レジェンズ
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レジェンズ(英: Legends)
- 1 レジェンズとは
- 2 レジェンズの概要
レジェンズ
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「レジェンズ (ウィズ)」の記事における「レジェンズ」の解説
昔、地球に存在した伝説のモンスター。全部でトルネード(風)、ヴォルケーノ(火)、ストーム(水)、アースクエイク(土)、スピリチャル(光)、ネクロム(闇)の6つの属性が存在する。また、中には無属性というものも存在する。
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レジェンズ
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2012年のウォルト・ディズニー・カンパニーによる『スター・ウォーズ』シリーズの制作会社ルーカスフィルムの買収に伴い、それ以前に展開していたスピンオフ(外伝)作品は「レジェンズ(伝説)」として分別されることになった(「起こったかもしれない出来事だが、『スター・ウォーズ』の歴史には含まれない」とする)。以下は、それら「レジェンズ」に属するスピンオフ作品での設定を挙げる。 シーヴというファーストネームを明かしている正史とは異なり、姓である「パルパティーン」のみを名乗っている。小説『ダース・プレイガス』ではこれについて、若き日のパルパティーン本人が、彼のファーストネームを名付けた実父コシンガ・パルパティーンへの反抗心によるものであると自称する場面がある。 クローン大戦末期には最高議長への急激な権力集中を危惧し、パルパティーンに異議を唱えた元老院議員達も少なからず存在し、パドメを筆頭に2000名が名を連ねる請願書が提出されたが、それでも議長の独裁を食い止めることは出来なかった。この設定は映画から削除された未公開シーンとして収録され、現在はレジェンズとなった小説などでも言及されているが、正史の作品には登場していない。 『スター・ウォーズ クローン大戦』では『エピソード3』冒頭での誘拐事件の詳細が描かれ、グリーヴァス将軍はダース・シディアスとパルパティーンが同一人物とは知らなかったため、逃亡する際に艦船の窓を割り、パルパティーンを殺しかけている。 銀河帝国時代には数多くのダーク・ジェダイを訓練し、マラ・ジェイド、エグゼクター・セドリス、ジェレクのように暗殺やスパイといった裏工作を専門とする刺客“皇帝の手”など、ダーク・ジェダイにより構成された役職をいくつも創設している。正史の作品ではそうした役職のうちジェダイの生存者の抹殺やダークサイドへの誘惑を専門とする“尋問官”のみが存在を確認されている。 『エピソード6』の小説版では、彼の口元からは「腐臭が漂う」という表現がある。『シャドウズ・オブ・ジ・エンパイア』では、犯罪組織「ブラック・サン」の首領プリンス・シゾールの印象では「生ける屍」と語られている。 コミック『ダーク・エンパイア』(邦訳版は小学館より)では、パルパティーンの魂は生き残り、ディープ・コアの惑星ヴィスに作っておいたクローン施設で自分のクローンを作り、自身の魂を乗り移らせて復活する。 スローン大提督による攻勢で疲弊した新共和国の隙を突いて再び銀河の覇権を手に入れようとし、「ワールド・デヴァステイター」や超弩級スーパー・スター・デストロイヤー「エクリプス」などの軍事力を温存していた。一時はルークをダークサイドに引き込み自分の弟子とする。しかし、ルークやレイア、ハン・ソロなどの反乱軍の英雄たちやジェダイによる反撃、また内部からの裏切りによって失敗し、その魂は永遠の苦しみを味わうこととなる。現在未邦訳である『Empire's End』が一連のシリーズの最後のエピソードとなり、この作品で皇帝の本当の最期が描かれている。 『ダーク・エンパイア』においては、ロイヤル・ガード、カノア・ジャックスの裏切りによりクローンの元となった遺伝子が傷つき肉体の老化が進行していたことと、ダークパワーの酷使でパルパティーンの身体はほぼ使い物にならなくなっていた。最終局面でルーク率いる若きジェダイたちとの戦いに敗れ、その肉体をソロのブラスターで撃ち抜かれたパルパティーンは、自らの魂をソロとレイアの息子であるアナキン・ソロに宿らせようとするが、皇帝の攻撃で重傷を負ったサイボーグ・ジェダイであるエンパトジェイオス・ブランドがパルパティーンのダークサイドの力を肉体にとどめて共に死んだことで、長きに渡るパルパティーンの野望は砕かれることとなる。
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レジェンズ
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マイナーキャラではあるが、ポジション的に製作者側が使いやすい位置におり、そのため番外編やスピンオフ作品において活躍することが多い。アニメ『スター・ウォーズ クローン大戦』の第2シーズンやスピンオフ小説『悪の迷宮』では重要な脇役として描かれており、特にアニメではパルパティーンの護衛としてグリーヴァス将軍達と死闘を演じている。 偕成社『スター・ウォーズ エピソード2データブック』には、「惑星シリ出身で、トグルータのジェダイ・マスター。この種族は辛辣だというイメージがあるが、実際にはそうではない。しかし、シャアク・ティーはかんたんには他人の意見には賛同しない」という記述がある。 エピソード3がブルーレイ化される以前に発表された時系列的にはエピソードIIIとIVの間に位置するゲーム“スター・ウォーズ フォース アンリーシュド”ではシャク・ティは殺害を逃れコルサントを脱出、惑星フェルーシアで後進の指導に当たった事になっており、このゲーム中においてエピソード3で用意されていた設定とは異なる最期が描かれている。
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レジェンズ
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2012年のウォルト・ディズニー・カンパニーによる『スター・ウォーズ』シリーズの制作会社ルーカスフィルムの買収に伴い、それ以前に展開していたスピンオフ(外伝)作品は「レジェンズ(非正史)」として分別されることになった。以下は、それら「レジェンズ」に属するスピンオフ作品での設定を挙げる。 娘レイア・オーガナの前に霊体として現われ、惑星オルデランを破壊した自らの非を詫びたり、復活したパルパティーンによってルークがフォースの暗黒面に魅了されそうになる危機を伝えるために現われたりという描写がある。またスローン大提督の前に新共和国軍が勝利を収めたのは、レイアが彼の娘であり、合わせて彼女がノーグリの信頼を勝ち得たためである。 『エピソード3』の直後を描いたスピンオフ『暗黒卿ダース・ヴェイダー』の設定では、全身の機械化には、グリーヴァス将軍に使用された技術をさらに発展させたものが利用されている。機械化手術直後の初期の装甲服には欠陥や日常生活上の問題が多く、ベイダーは「これではとても生きているとは言えない」と嘆いた。その後ベイダーは自身の機械工学の才能を生かして、自ら装甲服の改良を重ねていったとされる。 装甲服の素材は宇宙船の船体にも使用されるデュラスチールであり、強靱な上にTIEファイター用のフライトスーツと同様の簡易宇宙服としての機能も有する。義手はフォースを用いずとも、成人男性を片手で持ち上げ、そのまま首の骨をへし折るほどの強力な腕力を誇る。ライトセーバー戦では主にフォーム5「シエン」を用いる。ただし、ジェダイ時代に最も得意としていたシエンの派生型「ドジェム・ソ」は使えなくなったとされる。これはドジェム・ソが圧倒的なスピードと、両腕の関節の可動性を最大限に活かしたフォームであるのに対して、ベイダーは両手両足が義肢となったことでその双方が失われたため、現在の身体の利点を生かした戦闘方法に変更したとされる。 ただし、決して他のフォームが使えないわけではなく、状況によってはフォーム4「アタール」のような軽快な動きも可能である。『エピソード5』と『エピソード6』の間を描いたスピンオフ作品『シャドウズ・オブ・ジ・エンパイア[帝国の影]』では、何パターンもの剣術をプログラムされた、特注のグラディエーター・ドロイドを相手に訓練を行っている。 『エピソード4』の裏側を描いたスピンオフ『デス・スター』によると、TIEファイターでの模擬戦で、当時帝国軍で最高といわれたパイロットと対決し、TIEファイターの戦術コンピューターを使うことなく、フォースによる空間把握と未来予知とを駆使して完全に圧倒した。その伝説的な技術は尊敬とともに畏怖の対象であり、「ベイダーと戦うことになったら、自分で死ぬ時を選べる分だけ自爆した方がマシ」とも噂されるほどである。 『スター・ウォーズ マスターズ・オブ・テラス・カシ』など一部ゲームや、スピンオフ作品ではフォースを増強する「伝説のカイバー・クリスタル」の影響下にある時には「フォース・ライトニング」も使用する。
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レジェンズ(非正史)
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「クローン・トルーパー」の記事における「レジェンズ(非正史)」の解説
ディズニーによる買収劇の後、レジェンズ(非正史)扱いとなった設定では、ゲーム『スター・ウォーズ バトルフロントII(2005年版)』にて、自身らがシスの暗黒卿の謀略に利用された事に気付いたカミーノ人たちが、最初のクローン兵が製造されてから約20年後頃(エピソード3直後)に帝国に反旗を翻し「アンチ=トルーパー」なるクローン兵を用いた反乱を行うも敗北、クローン製造施設も破壊されている。この戦いを経て皇帝パルパティーンは単一の遺伝子からなる軍隊の問題点を感じ、クローン兵を帝国軍の主力にすることを辞めたとされる。
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レジェンズ
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『エピソード3』直後が舞台のスピンオフ小説『暗黒卿ダース・ヴェイダー』では以前の記憶が残っており、オルデランにやってきたダース・ベイダーに姿を見られないようC-3PO共々姿を隠そうとする描写がある。 『エピソード4』では旧知の仲で戦友でもあるオビ=ワン・ケノービと再会しながらも必要以上に絡むことがなかったが、彼の半生を描いたスピンオフ小説『オビ=ワン・ケノービの伝説』ではその点についてフォローしている。当初R2-D2の姿を見たオビ=ワンは「あのR2とそっくりだ」と内心喜びつつも流石に同一個体とは思わず、彼を「おチビ君」と呼んで親し気に接するだけだった。その後レイアのメッセージを見たことでそれが自分が知るR2-D2そのものであると気付いたが、ルークに父親の真相を隠すために敢えて他人のふりを続けたとされる。 ルークとマラ・ジェイドの結婚式では、新郎の付添い人を務めている。 『エピソード6』の30年後が舞台のスピンオフ小説『ダークネスト3部作』では、クローン大戦当時の記憶が暗号化された上で隠蔽されているのが発見され、R2自身もそのようなデータがあることを自覚していなかったという描写がある。この処置をいつ誰が行ったのか、なぜ消去ではなく隠蔽という形で残したのかについては不明である。この記憶を再生することで、ルーク・スカイウォーカーとレイア・オーガナ・ソロは母がパドメ・アミダラである事実と、父アナキンがダース・ベイダーとなるに至る真相を知ることとなる。
