第501大隊とは? わかりやすく解説

第501大隊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 01:33 UTC 版)

クローン・トルーパー」の記事における「第501大隊」の解説

クローン・キャプテン(後にコマンダー昇進)のレックス率いる青いマーキング精鋭部隊ジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカー彼のパダワン・アソーカ・タノと共に数多く戦いで勝利をおさめ、彼らに影響され個性豊かで型破りなクローン多く所属するオーダー66の際にジェダイ聖堂襲撃した部隊でもある。また同時期にアソーカレックス含めた大隊の主要メンバー属す別動隊乗せたクルーザー墜落。公式には搭乗員全員死亡したことになっており、墜落現場にはARCトルーパー・ジェシーを含めた多くの第501大隊のクローン兵が埋葬されている。 レックス(Rex/CT-7567) 装甲服の随所に青い塗装施された第501大隊所属大隊指揮官務めキャプテン大尉)。終戦時にはコマンダー中佐)に昇進した認識番号はCT-7567。第501大隊全体指揮しているが、その中でトレント中隊主力として指揮下に置いている。 アナキン・スカイウォーカー副官務めたクローン・トルーパーであり、彼と彼のパダワンであるアソーカ・タノと共にクリストフシスの戦いはじめとする多く戦場従軍している。また、アナキンオビ=ワン・ケノービ行動共にする機会が多い為、彼の指揮下にあるコーディ行動共にする事もあり、上官であるコーディ呼び捨てるなど階級越えた友情築いていた。特にリシ・ムーン(第5話ルーキーたち」)にあった前哨基地では実戦経験のない新人クローン・トルーパー達を彼と共に指揮し基地占領していたドロイド・コマンドーを倒し基地破壊。これによって共和国軍に異常を知らせ敵艦隊を撤退追い込んでいる。後に彼はリシ・ムーンで共に闘い生存した2名のクローン・トルーパーエコーとファイヴズを第501大隊に入隊させている。アンバラの戦いでは、一時的に部隊指揮から外れることとなったアナキン代わり務めたジェダイ将軍ポング・クレルの無謀な命令部下を物として扱う態度に「我々は人間」「部下の命を守ることが仕事である」と抗議したその後クレル裏切り者であることを知ったレックスは彼を逮捕することを決意し部下たち率いて彼と拘束しに向かう。戦闘の末、クローン兵のみで拘束することに成功その後クレル銃殺刑命じられるが、執行直前レックス部下一人ドグマにより射殺される)したが、この事件きっかけクローン戦争在り方戦後クローンはどうなるのかについて疑問持ち始める。 柔軟な思考持ち主であるレックスは、上官であるジェダイに対して堂々と自分意見述べ階級よりも経験重視している。後にレックスアナキン影響を受け、恐れ知らず戦士として知られるうになるまた、アサージ・ヴェントレスのマインド・トリックに耐えうるだけの精神力持ち合わせており、マインド・トリックにかかったふりをしてアナキン危機知らせることに成功している。アナキンとはクローン大戦通して共にいることが多く友人としての関係を築いている。アナキンのためなら命を捨てるともいとわず、軍やジェダイ評議会命令よりアナキン命令優先することもある。アナキンパドメ結婚について本人から聞いており、彼らが夫婦としての時間を過ごすためにジェダイ評議会軍上層部根回しをしたり、アソーカ監督役を引き受ける、戦場パドメ通話する時間作るためにオビ=ワン相手時間稼ぎをするといった場面もあった。アナキンパドメが自ら結婚秘密明かしていたのはレックスのみであったこうした事もあり、レックスアナキンからも数少ない理解者一人として信頼得ていた。アナキン弟子であるアソーカとも上官部下としてだけではなく友人関係を築いており、ときにはアソーカ」と名前で呼ぶこともある。