アルファ版とは? わかりやすく解説

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アルファ‐ばん【アルファ版/α版】


アルファ版

読み方アルファバン
【英】:Alpha Version/Alpha Test Version

ソフトウェアの開発で、主要な部分完成し動作できるようになった段階で行うテスト評価アルファテストと呼ぶ。そのときソフトウェアをアルファ版という。
アルファは、ギリシャアルファベット最初文字“α”で、「始まり」を意味することから、最初テストの意味があるとされる1960年代IBM使い始めたとも、米国海軍艦船テスト使われていたとも言われているが、なぜこのような呼び方をするのかははっきりしていない。この次の段階テストベータテストβテストベータ版)という。
開発のかなり早い段階であるため、開発チーム内、もしくはそれに非常に近いメンバーでのみ行うことが多い。また、ソフトウェア仕様なども、このテスト結果変更されることが多く動作ユーザーインターフェイスなどが最終仕様でないことを意味するバージョンとして使われることもある。
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アルファ版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/10 14:17 UTC 版)

アルファ版(アルファばん、α版)とは、性能や使い勝手などを評価するためのテストソフトウェアである。

概要

アルファ版は、開発初期において性能や使い勝手などを評価するためのテスター開発者向けの版である。未実装の機能があったり、動作が不安定、想定外の動作をする、クラッシュするなどバグが多数存在することが多く、酷い場合にはシステムに深刻なダメージを与えることすらある。そのためベータ版とは異なり、アルファ版が外部に公開されることはほとんどない。オープンソースソフトウェア(OSS)などのオープンな環境で開発されているソフトウェアでは、「デイリービルド/ナイトリービルド」等の名称で一般に公開されている場合もあるが、開発者やテスター向けに公開されているのであって、一般人は使用すべきではない。テスターとしてアルファ版を試すときは、最悪システムが破壊されることもあると覚悟しておく必要がある。

アルファ版で出た問題点やバグを改善し、ユーザーに試用してもらうための版がベータ版である。

関連項目


アルファ版

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 06:52 UTC 版)

Androidのバージョン履歴」の記事における「アルファ版」の解説

ベータ版リリース前に、Google内部向けに少なくとも2つリリースが行われている。"Astro Boy" および "Bender" のコードネームが、これらプレリリース段階中間目標に対して内部的に用いられていた。 Dan Morrillによって最初のマスコットロゴが作成されたが、現在のAndroidロゴIrina Blokによってデザインされたものである

※この「アルファ版」の解説は、「Androidのバージョン履歴」の解説の一部です。
「アルファ版」を含む「Androidのバージョン履歴」の記事については、「Androidのバージョン履歴」の概要を参照ください。

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