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レジェンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 02:42 UTC 版)
レジェンズにおいては大きく7つの型が存在する。それらはジェダイの歴史と共に無数に編み出され、後のジェダイたちはこれらを正式なフォームとして体系化しており、クローン大戦の頃には以下の7つとなっている。またフォームを用いるジェダイによって、自身の弱点を補完する形で原型となる基本動作に改良を加えられたフォームもある。また一つに固執せず、複数のフォームを習得しており、状況に合わせて使い分けるジェダイも少なくない。 ちなみに、ジェダイは円形を描く様にしながら戦う傾向があり、対するシスは縦に動きながら戦う傾向がある。基本的にジェダイは自分から攻撃することはなく、敵意のある相手からの攻撃を経て初めて攻撃に移るとされる。 シャイ=チョー(Shii-Cho)ヤヴィンの戦いから約2万5千年前に、ジェダイの武器がフォースを封じ込めた金属製の剣(ダークセーバー)から、ライトセーバーに移行した時に編み出されたもの。別名サルラックの型、決まりのフォーム。 攻撃や防御等の基本技と、それらの練習法が全て集約された最もシンプルなフォームで、若いジェダイやパダワンたちはこのフォームを最初に訓練する。完全に習得すれば無駄のないフォームであるため、熟練したジェダイ(キット・フィストー等)にも使用者が存在する。 マカーシ/マカシ(Makashi)ライトセーバーの使い手同士の戦闘の為に編み出されたフォーム。別名イサラミリの型、競いのフォーム。 ドゥークー伯爵などシスの暗黒卿が主に使用、フェイント等の剣術に重点を置いており剣捌きの精度は非常に高く、疲労も少ない。ドゥークー伯爵のライトセーバーは湾曲した形状であるため、マカーシの攻撃性・変則性を助長している。ただし効率を重視するため瞬間的なパワーに劣り、ドジェム・ソなどの力強い一撃に押し切られる事がある。 ジェダイとしては、シスが表舞台から姿を消して以降、実戦で使用する機会を失い、習得する意味が薄くなっていた(例えシスが復活しても、ライトセーバー同士の戦いが起こる可能性は低いとされた)。ただ、師と弟子によるライトセーバーの稽古には使用されることはあった。 また、ジェダイと敵対するシスはジェダイとの戦いを想定し、このフォームを徹底的に修練し発達させ、より強力な剣術を編み出している。 ソーレス/ソレス(Soresu)レーザーを偏向させる訓練の中で生み出された、防御を重視したフォーム。別名マイノックの型、はね返しのフォーム。フリーハンドの人差し指と中指を伸ばして前に突き出し、ライトセーバーを持つ手は大きく後ろに引くという、弓を引き絞ったような独特な構えが特徴である。 武器の主流がブラスターへ移行すると共にジェダイの中でも広まった。先読み能力と反射神経とを生かしてレーザーを偏向、光刃の攻撃を受け流し、身を守ると同時に反撃するなどカウンターにも長ける。完璧に極めれば集団戦にも対応でき、対ドロイドであれば包囲されても十分通用する。その理論上、この型を真に極めた者を傷つけることは不可能、とすら評される。 オビ=ワン・ケノービが使用しており、メイス・ウィンドゥに“ザ・マスター(ソーレスを極めた者)”と言わしめるほどの実力を持つ。 アタール/アタロ(Ataru)全7種の中で最もアクロバティックなフォーム。体術に重点を置いたフォームで、ヨーダ、ダース・シディアス、クワイ=ガン・ジンなどが主に使用、オビ=ワンも当初は使用していた。別名ホーク=バットの型、攻めのフォーム。 「ヒットアンドアウェイ」という言葉がまさに当てはまるフォームで、全身の柔軟性とフォースとを駆使した跳躍で目まぐるしく飛び回り、全方位から相手に素早い攻撃を行う。アクロバティックな動きにより体格差を補うことができ、威嚇・牽制の効果も高い。しかしながら、それらが通じない格上相手には甚だ不適切であり、動作の大きさゆえに隙も多く大きな危険を伴うフォームでもある。 起点として八双の構えをとることが多い。 シエン(Shien)ソーレス・アタールから派生したフォームで、ライトセーバーと力による攻撃を重視している。別名クレイト・ドラゴンの型、粘りのフォーム。 実戦では先鋒を担うことに向いており、アナキン・スカイウォーカー(ダース・ベイダー)やプロ・クーンが主に使用する。力強い剣の振りが特徴で、強打や振り抜き、連続攻撃など、力押しで相手の防御を突破し攻め込んでいく。レーザーの偏向も、ソーレスより積極的に敵に当てることを意図する。 防御に重点を置いたソーレスとは互いの長所を潰し合う形になるため、アナキンとオビ=ワンの戦いが長引いた原因の1つとも考える事ができる。『エピソード3』のドゥークー伯爵とアナキンの戦いではドゥークーのライトセーバーがはじかれるシーンがあり、このフォームの特性が垣間見られる。 ドジェム・ソ(Djem So)シエンの変形種の一つであり、圧倒的なスピードと力で相手を圧倒する攻撃に特化したフォームである。生物の関節の可動性を活かしてキネティックパワーを高めた強烈な一撃を叩きこむ反面可動性に欠け、それを支える足元が疎かになり易い弱点がある。肉体を機械化される以前のアナキン・スカイウォーカーが主に使用していた。 ニマーン(Niman)上記の1から5までのフォームを組み合わせ、バランス良く発展させたフォーム。別名ランコアの型、緩めのフォーム。 修行による負担が他のフォームに比べて軽く、外交官として必要な実務能力と並行して修練する事が可能であったため、旧共和国の末期においてシャク・ティやセイシー・ティンなど多くのジェダイ騎士が使用していた。 しかし総合力を重視しているためか、呑み込みの早い者でも習得するのに最低10年は掛かる。しかも多くを取り込みすぎた結果、器用貧乏な側面を持ち、クローン大戦の初戦であるジオノーシスの戦いではこのフォームを使っていたジェダイの殆どが戦死し、実戦においては甚だ力不足である事が露呈する。 上述のように、一応の形にまで修める上での修行は比較的容易だが、学ぶことの多さから真に極めることは非常に困難である。だがもし完全に極めることが出来れば、一切隙の無い強力無比なフォームであるともいわれており、史上最強のシス卿と名高いエグザ・キューンも好んで使用していたとされる。実際セイシー・ティンは小説版EP3で、クローン大戦を経た当時のジェダイの中でもトップクラスの剣士であったことが明かされており、決してニマーン自体がフォームとして欠陥品だったわけではないことが分かる。また、他のフォームとの連携には向いている。 旧共和国末期のジェダイの多くがこのフォームを実戦で使いこなせなかったのは、長く続いた平和の末に戦闘よりも交渉術に重きを置く考えがジェダイの中に広がり、上記のように片手間な修行で実戦レベルに至っていない中途半端なニマーンを身に付ける剣士が数多く生まれたことも一因である。 ジャーカイ/ジャルカイ(Jarkai)ライトセーバーによる二刀流や、ダブルブレード・ライトセーバーを扱う。フォームとしてはニマーンに分類される。二刀流のときは片方を攻撃、片方を防御に用いることが多いが、両方を用いて激しい攻撃を繰り出すこともある。 ジェダイではアソーカ・タノ、アシャラド・ヘット、セラ・ケトーなどが使用し、シスやダーク・ジェダイではダース・モール、サヴァージ・オプレス、アサージ・ヴェントレス、コマリ・ヴォサが使用している。ライトセーバーを複数持ち歩くジェダイもおり、仲間のジェダイが倒されたときなどに、一時的に借りて二刀流で戦うこともある。ダース・シディアスも『クローン・ウォーズ』にて二刀流で戦い、ダース・モールとサヴァージ・オプレスの兄弟を圧倒している。 ジュヨー(Juyo)習得の難易度がもっとも高く、あらゆるフォームを極めたジェダイだけが習得し、制御しうる究極のフォーム。別名ヴォーンスカーの型、猛りのフォーム。 静・動の相反する特性を同時に併せ持ち、身のこなし、太刀筋ともに極めて予測が困難な動きとなる。フォースのダークサイドに肉薄するため、自身が飲み込まれかねない危険な技術である。逆にシスが使うとリスクはなくなるとも言える。ダース・モールが主に使用しており、ジュヨーの達人とも言われている。 ヴァーパッド(Vaapad)メイス・ウィンドゥが自己の弱点を補うために編み出した、ジュヨーの応用技で厳密には型ではない。メイス曰く「わたしがヴァーパッドを編みだしたのは、自分の弱さを補うためだ。あれはわたし自身の闇を、光の武器にそそぐ」。防御を全く顧みない突撃や、高速の連続攻撃を特徴とする。少数戦および短期決戦を想定しており、多勢相手また長期戦には不向きである。 自らが持つ力を最大限に引き出すため、ジェダイならば本来忌避すべき感情である戦闘の高揚感に身を委ねる必要があり、ジュヨーよりさらにダークサイドに近付いた光と闇の境界線(グレーゾーン)にあり、ジェダイの力が半分を担い、残りの半分を暗黒面が補うことで完成すると言える。 制御には高度な戦闘技術以外に、強靭な精神力と信念が必要。その危険性ゆえ、ヴァーパッドの習得は熟練した最高位のマスターのみにしか許可されていない。習得に失敗した者は破滅して命を落とすか、ダークサイドに堕ちてしまう。 ダークサイドに堕ちず、なおかつ生きて習得したのは、メイス・ウィンドゥのみ。他の習得者としてウィンドゥの弟子デパ・ビラバ、ヴァーパッドの共同開発者ソーラ・バルクがいるが、両者とも後にダークサイドに堕ちてしまっている。アナキンも感情が昂ぶった際には自然とこれに近いフォームを使用していた(オビ=ワンとの死闘の序盤など)。 ちなみに、技の名前は惑星サラピンの月にいる獰猛で7~13本の鋭い触角を持つ捕食動物の名前から取られている。 ルーク・スカイウォーカーは、オビ=ワンからシャイ=チョー、ヨーダからアタルの訓練を受け、ダース・ベイダーとの死闘からシエンを経験して使用したが、上記の体系化されたフォームは既に失われてしまっていた。後のニュー・ジェダイ・オーダーでは、ダークサイダーとして戦った経験のあるカム・ソルサーが、剣術師範「ジェダイ・バトルマスター」となり、ルークと共に「防御の3つの輪」の戦法を生み出した。後にカムがダーク・ジェダイとの戦いに敗れると、バトルマスターの地位はカイル・カターンが継承し、「ファースト」「ミディアム」「ストロング」という、研鑽されたニュー・ジェダイ・オーダー独自のライトセーバー・フォーム「スタイル」が生まれることとなった。やがて、発見された旧ジェダイ・オーダーの「グレート・ホロクロン」に登場したシン・ドローリグの記録により、本来のジェダイのライトセーバー・コンバットは再発見されることになる。
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レジェンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/30 07:18 UTC 版)