また、アソーカ対し軍事礼儀作法などの指導を行うこともあった。 他のクローンレックスとの最大違いは、短い金髪スキンヘッド表記されることも)だということである。彼は常に所属部隊を示す青い塗装施され装甲服に身を包み指揮官身に付けカーマ腰巻)と青いポールドロン首周りを覆う肩あて)を身に着けている。また、2丁のブラスター・ピストルを装備し使用することが多いが、状況に応じてブラスター・ライフル使用している。 大隊指揮官という立場であり、さらに多く功績をあげてきたにもかかわらず終戦直前まで階級キャプテンのままであった。これに対しコマンダー昇進後にアソーカ対し自分コマンダーという階級が好きじゃない」と話している。 クローン大戦終盤差し掛かった頃、タップ上官ジェダイ突発的に射殺する謎の事件発端として、クローン達の脳に取り付けられた「行動抑制チップ」に隠され真の目的となるプログラムオーダー66」の存在知った部下ファイブスの最期の言葉を耳にしたレックスは、数名仲間と共に密かに調査続ける。 クローン大戦最後の数週間ジェダイ離反したアソーカ・タノ要請によりレックスはマンダロアへ派遣される久しい友の再会に喜ぶ第501大隊であったが、コルサントからの救援要請受けた第501大隊は部隊二つ分けて任務遂行することになる。その際ジェダイでも共和国軍でもないアソーカ立場問題視しオビ=ワン納得させるため、アナキンレックスコマンダー昇進させ、アソーカ彼の軍事顧問という立場同行させることでオビ=ワン同意させた。軍事顧問という立場アソーカであったが、レックスと彼が率いる第332中隊メンバーは彼女を「コマンダー」と呼びアソーカと同じ文様ヘルメットをかぶることで彼女への敬意表したマンダロア包囲戦にて第501大隊はダース・モール率いるマンダロアの戦士たち戦闘になる。モール対しアソーカ互角に戦いフォースにて彼を拘束した瞬間レックスがショック・モードでブラスター放ちモール気絶させ逮捕することに成功。第501大隊はマンダロアで勝利を収める。しかし、モール逮捕後、コルサント護送中にオーダー66発令されるレックスアソーカ前にして最後の力を振り絞り一瞬だけオーダー66強制力抑え込みアソーカに「ファイヴス探せ」とメッセージ伝える。その後レックスアソーカ戦闘になるも、アソーカ逃亡レックス部下たちにアソーカ捜索モール処刑命じるが、アソーカ陽動のためにモール牢獄から逃がし自身レックスメッセージをもとにファイブスの事件ファイル調べる。そのファイルかレックス自身事件対す疑問述べた音声ファイル見つけたアソーカは、もう一度レックス接触し彼を捕らえる。そして、船内の手術室に籠城し、そこでレックス頭部からバイオ・チップ取り除いたそのとき、第501大隊が手術室襲撃しアソーカ窮地追い込まれるが、正気戻ったレックス襲撃してきたクローンたちを撃退しアソーカの命を救ったその後も、レックスアソーカは第501大隊のクローンたちを殺さずにスタンモードやフォース気絶させながらクルーザーからの脱出方法探っていたが、脱獄していたダース・モール機関部破壊してクルーザーから逃亡したため、クルーザー残った兵士たち窮地追い込まれるアソーカレックスは肩などを撃たれ負傷しながらも互い守りながら逃亡続けギリギリのところでファイター乗り脱出墜落によりクルーザー乗っていた千人超える第501大隊のクローンたちは全滅しアソーカレックスは死を装いオーダー66生き残ったレックスアソーカクローン戦争3年間を共に戦ったクローンたちをほぼ全員失い悲しみの中、墜落現場前に亡くなったクローン全員埋葬自身ライトセーバーその場供えて墜落現場去っていった。この墜落は、ダース・ヴェイダーにとってもアナキン・スカイウォーカー時に心を許せ数少ない仲間であったパダワンと第501大隊のクローン達の大多数失ったことを意味したクローン戦争終結から数年後ヴェイダーはこの地を訪れ供えてあったライトセイバー回収している。 