実用面
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/07/08 08:59 UTC 版)
吸引びんや真空フラスコの位置が動かないように保持する必要がある。すなわち、真空用ゴム管は肉厚で固いので、各装置の高さが不揃いの場合(模式図に見られるように)は、その位置が動きやすく、不安定になりやすいので注意が必要である。 そのため、吸引びんを三叉クランプで固定するとよい。クランプの2つの爪を真空用ゴム管を接続している側に、残りの爪を反対側に配置するとよい。 真空フラスコの固定も必要であれば、装置とその安定性に応じて、クランプを使う。その使用は実験者の判断に任される。 アスピレーター停止のため給水栓を閉じる前に、真空破壊が必要である(例えば、漏斗を取り外して装置内に空気を入れる)。そうしないと、水がアスピレータを通じて装置内に入る。 真空フラスコは、水が吸引びんまで入ってくるのを防ぐ。
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