『新たなる希望』以前の経歴について書かれた小説では、ソロは惑星コレリアで生まれ、コレリアの路上で孤児として育つが、海賊ギャリス・シュレイクに拾われ、窃盗など数々の犯罪を仕込まれる。主人の船であるトレーダーズ・ラック号で奴隷同然の扱いを受けながら育つも、母親代わりであったウーキー族の女性のおかげもあり、辛うじて完全に荒みきることはなかった。学校へ通うことは許されなかったが、時折忍び込んでは必死に勉強をしていた。また、主人の命令で出場させられたスゥープレースでは、抜群の反射神経と天性の才を見せ、サーキットを大いに沸かせた。 19歳で船を脱走。パイロットとしての技量を頼りに、惑星イリーシアに赴き海賊を討伐するなどの活躍を見せるが、ハットの所有物であった奴隷女性と恋に落ち、危うく彼の逆鱗に触れるところを逃亡した。その後、コルサント経由で惑星カリダの帝国アカデミーに入学。各種教育課程を、好成績で修了。特に持ち前の操縦技術が高く評価され、後に彼の愛用となる軍服コレリアン・ブラッドストライプの着用を許される。帝国軍の高級将校となる道が開けていたが、奴隷だったウーキー族のチューバッカと出会い、彼の逃亡を助けたことから軍事法廷で有罪判決を受けたため、軍籍を剥奪され除隊処分となる。「命の借り」を返すために付き従い、以後苦楽を共にすることとなる相棒兼副操縦士のチューバッカと共に密輸業者となる。 エンドアの戦いから4年後、ハン・ソロは職を辞して結婚し、レイアとの間にジェイナ、ジェイセン、アナキンの3人の子供をもうける。 その後も様々な戦いで英雄的な活躍をし、ソロを題材にしたドラマが多く作られるほど有名になるが、大半が事実に基づかない創作されたストーリーであり、本人はそうした虚像で見られることを嫌っている。
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レジェンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 03:00 UTC 版)
「アローバースの登場人物」の記事における「レジェンズ」の解説
『レジェンド・オブ・トゥモロー』の主人公であるタイムトラベラー集団。 「レジェンド・オブ・トゥモロー#レジェンズ」も参照 ギデオン Gideon 【演者】エイミー・ペンバートン 【吹替】森なな子 【初出】『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン1 ウェーブライダーに搭載された人工知能。レジェンズとの交流の結果、他の人工知能よりも人間味を得ている。一部のエピソードでは人間の姿で登場する。 なお、S.T.A.R.ラボのタイムボルト内にあるギデオンとは別個体(あちらはモリーナ・バッカリンが演じている)。 サラ・ランス Sarah Lance / カナリア The Canary / ホワイトキャナリー White Canary 【演者】ケイティ・ロッツ(英語版)、ジャクリーン・マッキネス・ウッド(英語版)(『ARROW/アロー』シーズン1 第1話) 【吹替】大津愛理、不明(『ARROW/アロー』シーズン1 第1話) 【初出】『ARROW/アロー』シーズン1 第1話 ローレルの妹。長い棒状の武器を自在に操る。カナリア時代は金髪のウィッグと黒色のコスチュームに身をまとい、超音波発生装置も武器としていた。両性愛者である。 原案は、DCコミックスのブラックキャナリー。中でも初代ブラックキャナリーを原案としている。 アロー 過去編 姉の恋人オリバーとヨット旅行に出かけたが、嵐でヨットが引き裂かれ、海水に飲み込まれて行方知らずだったが、オリバーが流れ着いた孤島リアン・ユーに新たに上陸しようとしていた謎の集団の船によって助けられていた。 アロー〈シーズン2〉現在編 「事業」の発生後、家族が心配になり、様子を見るために街に戻った。オリバーはサラがスレイドとの抗争でによって島で死んだと思っていたが、サラはリーグ・オブ・アサシンに拾われており、「カナリア」を意味する「タイル・アル・サファル(Ta-er al-Safar)」という名のリーグの暗殺者となっていた。リーグの掟で組織から抜けることは許されないため、追われることとなる。程なくして、恋人だったナイッサ・アル・グールが連れ戻しに来るが、紆余曲折を経て組織を抜けることを容認され、チーム・アローに加わる。一旦はチームを抜けるが、街でスレイド達との抗争が始まり、オリバー達に加勢する為にリーグの仲間を引き連れ街に戻る。終戦後、ナイッサとの約束を果たすため、家族にしばしの別れを告げリーグの仲間達と共に街を離れた。その後、オリバーの窮地に再び街に現れ加勢した。 アロー〈シーズン3〉現在編 姉ローレルとも再会を果たし喜んでいた矢先、マルコムに洗脳されたテアに矢を射られて屋上から転落。駆け寄るローレルの腕の中で、無惨な死を遂げる。 アロー〈シーズン4〉現在編 ローレルに頼まれたマルコムによって、ラザラス・ピッドを使って蘇生させられるが魂が肉体になかったため暴れ、ローレルによって鎖で繋ぎ止められる。その後、拘束を破り逃げ出していたところをチームにより捉えられ、オリバーに呼ばれたコンスタンティンによって魂を戻される。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン1〉 ローレルから渡されたホワイトキャナリーのコスチュームを身にまとって、レジェンズに加わる。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン2〉 リップ・ハンターに代わって、ウェーブライダーのキャプテンに就任する。 レイ・パーマー Ray Palmer / アトム Atom 【演者】ブランドン・ラウス 【吹替】杉田智和 【初出】『ARROW/アロー』シーズン3 第1話 楽観的で、無邪気で、時折頑固な天才科学者。その善良さを受けて心を改める悪党は少なくない。 原案は、DCコミックスのレイ・パーマー/アトム。ただし、元はテッド・コード/ブルービートルとして出される予定のキャラクターであった為、大企業の社長であるなどの点にはテッド・コード/ブルービートルの要素が見受けられる。 アロー〈シーズン3〉現在編 クイーン産業の新オーナーに就任する。スターリング・シティの復興計画として、スターリング・シティをスター・シティへ改名することや、クイーン産業をパーマー・テクノロジーズへ社名変更することを発表する。一方で、飛行能力を備えたパワードスーツを開発し、街の新たなヒーロー「アトム」となる。 フラッシュ〈シーズン1〉 アトムスーツの改良のためS.T.A.R.ラボに協力を求め、フェリシティとともにセントラル・シティを訪れる。シスコとは意気投合し、親しくなる。チーム・フラッシュとともにバグ・アイド・バンディットの逮捕に貢献した。 アロー〈シーズン4〉現在編 アトムスーツを改良していた際に起きた爆発事故で死んだと思われていたが、スーツと一緒にネズミサイズに縮んでおり、しかもダミアン・ダークに囚われていたことが明らかになる。なんとかチーム・アローに救難信号を送り、救出されるも、自分が死んだというのに世間が大して騒いでいなかったことにショックを受ける。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン1〉 リップ・ハンターに勧誘され、レジェンズに加わる。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン2〉 原子爆弾の衝撃から逃れるため、白亜紀に飛ばされていたが、ネイトたちに発見され、ウェーブライダーに戻る。その後の任務では、戦国時代の武士や中世の騎士などに扮し、活躍する。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン3〉 宿敵 ダミアン・ダークの娘であるノラに良心を見出し、やり直す機会を与える。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン4〉 ノラと恋愛関係を築く。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン5〉 ノラとの結婚を決意する。ダミアンが復活したことで危機に陥るが、最後は和解し、彼との約束でウェーブライダーを降りる。 アース・プライム:レジェンド・オブ・トゥモロー 第一子の誕生を控え、親になることへの不安に駆られている。そんな時、ネイトと連絡が取れないことからレジェンズの危機を察知し、現代にいる元レジェンドたちを集結させる。 レナード・スナート Leonard Snart / キャプテン・コールド Captain Cold 【演者】ウェントワース・ミラー 【吹替】東地宏樹 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン1 秒単位での作戦計画を練って強盗を行う頭脳派犯罪者。メタヒューマンではないが、自身の宝石強奪計画を邪魔されて以来フラッシュと敵対する。 ケイトリンが調べたデータによれば碌に学校に通ってすらいなかったとのことだが、決して頭が悪い訳ではなくフラッシュが人命救助を優先することを見抜いて逃走中に一般人を巻き込む事故を起こす、コールドガンを調べあげて構造を完璧に把握するなど寧ろ頭脳や観察眼は冴え渡っており、加えて機転が利き合理主義かつ冷徹。劇中、幾度か「約束は守る主義」と口にし実際に守っていたりするが、破ってもいるなど非常に食えない男で腹の内が読めない。ただし自分の妹に関する事柄であれば自分の不利益になろうとも約束を守っている。また、動物番組をよく見るらしく、キングシャークを無力化するためにバリーにサメの生体を説明し、弱点をついて見せるなど意外な知識もある。 シスコが開発した対象物を絶対零度に冷却する銃「コールドガン」を入手している。一時逮捕された際に奪還されたものの、逃亡の後にシスコを脅迫し、再び入手している。 「キャプテン・コールド」の名はシスコの発案。シスコに直接そう呼びかけられたものをスナート自身が採用して名乗るようになった。同様にミックとリサとの3人組をローグスと呼ばれ、これにも喜色を示している。 後に、レジェンド・オブ・トゥモローのメンバーとなる。実はフラッシュと関わっていく内にヒーロー願望や仲間意識が芽生え、これが要因となりレジェンズに参加したが同時に言動の齟齬でミックに対する誘い文句と矛盾したために一時的に関係に亀裂が生じた。また、これとは裏腹にレジェンド・オブ・トゥモローのシーズン2ではイオバード・ソーンに勧誘されリージョン・オブ・ドゥームの仲間になった際には嘗ての相棒にすら容赦なく牙を剥く邪悪さを見せるようになど本質的には周囲の環境に影響されやすい人物であることが窺える。 アースXにはレオ・スナートというドッペルゲンガーがおり、シチズン・コールドというヒーローをやっている。また、アース2のセントラルシティには「スナート市長」なる人物がいる。 フラッシュ〈シーズン1〉 シーズン1では全体を通してライバルのような描写がされた。仲間と共に博物館へ輸送されるダイヤを盗もうと輸送車を襲撃していたところにフラッシュが駆けつけて計画を阻止され、ここからただの犯罪者だった彼の運命は大きく変わることとなる。フラッシュへの対抗策として盗品販売業者からコールドガンを奪いセントラルシティ博物館からダイヤを盗み、フラッシュから逃亡するため館内に居た民間人へ無差別攻撃を開始し、冷気でスピードダウンし対応し切れなかったフラッシュは警備員一人の殺害を阻止できなかった。その後は列車でフラッシュを待ち受け後一歩という所まで追い詰めるが、シスコ達が増援に来て威力とサイズを4倍に強化したコールドガン(に見せかけたS.T.A.Rラボの掃除機)を突きつけられ退散した。 その後元相棒のミック・ロリーにコールドガンと同時に手に入れていたヒートガンを託しフラッシュを打倒するため再度コンビを結成。厄介さに拍車が掛かり、これまで陰ながら活動していたフラッシュが世間に姿を晒す切っ掛けとなる。公衆の面前でフラッシュを冷気と熱波が入り乱れた攻撃を駆使して追い詰めるが、二丁の銃の光線が合わさった時の効果までは把握しておらず結果として逮捕される。しかししぶとく根回しをしておりリサによって逃走に成功する。 三度襲来し、前回同様のミック、更に妹・リサを加えたスリーマンセルで行動を開始。手始めにラモン兄弟を攫い、コールドガンを取り戻すと同時にリサのためにゴールドガンを新造させ武力を強化。それだけでは飽き足らずダンテを脅しの材料にフラッシュの正体を突き止める。