クローン大戦終結後アソーカ逃亡生活つづけたレックスはある時期を境に別行動をとることになる。『エピソード4』の約5年前アソーカからの勧誘により反乱同盟軍加入部隊指揮軍事顧問のほか新たなジェダイ、エズラ・ブリッジャーの指導などを務めたまた、レックス反乱同盟軍設立初期主要幹部一人でもあった。その後、ロザル戦役での活躍通じて反乱同盟軍コマンダーとなったレックスは、ヘラ・シンドゥーラ将軍と共にエンドアの戦い(『エピソード6』)に参加した詳しくは『スター・ウォーズ 反乱者たち』を参照ファイヴス(Fives/CT-27-5555) 第501大隊所属ARCトルーパー認識番号はCT-27-5555又はCT-5555。ARCトルーパー昇進後はARC-5555とも呼ばれるニックネームの由来識別番号に5が並んでいたことからであり、自身頭部数字の「5」を象った意匠刺青施している。第501大隊所属時はレックス補佐官務めていた。 元々は一般兵出身落ちこぼれと言われていたドミノ分隊新米トルーパーだった。前哨基地リシ・ステーションの奇襲の際に、視察訪れていたキャプテン・レックスコマンダー・コーディと共に基地奪還勇敢に散ったヘヴィーをはじめ分隊のほとんどが死亡した中、エコーと共に生き残り、第501大隊に転属された。さらに直後参加したカミーノ防衛線での功績認められエコーと共にARCトルーパー昇進一時期、第501大隊を離れARCとしての訓練任務に就く。 しばらくしてファイヴスエコーはジェダイ・マスター・イーヴン・ピール救出任務のため第501大隊と第212大隊合同任務参加。この任務エコー失踪(後に生存判明)し、ピール命を落としたが、彼の持っていた暗号はジェダイ・パダワン・アソーカ・タノが持ち帰り、彼らはジェダイ・マスター・プロ・クーン率い第104大隊ウルフ・パック」に救助され任務終えたエコー死後も第501大隊から離れ任務に就いていたファイヴスだが、アンバラへの進攻任務際しジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカー補佐として第501大隊に復帰久しぶり再会となるレックス初め出会う第501大隊の兵士たちと共に戦い参加した。この戦闘では、スカイウォーカーコルサント呼び戻され代わりに代役務めたジェダイ・マスター・ポング・クレルによる無謀な作戦ファイヴス苛立ち覚えていた。最終的にクレル裏切り者だと気付いたクローンたちはダークサイドに堕ちた彼を逮捕し処刑することになる。 戦争末期ファイヴスはリンゴ・ヴィンダの戦いで同僚クローンタップ目の前でジェダイを殺す瞬間目撃し拘束する原因を探るため彼をカミーノ輸送したファイヴスだが、最終的にタップ原因不明の死を遂げてしまう。原因を探る中でカミーノアンの主任医療科学者ナラ・セが何かを隠していることを突き止める最終的に脳内バイオ・チップ存在気付いたファイヴスは、自身頭からチップ取り除き、ジェダイ・マスター・シャアク・ティにそのこと知らせる。彼女の提案もあり、コルサントパルパティーン高議長へ直接報告に来たファイヴスは、密室パルパティーンからオーダー66真実告げられる真実知り高議長を殺そうとしたファイヴスだが、騒ぎ聞きつけたシャアク・ティに追われるかたちで逃亡真相を話す直前にナラ・セから薬物打ち込まれていたファイヴスは、意識レベル低下し正常な判断とれない態となる。逃走中同僚キックス接触しアナキンレックスをとある倉庫街に呼ぶように伝えたファイヴスは、倉庫に来たアナキンレックス真相告げる。