small poxとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 日本語表現辞典 > small poxの意味・解説 

smallpox

別表記:スモールポックス

「smallpox」の意味・「smallpox」とは

「smallpox」とは、天然痘を指す英語の単語である。天然痘は、ウイルスによって引き起こされる感染症で、高熱発疹特徴的な症状である。過去には世界中で流行し多く死者出したが、現在ではワクチン普及により、世界中で根絶されている。

「smallpox」の発音・読み方

「smallpox」の発音は、IPA表記では /ˈsmɔːlpɒks/ となる。カタカナ直すと「スモールポックス」が近い。日本人発音する際のカタカナ英語読み方も「スモールポックス」である。

「smallpox」の定義を英語で解説

「smallpox」は、"an acute contagious viral disease, with fever and pustules usually leaving permanent scars"と定義される。これは、「急性の感染性ウイルス病で、通常は熱と膿疱出現し永続的な瘢痕を残す」という意味である。

「smallpox」の類語

「smallpox」の類語としては、「variola」がある。これはラテン語由来医学用語で、天然痘を指す。また、pox」も「smallpox」の一部であり、一般的には様々な種類疱疹症を指す。

「smallpox」に関連する用語・表現

「smallpox」に関連する用語としては、「vaccine」(ワクチン)、「eradication」(根絶)、「variola virus」(天然痘ウイルス)などがある。これらは天然痘予防治療、または原因ウイルス関連する表現である。

「smallpox」の例文

1. Smallpox was a deadly disease that killed millions of people worldwide.(天然痘世界中で百万人もの人々死に至らせた致命的な病気であった。)
2. The smallpox vaccine has successfully eradicated the disease.(天然痘ワクチンは、病気成功裏根絶した。)
3. Variola virus is the cause of smallpox.(天然痘ウイルス天然痘原因である。)
4. Smallpox left permanent scars on the skin.(天然痘皮膚永続的な瘢痕残した。)
5. The World Health Organization declared smallpox eradicated in 1980.(世界保健機関1980年天然痘の根絶宣言した。)
6. Smallpox was highly contagious and spread rapidly.(天然痘は非常に感染力強く急速に広がった。)
7. Smallpox has been one of the world's most devastating diseases.(天然痘世界で最も壊滅的な病気一つであった。)
8. The last known natural case of smallpox occurred in Somalia in 1977.(最後自然発生した天然痘症例1977年ソマリア発生した。)
9. Smallpox is the only disease that has been eradicated by human effort.(天然痘人間努力によって根絶され唯一の病気である。)
10. The eradication of smallpox is considered a major achievement in medical history.(天然痘の根絶医学史上の大きな成果考えられている。)

smallpox


【天然痘】(てんねんとう)

Small pox.
天然痘ウィルスによって引き起こされる病。痘瘡とうそう)とも。
極めて伝染力強く致死率高く人類に対して最も脅威与えた病原体一つである。

感染経路は主に飛沫接触潜伏期間は1~2週間
発症初期2~3日ほどは40前後高熱、咳、頭痛など風邪に近い自覚症状発する
その後症状一時改善するが、顔や全身に醜い水疱出現。この時の痕は完治しない
7日9日目に再び高熱発し、また水疱内臓にも生じる。
致死率3050%。死に至る事例多く肺の損傷による呼吸不全直接死因となる。

発症後有効な治療法存在しないが、発症後2~3週間生存すれば免疫抗体により完治する
免疫抗体生涯渡って維持され一生の間に二度以上罹患する事はまずない。

1798年イギリスエドワード・ジェンナー天然痘ワクチン開発している。
現代では対症療法確立しており、感染後4日以内適切な治療受けられれば確実に助かる。

1958年からは国連世界保健機関(WHO)が「世界天然痘根絶計画」を実施
1980年1977年以降新たな患者世界で一例確認されなかった事実根拠として完遂宣言された。
現在、天然痘ウィルス自然界から根絶され、どこにも存在しないもの推定されている。

ただし、研究所医療機関では今も天然痘ウィルス培養保存されている。
旧ソ連生物兵器用に培養された天然痘ウィルス流出したという真偽不明報告もある。
また、生物兵器として秘密裏天然痘ウィルス保有している疑いのある軍隊研究機関数多い

天然痘がほぼ根絶され1976年以降、天然痘の予防接種行われていない。
予防接種による免疫は5~10年消失するため、天然痘の免疫を持つ人間は今では皆無に近い。
そのため、生物兵器としてテロ使用され場合には甚大な被害予想される
現代でも軍隊海外派遣される際には将兵天然痘ワクチン投与される事がある