脅しのネタを手に入れたのをいいことにセントラルシティを暴れまくっていたが、バリーに「そんなに頭がいいなら誰も殺さずに計画を成し遂げてみろ」と言われ、お互いに過干渉しないこと、正体を公表しないことを条件に今回は戦わずして騒動を終結させた。 シーズン終盤において、非合法な手段を取らなければならなかったチームフラッシュ側から危機に瀕した犯罪者メタヒューマンの移送に協力を依頼され、自身の犯罪歴などあらゆる情報を抹消することを条件に協力する。この時は曲がりなりにも約束を守っており妹であるリサにすらフラッシュの正体を明かしてはいなかった。途中までは順調に協力していたが、輸送機に仕込んだ装置でマーク・マードンを初めとしたメタヒューマンを脱走させて裏切り犯罪者メタヒューマンに借りを作った。 フラッシュ〈シーズン2〉 今回は父親のルイス・スナートによって妹を人質に取られた状態で強制的に犯罪計画に加担させられていた。妹を守るためにバリーからの善意にも冷たく当たっていたが、同時並行で救出作業にあたっていると知り、妹の命を預けてバリーに信頼を寄せていく。このような心境の変化があったためか殺人に対して禁忌感を抱くようになり、バリーがルイスの凶弾を受けた(ように見せかけた)時は「すまないバリー」と謝罪するなど徐々に態度が丸くなり善意を見せるようになる。フラッシュが現れルイスに撃つように強要されるが最後までバリーを信じて待ち、リサが救われると銃口をルイスへ向け発砲。「(フラッシュを)恨んでいたはずだろう」と聞かれるが、「アンタはもっと憎い」と返し父親に自ら引導を渡し、抵抗することなく警察に逮捕された。 しかしその後借りを作っていたマーク・マードンが自身に借りを返すと同時にフラッシュへの復習計画の為に脱獄させられ自由の身となる。脱獄こそしたものの妹の件で借りができたため計画には加担せずにバリーへ忠告し姿を眩ませた。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン1〉 ミックと共に強盗犯罪をしていたところを盗みのスキルを評価したリップ・ハンターに勧誘されレジェンズに加入。様々な時代で遺憾無く能力を発揮する。その傍ら家族の人生をより良い方向へ導こうとしたり、体を張って仲間を助けようとするなど家族愛やヒーロー願望からの善性的な行動を見せ始め、心境の変化を如実に表した。また、サラに対して好意を抱いてもいる。最終的にタイムマスターによる歴史管理を止めるために自ら「俺は操り人形じゃない」と言葉を残し犠牲となる。その行動はあらゆる時間軸にいる生命に自由意志を齎し、その所業は相棒ミックを初めとしたレジェンズの仲間、そして自身を大きく変えたバリーから紛れもないヒーローと賞賛された。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン2〉 前シーズンでヒーローとなったスナートたが今回はレジェンズに勧誘されるよりも前の時間軸のスナートにリップではなくソーンが接触し、リージョン・オブ・ドゥームに加入。レジェンズと敵対する立場となる。レジェンズの仲間だったスナートとは全くといっていいほどの冷酷な人物に変貌しており、殺害行為に躊躇無く踏み込む程でそれはミックも例外ではない。 フラッシュ〈シーズン3〉 タイムマスターとの最終決戦前にバリーがタイムトラベルで接触したことにより再登場した。アーガスに厳重に保管されるドミネーターの動力源を盗み出すために協力する。最深部への侵入は滞りなく遂行するも見張り番に利用されていたキングシャークに苦戦し、あまつさえ自身に禁止した殺しを決行しようとするバリーを諌めて代替案を提案するなど嘗ての立場が逆転したような奇妙な光景が繰り広げられる。紆余曲折の末、危機に陥るが、バリーによって助け出され計画は成功。別れ際に非情な手段に手を染めようとしていたバリーに「お前の強さは優しさなんだぞ」と、それを聞いた事の顛末を知るバリーから「あまり無茶はするなよ」と互いに忠告とも激励ともとれる言葉を掛け合い、握手を交わし戻っていった。 ミック・ロリー Mick Rory / ヒートウェーブ Heat Wave / クロノス Chronos 【演者】ドミニク・パーセル 【吹替】江川央生 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン1 炎をこよなく愛する強盗。スナートの相棒で、常に冷静なスナートとは反対に興奮しやすく粗略で単細胞さが目立つ。過去に起こした放火犯罪で放った炎が制御出来なくなり半身に火傷を負っている。口が悪く、素行にも問題があるため周囲の人物とも衝突が耐えないが、仲間が命の危機に陥れば不器用なりに本意を表し温情を掛けたり時には身を呈して庇うこともあるなど気骨のある熱い心を持ってもいる。特に長年の相棒であるスナートには強い友情を抱いている。 片手で扱える小型火炎放射器「ヒートガン」を武器に使用する。 レジェンズ加入後も平然と犯罪を行うような悪人で、他のレジェンドとの関係も悪かった。しかし、自身とは対照的な善人であるレイ・パーマーに救われたことをきっかけに、次第にレジェンズに馴染んでいく。 ミュージカルが好きで「雨に唄えば」を名作と言ったり、ウェーブライダーに入り込んでいたネズミを「アクセル」と名付けて可愛がっている、忍者の存在を信じ断言するなどコメディリリーフとしても一役買っている。また、食い意地が張っており基本的に酒や菓子類を片手に飲食しているため、ザリ・トマズに毒づかれるという一面もあった。 実は隠れてSF小説を執筆しており、後に「レベッカ・シルバー」のペンネームで出版、世間から好評を受けた。 マーティン・シュタイン Martin Stein / ファイヤーストーム Firestorm 【演者】ヴィクター・ガーバー 【吹替】森功至 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン1 物理化学者。「F.I.R.E.S.T.O.R.M.」というプロジェクトのリーダー。粒子加速器の稼動を見るためにS.T.A.R.ラボに向かう途中、粒子加速器の爆発事故に巻き込まれたことで、ロニー・レイモンドと融合し、炎を操るメタヒューマン「ファイアーストーム」となる。 化学者という職業に見合った非常に秀でた思考能力を持っており、戦闘中にもパートナーへのアドバイスは欠かさない。また、年長者らしく思慮深い面もあり仲間からの信頼も厚い。しかし基本的に熟慮を重ねることが多く決められた判断材料に新たな情報が追加されると判断力が鈍り、邪魔が入ると言葉で強く当たってしまうこともある。 クラリッサと出会う前は割とやんちゃな行為を繰り返していた様子。 フラッシュ〈シーズン1〉 当初は、肉体はロニー、精神はマーティンのファイヤーストームの状態だった。しかし、ロニーの肉体がマーティンを異物とみなして拒絶反応を起こしたことで、核分裂で爆発しかけ、量子スプライサーで合体を解くことになる。その後、エイリング大将につけ狙われ、再融合か死かの決断を迫られ、再びファイアーストームになる。以降、お互いを受け入れることにより量子スプライサーで自由に融合と分離ができるようになる。 フラッシュ〈シーズン2〉 ファイヤーストームの片割れであるロニーが死亡したことで、身体が不安定な状態に陥る。そこで新たな片割れを探すこととなり、ジャックスと出会う。いくつかのトラブルの後、ジャックスとファイヤーストームに融合する。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン1〉 リップ・ハンターからの勧誘を受けて、乗り乗りでレジェンズに参加する。 クライシス・オン・アースX アースXからアース1への裂け目を開く際、ナチスに撃たれて致命傷を負う。ジャックスを巻き添えにしない為に、自ら望んでファイヤーストームのリンクを解除する。ジャックスとファイヤーストームであるうちは絶対にできなかった普通の握手をして、永遠の眠りにつく。 ジェファーソン・ジャクソン Jefferson Jackson / ファイヤーストーム Firestorm 【演者】フランツ・ドラメー 【吹替】平野潤也 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン2 愛称は「ジャックス(Jax)」。ロニー・レイモンドの死亡後、ファイアーストームの新たな肉体担当に選ばれた青年。元は高校アメフトのクォーターバックだったが、量子加速器の爆発事故による傷で夢を断念し、自動車整備士として働いていた。最初はファイアーストームになることを拒否するが、説得を受けて、マーティン・シュタインの相棒になることを決意する。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン1〉 乗り気ではなかったのに、マーティンに睡眠薬をもられ、強引にレジェンズに参加させられる。マーティンとは喧嘩が絶えなかったが、次第に親子のような親愛関係を築いていく。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン3〉 アースXのナチスとの戦闘でマーティンが命を落としたのを機に、ウェーブライダーを降りる。その後は元の時代で一般人として暮らし始めた。 ケンドラ・ソーンダース Kendra Saunders / ホークガール Hawkgirl 【演者】シアラ・レネー(英語版) 【吹替】東内マリ子 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン2 カフェ・ジッターズの店員。古代エジプトの巫女 チェイ・アラの生まれ変わり。背中に猛禽類に似た羽を持ち、空を飛ぶ。ホークマンと共に転生を繰り返し、その度にヴァンダル・サベッジに殺されてきた。 カーター・ホール Carter Hall / ホークマン Hawkman 【演者】フォーク・ヘンチェル(英語版) 【吹替】西谷修一 【初出】『THE FLASH/フラッシュ』シーズン2 古代エジプトの王子 クフの生まれ変わり。背中に猛禽類に似た羽を持ち、空を飛ぶ。ホークガールと共に転生を繰り返し、その度にヴァンダル・サベッジに殺されてきた。 リップ・ハンター Rip Hunter 【演者】アーサー・ダーヴィル 【吹替】中井和哉 【初出】『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン1 第1話 未来人。元タイムマスター。2166年に妻子をヴァンダル・サベッジによって殺されており、この最悪の事態を変える為、タイムマスターを抜け、2016年でヒーローやヴィランを集めてレジェンズを結成する。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン2〉 第1話で行方不明になった後、記憶を失った状態で映画監督をしている姿を発見される。記憶が戻ると、サラを中心に結束するレジェンズを見て、ウェーブライダーを降りることを決意する。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン3〉 ウェーブライダーを降りた後に時間管理局を創設。そのトップとして時空の保護に奔走したが、人命を軽視した為に失脚する。最後はレジェンズがマラスから逃げる時間を稼ぐべく自爆する。 ネイト・ヘイウッド Nate Heywood / スティール Steel 【演者】ニック・ザーノ(英語版) 【吹替】吉田健司 【初出】『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン2 第1話 フルネームは「ナサニエル・ヘイウッド(Nathaniel Heywood)」。歴史学者。自身が敬愛する祖父のコードネームである「コマンダー・スティール」にあやかって「スティール」を名乗る。 