しかし、薬物により正常な思考ができていなかったファイヴスは彼らに正し真実伝えられないまま、その場駆け付けたクローン・コマンダー・フォックスに殺害されるその後ファイヴスタップの異常はリンゴ・ヴィンダの任務の際に飲んだによる抑制チップ誤作動よるものということ事件処理され、この抑制チップについて遺伝子ホストジャンゴ・フェット危険な衝動抑えるためのものだった説明された。 こうして真実伝えられず、オーダー66発動によりジェダイ滅びてしまうが、彼の死は無駄にはならなかった。ファイヴス最期看取ったレックス彼の最期の言葉をもとに第501大隊の一部兵士たち事件捜査最終的にバイオ・チップ取り除きオーダー66には加わらなかった。 エコー(Echo/CT-1409) 第501大隊所属ARCトルーパー階級一般兵ARCトルーパー昇格後は伍長ニックネームの由来お喋りなところからきている。 ファイヴス同様にドミノ分隊出身エコーは、ファイヴス同じく新米時代に哨基地リシ・ステーションの奇襲にて共和国勝利貢献。第501大隊に入隊するその後カミーノ防衛線での功績認められファイヴスと共にARCトルーパー昇進したドミノ分隊中でも勤勉で常に戦略アルゴリズム目を通していたエコーは、ARCトルーパー昇格後にレックスと共に第501大隊の最新戦略アルゴリズム構築した。 さらに時が経ちエコージェダイ・マスターイーヴン・ピール救出任務のため第501大隊と第212大隊合同任務参加する。この任務エコー仲間たち道を切り開くために闘い爆発巻き込まれ生死不明となり、公式には戦死として記録された。だが、エコー瀕死重症負いつつも生存しており、彼の身体はテクノ・ユニオンのエマー・ワット・タンバーに引き渡された。 エコーサイボーグとして生きながらえ睡眠状態のままスカコ・マイナーにある特殊な機械つながれた状態になる。エコーファイヴス、そしてキャプテン・レックスのみが知る戦略アルゴリズム分離主義者に利用され、アナクセスの戦いにて共和国軍追い詰める。しかし、この戦いには第501大隊も参加しており、ファイヴスもすでに死亡していたため、この情報を持つものがエコーかいない確信したレックスアナキン特殊部隊クローン・フォース99とともにエコー救出作戦開始救い出すことに成功するエコー分離主義者の技術作られサイボーグの体を利用して敵を情報乱し、アナセスの戦い勝利導いた。そして、エコー自身特殊な身体では通常のクローンになじめないと悟り、第501大隊には戻らずクローン・フォース99に加わることになったジェシー(Jesse/CT-5597) 第501大隊所属クローン・トルーパー戦争終盤までにARCトルーパー昇格し階級中尉となる。ファイヴス死亡した後のレックス補佐官務めたアニメクローンウォーズシリーズ最終回にて登場人物たちの前に最後の敵として立ちはだかるキャラクターでもある。 第501大隊の初期メンバー1人であるジェシーは同部隊所属キックスハードケース親しい関係となり、多く任務で3人で行動することが多かったクローン中でも特に愛国心の強いジェシーは顔とヘルメット共和国紋章刻んでいた。ジェシー指揮官であるキャプテン・レックスから高い信頼得ており、一般兵ありながら臨時指揮官として部隊指揮することもあった。惑星サルーカマイでのグリーヴァス捜索任務では、コマンドー・ドロイドの狙撃によりレックス意識不明となった際に不意の攻撃指揮官不在となった部隊素早く指示出し狙撃したドロイド制圧自分たちのいる地形確認などを素早く的確に実行レックス治療できる所を住民交渉するなど、緊急時状況にも機転利いた対応が行えることを証明した。 アンバラへの進攻任務では、アナキン・スカイウォーカー代わりに指揮官代役務めたジェダイ・マスターのポング・クレルによる無謀な作戦苛立ち覚えていた。クレル指揮疑問覚えたジェシーファイヴス提案する軌道にある分離主義勢力補給船の破壊賛同しハードケース含めた3人で密かに破壊任務実行ハードケース失いながらも破壊遂行した2人だが、クレル共和国勝利貢献しているはずの2人反逆罪として処刑命じる。