキアは、日本でアフリカイナゴマメとも呼ばれる[158]。ジュラ語ではネレ、モシ語ではドアーガと呼ぶ[159]
  15. ^ パルキアの莢の中に入っているパルプ状の果肉は甘く、種とは別に食用にする[159][161]

出典

  1. ^ 文部科学省日本食品標準成分表2015年版(七訂)
  2. ^ 厚生労働省日本人の食事摂取基準(2015年版) (PDF)
  3. ^ a b 伊藤寛記「浜納豆」『日本釀造協會雜誌』Vol.71 (1976) No.3 P.173-176, doi:10.6013/jbrewsocjapan1915.71.173
  4. ^ 7月10日は「納豆の日」約9割の医師が健康のために納豆を食べている?”. ファイナンシャルフィールド (2020年7月10日). 2020年11月23日閲覧。
  5. ^ 『雑学大全480』(東京書籍、2007年ISBN 978-4487799473)p.480
  6. ^ a b c 鈴木晋一『たべもの史話』(小学館ライブラリー、1999年 ISBN 9784582828399)pp.60-63
  7. ^ 納豆の日”. 八幡屋. 2021年3月3日閲覧。
  8. ^ 納豆について”. タカノフーズ. 2021年3月3日閲覧。
  9. ^ a b 食卓の定番「納豆」の歩んできた道”. JBPRESS 食の研究所. 2021年3月3日閲覧。
  10. ^ 石塚 2016, pp. 70–72.
  11. ^ 中山誠二「縄文時代のダイズの栽培化と種子の形態分化」(pdf)『植生史研究』第23巻第2号、2015年2月、33-42頁、NAID 40020390985 
  12. ^ a b 横山 2014, pp. 37–38.
  13. ^ a b 小松本ほか 2019, p. 3.
  14. ^ a b 小松本ほか 2019, pp. 5–6.
  15. ^ a b 小松本ほか 2019, pp. 3, 5.
  16. ^ 第2群 豆・豆製品 ナットウ - KNUダイエット・食品データベース[リンク切れ]女子栄養大学 食材百科事典)
  17. ^ 横山 2014, pp. 43–44.
  18. ^ a b c d 堀田国元、佐々木博「近代納豆の幕開けと応用菌学」『化学と生物』Vol.49 (2011) No.1 P.57-62, doi:10.1271/kagakutoseibutsu.49.57
  19. ^ a b 横山 2014, pp. 44–45.
  20. ^ 全国納豆協同組合連合会 納豆文学史
  21. ^ 石塚 2016, pp. 105–106.
  22. ^ 石塚 2016, pp. 57–58.
  23. ^ 横山 2014, pp. 38–39.
  24. ^ a b 石塚 2016, pp. 51–58.
  25. ^ 石塚 2016, pp. 170, 175–176, 181, 185.
  26. ^ 石塚 2016, pp. 181, 185.
  27. ^ 石塚 2016, pp. 196–197.
  28. ^ 矢部規矩治「納豆ノ研究」『東京化學會誌』Vol.15 (1894) P.196-205, doi:10.1246/nikkashi1880.15.196
  29. ^ 半澤洵:『北海道農会報』18(4), 159 (1918).
  30. ^ 半澤編 1926.
  31. ^ 堀田国元、佐々木博、近代納豆の幕開けと応用菌学 化学と生物 Vol.49 (2011) No.1 P.57-62, doi:10.1271/kagakutoseibutsu.49.57
  32. ^ (微生物利用研究領域 発酵細菌ユニット 木村 啓太郎 著)納豆菌の粘質物生産機構 食料 その科学と技術No.45(2007年3月)p.61
  33. ^ 半澤 洵,田村 芳祐,納豆生成菌に関する研究(第六報),農化誌 第十 巻,520-521(昭和9年)
  34. ^ 国際農林水産業研究成果情報、平成19年度(第15号)
  35. ^ 特許広報(B2)_納豆菌及び納豆の製造方法
  36. ^ a b c 太田輝夫「納豆とコールドチェーン」『コールドチェーン研究』Vol.6 (1980-1981) No.3 P.110-114, doi:10.5891/jafps1975.6.110
  37. ^ 納豆のテレビ報道に関しまして 全国納豆協同組合連合会 - ウェイバックマシン(2014年11月5日アーカイブ分)
  38. ^ 『発掘! あるある大事典II』でねつ造 関西テレビ,番組を打ち切り”. NHK. 2021年6月30日閲覧。
  39. ^ 文部科学省五訂増補日本食品標準成分表
  40. ^ 河村一「納豆菌ノ赤痢菌ニ對スル拮抗作用ニ就テ」『日本傳染病學會雜誌』Vol.10 (1935-1936) No.9 P.948-955, doi:10.11552/kansenshogakuzasshi1926.10.948
  41. ^ a b 櫻田穆:「チフス」の納豆菌療法の意義『日本傳染病學會雜誌』Vol.11 (1936-1937) No.7 P.755-761,doi:10.11552/kansenshogakuzasshi1926.11.755
  42. ^ 納豆菌 日本ナットキナーゼ協会(2021年5月16日閲覧)
  43. ^ 須見洋行、大杉忠則「納豆および納豆菌中の抗菌成分ジピコリン酸」『日本農芸化学会誌』Vol.73 (1999) No.12 P.1289-1291, doi:10.1271/nogeikagaku1924.73.1289