ある時、歴史上にレジェンズと思しき痕跡を見つけ、オリバーに直談判してから共に捜索を開始し、機能停止状態のウェーブライダーを発見する。それが縁となってレジェンズの旅に加わる。 血友病を患っており、幼少の頃から行動を制限されていた反動から、壮大な冒険を夢見ており、この時空の旅をチャンスと捉え奮闘する。多大な貢献を見せるが、重傷を負い、血友病も相まって死にかける。しかし、レイが作った血清のおかげで危機を脱し、血友病を完治させると同時に身体を金属化する能力を得る。 原案は、DCコミックスのシチズン・スティール。ちなみに、DCコミックスには他にも「スティール」という同名のキャラクターがいる。 アマヤ・ジウィ Amaya Jiwe / ビクセン Vixen 【演者】メイジー・リチャードソン=セラーズ(英語版) 【吹替】山本希望 【初出】『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン2 マリ・マッケイブの祖母。「命のトーテム」の継承者。「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ(JSA)」のメンバー。 エヴァ・シャープ Ava Sharpe 【演者】コートニー・フォード 【吹替】ちふゆ 【初出】『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン3 リップが新たに創設した「時間管理局」のエージェント。サラとは当初対立するが、やがて相思相愛の関係となる。実はクローン人間。 ゲイリー・グリーン Gary Green 【演者】コートニー・フォード 【初出】『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン3 「時間管理局」のエヴァの部下。 ザリ・トマズ Zari Tomaz 【演者】タラ・アッシュ(英語版) 【吹替】平田裕香 【初出】『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン3 フルネームは「ザリ・アドリアナ・トマズ(Zari Adrianna Tomaz)」。「風のトーテム」の継承者。メカトロニクスに長け、ウェーブライダーの整備を担当している他、ゲームやハッキングも得意。イスラム教徒で、時間移動の最中でもラマダーンを設け、断食をおこなっている。 原案は、1970年代のCBSの実写テレビシリーズ『SHAZAM!』の姉妹番組『THE SECRETS OF ISIS』の主人公であるアンドレア・トーマス/アイシス。 ノラ・ダーク Nora Darhk / フェアリー・ゴッドマザー Fairy Godmother 【演者】コートニー・フォード 【初出】『ARROW/アロー』シーズン4 第9話 ダミアン・ダークの娘。ダミアンをオリバー・クイーンに殺され、悲惨な幼少時代を過ごした。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン3〉 悪魔「マラス」の依代となり、復活させたダミアンと共に様々な時代で悪事を働く。レイ・パーマーのおかげで救われ、更生の機会を得る。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン4〉 レイと相思相愛の関係になっていく。半ば騙された形ではあったが、魔女 タビサからフェアリー・ゴッドマザーの力を引き継ぐ。 レジェンド・オブ・トゥモロー〈シーズン5〉 フェアリー・ゴッドマザーとして各地で不幸な子供たちの為に奮闘している。中盤では遂にレイと結婚する。 アース・プライム:レジェンド・オブ・トゥモロー レイとの子供を身籠っている。 ジョン・コンスタンティン 【演者】マット・ライアン 【吹替】小林親弘 【初出】『ARROW/アロー』シーズン4 魔術などのオカルティックな力を持つ。 原案は、DCコミックスのジョン・コンスタンティン。 マット・ライアンは元々NBCの実写テレビシリーズ『コンスタンティン』でジョン・コンスタンティンを演じており、これが縁となってアローバースや『ジャスティス・リーグ:ダーク』などのアニメーション作品でもジョン・コンスタンティンを演じることとなった。 チャーリー Charlie / クロト Clotho 【演者】メイジー・リチャードソン=セラーズ(英語版) 【吹替】山本希望 【初出】『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン4 シェイプシフター。レジェンズがマラスを倒す過程で「時の牢獄」と呼ばれる異空間から解放された魔法生物たちの一体。時の牢獄から逃れた先の1977年のロンドンで、パンク・ロックバンド「ザ・スメル」のボーカリストとして活動していた。 ジョン・コンスタンティンによって元の世界に送り返される際、同情を引くためにアマヤに変身したことで窮地を脱するが、ジョンの魔法で変身能力を封じられてしまい、彼女の姿でいざるを得なくなる。能力は徐々に取り戻して行くが、その後もアマヤの姿になっていることが多い。 実はモイラ(運命の三女神)の一柱 クロトであることが判明する。 モナ・ウー Mona Wu 【演者】ラモナ・ヤン(人間時)、Sisa Grey(変身時) 【初出】『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン4 狼人間のようなハワイの伝説の怪物である「カウペー」に変身する能力を持つ。モナは自らのカウペー時の人格に「ウルフィー」という愛称をつけている。 文才があり、ミックと仲が良く、シーズン5ではミックからペンネーム「レベッカ・シルバー」を譲り受けた。 アストラ・ローグ Astra Logue 【演者】オリヴィア・スワン(大人) 【初出】『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン4 過去に悪魔に憑依され、ジョン・コンスタンティンが悪魔祓いで救おうとしたが失敗し、地獄に落とされてしまった少女。ジョンは長年どうにかしてアストラを救おうとしていたが、実は地獄で地位を築いていた。 ベヘラド・タラジ Behrad Tarazi 【初出】『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン4 ザリの弟で、本来の「風のトーテム」継承者。 シーズン4の終盤、ザリ・トマズが亜空間を抜け出したことで過去改変が発生、彼がレジェンズの一員かつ「風のトーテム」を操る者に置き換わった。 ザリ・タラジ Zari Tarazi 【演者】タラ・アッシュ(英語版) 【吹替】平田裕香 【初出】『レジェンド・オブ・トゥモロー』シーズン5 ベヘラドがレジェンドとなった時間軸のザリで、インフルエンサーとして活躍している。後にレジェンズに加入し、「風のトーテム」を操れるようになる。 こちらもイスラム教徒で、レジェンド達が酒盛りをする場面でも唯一、飲酒しない。
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レジェンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 04:29 UTC 版)
レジェンズでは、メイスは、ライトセーバーの戦闘スタイル「ヴァーパッド(バーパッド)」の達人であるとされている。これは戦闘スタイル「フォームⅦ」を元に、彼がソーラ・バルクと共に開発した物である。この戦闘スタイルは、非常に攻撃的な面を持っているため、使い方によってはフォースの暗黒面に陥る危険性がある。
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レジェンズ
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「スター・ウォーズ登場人物一覧」の記事における「レジェンズ」の解説
スローン大提督 (Grand Admiral Thrawn) スターキラー (Star Killer) ベン・スカイウォーカー (Ben Skywalker) ルーク・スカイウォーカーとマラ・ジェイドとの間に生まれた長男。ルークの師であるオビ=ワンの隠棲時代の名前をもらった。胎内にいる頃から強いフォースを持っていることが分かっており、ジェダイとなることが期待されていた。しかし、ユージャン・ヴォングとの戦いの中で若いジェダイ、特にアナキン・ソロが死んでいくのを感じた影響から、フォースと関わることを避けようとしており、8歳の時点では訓練を全く受けていない。ジェダイ・アカデミーでは訓練は各自の自主性を尊重する方針のため、本人の気が変わることをルークは待っていた。その後、従兄弟であるジェイセン・ソロの前でならフォースを使うようになったことから彼をマスターとして修行を始めている。 ジェイセン・ソロ (Jacen Solo) レイア・オーガナ妃とハン・ソロの間に生まれた長男。動物や昆虫と共感する能力をもち、ユージャン・ヴォングとの戦いの中で捕虜となった時は、この能力のおかげで切り抜けることができた。帰還後にジェダイ・ナイトとなったが、銀河の平和と安定よりも自分がやりたいこと(フォースに対する理解を深める)を優先させる傾向にある。ユージャン・ヴォングとの戦争が終わってからは、ダソミアの魔女などフォースに別のアプローチをする一派の元でさらなる修行を積み、ルークの息子ベンを弟子に持つようになる。ヘイピーズのクイーン・マザーにしてジェダイ・ナイトでもあるテネル・カーとの間に娘アラナ・ソロが生まれている。しかし、後にキリックとの戦争が起こり、その時にフォースを通してキリックの拡張が銀河を滅ぼす戦争に突入するというビジョンを見る。その災厄から娘を守るという祖父アナキンと同様の理由でダークサイドに堕ち、シスの暗黒卿ダース・カイダスとなり伯母であったマラを殺害して銀河同盟大戦を引き起こすが、ジェイナに倒される。 カノンに与えた影響として、設定の一部はカイロ・レンのキャラクターに影響を与えたという指摘がある。また、「ジェイセン」の名は『反乱者たち』のジェイセン・シンドゥーラへ用いられた。 ジェイナ・ソロ (Jaina Solo) レイアとハン・ソロとの間に生まれた長女。双子の弟ジェイセンと2歳下の弟アナキンがいる。作品によってはジェイナが妹、ジェイセンが兄とするものがある。父親譲りのパイロットの資質と機械いじりの才能を持ち、十代の終わり頃には新共和国軍にスカウトされ、ローグ中隊の一員となった。幼い頃からジェダイの訓練を受けており、ユージャン・ヴォングとの戦いの中でナイトとなった。 アナキン・ソロ (Anakin Solo) ルークの創設した新生ジェダイ・アカデミーにおけるジェダイの一人であり、レイアとソロの間に生まれた子供。アナキンと同等、もしくはそれ以上のフォースを持って生まれてきた新たなる選ばれし者である。末子で一番よくジェダイの教えを受けており、数々の機転でジェダイ・アカデミーを守ったと言われている。ユージャン・ヴォングとの戦いで死亡した。 マラ・ジェイド (Mara Jade) 人間の女性で、かつては帝国の公式記録には残せない極秘の諜報活動や秘密工作などを行なった「皇帝の手」としてパルパティーンに仕えていた。その中でもマラ・ジェイドは特に有能で、皇帝から一目置かれていた。ダース・ベイダーとも面識があったが、お互いあまり良い感情は持っておらず、幾度か衝突したこともある。それでも共通の目的について情報交換をしたり、助言を与えたり便宜を図ったりするなど、共闘したこともあった。 ルークらがソロ救出のためにジャバ・ザ・ハットの宮殿に向かい、ルーク暗殺のためにアリカという踊り子に変装してジャバ宮殿に潜入していた。しかし、ジャバが捕らえたルークを処刑するため、彼らをサーラックの巣へと連れて行く際には同行を許されず、その上ルークが脱出したため任務は失敗に終わった。 