図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/01 12:51 UTC 版)
図書館の規模
世界の国立図書館の中には、書籍を含めて数千万単位の図書館資料を所蔵する図書館もある。アメリカ議会図書館やモスクワのロシア国立図書館 、中国国家図書館、大英図書館などが有名である。
日本には2013年現在、公立・私立の公共図書館が3,246館あり、約4億2,383万冊の蔵書を所蔵している[27]。大学図書館(短大・高専図書館を含む)は1,674館であり、約3億3,166万冊の蔵書を所蔵している[28]。日本最大の図書館は国立国会図書館東京本館である。
山梨県は、人口10万人に対する図書館の数が6.59で全国1位(全国平均2.61、2018年の記事による)[29]。
図書館の種類
設置者別
サービス対象別
所蔵資料別
その他の区分
世界の主な図書館
- スペイン国立図書館
- ローマ国立中央図書館(イタリア)
- ケンブリッジ大学図書館(イギリス)
- エジプト国立図書館・公文書館
- ハーバード図書館(アメリカ)
- マサチューセッツ工科大学図書館(アメリカ)
- ギリシャ国立図書館
- インド国立図書館
- アメリカ議会図書館
- アンブロジアーナ図書館(イタリア)
- イスラエル国立図書館
- ウプサラ大学図書館(スウェーデン)
- 大英図書館
- オーストラリア国立図書館
- カーネギー図書館(アメリカほか各国)
- 国家図書館(台湾)
- 人民大学習堂(北朝鮮)
- 新アレクサンドリア図書館(エジプト)
- 中国国家図書館
- デンマーク王立図書館
- ドイツ国立図書館
- ニューヨーク公共図書館(アメリカ)
- バイエルン州立図書館(ドイツ)
- バチカン図書館
- フィレンツェ国立中央図書館(イタリア)
- フランス国立図書館
- ベルリン州立図書館(ドイツ)
- ボドリアン図書館(イギリス)
- ロシア国立図書館(サンクトペテルブルク)
- ロシア国立図書館(モスクワ)
日本の国立図書館
日本の専門図書館
電子図書館
図書館に関する研究
資料組織論や図書分類法など図書館の運営を研究する図書館学が古くからある。また近年、図書館学と情報学を融合させた社会学的な図書館情報学も研究されている。図書館員、司書の育成、図書館学の研究のためのライブラリー・スクールがある。
- ^ 清水 2014.
- ^ メノカル 2005, pp. 30–32.
- ^ a b c 石川徹也,根本彰,吉見俊哉 編 2011, p. 5.
- ^ a b “History of Library Developments in China” (PDF). IFLA. IFLA. 2021年3月5日閲覧。 p3-4
- ^ International dictionary of library histories, 169ページ
- ^ 第16回MULU定例茶話会「宮城の図書館のルーツを学ぶ:青柳文庫ビブリヲバトル」参加記
- ^ 佐々木隆、木下直之、鈴木淳、宮地正人『ビジュアル・ワイド明治時代館』小学館、2005年12月、264頁。
- ^ 柴田和夫『「北の丸」第2号の「国立公文書館所蔵明治初期建白書について」』国立公文書館、1976年、3-21頁。
- ^ 佐々木 亨、亀井 修、竹内 有理『新訂 博物館経営・情報論』放送大学教育振興会、2009年、195頁。ISBN 978-4-595-30826-0。
- ^ “事例14:桑名市図書館等複合公共施設特定事業(事業概要) : 民間資金等活用事業推進室(PPP/PFI推進室) - 内閣府”. 内閣府ホームページ. 2024年1月20日閲覧。
- ^ 宮部頼子 編 2012, p. 13.
- ^ 宮部頼子 編 2012, p. 13-14.
- ^ a b 日本図書館情報学会用語辞典編集委員会 編『図書館情報学会用語辞典』(第3版)丸善、2007年、17頁。
- ^ a b 小黒浩司 編著 2018, p. 2.
- ^ a b 小黒浩司 編著 2018, p. 2-4.
- ^ 小黒浩司 編著 2018, p. 4.
- ^ 小黒浩司 編著 2018, p. 4-5.
- ^ a b c 小黒浩司 編著 2018, p. 6.
- ^ 障害者サービスについて 京都市図書館
- ^ 宮部頼子 編 2012, p. 10.
- ^ “転売禁止の図書館「除籍本」がメルカリに大量出品、「税金で買った本」なのにいいの? - 弁護士ドットコムニュース”. 弁護士ドットコム (2024年1月18日). 2024年1月19日閲覧。
- ^ 図書館法第2条
- ^ a b c 石川徹也,根本彰,吉見俊哉 編 2011, p. 6.
- ^ 石川徹也,根本彰,吉見俊哉 編 2011, p. 6-8.
- ^ a b c 石川徹也,根本彰,吉見俊哉 編 2011, p. 8.
- ^ 三重県総合教育センター 編『三重県教育史 第二巻』三重学校生活協同組合、1981年3月30日、1019頁。全国書誌番号:82025909
- ^ 日本図書館協会. “日本の図書館統計 公共図書館集計(2014年)” (PDF). 2015年8月29日閲覧。
- ^ 日本図書館協会. “日本の図書館統計 大学図書館集計I(2014)” (PDF). 2015年8月29日閲覧。
- ^ なぜ、山梨県は「長寿」なのか?AIの分析でわかった衝撃の理由
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