第501大隊のクローンたちはファイヴズとジェシー処刑命じらるが、クローンたちが発砲する直前、ファイヴズによる訴えにより、クローンたちは故意ミス犯して処刑失敗させる。後に、クレルこそ本当の裏切り者で第501大隊と第212大隊全滅させよう故意に意味のない危険な任務命令していたことが発覚真実知ったクローンたちによりクレル逮捕され処刑される戦争終盤ジェシーこれまでの功績からファイヴス死により空席となった第501大隊のARCトルーパー選抜され一般兵ありながらARCへの昇進を果たす。ジェシーレックス補佐官としてキックスと共に多くの任に就いたオーダー66発動時は、部下たちと共にアソーカ襲撃する取り逃がすその後裏切り者となったコマンダー・レックスと対立し、彼とアソーカ前に立ちはだかるクローン戦争最後の敵として部下率いて墜落するクルーザーの中で最後まで戦闘繰り広げるジェシーレックス説得一瞬躊躇するも、共和国への愛国心強かった彼は最終的にレックスアソーカ処刑するよう部下たちに命令した最終的にアソーカレックスは船から脱出ジェシーと船に残った千を超える第501大隊のクローン兵たちは全員死亡した墜落後アソーカレックス墜落現場からジェシーたちの遺体回収その場埋葬しアソーカジェシーの墓の前にライトセイバー供えていった。数年後にはダース・ヴェイダーもこの地を訪れアソーカライトセーバー回収している。 キックス(Kix/CT-6116) 第501大隊所属衛生兵。同部隊ジェシーハードケース親しく多く任務を共にした。 衛生兵として第501大隊を支えていたキックス多く任務で傷ついたクローンたちを救ってきた。健康において絶対的な権限有していたキックス階級的には上官であるジェダイ将軍クローン士官たちにさえ、健康に関して問題がある場合はその権限行使して彼らに命令することもあった。また、仲間大事にしていたキックスは、その命が無意味に危険にさらされる状況に対して上官に対して感情的に怒り表していた。 戦争終盤キックスはリンゴ・ヴィンダの戦いでおきたトルーパー・タップによるジェダイ将軍・ティプラー射殺事件調査任された。事件直後はこの謎を解き明かせなかったキックスだが、逃亡となっていたファイヴスへの協力や、その後の独自調査により独断オーダー66陰謀突き止めることとなる。しかし、その事実を伝えようとした直後キックス分離主義者の襲撃を受け誘拐されてしまう。冷凍保存されドゥークー伯爵元へ連行されることになったキックスだったが、輸送船トラブルにより墜落しドゥークー元へたどり着くことがなかった。 それから50年経過しファースト・オーダーレジスタンス紛争繰り広げていた頃、サイドン・イサノ率い海賊団によって発見されキックスは、ジェダイ共和国顛末知り自身共和国兄弟たち貢献できることは何もない察する。そして、「銀河系最後クローンとなったキックスはイサノの海賊団加わり第2の人生歩むことになる。 ハードケース(Hardcase) 第501大隊所属クローン兵士。同部隊ジェシーキックス親しく多く任務を共にした。 好戦的な思考持ち主であったハードケース破壊力の高いガトリング型ブラスター・キャノン・Z-6回転式ブラスター砲を愛用し立ち向かうに対して常に挑発的な言葉投げかけていた。また、どんな絶望的な状況でも笑い声をあけながら敵を破壊していくなど、クローン中でも珍しい思考持っており、本人そのことを気にしていた。一見危険な思考持ち主のように思われやすいハードケースだったが、仲間大切にする想い本物であり、彼らのためなら自らの命を犠牲にしても良い思っていた。 アンバラの戦いでは、アンバラの軍事基地ファイヴス襲撃。敵のファイター奪取し味方危機救ったその後代役指揮官であるジェダイ将軍クレル命令に対して疑問持っていたファイヴスキックス協力し、アンバラン民兵スター・ファイター分離主義勢力補給船を襲撃。