パルパティーンの死後は密輸業者タロン・カードの手下となっていたが、タロンが新共和国との関係を深めるようになると、マラも次第にルークと接触するようになる。かつての敵であるルークへの復讐を誓っていた彼女は、深いジレンマに陥った(『スローン3部作』)。しかし、強いフォースを持っていた彼女は、やがてルークからジェダイの訓練を受け、味方として共に戦っていく中で徐々に憎しみを和らげていき、ルークからのプロポーズを受け入れ、彼と結婚する(『ハンド・オブ・スローン2部作』)。ルークとの間に1男ベン・スカイウォーカーをもうける(『復活』)。自身が「スカイウォーカー」となった今でも、夫ルークを「スカイウォーカー」と呼ぶことがある。 その後もルークと共にジェダイ・マスターとして弟子たちの指導にあたっている。のちにソロとレイアの長女ジェイナ・ソロがマラの弟子となり、やがて一人前のジェダイ・ナイトとして独立した(『運命の道』)。後にシスの暗黒卿ダース・カイダスとなったジェイセン・ソロに殺害される。 ルウク・スカイウォーカー (Luuke Skywalker) ジョルース・シボースが作り出したルークのクローン。『帝国の逆襲』ではルークがクラウド・シティでダース・ベイダーと対決し、右手を切り落とされる描写があり、小説では切断された右手を帝国軍が密かに回収し、そこから採取された遺伝子データ「サンプルB-2332-54」を元に、ルウク・スカイウォーカーが作り出されたという設定になっている。ルウクは、エンドアの戦いの5年後、スローン大提督が残存帝国軍を再編した時、スローンの出会ったジョルースの「ジェダイの弟子が欲しい」との要求から秘密裏に造られた。ルウクは、惑星ウェイランドのタンティス山にあるシボースの居城の玉座の間でルーク本人とライトセーバーで対決し、ルークは殺されそうになったが、ルークの妻となるマラ・ジェイドの助太刀で倒した。これにより、マラは「スカイウォーカーを殺せ」という、亡き皇帝の厳命を遂行したこととなり、これ以上その責任に苛まれることがなくなった。 ダース・ベイン (Darth Bane) 古代共和国時代のシスの暗黒卿。ヤヴィンの戦いより1000年前、ジェダイとシスの戦い(レジェンズの設定ではルーサンの戦い)における唯一のシスの暗黒卿の生き残り。後に「ダース・ベインの教え」あるいは「二人の掟」と呼ばれることになる「弟子は師匠の死を以て独立して自らが師となり、たった一人だけの弟子に伝授する」というシスの教義を打ち立てた。これは先の内部崩壊の反省から、シスの能力や教義はただ一人の弟子にのみ伝承すべきとの結論に達したからで、シスの「師匠」から「弟子」への一子相伝的システムを確立させた。 正史(カノン)に属するアニメ『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』では、自らが眠る墓所のある惑星モラバンドを訪れたヨーダの前に古びた甲冑を身にまとった姿で出現し、自らが打ち立てた一子相伝のシスの掟について語った後、ヨーダを自身の弟子にすべく誘惑を試みた。しかし、ヨーダにダース・ベインは既に死んでいると指摘され、自分の目の前にいるのは何の力もないただの幻影に過ぎないと看破されると、怨嗟の呻きを上げながら消え去った。 ダージ (Durge) 『クローン大戦』に登場。驚異的な生命力を誇り4,000年生きた者も存在すると言われる長命種族ジェンダイの1人であり、ダージ自身もクローン大戦時には2,000歳と言われていた。見上げるほどの巨漢で、外見は人間に似ているが、傷だらけの耐衝撃アーマーで常に全身を武装しているため、その素顔を見た者は存在しない。 ダージは非常に好戦的で暴力を好んでおり、何人もの著名な賞金稼ぎに弟子入りしナブーの戦いやクローン大戦よりもはるか昔から、銀河を股にかける賞金稼ぎとして活躍した。シスの滅亡をもたらした1,000年前のジェダイとシスの戦争(ルーサンの戦い)にもシス側の傭兵として参加していた。戦後はジェダイからの報復を避けるため、別名で賞金稼ぎを続けて巨万の富を築いた。しかし、クローン大戦の100年前、ジャンゴ・フェットの先祖たち(マンダロリアン)との戦いで重傷を負い、傷を癒すため1世紀に渡って冬眠を余儀なくされる。クローン大戦中に目覚めた彼は、アサージ・ヴェントレスと共にドゥークー伯爵の右腕として、ジェダイの率いるクローン・トルーパーと戦った。シスとジェダイの戦争に参加した経験から、対ジェダイの戦闘術を身に付けていた彼は、ヴェントレスやグリーヴァス将軍らと共に、クローン大戦におけるジェダイキラーの1人となった。 数々の武器(2丁の長距離戦用ブラスター・ピストル、鎖のついた格闘戦用の刺付き棍棒、エネルギー・ボールの様な投擲武器、ダーツ・マシンガン、前腕部分に組み込まれた短時間ではあるがブラスターやライトセーバーによる攻撃を防ぐ事のできるエネルギー・シールド発生装置、火炎放射器)と空を飛べるロケット・パックを装備しており、怪力の持ち主でもある。肉体の耐久性、回復力は驚異的なもので、ライトセーバーで貫いたり、胴体を切断する程度では彼を倒すことは出来ず、軍用ブラスター・ライフルの集中射撃や小型ミサイルの攻撃をまともに受けても再生可能である。一説によれば、ジェンダイは5体をバラバラにされても生存可能と言われている。この不死身の肉体のおかげで、何度も死んだと思われては、その度に蘇っている。ムーニリンストの戦いでは、集中攻撃によって剥き出しになった筋肉細胞でオビ=ワンを包み込んだが、内部から破裂させられ死亡したかに見えた。だがダージは肉片の状態になっても動き続け、傷を癒すために冬眠したのか後に再び戦場に姿を現している。最後はアウター・リム包囲作戦の最中、宇宙船内でアナキン・スカイウォーカーと激闘を演じた末、脱出ポッドに閉じ込められ、そのまま恒星にたたき落とされた。 エグザ・キューン (Exar Kun) 優れたジェダイの騎士であったが、師であるヴォド・シオスク=バスに反目し、自らの強い好奇心から失われた古代のシスの遺産を求めて、その教義を深く探求する余りに暗黒面に堕ちてしまった。歴代のシスの中でも屈指の強大な存在として名を残す人物であり、シス大戦を勃発させ、当時のジェダイ・オーダーの根拠地であった惑星オッサスを焼き払った。激戦の末、共和国とジェダイの側は辛うじて勝利し、エグザ・キューンは配下のマサッシの戦士を全滅させ、自ら魂をヤヴィン第4衛星の遺跡中に封印した。その後、彼の創設したシス・オーダーは壊滅した。 『ジェダイ・アカデミー3部作』では、4,000年もの時を超えて再び霊体として復活を果たした。ルークの弟子キップ・デュロンをダークサイドへと誘惑し、一時はルークを仮死状態にまで追いやった。しかし、ルークの甥であるジェイセン・ソロや姪のジェイナ・ソロ、そして弟子、更には霊体として復活したヴォド・シオスク=バスらの結束の前に追い詰められ、最後はその魂も完全に消滅させられた。 フェラス・オリン (Ferus Olin) アナキン・スカイウォーカーと同年代のジェダイ・パダワンだった人間。ジェダイ・コード(ジェダイの掟)に忠実に従う優等生的な人物で、コードから逸脱しがちなアナキンとは対照的な存在として、アナキンからは内心「いけ好かないヤツ」として反発されていた。アナキンの中の危険な傾向を早くから見抜きオビ=ワンに警告したが、聞き入れられなかった。ジェダイの騎士となる直前に起きたある事件をきっかけにジェダイ・オーダーを去り、オーダー66から逃れる結果となる。 元ジェダイであることから帝国軍から追われる身となるが、フェラスの生存を知ったオビ=ワンによって助けられる。この際、パダワン時代と比べてかなり砕けた性格となっていることにオビ=ワンを驚かせる。以後、幼いルークを守るためにタトゥイーンを離れられないオビ=ワンに代わって抵抗運動を開始する。一度ソレスという生き残りのジェダイと共に聖堂へ侵入するが、その行動を予想していたマローラムに捕らわれる。脱走に成功するが、皇帝に人質をとられ帝国のためにやむを得ず働くことになる。パルパティーンは、フェラスを反逆者として処刑せず、重傷を負い力に制限が生じているダース・ヴェイダーに替わる新たな弟子とする、あるいはヴェイダーに対する当て馬として活用すべくその動向を注目する。 キップ・デュロン (Kyp Durron) ルークの弟子であり、フォースとの調和がとても強かった。活発な政治家の家に生まれたが、家族の政治活動は帝国に対する反逆と見なされるようになる。デュロンの家は帝国軍のストームトルーパーの襲撃を受け、家族全員が逮捕されてしまった。デュロン家は囚人の身となり、両親は牢獄で亡くなっている。奴隷だったキップは惑星ケッセルの鉱山で奴隷として扱われていた。 カズダン・パラトゥス (Kazdan Paratus) アリーナという小柄な種族のジェダイ。細い手足のような機構を備えたバックパックを背負っており、移動のほとんどをこのバックパックに依存している。パラトゥスはまだ幼いパダワンの頃からテクノロジーの天才であったが、同時にパダワンたちの中でもジェダイになるための修行を特に嫌っていた。性格はジェダイ聖堂から追放されてもおかしくないものであったが、パラトゥスは自身の知恵を巧みに用いてジェダイの試練を合格した。銀河系屈指のエンジニアであったパラトゥスはその知恵でジェダイ・マスターすらも欺き、多くのパダワンが失敗を繰り返すような試練にも一度で合格した。パラトゥスは試練の際に非常に強力なコンバット・ドロイドを作成し、自身のフォースでそれを援護しながら試練を乗り越えた。ジェダイ評議会はパラトゥスの知恵に感服し、彼にはジェダイ・ナイトの称号が与えられ、同時にパダワンたちの教授に任命された。パラトゥスはその後何年間にもわたってコルサントで精密ドロイドを作り続けた。 クローン大戦が始まると、独立星系連合のドロイドの観察を行った。移動用に用いるバックパックを開発したのもこの頃である。このバックパックによりパラトゥスの動きは俊敏になり、パラトゥス特製のパイク型ライトセーバーを用いて戦場では多くのドロイド部隊を壊滅させた。クローン大戦が終わりに近づいた頃、パラトゥスは任務を終えてジェダイ聖堂に戻っていた。しかし、ダース・ベイダーがジェダイ聖堂を襲撃するとパニックに陥り、多くのジェダイがベイダーと応戦する中、自分の工具とドロイドと共に逃亡した。 ジェダイ聖堂からの逃亡には成功するも、その後のパラトゥスは自分自身の臆病さに酷く悩まされることになる。その結果、自分自身をコルサントから遠く離れたアウター・リムにある廃墟の星ラクサス・プライムに追放した。パラトゥスはそこでダース・ベイダーとパルパティーンを倒すためのドロイド軍の作成を試みた。しかし、月日が経つに連れて臆病さゆえの苦悩から精神のバランスは崩壊し、偏執と妄想にとらわれてしまう。精神が崩壊してもなおジェダイへの強い忠誠心を持っていたパラトゥスは、ラクサス・プライムのジャンクを用いてジェダイ聖堂のレプリカを作り上げる。その後ジェダイ評議会までもジャンクで再現し、ジャンクで組み上げたドロイドを操ってそのレプリカの警護にあたらせた。クローン大戦の数年後、帝国にパラトゥスの存在が発覚すると、ダース・ベイダーは自身の弟子であるスターキラーにパラトゥス殺害の任を与えラクサス・プライムに送り込む。パラトゥスのドロイド兵団はスターキラーの進入を執拗に拒んだが、最後にはジェダイ聖堂のレプリカの中でスターキラーに殺害された。 ガーム・ベル・イブリス (Garm Bel Iblis) コレリア選出の銀河元老院議員。分離主義運動が広がりを見せて共和国内部で軍隊創設の声が高まり始めた頃、大規模な戦乱の兆候を見て取ったイブリスは故郷コレリアを守るために共和国からの脱退を宣言。共和国からも独立星系連合からも一定の距離を置いて孤立した立場を取る。