designとは? わかりやすく解説

design

別表記:デザイン

「design」の意味

「design」とは、一般的には何らかの目的機能を持つものを作り出すための計画構想意味するまた、美術工業製品などの分野では、形や構造色彩などの視覚的な要素組み合わせて作品製品創造するプロセスを指すこともある。さらに、デザインは、情報システムサービスなどの構築にも応用される

「design」の発音・読み方

「design」の発音は、/dɪˈzaɪn/であり、IPAカタカナ読みでは「ディザイン」となる。日本人発音するカタカナ英語では「デザイン」と読む。

「design」の語源

「design」の語源は、ラテン語の「designare」である。これは、「指定する」や「描写する」といった意味を持ち中世ラテン語では「計画する」や「意図する」という意味にも広がった。英語には、14世紀フランス語通じて伝わりその後さまざまな意味や用途用いられるようになった

「design」の類語

「design」の類語には、以下のようなものがある。

plan

plan」は、具体的な手順方法を含む計画意味するデザインとは異なり視覚的な要素焦点当てることは少ない。

layout

layout」は、ページ画面上の要素配置整理を指す。デザイン一部であり、視覚的なバランス情報の伝達重視する

「design」に関連する用語・表現

graphic design

graphic design」は、視覚的な要素用いて情報メッセージ伝えるためのデザイン分野である。広告ロゴウェブサイトなどが対象となる。

industrial design

industrial design」は、製品の形状機能操作性などを考慮してデザインする分野である。ユーザーニーズ環境適応した製品目指す

「design」の例文

1. The architect designed a modern building.(建築家モダンな建物設計した。)
2. She studied design at a prestigious university.(彼女は名門大学デザイン学んだ。)
3. The design of the website is user-friendly.(そのウェブサイトのデザインユーザーフレンドリーである。)
4. The company hired a design consultant to improve their products.(その会社製品改善のためにデザインコンサルタントを雇った。)
5. The design process involves research, sketching, and prototyping.(デザインプロセスには調査スケッチプロトタイプ作成含まれる。)
6. The logo design represents the company's values.(ロゴデザイン会社価値観表している。)
7. The design team worked closely with the engineering department.(デザインチームはエンジニアリング部門と密接に協力した。)
8. The fashion designer created a unique collection for the runway show.(ファッションデザイナーランウェイショーのためにユニークなコレクション作り出した。)
9. The interior design of the restaurant is cozy and inviting.(そのレストランインテリアデザイン居心地良く招待感がある。)
10. The design competition attracted talented designers from around the world.(デザインコンペティション世界中才能あるデザイナー引き寄せた。)

デザイン

英語:design

デザインとは、デザインの定義

デザイン(英:design)とは、「美しさ」や「使いやすさ」などの狙い実現するために創意工夫すること、および、その創意工夫成果反映させた見た目機能あり方のこと。多く場合図案」「模様」「設計」「造形」「構想」などと言い換えられる意味合い用いられる

デザイン(design)の語源

英語では「デザイン」(design)は「図案」や「柄」「設計」「計画」などの意味幅広く用いられる名詞または動詞である。by design(故意に)、have designs on~(狙いをつける)といった熟語表現もある。

英語の「design」の語源ラテン語の「designare」(示す)であり、英語の動詞 designate指示する指名する) と同語源であるとされる

デザインとは何か、何を意味するか

「デザイン」は、基本的に意匠」の要素を含むものであり、外観機能性能などをより良いものにするための工夫そのもの表れであるといえる。「美しさ」「斬新さ」「使いやすさ」「使い勝手良さなどのような目的意識され、それが具体的な形落とし込まれたものであれば装飾であれ実用品であれ抽象的な構想であれ「デザイン」という表現当てはまる。もっとも、そうした目的意識有無度外視して(単に「柄」や「構造程度の意味で)「デザイン」の語が用いられる場合もないわけではない

