第4高炉
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「新日鐵住金和歌山製鐵所」の記事における「第4高炉」の解説
1967年3月の火入れ後、数次の改修を経て、新第1高炉が稼働した2009年まで使用された。三次改修後の火入れ(1982年2月23日)以降、2009年7月11日の吹き止めまで連続10,001日(27年4ヶ月)稼働し、世界最長を記録した。後述の通り、この記録はのちに更新されている。 製鉄所のシンボルである高炉は、一度火入れをすれば摂氏2,000度にも達する高温状態を維持し続けなければならず、その分痛みも激しいため定期的に大規模な改修工事が必要となる。24時間体制で操業する巨大設備である高炉において、世界一の長寿を達成したのが和歌山製鉄所の第4高炉である。 当初、第4高炉の三次改修では、改修後7年間稼動させる計画であったが、定期的な延命診断と必要に応じた補修を行い、高炉の稼動継続を可能にする新たな設備・操業技術を開発することで、世界記録を達成した。想定の3倍を越える稼動を可能にしたのは、常時15名程度の横断チームが行っている地道な工夫があり、これら数々の技術は国内外の鉄鋼会社に供与され、多くの高炉の稼動日数延長に甚大なる貢献をしている。 また、細かいメンテナンスの結果、25年以上連続して安定稼働させたことが評価され、本高炉は第4回日経ものづくり大賞(2007年、日本経済新聞社主催)を受賞した。
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第4高炉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/23 03:37 UTC 版)
「日本製鉄和歌山製鉄所」の記事における「第4高炉」の解説
1967年3月の火入れ後、数次の改修を経て、新第1高炉が稼働した2009年まで使用された。三次改修後の火入れ(1982年2月23日)以降、2009年7月11日の吹き止めまで連続10,001日(27年4ヶ月)稼働し、世界最長を記録した。後述の通り、この記録はのちに更新されている。 製鉄所のシンボルである高炉は、一度火入れをすれば摂氏2,000度にも達する高温状態を維持し続けなければならず、その分痛みも激しいため定期的に大規模な改修工事が必要となる。24時間体制で操業する巨大設備である高炉において、世界一の長寿を達成したのが和歌山製鉄所の第4高炉である。 当初、第4高炉の三次改修では、改修後7年間稼動させる計画であったが、定期的な延命診断と必要に応じた補修を行い、高炉の稼動継続を可能にする新たな設備・操業技術を開発することで、世界記録を達成した。想定の3倍を越える稼動を可能にしたのは、常時15名程度の横断チームが行っている地道な工夫があり、これら数々の技術は国内外の鉄鋼会社に供与され、多くの高炉の稼動日数延長に甚大なる貢献をしている。 また、細かいメンテナンスの結果、25年以上連続して安定稼働させたことが評価され、本高炉は第4回日経ものづくり大賞(2007年、日本経済新聞社主催)を受賞した。
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第4高炉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 03:32 UTC 版)
1967年3月の火入れ後、数次の改修を経て、新第1高炉が稼働した2009年まで使用された。三次改修後の火入れ(1982年2月23日)以降、2009年7月11日の吹き止めまで連続10,001日(27年4ヶ月)稼働し、世界最長を記録した。後述の通り、この記録はのちに更新されている。 製鉄所のシンボルである高炉は、一度火入れをすれば摂氏2,000度にも達する高温状態を維持し続けなければならず、その分痛みも激しいため定期的に大規模な改修工事が必要となる。24時間体制で操業する巨大設備である高炉において、世界一の長寿を達成したのが和歌山製鉄所の第4高炉である。 当初、第4高炉の三次改修では、改修後7年間稼動させる計画であったが、定期的な延命診断と必要に応じた補修を行い、高炉の稼動継続を可能にする新たな設備・操業技術を開発することで、世界記録を達成した。想定の3倍を越える稼動を可能にしたのは、常時15名程度の横断チームが行っている地道な工夫があり、これら数々の技術は国内外の鉄鋼会社に供与され、多くの高炉の稼動日数延長に甚大なる貢献をしている。 また、細かいメンテナンスの結果、25年以上連続して安定稼働させたことが評価され、本高炉は第4回日経ものづくり大賞(2007年、日本経済新聞社主催)を受賞した。
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