  44. ^ 歯周病と納豆菌, http://ega-dental.net/topics/dr/topics47.html ][リンク切れ]
  45. ^ 螺良修一 (2011), “歯周病にも効果あり (2011年 減農薬大特集 納豆菌で減農薬)--(人間の体にもいい)”, 『現代農業』 90 (6): 118-120 
  46. ^ 虫歯の自然治癒に納豆の有効性, http://www.ts-remy.com/science/tooth-decay-science/natto/ ][リンク切れ]
  47. ^ 納豆粘質によるミュータンス菌抑制効果, https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1800/PU/JP-2005-336309/15F9486866DB718ED08AF26024A1819C70FC27F52C15F17897812CD12BB0451A/10/ja 
  48. ^ 独立行政法人国立がん研究センター、多目的コホート研究、現在までの成果、大豆食品、発酵性大豆食品の摂取量と死亡リスクの関連
  49. ^ H. Sumi, H. Hamada, H. Tsushima et al. "A novel fibrinolytic enzyme (nattokinase) in the vegetable cheese Natto; a typical and popular soybean food in the Japanese diet" Cellular and Molecular Life Sciences (CMLS) 43 (10), 1987年10月, pp.1110-1111
  50. ^ Sumi, H. et al. "Enhancement of the fibrinolytic activity in plasma by oral administration of nattokinase" Acta Haematol 84 (3), 1990, pp.139-143
  51. ^ ビタミンK2量を向上させる「ほね元気」が納豆で初の特定保健用食品に ミツカン(2021年5月16日閲覧)
  52. ^ M. Kaneki et al (2001). “Japanese fermented soybean food as the major determinant of the large geographic difference in circulating levels of vitamin K2: possible implications for hip-fracture risk”. Nutrition 17 (4): 315-321. doi:10.1016/S0899-9007(00)00554-2. PMID 11369171. 
  53. ^ カルバイタル[リンク切れ]味の素
  54. ^ おなか納豆[リンク切れ]旭松食品
  55. ^ 石川篤志, 岸幹也, 山上圭吾「納豆、大豆が健常成人の食後血糖値に与える影響」『生活衛生』第53巻第4号、大阪生活衛生協会、2009年、257-260頁、doi:10.11468/seikatsueisei.53.257ISSN 0582-4176NAID 130004448982 
  56. ^ NHKテレビ『ためしてガッテン』2003年03月12日放送
  57. ^ 浜島健治「いわゆる納豆菌(Bacillus subtilis)の免疫調節能」『横浜医学』第34巻第3号、横浜市立大学医学会、1983年6月、139-142頁、ISSN 03727726NAID 40003710533 
  58. ^ 乾燥納豆給与による卵黄中のコレステロール低減 農業・食品産業技術総合研究機構(畜産草地研究所 2006年の成果情報)2021年5月16日閲覧
  59. ^ 納豆百科事典 繊維質: 整腸効果。粘着物質。吸水率。タンパク質。ビタミン。 - ウェイバックマシン(2015年3月7日アーカイブ分)
  60. ^ Q.納豆を毎食一パック食べているが、健康上問題はないのか?よくあるご質問とその回答 納豆学会(最終更新日2002年11月13日)2021年5月16日閲覧
  61. ^ ナットウ(ナットウ菌) - 「健康食品」の安全性・有効性情報(国立健康・栄養研究所
  62. ^ ワーファリン錠添付文書2014年7月改訂(第22版) エーザイ株式会社
  63. ^ “「ワラ納豆」を食べてみた 手間を裏切らぬ濃厚な味”. 『日本経済新聞』NIKKEI STYLE. (2015年3月27日). http://style.nikkei.com/article/DGXMZO84828100V20C15A3000000?channel=DF260120166493&style=1 
  64. ^ 「納豆発祥の地」石碑”. 横手市観光協会ホームページ. 2017年6月12日閲覧。
  65. ^ “わらづと納豆 危機 コメ農家の機械化、高齢化 手刈りが減少”. 茨城新聞. (2016年1月19日). http://this.kiji.is/62003576353768956 2016年1月19日閲覧。 
  66. ^ “わら納豆安定供給へ、水戸市・生産者ら協議会”. 『日本経済新聞』ニュース. (2017年6月7日). http://www.nikkei.com/article/DGXLZO17377320W7A600C1L60000/ 
  67. ^ a b c d 「ネバネバ納豆 糸引く魅力」朝日新聞』朝刊2021年5月16日(扉面)同日閲覧