関連NBC兵器 大量破壊兵器

生物兵器としての使用例

歴史上では、大航海時代アメリカ大陸発生した疫禍が特に有名。

当時、「新大陸」を求めて探検入植してきた西洋人多く天然痘ウィルス保菌者であった
そしてアメリカ大陸当時まだ天然痘は存在せず現地人は天然痘に対して一切免疫を持たなかった。
結果現地で天然痘が大流行アステカインカなど中南米諸国民の過半数死亡するまでに至った
その大混乱乗じてスペイン人らが征服掠奪虐殺繰り返し当時中南米諸国家は消滅憂き目見た

これは当初純然たる事故であった。しかし、やがて天然痘は「民族浄化」に活用されるうになる
当時入植者多くは天然痘からの生還者か、種痘受けた人々であり、天然痘に免疫持っていた。
しかし一方で南北アメリカ先住民は天然痘に免疫がなく、感染避け衛生観念さえなかった。
結果、「天然痘患者使った毛布などの日用品」は生物兵器として人類史上最も劇的な戦果挙げている。


天然痘

【英】:Smallpox

痘瘡ウイルス病原体とする感染症で、感染後高熱全身皮膚粘膜水痘様の発疹多数あらわれる。天然痘は世界各地約3000年前から、人類の歴史変えるほどの大流行繰り返してきた。特に乳幼児にとっては最大病気で、これから回復して瘢痕を残すことから、世界中で不治悪魔病気恐れられていた。
痘瘡ウイルスヒトにのみ感染するという疫学的特性終生免疫成立する種痘ワクチン武器として、WHOが1958年から撲滅作戦展開した結果、天然痘は1977年ソマリア青年患者最後に報告されておらず、1980年世界保健総会において根絶宣言出された。(その後実験室感染が数件報告されている)。天然痘は、撲滅宣言出され唯一の感染症である。
 WHOの作戦とは、天然痘患者発生すると、その発病1ヶ月前から患者接触した人々対象として種痘行いウイルスの伝播拡散防いで孤立させる事で天然痘の感染拡大を防ぐことであった。これはモッピングと言われる戦略で、ポリオ根絶対策でも現在用いられている。
 痘瘡ウイルスは現在、米国ロシアレベル4施設厳重に管理されているが、近年、これを用いたバイオテロ危険性叫ばれ新たな局面迎えている。(玉城英彦

参考URL:WHO天然痘ホームページ http://www.who.int/topics/smallpox/en/

天然痘

別名:痘瘡
【英】:smallpox,variola

天然痘は紀元前より、伝染力が非常に強く死に至る疫病として人々から恐れられていた。また、治癒した場合でも顔面に醜い瘢痕が残るため、江戸時代には「美目定めの病」と言われ忌み嫌われていたとの記録がある。天然痘ワクチン接種、すなわち種痘普及によりその発生数減少し、WHO は1980年5月天然痘の世界根絶宣言行った以降これまで世界中で天然痘患者発生はない。

疫 学
天然痘の感染力罹患率致命率の高さは古くからよく知られていた。1663年米国では、人口およそ4万人インディアン部落流行があり、数百人の生存者残したのみであったこと、1770年インド流行では300万人死亡したなどの記録がある。Jenner による種痘発表され当時1796 年)、英国では45,000 人が天然痘のために死亡していたといわれる我が国では明治年間に、2~7 万人程度患者数流行死亡者数5,000~2万人)が6回発生している。第二次大戦後の1946昭和21)年には18,000人程の患者数流行がみられ、約3,000人が死亡しているが、緊急接種などが行われて沈静化し、1956 (昭和31)年以降には国内での発生はみられていない
1958 年世界天然痘根絶計画世界保健機構(WHO)総会可決された。当時世界33 カ国に天然痘は常在し、発生数は約2,000 万人死亡数は400万人推計されていた。ワクチン品質管理接種量の確保資金調達などが行われ、常在国での100%接種当初戦略として取られた。しかし、接種率のみを上げて発生数思うよう減少しなかったため、「患者を見つけ出し患者周辺種痘を行う」という、サーベイランス封じ込めsurveillance and containment)に作戦変更された。その効果著しく1977年ソマリアにおける患者発生最後に地球上から天然痘は消え去りその後2年間の監視期間を経て1980 年5月WHO は天然痘の世界根絶宣言行ったその後も現在までに患者発生はなく、天然痘ウイルスアメリカロシアバイオセイフティーレベルBSL)4の施設厳重に保管されている。