「インダストリアルデザイン」

産業分野における「工業製品設計」は「インダストリアルデザイン」とも呼ばれるインダストリアルデザイン手がける職業職人)はインダストリアルデザイナー呼ばれるインダストリアルデザインは、最先端トレンド意識した外観中に最新技術を無理な盛り込み使い勝手堅牢性製造コストなどの兼ね合い考慮して製品全体像設計する技能要求される

「キャラクターデザイン」(キャラデザ)

アニメゲームといったコンテンツ産業における「登場人物キャラクター)の設定」は「キャラクターデザイン」(キャラデザ)と呼ばれるキャラデザは、魅力的特徴的であり、物語の世界観や展開に無理な溶け込み、かつ、既存他のキャラクター混同されない独自性のある容姿・性格裏事情などの創出要求される

デザイン【design】

読み方:でざいん

[名](スル)

建築工業製品服飾商業美術などの分野で、実用面などを考慮して造形作品意匠すること。「都市を—する」「制服を—する」「インテリア—」

図案模様考案すること。また、そのもの。「家具に—を施す」「商標を—する」

目的をもって具体的に立案設計すること。「快適な生活を—する」


意匠

読み方いしょう
【英】 design

物品形状模様もしくは色彩またはこれらの結合であって視覚通じて美感起こさせるものをいう(意匠2条1項)。産業上利用することができる新規意匠については,登録により意匠権発生する(意匠3条20条)。

関連項目


(注:この情報2007年11月現在のものです)

デザイン

【英】design

デザインとは、製品作品の構成外見使い勝手影響与え計画具体的な工夫、および、その結果として表れる様式特性のことである。設計意匠など、文脈によってさまざまな訳語充てられる。

工業製品工芸品美術品などを見てみると、制作され作品には、一定の様式現れるこのような様式は、制作者が持つ制作意図や、制作方法構成やり方様々な工夫などが、結果として表面現れてくるものである狭義にはこの、表面結果としてあらわれてくるものを指す。広義にはその結果現れる元になった工夫内容や、結果を得るための方法過程や、その根底位置する思考様式や、文化様式含めてデザインと呼ぶことがある一般に、何かを作る場合実際に作る前に一定の制作目標構成仕方結果に至るまでの作業過程段取り想定することが多い。デザインは、このような構成仕方関わる様々な部分を含むものである

工業分野では、デザインとはいわゆる設計のことを指す。ITの分野においては建築分野からの影響で、ソフトウェアのような、本来目見えないはずの論理的な対象に対して一種構造をとらえるという、デザインパターン(ソフトウェアパターン)と呼ばれる観点登場している。これにより、デザインの概念は、目に見えないものの世界にも適用されるようになっているまた、物作り考え方について、より広い人々への「使いやすさ」という面から、ユニバーサルデザインアクセシビリティという考え方生まれている。これらは、製品作品を、老人子供障害者といった立場の弱い人でも容易に使える容易に楽しめるものにしようという意図作り上げようという考え方基づいている。なお、ITの分野で「デザイナー」と呼ぶ場合は、WebページDTPに関するレイアウトや、素材制作担当するアート系職種を指す場合が多い。

ITは、デザインに関して他の産業分野比べて特に複雑な側面持っているといえるシステム物理的な構成方法はじまり、システムレベルのアーキテクチャ構成通信方式プロトコル)、データベース論理的な構造物理的な構造オペレーティングシステムOS)とアプリケーション分離連携アプリケーションの機能分割モジュール分割、などといった多用構成要素について、それぞれ更に多様な設計方式提案されている。

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設計

(design から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/22 05:38 UTC 版)

設計(せっけい、: design)とは、建築物や工業製品等といったシステムの具現化のため、必要とする機能を検討するなどの準備であり、その成果物としては仕様書設計図設計書等、場合によっては模型などを作ることもある。