  68. ^ 半澤洵、田村芳祐「納豆生成菌に關する研究(第六報)」『日本農芸化学会誌』 Vol.10 (1934) No.5 P.520-521, doi:10.1271/nogeikagaku1924.10.520
  69. ^ 『日本経済新聞』朝刊2018年2月24日「窓」(社会面)2021年5月16日閲覧
  70. ^ 読売テレビ『カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW』2010年5月20日放送回[信頼性要検証]
  71. ^ 納豆自販機について”. 納豆工房せんだい屋. 2019年11月4日閲覧。
  72. ^ 石塚 2016, pp. 95–96.
  73. ^ 石塚 2016, p. 103.
  74. ^ 簡単・便利、そして楽しさを追求した容器の革新 「パキッ!とたれ」”. ミツカン. 2020年8月22日閲覧。
  75. ^ 粒の大きさで選ぶ”. タカノフーズ. 2018年1月3日閲覧。
  76. ^ 農産物規格規程”. 農林水産省 (2013年3月29日). 2018年1月3日閲覧。
  77. ^ リサーチデータ”. 全国納豆協同組合連合会 (2005年). 2018年1月3日閲覧。
  78. ^ 雪国の醗酵文化が生んだ熟成・麹納豆「雪割納豆」を紹介すっからなっす!! おきたま新聞(2015年4月21日)2021年5月16日閲覧
  79. ^ 切干し大根、ベストのメニュー!「そぼろ納豆」”. 丸ごと小泉武夫 食マガジン. 2023年3月8日閲覧。
  80. ^ そぼろ納豆/しょぼろ納豆 茨城県|うちの郷土料理”. 農林水産省. 2023年3月8日閲覧。
  81. ^ ポリポリとした食感がやみつきに! 茨城県民のソウルフード「そぼろ納豆」”. ロータスタウン. 2023年3月8日閲覧。
  82. ^ このごろのお餅(その1)-日本経済新聞 文化部編集委員 野瀬泰申”. 日本経済新聞. 2018年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月9日閲覧。
  83. ^ 納豆餅 いま、山形から…山形県メールマガジン第281号”. 山形県. 2018年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年1月9日閲覧。
  84. ^ a b 餅をいつでもおいしく食べる知恵 岩手・一関の食文化”. 日本経済新聞 (2017年12月29日). 2018年1月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年1月9日閲覧。
  85. ^ 「納豆嫌い」の和歌山に「納豆集落」があった! 京都から伝来か産経新聞』2016年3月1日
  86. ^ 鳥取県倉吉市 行政サイト トップページ
  87. ^ 学校給食レシピ|豊田市ホームページ
  88. ^ ケンミンの秘密 | カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW(2010年7月1日放送)
  89. ^ 北大路魯山人『魯山人味道』中公文庫、p.171, ISBN 9784122023468
  90. ^ 横山 2014, p. 60.
  91. ^ 新国 1996.
  92. ^ 横山 2010.
  93. ^ 島田 1986.
  94. ^ 世界の臭い食べ物
  95. ^ En Buenas Manos "El Natto"
  96. ^ 韓経:韓国の食卓に定着する納豆”. 中央日報. 2018年4月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月13日閲覧。
  97. ^ 納豆市場が急拡大 ヘルシー志向の高まりで=韓国」『朝鮮日報』。2018年4月13日閲覧。オリジナルの2018年4月13日時点におけるアーカイブ。
  98. ^ 納豆にも国際規格? 類似品対策、道険しく|くらし&ハウス|NIKKEI STYLE」『日本経済新聞』。2018年4月13日閲覧。オリジナルの2018年4月13日時点におけるアーカイブ。
  99. ^ 総務省統計局 家計調査(二人以上の世帯) 品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング(平成27年(2015年)~29年(2017年)平均)
  100. ^ 7月10日は「納豆の日」、水戸市で条例可決”. 産経ニュース (2022年6月21日). 2022年6月21日閲覧。
  101. ^ 統計アラカルト”. 熊本県. 2020年7月5日閲覧。
  102. ^ 「納豆:関西では今や夕食のおかず」MSNニュース:2004年4月※夙川学院短期大学(兵庫県)による2004年のアンケートと、2003年家計調査の20年前との比較。
  103. ^ a b 原 1990.
  104. ^ 原 1990, p. 679.
  105. ^ 横山 2014, p. 61.
  106. ^ 横山 2014, pp. 61–62.
  107. ^ 横山 2014, p. 62.
  108. ^ 横山 2014, pp. 62–63.
  109. ^ 横山 2014, pp. 64–65.
  110. ^ 横山 2014, p. 65.
  111. ^ 横山 2014, pp. 66–67.
  112. ^ a b 高野 2020a, p. 38.
  113. ^ 横井 2014, p. 286.
  114. ^ 横山 2010, p. 91.