その後パルパティーンが銀河帝国設立を宣言するとイブリスは反対派の立場を取り、パルパティーンによって反逆者として一族もろとも死刑を宣告される。妻子を殺害された後、逃げ延びたイブリスはクラウド・シティに逃げ込むが、帝国によって指名手配されたイブリスは賞金稼ぎに狙われることになる。クラウド・シティが襲撃されると一度は捕らえられるが、ラーム・コタの指示で交渉を求めて訪れたスターキラーに救出され、彼の反乱同盟軍に軍備の提供者として協力することになり、ラーム・コタやベイル・オーガナらと同じく反乱同盟軍の基礎を築き上げた人物の一人となる。しかし、その後彼は反乱同盟軍の指導者であるモン・モスマがパルパティーンと同様に独裁者の座につこうとしているという誤解から彼女と対立して同盟軍から脱退。その後新共和国の時代になってようやくモスマへの誤解を解いた彼は新共和国に協力するようになった。 ジョラス・シボース (Jorus C'baoth) ティモシイ・ザーンによる『スローン3部作』『外宇宙航行計画』などに登場する人間の男性。シボースは、共和国末期に活躍した自称「ジェダイ・マスター」であり、惑星ボートラス出身。共和国の数々の外交任務や、皇帝即位以前のパルパティーンの私的顧問を務めたこともある高名なジェダイである。自らの提唱した、共和国の国境を越えた外宇宙の探査を行うアウトバウンド・フライト計画(外宇宙航行計画)への参加を最後に消息が途絶えている。後に、彼らの船団はスローン大提督率いるチス艦隊に攻撃され、探査チームは全滅していたことが判明。ジョラス・シボースを含むジェダイもその際に命を落としたものと思われる。 ジョルース・シボース (Joruus C'baoth) ジョラス・シボースのクローンだが、クローン製造の経緯は不明となっている。ジョルースは急速に成長させられたことによる副作用で、その精神状態は極めて不安定であった(この時用いられたスパーティ・クローニング・シリンダーを使用したクローン製造技術は、急速に成長させると、精神に異常をきたす副作用があった。クローン・トルーパー製造の際には別の技術が用いられた)。感情の起伏が激しく、自分の名前を「ジョラス(Jorus)」ではなく、「ジョルース(Joruus)」と発音するなど記憶も混乱している。 ジョルースが歴史の表舞台に登場するのは、エンドアの戦いから5年後、スローン大提督による銀河帝国軍の反撃が開始された時である。クローン大戦からすでに数十年、この間ジョルースがどのように過ごしていたのか定かではないが、スローンは惑星ウェイランドのタンティス山で、周辺の村落を治めるジョルースを発見した。この山にはパルパティーンの秘密倉庫があり、恐らくパルパティーンが制御困難なジョルースを、ダーク・ジェダイとして部下にする代わりに、この倉庫の番人として派遣したのだと考えられる。 スローンは、かつてパルパティーンがフォースを通じて帝国艦隊の士気を調整していたことを承知しており、その役目をジョルースに求めるため協力を要請した。ジョルースは、最初はスローンの要請を歯牙にもかけなかったが、ルークを始めとする新世代のジェダイを弟子として提供しようという申し出に心を動かされ、帝国艦隊に手を貸すことになった。しかし、最初の内はスローンの要請に従い帝国艦隊の士気調整を引き受けていたジョルースであるが、元々精神が不安定な上、新しい弟子を提供しようという約束をスローンが果たさないため、次第に苛立ちを募らせていった。さらにはジョマーク星で一度は手中に収めたはずのルークが、ジョルースの狂気を見抜いて逃亡したこともあり、スローンとジョルースの間には決定的な亀裂が生じてしまう。スローンの方ではパルパティーンの秘密倉庫からクローン製造技術を入手したことで、すでにジョルース自身は用済みとなっていた。一方、ジョルースの精神状態はさらに狂気の度合いを増し、ジェダイ騎士団を再興し、自ら銀河の支配者になろうとする。そのためには優れた弟子を求めた彼は、ルークやマラ・ジェイド、レイア、さらにはレイアの子供たちも手中に収め、自らの弟子とすることを目論んでいた。 タンティス山のクローン製造工場を破壊するために乗り込んできたルークとマラ・ジェイドは、そこで待ち構えていたジョルースとの最後の対決に臨む。ルークはジョルースの狂気を癒そうと説得を試みるが、ジョルースはルークとマラを力で圧倒し、さらにルーク自身のクローン「ルウク・スカイウォーカー」を差し向けるが、最終的にルウクはマラの手で倒される。ジョルースは完全に自制心を失って暴走しフォースを周囲に解き放ったが、一瞬の隙を突かれてマラの手で倒された。 ジュノ・エクリプス (Juno Eclipse) テレビゲーム『スター・ウォーズ フォース アンリーシュド』に登場。惑星コルラーン出身の女性。ジュノは父親と別居し、母親と二人暮らしであったが、コルラーン内の反乱軍と帝国軍との戦いに巻き込まれて母親が死亡すると父親に引き取られた。ジュノの父親は帝国支持派であり、帝国がいかに善良であるかを娘に教え込んだが、次第に父親と距離を感じるようになる。父親がコルラーグの帝国アカデミーの入校者を尊敬していたことを知ると、すぐに帝国アカデミーに入校して模範生となったが父の態度は変わらなかった。14歳の若さでアカデミーを最年少で合格したジュノは、機械の修理・操縦の方法やドロイドの整備、武器の使い方などを学んでいった。しかし父の態度は変わらず、ジュノの卒業式にすら姿を現さなかった。失望したジュノは帝国軍に入隊すると、家には二度と戻らないと決心した。 アカデミー卒業後はアウター・リムなどでいくつかの任務をこなし、常に成功を収めた。これによりジュノは勲章と共に尊敬を集めるようになり、ダース・ベイダーの目に留まり、アウター・リムの惑星カロスの爆撃作戦に参加した。その最中、ジュノは猛攻を受ける惑星カロスの人々が何の抵抗力も持たないことに気づき困惑するが、最終的には指示通りに惑星のプラネリー・リアクターを破壊した。この功績を受け、ベイダーによりジュノは彼の弟子スターキラーの船「ローグ・シャドウ」のパイロットに任命される。その後、スターキラーと共にベイダーの指示を受けていくつかの作戦行動を取るも、スターキラーがベイダーに裏切られると同時に捕らえられ、反逆者の烙印を押される。帝国に失望したジュノは生き延びたスターキラーと共に反乱同盟軍の設立のために奔走する。行動を共にするうちにスターキラーに対して恋愛感情を抱くようになり、デス・スターでの反乱同盟軍救出作戦の直前に、彼に思いを伝える。その後、スターキラーがパルパティーンから反乱同盟軍の指導者を守るために自らを犠牲にして大爆発を起こした際に、彼らを連れてローグ・シャドウでデス・スターから脱出する。 ダークサイド・エンディングではスターキラーたちを脱出させるために現れたところで皇帝によって操縦していたローグ・シャドウをフォースで捕まれ、スターキラーの頭上に墜落させられてしまう。ジュノはこの時に死亡したか、捕らえられて処刑されたと見られる。 ラーム・コタ (Rahm Kota) 『スター・ウォーズ フォース アンリーシュド』に登場。クローン大戦では将軍として活躍し、オーダー66を逃れた数少ないジェダイの一人。ジェダイになる以前は故郷の惑星で自由のために戦う戦士で、10歳になる前から戦争に参加していた。18歳になった時、その惑星での戦争の仲介役として訪れたメイス・ウィンドゥに出会い、才能を見出される。任務を終えたメイスはコタを連れ帰り、ヨーダと共にコタを鍛えた。コタはジェダイ評議会にも頻繁に反対意見を出しており、犯罪者の取締りの強化を訴え続けていた。クローン大戦が始まると、コタはすぐに指揮官としての才能を発揮し将軍の任に着くが、コタはクローンの部隊を信用せず、周辺の惑星から義勇軍を募り自分の部隊に加えた。このことが、後のオーダー66発令時にコタの命を救うことに繋がり、コタは自分の部隊と共にアウター・リムへ逃げ込んだ。公式にはクローン大戦で死亡したとされていたが、その後再び姿を現したコタは銀河中の帝国の施設を次々と攻撃・壊滅させ、ダース・ベイダーを誘き出そうとした。 その後、ダース・ベイダーの弟子であるスターキラーに殺されたと思われていたが、近隣の惑星ナー・シャッダに身を隠していた。スターキラーとの戦いで両目を失明し、顔に布を巻いて酒に溺れるという堕落した生活を送っていたが、再びコタの前に現れたスターキラーの呼びかけに応じ、ベイル・オーガナ、モン・モスマと共に後の反乱同盟軍の骨子を作る一人となる。反乱同盟軍の誓約の場を帝国軍に襲撃されて捕らえられ、デス・スターに連行されると最後まで抵抗したが、パルパティーンによってフォース・ライトニングを浴びせられる。しかし、スターキラーが自らを犠牲にして時間を稼ぎ、その隙にコタは元老院議員と共に脱出し、反乱同盟軍の正式な発足に立ち会うことになる。ダークサイド・エンディングでは直接的な描写はないものの、皇帝によって殺害されたことが示唆されている。 ダッシュ・レンダー (Dash Rendar) スティーヴ・ペリーによる小説『帝国の影』及びそのゲーム化版であるNINTENDO64のゲーム『スター・ウォーズ 帝国の影』に登場する。惑星コレリア出身であり、彼の一家はコルサントなどの銀河系中心部において運送業を営んでいた。同郷のハン・ソロと同じように帝国アカデミーに所属し、優秀な成績を残していた。しかし、コルサントでダッシュの兄が貨物の積み卸し作業をしていた際に起きた事故で死亡し、この事故に皇帝パルパティーンが所有していた博物館が巻き込まれてしまうという事態が発生する。博物館に収蔵されていたシスやジェダイの貴重な工芸品が数多く失われたことに激怒したパルパティーンはダッシュの一家が経営していた輸送会社を解体し、その資産を商売敵であるプリンス・シゾールが経営する会社のものとした。この出来事によりダッシュは帝国への強い憎しみを抱くようになる。 密輸業者になったダッシュは「アウトライダー」という専用の宇宙船と、相棒のドロイド「リーボ」を所有し、ハン・ソロやカルリジアンとも密輸を通し、その腕を認め合う仲となった。反乱同盟軍のエコー基地に物資を輸送した直後に帝国軍の攻撃が始まってしまったが、無人だったスノースピーダーに乗り込み、敵のAT-ATウォーカーを数体撃破。そのため同基地に足止めを食らってしまったが何とか生還する。ソロが帝国軍に捕まった直後に反乱軍と合流し、レイアの依頼で独自にハン・ソロを捜索する。その過程で、暗殺ドロイドのIG-88や、賞金稼ぎボバ・フェットと死闘を繰り広げ、帝国軍の貨物船「スプローサ」に潜入し、第2デス・スターの機密情報を掴む。 その後もルークやカルリジアンたちを援助し、プリンス・シゾールのコルサントにある宮殿に潜入。反乱軍と共にシゾール率いるブラック・サンとの戦いに参加し、シゾールがいたスカイフックの爆破に大きく貢献したが、崩壊するスカイフックから脱出する際に爆発に巻き込まれ姿を消した。死亡したと思われているダッシュだが、ゲーム『スター・ウォーズ 帝国の影』ではハードモード以上でクリアすると通常とは異なるエンディングを見ることができ、ダッシュが迎えた「真の結末」を知ることができる。 なお、彼の愛機「アウトライダー」はコレリアンYT-2400を改良強化した機体である。この機体は『エピソード4(特別編)』で、モス・アイズリー上空に一瞬だけ登場している。 プリンス・シゾール (Plince Xizor) 小説『帝国の影』及びゲーム作品『スター・ウォーズ 帝国の影』に登場するエイリアン。「帝国の影」として勢力を拡大する犯罪組織ブラック・サンの首領で、ダース・ベイダーの政敵。 シゾールが率いる犯罪組織ブラック・サンは「帝国の影」として勢力を拡大し、銀河広域に勢力を持つ犯罪組織である。その影響力は絶大であり、シゾールは銀河帝国皇帝パルパティーンとの謁見を許可されているほどである。