第4駆逐隊との戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/28 01:04 UTC 版)
「ビスマルク (戦艦)」の記事における「第4駆逐隊との戦い」の解説
22:00頃 イギリス海軍の指示により、船団護衛を離れたヴァイアン大佐が率いる第4駆逐隊(駆逐艦コサック、マオリ、シーク、ズールー、ピオルン。ピオルンはポーランド海軍所属でN級駆逐艦。残りはトライバル級駆逐艦)が軽巡洋艦シェフィールドの左舷側に現れる。 22:38 駆逐艦ピオルンがビスマルクを発見。第4駆逐隊による触接が始まる。 22:42 ビスマルクが約13,000mの位置に近づいた駆逐艦ピオルンに砲撃を開始。 23:10頃 ビスマルクの砲弾が駆逐艦ピオルンに至近弾となったため、駆逐艦ピオルンは煙幕を張って退避。その後、第4駆逐隊の他の3艦もビスマルクから砲撃を受けたため、退避。 5月27日00:30頃 組織的な攻撃が無理と判断したヴァイアン大佐は、第4駆逐隊の各艦単位でのビスマルクへの魚雷攻撃を命令。 01:21 駆逐艦ズールーが距離約4,500mの位置からビスマルクに魚雷攻撃を行うも外れる。 01:37 駆逐艦マオリが照明弾を発射した後にビスマルクに魚雷攻撃を行うも外れる。直後にビスマルクは船足を停める。 02:30 ビスマルクが5ノット程度の速度で移動を再開。第4駆逐隊は、イギリス海軍の指示により、照明弾による照射を開始。しかし、ビスマルクの正確な射撃により、03:00を最後に照明弾の発射を中止。 03:35 駆逐艦コサックがビスマルクから約4,000mの位置から魚雷を発射するも外れる。 04:00頃 第4駆逐隊の全艦が触接を一時失う。 05:50 駆逐艦マオリが再度ビスマルクを発見する。その後、同隊の駆逐艦シークもビスマルクを発見する。 06:00 駆逐艦ピオルンが燃料不足のため、ロンドンデリーへ向かう。 06:40 駆逐艦マオリがビスマルクから約4,200mの距離から魚雷攻撃を行うも外れる。
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