概説

時間的なものとしては、製作開始時期・供用開始時期・想定使用期間・量産品の場合の製作継続期間などがある。機能的なものとしては、使用目的・体積面積質量などがある。社会的な状況・環境としては、法的規制・地球環境などがある。試作は、仕様の検討のための手段であり、納得または合意するまで試作を繰り返す。使用できる資源の組み合わせは多くある。ライフサイクルコスト(生涯費用):調達可能な金額であるか。また、保守、廃棄を含めて、一番安く済む手法であるか。機械・器具・部品など:製作開始までに調達可能であるか。量産品の場合の製作継続期間中に途切れることなく調達可能であるか。保守:想定使用期間の間、保守に必要な部品・器具・作業員などが確保できるか。製造・試験・保守・廃棄作業を考えると、使用できる組み合わせが少ないことがある。

設計に使用される手法として、ウォーターフォールモデルプロトタイプモデル、スパイラルモデル、コンカレントエンジニアリング、実験計画法、などがある。

広義には社会的な機構・組織・制度、機械・器具などを組み合わせて、特定の目的を達成するためのシステムを作り上げる知的作業を指す。カタカナ語のデザインは、形状、表面の設計に限定して用いることがある。設計という言葉は主に工学の分野で用いている。

設計は、その場で手に入るものを寄せ集め、それらを部品として何が作れるか試行錯誤しながら物を作る「ブリコラージュ」とは対照的なもので、理論や設計図に基づいて物を調達し、新しい物を作ることである。

設計の種類としては、建築設計、建築構造設計建築設備設計庭園設計景観設計都市設計換地設計、造成設計、工程設計信頼性設計ソフトウェア設計、音響設計、CPU設計損傷許容設計データベース設計トップダウン設計とボトムアップ設計フォールトトレラント設計熱設計耐震設計回路設計集積回路設計人生設計医薬品設計オブジェクト指向分析設計フォールトトレラント設計光学設計・レンズ設計、物質設計コンクリート工骨材での配合設計、クロック同期設計ユーザー中心設計ユーザインタフェース設計損傷許容設計クリーンルーム設計色彩設計図書設計コンピュータ支援設計ドメイン駆動設計契約による設計システムレベル設計オープン設計樹脂設計、金型設計、などがある。

企業の名称では、日建設計日本設計山下設計アイダ設計東電設計永田音響設計松田平田設計沖電設計、大神設計、日立建設設計オフィス設計ビーム計画設計北電総合設計オリジナル設計宮建築設計丹下都市建築設計レイモンド綜合設計、京洛景観設計研究室、 などがある。

設計論

設計の思想(アーキテクチャ)としては各分野で確立し、戦時設計土木設計論軍用機の設計思想建築設計論生活の設計総合設計制度DIアーキテクチャ/設計(コンピュータ・アーキテクチャ)、創造的設計論知的設計論飛行機設計論ゴルフ設計論オブジェクト指向分析・設計論JavaとC++の比較#設計思想RISC#RISC設計思想旅客機#設計思想新JIS配列#設計思想Vi#設計思想Scribes#設計思想迫撃砲#優れた設計思想オフィスコンピュータ#構造・設計思想、 などがある。

標準設計

設計施工の合理化、能率化ならびに経費の低減を目的として設計目的物を対象に作成し、出版している標準設計に記載されている設計仕様を指す。飛行機鉄道などの乗物オシロスコープ、など、さまざまな分野で定められている。

A-trainは、日立製作所で開発した標準設計型通勤電車である。

国土交通省が発行しているものでは、土木構造物の詳細設計段階の図面としての活用はもちろんのこと、概略設計時の資料作成や概算予算の算定のための計画段階で用いられることが目的で、施設別に作成されている。

ほかにも各事業者、企業内部で定める標準設計もある。

団地では吉武泰水らが1951年に「公営住宅標準設計」を示したものが有名である。

昭和30年の日本住宅公団発足当時、団地の標準設計を謳った「団地計画設計標準」が公団本所主導でまとめられた。これは団地設計者に対し守るべき最低限のルールを述べたもので、設計ツールとしての効用はなかったが公団には団地設計に対するマニュアルは存在せず、それまでは建設省による配置計画の技法が唯一のテキストであった。なお、団地設計要領はその後、第7次案が昭和36年に提言されたものの、(案)から正式に設計要領となったのは昭和51年10月のことであった。