シゾール自身、ベイダーに次ぐ財力を持つと言われており、犯罪王と言われたギャングのジャバ・ザ・ハットですら、逆らえない形でシゾールにはベーシック言語を用いて、かつ、敬語で接する。才覚や残忍さはもちろん、その格闘能力やブラスターの射撃技術、またパイロットとしての腕も一流である。精巧に美しい人間の女性の外見を模しつつも、ジェダイの騎士とも互角に渡り合えるほどの戦闘能力を持ったドロイドの「グリ」(製作に900万クレジットを費やした)を側近に従えている。また、人間より寿命が長く、爬虫類のような外見をした、感情を表に出さない種族「ファリーン」の王子でもある。ファリーンは強力なフェロモンを放出することで人間型種族の異性を籠絡する能力を持っており、シゾールはこの能力に強い自信を持っていた。シゾールは時折この能力で手籠めにした女性と交際することがあったが、関係を長続きさせることは考えておらず、一定の期間が経つと高価なプレゼントを手切れ金として与えて関係の終了を通告し、相手の女性が通告を無視して関係の継続を求めた場合には見せしめとして残忍な手段を選んで殺害していた。 シゾールは共和国時代に惑星ファリーンの小国家の王族として生まれた。英才教育を受けた彼は他の惑星に留学し、また輸送会社シゾール輸送システムを設立し、その才能を発揮していた。しかし、ダース・モールに前の首領や幹部を殺害された犯罪シンジケート「ブラック・サン」に加入し、パルパティーンが帝国を樹立した頃には組織のボスとなる。一方で、故郷の惑星ファリーンで生物兵器実験を行っていたダース・ベイダーが病原菌を蔓延させ、惑星全土への「浄化」と称して首都を砲撃し、シゾールの家族及び一族を皆殺しにした。これ以降シゾールはベイダーへの恨みを募らせ、復讐の機会を狙っていた。 数年後、シゾールはパルパティーンに謁見している最中、ダース・ベイダーから皇帝に対する報告を耳にし、その中でルークの名を知る。シゾールはベイダーがジェダイの騎士だった頃の名「アナキン・スカイウォーカー」や、その師オビ=ワン・ケノービの存在も知っていた。二人の会話から、ルークがベイダーの息子であることを知る。さらに、ベイダーがルークを我がものにし、皇帝を倒させて親子で銀河の覇者となろうと考えていることも悟り、シゾールはベイダーがルークを皇帝に献上する前にルークを殺害し、ベイダーの忠誠心が偽りであったことを示して失脚させ、帝国におけるナンバー2の地位を収奪する事を計画する。 シゾールはルークを暗殺するため、ハン・ソロをボバ・フェットの手から救出しようとするルークに対し、反乱軍のメカニックを買収してウェッジ・アンティリーズのXウィング スターファイターのR2ドロイドを暴走させるが、ルークのフォースにより窮地を脱せられ、メカニックもウェッジに返り討ちに遭った。タトゥイーンに戻ったルークをバイカーにより襲撃する計画も、ルークのテクニックとダッシュ・レンダーの援護により阻止された。この間、シゾールはベイダーを遠ざけておくため、皇帝に反乱軍の基地の情報を提供し、皇帝の信頼を得てベイダーに屈辱を与え、しかもブラック・サンに反発する軍事産業に打撃を与えるという計画を取っていた。そして、反乱軍の中心人物であり、女性としても魅力的なレイアを自分のものにするため、皇帝に進言してデス・スターの設計図をわざとルークに入手させる。一方で、ルーク暗殺の情報を得ようとするレイアの元へ、グリを使者として送る。惑星ボサンにて、ルークはベイダーの雇った賞金稼ぎに捕えられそうになるが、ルーク自身のフォースによる実力と、カルリジアンが操縦するミレニアム・ファルコンにより逃れる。ここでベイダーは、賞金稼ぎにブラック・サンからルークを殺害するように金が支払われていた事実を知り、シゾールに「ルークに手を出したならば報復措置を取る」と告げる。 その頃、コルサントに賞金稼ぎ「ブーシ」に変装したレイアとチューバッカが到着していた。シゾールはファリーン特有の能力であるフェロモンを用いてレイアを籠落させようとしたが、チューバッカの機転とレイアの強い意志の前に計画は失敗し、シゾールはレイアを監禁する。レイアはグリの隙をついて脱出し、ルークたちと落ち合ったところでシゾールと対決する。ルークのフォースによる戦闘力と、カルリジアンが用意した熱爆弾(サーマル・デトネーター)で形勢が逆転し、グリもルークとの決闘に敗れ、シゾールのアジト及びブラック・サンの軸となるデータは消滅した。ルークたちはC-3POとR2-D2が操縦するファルコンで、シゾールは専用のスターバイパー「ヴィラーゴ」に乗って脱出した。怒り狂ったシゾールは、「ファリーン・フィスト」と名付けた空中宮殿(スカイフック)へ逃げ込み、ブラック・サンの艦隊を用いてファルコンを破壊しようとするが、逃げ込む前のスカイフックへの通信をベイダーに傍受される。シゾールが自らを陥れることを画策していた証拠を得たベイダーは、スーパー・スター・デストロイヤー「エグゼクター」でシゾールの空中宮殿と艦隊を砲撃し、シゾールは死亡した。シゾールが死に、グリが行方不明となったブラック・サンは弱体化し、10年後にダーガ・ザ・ハットによって再編されるまで表舞台には出なくなった。 レンガ・ジクストン (Wrenga Jixton) スピンオフコミック『スター・ウォーズ シャドウズ・オブ・ジ・エンパイア 帝国の影』に登場。ダース・ベイダー直属のスパイ又はトラブルシューター(処理人)。惑星コレリアの出身で帝国アカデミーに所属し、卒業後は帝国宇宙軍に入り、仲間からはジックスの愛称で親しまれていた。彼は有能だったため、順調に昇進を重ね、すぐに1等軍曹となった。惑星ファリーンでベイダーが設立した細菌研究の施設が事故を起こし病原菌が広まると、ベイダーは研究施設の破壊と周辺に住むファリーンの住民抹殺を命じ、プリンス・シゾールの家族を含む20万人以上が殺害された。ジックスはこの事件の罪を擦り付けられて軍法会議にかけられ、惑星ケッセルのスパイス鉱山に送られたが脱出した。 その後、指名手配されたジックスは砂漠の惑星アリダスに隠れ住みながら傭兵となって働いていた。アリダスには反乱同盟軍の武器を蓄える基地があり、その事を知ったベイダーはルークをアリダスに誘き寄せるため、俳優を雇いアリダスでオビ=ワンのふりをして生活させた。オビ=ワンを探すルークをアリダスに誘うことには成功したが、ベイダーの略策は裏目に出て失敗し、ベイダー自身が意識不明の重傷を負ってしまう。ジックスはベイダーを発見して救助し、以後ジックスはベイダーの個人的なスパイとして働く事となる。最初の仕事は帝国への反逆罪の嫌疑がかかった惑星コルラグのトーロック総督を暗殺するという仕事だった。その後は惑星タトゥイーンでプリンス・シゾールの差し金によりルークの命を狙うジャバの妨害を命じられる。ジックスはジャバがルーク抹殺のため雇った、スウープ・ギャングのメンバーとなるため、ギャングのボスであるビッグ・ギズとスウープ・バイクで一対一の対抗レースに勝ち、ギャングのメンバーとして認められ、潜入することに成功した。そして、ジックスはルーク抹殺のためのジャバの傭兵に紛れ、ビッグ・ギズの仲間の振りをしながらベガーズ・キャニオンでルークを追跡し、ビッグ・ギズのギャングを裏切り、ルーク護衛のため彼らを妨害することに成功した。 アーカ・ジェス (Arca Jeth) 日本未発売のコミックKnights of the Old Republicや、それに関連する作品に登場する人物。アーカニア原住のアーカニアンという人間に似た種族出身のジェダイ・マスターである。目に瞳がなく、ほりの深い顔立ちをしている。 ヤヴィンの戦いの4000年前、マスター・アーカは共和国に加盟したばかりの惑星オンダロンにお目付け役として赴任した。そこには400年前のダーク・ジェダイ、フリードン・ナッドの霊が眠り、当地の女王にダークサイドの力を与えていた。 マスター・アーカは弟子を率いて女王を打倒し、ナッドの霊を封印した。しかし、その戦いで彼は麻痺し、虫の息となった所を辛くも救出された。
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レジェンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 19:23 UTC 版)
種族は正史同様にカリーシュ、クローン大戦が勃発するまではサイボーグではなく、妻子や友人もいた。平和な日常に適応することが難しいほど好戦的な性格だったといわれ、戦いに対して美学を持つ、誇り高い武人気質の持ち主でもあった。本名はカイメイン・ジャイ・シーラル(Qymaen jai Sheelal)。 分離主義勢力の勧誘を受けたグリーヴァスは、故郷カリーが戦争によって被った莫大な負債を帳消しにすることを交換条件に参加した。しかし、分離主義の黒幕であるダース・シディアスはカリーをより扱いやすくすることを考え、分離主義者に命じて彼の乗る宇宙船を意図的に爆発事故に巻き込み、謀殺しようと試みたが失敗に終わった。重傷を負ったグリーヴァスはジオノージアンによって有無を言わさずサイボーグにされてしまった。どうにか一命を取りとめたグリーヴァスであったが、脳の改造で記憶や精神にまで操作を加えられた事により、サイボーグとなった後はドゥークー伯爵、そしてダースシディアスの忠実な手先として行動するようになる。アサージ・ヴェントレスや賞金稼ぎのダージらと共に、ドロイド軍の司令官候補の一人として選ばれたグリーヴァスはバトルロワイアルの末に勝利、その実力を認められて将軍の座を与えられた。 グリーヴァスの存在が知られるようになったのは工業惑星ハイポリでの戦いであり、この戦いでグリーヴァスはドロイドの大軍を率い、ジェダイ・マスターを含む多くのジェダイ達を次々と抹殺するという戦果を挙げ、以降も共和国中心部の星系インナーリムを次々と侵攻し恐れられた。 サイボーグへの改造手術により、いくつかの感情を失ったグリーヴァスであったが、以前のカリーシュの将軍であった記憶から次第に大きな虚栄心を抱くようになり、改造当初はありきたりなドロイドのプレートで覆われていた顔面に鋭い金属の歯を取り付け、更にドロイドの顔面をカリーシュの戦士が身に付ける猛獣の骨で出来た仮面を模したものに換装すると、大柄ながらも貧弱にすら見える機械の身体に長いケープを羽織るようになった。 自身の側近であるマグナガードにもカリーシュ伝統のケープを羽織らせると、度重なる戦闘で汚れ、傷だらけになった姿を敢えて直さず、誇りとしていた(このため、劇中のグリーヴァスのボディには無数の傷が残っている)。非常に残忍な性格で恐れられ、民間人や難民、女子供であろうと躊躇なく無差別に攻撃する。これはサイボーグ化の際に脳を操作された為であり、グリーヴァスの残酷さは殆どがこの改造に由来していると言われる。更に軽口を叩いたドロイドに八つ当たりをするなど、部下への扱いはぞんざいである。通商連合のヌート・ガンレイとは初対面時にドロイドと間違えられた事から不仲であるとされる。 咳き込んでいるのはコルサントの戦いにてメイス・ウィンドゥのフォース攻撃を受けて呼吸器を損傷した為となっている。電子脳のアシストによりあらゆる角度から攻撃を仕掛けることができる他、脚を用いた三刀流も得意とする。シャク・ティ、キ=アディ=ムンディ、アイラ・セキュラなどジェダイマスターを含む五人のジェダイと同時に切り結ぶほどの実力者。ジェダイの用いるフォームを電子脳へインプットさせ、そのまま返す能力を持つ。 ライトセーバーはケーブや腰に装着して、常時複数本携行している。そのうちの1本は、ジェダイ・マスター・サイフォ=ディアスのライトセーバーであり、これは、グリーヴァスが重傷を負いサイボーグ化した時、見舞いに来たドゥークー伯爵から快気祝いとして贈られたもので、グリーヴァスはこのサイフォ=ディアスのライトセーバーがとりわけお気に入りであった。
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