レジェンズにおける作中の設定とは? わかりやすく解説

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レジェンズにおける作中の設定

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 23:39 UTC 版)

Xウイング」の記事における「レジェンズにおける作中の設定」の解説

Xウイング反乱同盟軍に於いてあらゆる任務使用可能なマルチロール機多用途戦闘機)であり、本機運用した部隊としてローグ中隊が有名である。 元々、Xウイング銀河帝国新型制式戦闘機として開発進められていた。しかし帝国軍情報部から、開発元であったインコム社の開発チーム中に反乱同盟軍シンパがいるという疑い掛けられメンバーはこの開発プロジェクトから解任された。彼らには厳し尋問が行われていたが、それを察知した同盟軍設計図及び2機の試作機と共に彼らを救出した社内残っていたXウイングデータ全て破棄されたとされている。 Xウイング最大特徴機体後部の4主翼、SフォイルStrike foils/Stability foils)である。着陸時や駐機時には、このSフォイル両側の同一平面上に閉じた状態で固定しているが、戦闘時にはそれを(機体軸線方向から見て)X状に開いた戦闘ポジション」に固定して飛行する(これがXウイングという呼称の由来である)。またSフォイル展開することにより内側ラジエーターから放熱することが出来、それに加えて機体自体表面積増加により、非常に効率的な冷却可能になっている(初期型では非展開時は放熱能力不足するためレーザー・キャノン発射不可能にする安全機構が設けられていた)。そして、4のSフォイル先端には4基のテイムバック社製KX9レーザー・キャノン搭載されており、このレーザー・キャノン角度にして数度ではあるが捕捉し敵機にその砲口固定することが可能である。さらにSフォイル戦闘ポジション展開することで射界格段に拡大したため、TIEファイターなどの小型戦闘機に対しても高い命中率誇ったコクピット機体のほぼ真ん中配置されており、パイロット一名であるが後ろのドロイド・ソケットにR2シリーズR4シリーズアストロメク・ドロイド搭載することが可能である(これ以外は接続出来ない)。搭載されドロイド主な役割であるハイパースペースジャンプの座標計算の他、自動操縦戦闘中レーザー砲偏向シールド推進エンジンへのパワー供給量の調整等を担当し自身作業アームの届く範囲での応急修理も行う。また本機操縦が非常に簡単であり、同じインコム機で、アウター・リム若者中心に非常に広く浸透している大気圏内機、T-16スカイホッパー操縦方法酷似している為、T-16操縦したことのあるパイロットならXウイングはすぐにでも乗りこなすことができるとされている(事実同盟軍ではT-16Xウイング練習機として使用している)。 コクピット真下には2門のプロトン魚雷ランチャー搭載されており、機体内部爆弾槽に計6発を装填出来る。またこのランチャーは、震盪ミサイル等のランチャー容易に換装可能である。しかし常に資金難である同盟軍にとっては、ミサイル等の兵器購入は非常に重い負担となるため、通常の戦闘時には、ほぼ1組(2発)か一発装填せずに出撃していた。デススター攻略戦の時ですら、一発搭載していない機体があったほどである(ルークが2発搭載していたのは偶然だった)。 その優れた性能により、Xウイング帝国軍主力戦闘機であるTIEファイター圧倒し帝国軍はそのためにTIEファイター改良したTIEインターセプター開発余儀なくされることになる。しかもそのTIEインターセプターでさえ、大抵の戦闘ではXウイングに勝つことができていないのも、Xウイング高性能さを物語っているといえよう実際銀河内乱時、「TIEファイターXウイングを一機撃墜できる時間があれば、XウイングTIEを5機撃墜しているだろう」などと言われていたほどである。ただし、帝国軍配備するTIEファイターの数はXウイングの5倍どころか数十倍、数百倍にも及ぶため、同盟軍パイロットがいかに勇敢で優れた技量持っていても、大量に押し寄せるTIEシリーズと、技術勇気では決し同盟軍引けとらない帝国パイロット相手過酷な戦闘強いられ続け、敵を5機10撃墜したところで同盟軍劣勢覆ることはなかった。 Xウイング良好な機動性強力な武装十分な防御能力備えた戦闘機であり、Z-95ヘッドハンターYウイングなどの旧式戦闘機頼っていた同盟軍にとって、初め帝国軍新鋭戦闘機凌駕する性能を持つ機体である。しかしその反面高性能かつ余りにも多機能な点が災いし戦闘機としては非常に高価な機体になった素晴らし操縦性反面お世辞にも整備性良い兵器とは言い難く、その複雑極まる精緻な内部構造は常に資金難にあえぐ同盟軍およびその整備兵苦しめ続けた作戦のたびにただでさえ足りない機体全機稼働状態にすべく、整備追われることとなったのである結局同盟軍銀河内乱最後まで、潤沢な機数のXウイング部隊を持つことはできなかった。それでも現場評価は非常に高かったが、同盟軍スポンサー中には劣勢反乱同盟軍主力戦闘機とするにはあまりにも高級機過ぎるのではないかという声もあった。 また、その高価さ、多機能故に搭乗員脱出躊躇うという事例がしばしば見られた。前述通り同盟軍にとって非常に高価貴重な主力戦闘機であり、さらに輸送船の不足を補うために、脱出戦闘などでは機内コンテナ積み込めるだけの重要物資応急処置予備パーツ積んでいることも多かったのである(もっとも、スペアパーツ・ボックス内のパーツ放棄してダミーフレア代用として使う戦術もあったのだが)。このため優秀な脱出装置備わっているにも拘らず被弾時にギリギリまで機体放棄することをためらい結果として戦死してしまうパイロットが後を絶たなかった。常に優勢な帝国軍攻勢を受け続けており、パイロットが皆歴戦ベテラン揃いだったため、自分機体少なからず愛着があったのも機と共に散ってしまう傾向拍車をかけていたようである。一方帝国軍ではパイロット機体固定されていない(いつも違う機体乗り込んでいる)関係上、パイロットTIEファイターという機種には誇りをもっていても機体そのもの愛着はなかったため、可能な状況であれば脱出をためらわなかった。 Xウイングその後数十年に渡って反乱同盟軍/新共和国主力戦闘機として使用され、のちにXJ型、ジェダイ専用機ステルスXなどの改良機も開発されている。後期Xウイングはその整備性悪さ性能改善されている。

※この「レジェンズにおける作中の設定」の解説は、「Xウイング」の解説の一部です。
「レジェンズにおける作中の設定」を含む「Xウイング」の記事については、「Xウイング」の概要を参照ください。

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