  115. ^ 吉田 2000, pp. 77–78.
  116. ^ 高野 2020a, pp. 378–381.
  117. ^ 吉田 2000, pp. 77–79.
  118. ^ 高野 2020a, p. 370.
  119. ^ 横山 2014, pp. 58–59.
  120. ^ a b 新国 1996, p. 237.
  121. ^ 横山 2014, pp. 55, 59.
  122. ^ 吉田 2000, pp. 81–84.
  123. ^ 吉田 2000, p. 64.
  124. ^ 新国 1996, pp. 237-.
  125. ^ 高野 2020a, p. 237.
  126. ^ 吉田 2000, pp. 74–75.
  127. ^ 高野 2020a, pp. 227–228, 251.
  128. ^ 吉田 2000, pp. 76–77.
  129. ^ 高野 2020a, pp. 244–245.
  130. ^ 吉田 2000, p. 67.
  131. ^ 横山 2012, pp. 132–148.
  132. ^ 高野 2020a, p. 49.
  133. ^ 高野 2020a, pp. 42–43.
  134. ^ 高野 2020a, p. 39.
  135. ^ 横井 2014, pp. 147–148.
  136. ^ 高野 2020a, pp. 44–48.
  137. ^ 横井 2014.
  138. ^ 横井 2014, p. 148.
  139. ^ 吉田 2000, p. 74.
  140. ^ 横井 2014, p. 92.
  141. ^ 今津屋 2016, p. 36.
  142. ^ a b 横井 2014, pp. 112–113.
  143. ^ 横井 2014, pp. 110–112.
  144. ^ 横山 2014, p. 55.
  145. ^ 高野 2020a, pp. 73–75, 79–80.
  146. ^ 高野 2020a, pp. 73–74, 161–162.
  147. ^ 横山 2014, p. 79.
  148. ^ 高野 2020a, pp. 311–312.
  149. ^ a b 高野 2020a, pp. 324–327, 336.
  150. ^ 吉田 2000, p. 71.
  151. ^ 高野 2020a, pp. 166–168.
  152. ^ 横井 2014, pp. 224–225.
  153. ^ 小松本ほか 2019, p. 5.
  154. ^ 高野 2020b, p. 104.
  155. ^ 島田 1986, p. 105.
  156. ^ 高野 2020b, p. 144.
  157. ^ [1][2]
  158. ^ 吉田 2000, p. 79.
  159. ^ a b c 川田 1991, p. 38.
  160. ^ 原 1990, p. 681.
  161. ^ 吉田 2000, pp. 79–80.
  162. ^ 川田 1991, pp. 38–39.
  163. ^ a b 吉田 2000, pp. 79–81.
  164. ^ 高野 2020b, pp. 35–40.
  165. ^ 高野 2020b, pp. 49–50.
  166. ^ 原 1990, p. 680.
  167. ^ 高野 2020b, pp. 318, 328.
  168. ^ 高野 2020b, p. 61.
  169. ^ 川田 1991, p. 36.
  170. ^ 清水 2020, p. 30-31.
  171. ^ 高野 2020b, pp. 182–184, 201.
  172. ^ 清水 2020, p. 31.
  173. ^ 高野 2020b, pp. 207, 223–224.
  174. ^ 高野 2020b, pp. 249, 274.
  175. ^ 昭文社-なるほど知図帳2009「世界」51ページ。上記データを監修した東京農業大学教授小泉武夫の使用済み靴下は 120 Au であった。
  176. ^ マーケティング情報パック:納豆の市場規模、メーカーシェア2013年
  177. ^ 石塚 2016, pp. 128–129.
  178. ^ 石塚 2016, pp. 108–109.
  179. ^ 石塚 2016, p. 143.






納豆と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「納豆」の関連用語

1
納豆巻き ウィキペディア小見出し辞書
100% |||||

2
つと 茨城弁
96% |||||

3
唐糸 隠語辞典
96% |||||

4
一休納豆 季語・季題
96% |||||

5
京納豆 季語・季題
96% |||||

6
唐納豆 季語・季題
96% |||||

7
塩辛納豆 季語・季題
96% |||||

8
大徳寺納豆 季語・季題
96% |||||

9
寺納豆 季語・季題
96% |||||

10
浜納豆 季語・季題
96% |||||

納豆のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



納豆のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの納豆 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2023 GRAS Group, Inc.RSS