この任務ハードケースは、自身乗っていたファイター故障したことで、一人で船に残りレイ・シールドに守られた主要反応炉爆破することを決心ファイヴスジェシー説得し脱出見守った後、ミサイル反応炉直撃させて爆破兄弟たちに「生きて明日も戦うんだ」と言葉を残し死亡したハードケース犠牲共和国勝利大きく貢献することになる。 ホーク(Hawk) 第501大隊所属クローン・パイロット。青いマーキング赤い羽根描かれヘルメットかぶったホークは、第501大隊の中でも有数パイロットとして知られた。惑星テスにてジャバ息子救出する任務では激し対空砲火の中、指揮官たちを地表へと送り届けジョークを飛ばす余裕見せている。その後アナキンレックスから高い信頼得ていたホークは、撃墜され可能性の高い激し対空砲火予想される任務秘匿性要求される敵地への潜入任務において、この指揮官たちが乗るガンシップ輸送船操縦任されることが多かったまた、スター・ファイターパイロットとしてアナキンたちの乗るガンシップ地表着陸させるため、第501大隊のファイター部隊率いて最前線で戦うことも多かったドグマ(Dogma) 第501大隊所属クローン・トルーパー命令のために生き、そのためならどのような犠牲いとわない考え持っていたドグマは、周囲から典型的かつ模範的なクローンとして評価されていた。レックスはこの頑固なトルーパー忠誠心を疑うことはなかったが、一方で多く犠牲が出るであろう間違った命令でも疑問余地挟まず従うこの頑固な性格は、同部隊トルーパーたちから疎まれることもあった。 アンバラの戦いにおいて、代役指揮官務めていたジェダイ・マスター・クレルの発するクローン多大な負担と危険を強いる指揮について、多くクローン疑問唱える中、ドグマはこのジェダイ将軍対し一切疑問持たず命令従いクレル戦術こそが最も迅速かつ効果的なのである信じていた。そのため、彼に反発するクローンたちへ苛立ち覚え兄弟たちへの処刑命令に対して疑う余地なく実行しようとしていた。 そんなドグマにも兄弟たちへの情はあり、クレル命令騙され、第212大隊同士討ちになった際には自分達が兄弟を敵と誤認して殺したことに驚愕していた。それでも、クローンとして正し行動をしようとしていたドグマは、彼を逮捕しようとするレックス裏切り者として殺そうブラスターを向ける。しかし、レックス説得により自身誤り気付き始めたドグマブラスター下ろしクローンたちに捕らえられ営倉連行される。その後クレル同じく逮捕され営倉入れられると、彼は盲目的なドグマがいたから自身の裏切りの計画上手くいっていたと豪語した。その言葉絶望したドグマは、釈放され直後ファイヴスからブラスター奪い取り仲間たちクレル処刑決めても「ジェダイ」を殺すことに躊躇いのあったレックス代わりにクレル撃ち殺したその後ドグマレックスたちへ銃を向けた事と正式な銃殺刑執行に則らずに独断クレル銃殺した事に対する罪を償うため刑務所へ連行された。 タップ(Tup/CT-5385) 第501大隊に所属したクローン・トルーパーアンバラの戦いでは他の仲間たち同じくアナキン・スカイウォーカー代わりに指揮官代役務めたジェダイ・マスターのポング・クレルによる無謀な作戦苛立ち覚えていた1人であったその後クレル裏切り者発覚し戦闘状態になると、タップは彼を罠にはめることをレックス提案。罠にはめることに成功したタップは彼をスタン・ブラスターで気絶させ、逮捕大きく貢献した。 リンゴ・ヴィンダの戦いでは、戦闘中制御チップ機能不全起こしオーダー66誤って起動上官であるジェダイ・マスターのティプラーを殺害するカミーノ精密検査のため運ばれタップであったが、この時点で既に身体衰弱しきっており、そのまま死亡する。