謎の事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/04 18:30 UTC 版)
1995年12月28日、Bの実家の母屋が全焼し、焼け跡からC、Dの遺体が発見された。司法解剖により、Cは絞殺、Dは撲殺されていたという。焼け跡からは焦げた紙幣や貴重品を入れた金庫なども発見されており、しかもBの実家にいる犬に異変がなかったことなどから、実家のことを詳しく知っている人物が疑われた。その中で最も動機のある人物として疑われたのがAである。Aは仕送りや土地問題をめぐってC、Dと対立しており、動機もあった。そのため警察は事情聴取を行ない、遂にはポリグラフ検査を行なったが、証拠を挙げることはできず、この事件は迷宮入りとなった。 なお、Aは後にインスリン事件で逮捕されて刑が確定した後、拘置所で夫のBによる犯行という手記を書き上げている。警察はインスリン殺人未遂事件の後、この事件も再調査している。
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