不特定多数の需要者に大量に住宅を供給する必要がある場合に、設計を標準化してプロジェクトごとの設計作業を最小化するために採用されたのも標準設計である。一般には、nDKといった略称で理解されている住宅タイプである。

公営住宅や公団住宅に共通する標準設計は1970年に中高層プレハブ住宅統一要項としてまとめられ、SPH (Standard of Public Housing)と呼ばれている。

その後、需要の変化に伴って抜本的な改善がなされ、各団地の個別的条件に応じて、適正な計画と合理的な生産を導き出すための標準化された空間構成手法、すなわち、 設計ルールへと発展されていった。

IBM 3340直接アクセス記憶装置で有名なウィンチェスター方式は、ディスク製造業界の標準設計となった。

基本設計と実施設計

建築設計の場合、段階的に基本設計と実施設計という設計区分がある。[1] のように、国土交通省告示第十五号で、基本設計と実施設計の標準業務が示されている。

実施設計は[2][3]にあるとおり、基本設計にもとづき、建物の構造や設備の詳細などをつめていき、設計図(実施設計図)や仕様書作成の他、建築確認申請手続きの実施、設計図書を建主の代理で施工者に提示し、説明し、質問などに応える他、見積金額が妥当かを確認し、適切な施工者を選定するため整理し、建主に助言・進言する業務までになる。

設計士

  • 日本の建設に関する資格日本の建築に関する資格には宅地造成設計士、インテリア設計士があり、インテリアデザインの関連協会には大阪府インテリア設計士協会などがある。 呉市木造住宅耐震改修助成事業では改修設計士を定めている。農業土木コンサルタント関連資格に上級農業集落排水計画設計士、農業集落排水計画設計士などがある。鳥海修などの書体設計士という職能も存在する。
  • アメリカ・シービーのEAはEngineering Aid、測量・設計士官の意味である。
  • 中国・台湾ではフラワーデザイナーを花芸設計士という。
  • 建築士とは全く違う。建築士はあくまで建築に関する設計だけでなくその他建築に関する事業全般従事のための国家資格の名称

設計士または設計士であった人物

その他関連

  • ThinkPad T(設計士などのプロに向けた製品と位置付けている)
  • パイプ (たばこ)(20世紀に入ると、作家や設計士など両手を使って机仕事をするホワイト・カラー層が愛用)
  • 上海科学技術館(「設計師揺籃(設計士の揺りかご):設計とアイディアについて」という展覧がある)
  • 金沢職人大学校(設計士・金沢市職員・教員で継続的に研修を希望する者など、修復専攻科では、現役職人の他に設計士等も在籍)
  • シェンムー(設計士も製作に協力している)
  • 猫戦士超D球計画(作者荒巻義雄は実際に建築物の設定を設計士に依頼したとしている)
  • 仲井眞弘多-もとは自動車設計士を目指していた
  • 設計事務所(従事している技術者らを設計技術者あるいは設計士と呼ぶ場合が)
  • 構造計算書偽造問題(構造設計士の偽装が問題に)
  • 大工建築基準法が出来る前までは建築設計士でもあった)
  • アンクル船長の館 - 元々は常石造船が北欧から呼んだ船の設計士の為の宿泊施設

関連項目


DESIGN(デザイン)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 06:10 UTC 版)

リッジレーサーV」の記事における「DESIGN(デザイン)」の解説

チーム名クルマカーナンバーカラーリングホイール変更などをデザインできるモード

※この「DESIGN(デザイン)」の解説は、「リッジレーサーV」の解説の一部です。
「DESIGN(デザイン)」を含む「リッジレーサーV」の記事については、「リッジレーサーV」の概要を参照ください。

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