この事件ダース・シディアスにとっても予想外出来事であったが、情報工作を何重に行ったことで真相は闇に葬られジェダイクローン仕掛けられた罠に気づくことなく後に壊滅することになる。 アポー(Appo/CC-1119) 認識番号はCC-1119。 クローン大戦時には501大隊軍曹務めていた。 オーダー66発令された時は、ジェダイ聖堂ダース・ベイダーとなったアナキン・スカイウォーカーと共に501大隊率いて攻撃した異変察したベイル・プレスター・オーガナがジェダイ聖堂降り立った時に、銃を向けて立ち去るよう命じたのもアポーである。その後、突然現れパダワンのゼット・ジュカッサによって重傷を負うが何とか生き延び、数週間療養生活を経て部隊復帰した。 まだレックス設定がなかった非正史レジェンズ)では大隊指揮官クローン・コマンダー)という設定になっているクローン大戦終結一ヶ月後にキャッシークベイダーとともに侵攻した際にオーダー66より生き残ったジェダイマスターのローン・シュラインによって殺害された。その後ベイダー捕まえたローン・シュラインに対してアポー気に入っていたと述べている。 ヴォーン(Vaughn/CT-0292) 第501大隊に属する第332中隊のクローン・キャプテン。 クローン大戦終戦の数週間前、マンダロア包囲戦派遣されヴォーンは、コマンダー・レックスとアソーカ・タノと共にダース・モール率いるマンダロリアン・スーパー・コマンドーたちと戦闘繰り広げた。この戦いの際、ヴォーンと332中隊クローンたちはヘルメットアソーカと同じ文様染めることで彼女への敬意表し軍事顧問という立場である彼女を「コマンダー」と呼び慕っていた。アソーカ率いられ戦ったヴォーンだが、最後マンダロリアンたちの罠にはまり射殺された。アソーカ現場駆け付けた直後はまだ息があり、彼女に謝罪しながら息を引き取ったリッジ(Ridge) 第501大隊内のトレント中隊所属するクローントルーパー部隊内では最古参にあたる一般兵でもある。 戦争初期リッジトレント中隊指揮官レックスアナキン・スカイウォーカークローン部隊とは初の共同任務となるパダワンアソーカ・タノと共に惑星テス派遣される戦いが始まる直前リッジガンシップ内で仲間トルーパーからコムリンク調整するよう命じられていた。 犯罪ハット息子ロッタ救出するためリッジたちはガンシップにて地表降下し、アセンション・ケーブルで要塞化した修道院へと続く垂直な崖を登りながらドロイド軍と戦闘繰り広げた一時修道院占領したトレント中隊であったが、独立星系連合司令官アサージ・ヴェントレスドロイド軍の2度目襲撃を受け窮地追い込まれる最終的にアナキンアソーカロッタ連れて脱出成功するが、彼らの脱出まで時間稼いだトレント中隊は第212大隊到着までにレックスリッジなど数名兵士残して戦死する。しかし、トレント中隊活躍により、共和国ジャバ同盟関係を結ぶことができた。 壊滅状態となったトレント中隊であったが、その後兵員補充などを繰り返しながら第501大隊の主力部隊一つとして各地戦闘繰り広げリッジその戦い生き抜いた戦争終結の年、第501大隊の古参兵の一人となっていたリッジマンダロア包囲戦参加その後モールコルサント護送する際にオーダー66発動される。クルーザー内でアソーカ・タノモール捜索が行われる中、リッジ部隊格納庫へ向かうモール遭遇するリッジモール相手最後まで戦うも、フォースによって剥がされた壁を腹部飛ばされ死亡するその後最終的に船は墜落しアソーカレックスモールを除く搭乗していた第501大隊のクローン全員戦死した

※この「第501大隊」の解説は、「クローン・トルーパー」の解説の一部です。
「第501大隊」を含む「クローン・トルーパー」の記事については、「クローン・トルーパー」の概要を参照ください。

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