病原体  
天然痘ウイルスPoxvirus variolae)は200 ~300nm のエンベロープ有するDNA ウイルスで、牛痘ウイルスワクシニアウイルスエクトロメリアウイルスなどとともに、オルソポックスウイルスに分類される低温乾燥強くエーテル耐性であるが、アルコールホルマリン紫外線容易に不活化される
臨床的には天然痘は致命率が高い(2050%)variola major と、致命率が低い(1%以下)variola minor分けられるが、増殖温度除きウイルス学性状区別できない

臨床症状(図1)

感染飛沫感染よる。およそ12 日間(7~16 日)の潜伏期間経て急激に発熱する臨床症状は以下のようなステージ分けられる

天然痘

1. 天然痘の臨床経過

前駆期急激な発熱39 前後)、頭痛四肢痛、腰痛などで始まり発熱2 ~3 日40 以上に達する。小児では吐気嘔吐意識障害なども見られることがある麻疹あるいは猩紅熱様の前駆疹を認めることもある。第3 ~4 病日頃には一時解熱傾向となる。
発疹期]発疹は、紅斑丘疹水疱膿疱→結痂→落屑規則正しく移行する発疹顔面頭部に多いが、全身見られる水疱性発疹水痘場合類似しているが、水痘のように各時期発疹同時に見られるではなくその時期に見られる発疹はすべて同一であることが特徴である(図2)。

水疱に臍窩が見られるのも水痘との相違点あり、かつて「ヘソがあるのは天然痘、ヘソのないのは水ぼうそう」と伝えられた。第9 病日頃膿疱となるが、このころには再び高熱となり、結痂するまで続く。また、疼痛灼熱感が強い。痂皮形成後に熱は下降するが、疼痛続き嚥下困難呼吸障害なども見られる治癒する場合は2~3 週間経過であり、色素沈着瘢痕を残す。
痂皮が完全に脱落するまでは感染可能性があり、隔離が必要である。

天然痘

図2. 天然痘の典型的な発疹
(WHO 資料より)

致死率variola major では2050%、variola minor では1%以下である。死亡原因は主にウイルス血症よるものであり、1週目後半ないし2週目にかけての時期に多い。その他の合併症として皮膚の二次感染蜂窩織炎敗血症丹毒気管支肺炎脳炎出血傾向などがある。出血性のものは予後不良となりやすい。


病原診断
血液唾液水疱膿疱内容物痂皮などを検査材料として、ウイルス分離抗原検出を行う。光学顕微鏡による封入体基本小体観察電子顕微鏡によるウイルスの観察なども診断の手段となる。PCR 法での迅速診断が可能であるが、国立感染症研究所ウイルス1 部外来性ウイルス室で用意されている。

治療・予防
治療対症療法中心となる予防法痘苗接種すること、すなわち種痘であるが、天然痘が根絶された現在、種痘行っている国はない。
英国開業医Edward Jenner が天然痘の予防法として種痘vaccine)を発明したのは、1796 年のことである。英国ではその頃乳牛にときどき牛痘cow pox)が流行し、これに感染した乳搾り女性は天然痘に感染しないことが知られていた。そこでJenner は、乳搾り女性から牛痘発疹内容液を取り8歳少年の腕に傷を付けてこれを接種したが、その6週後に天然痘の膿を接種しても何も反応がみられなかったことが、重大な発見きっかけとなったその後、この牛痘ワクチンヒトからヒトへと植え継がれ種痘広がっていった(図3)。種痘普及した国々では次第に天然痘の発生治まっていったが、インド亜大陸インドネシアブラジルアフリカ中南部エチオピアなどは常在であった

天然痘
天然痘

図3. 種痘部位反応接種の跡がはっきりと付いて免疫獲得されたことを示し、“善感と言う

わが国にこの牛痘由来痘苗もたらされたのは1848年のことである。1885(明治18)年には内務省告示として種痘施術心得書が出されている。1946昭和21)年には18,000人に近い数の流行がみられたが、緊急接種などが行われて沈静化し、1956 (昭和31)年以降には国内での発生はみられていない
種痘後には1050 万人接種あたり1人割合脳炎発生し、その致死率40%と高い。その他に全身性種痘疹(図4)、湿疹性種痘疹接触性種痘疹などの副反応知られていた。1976年我が国では、それまで使用されていたリスター改良したLC16m8 開発され千葉県血清研究所)、弱毒痘苗として採用されたが、同年我が国では定期接種としての種痘事実上中止したため、実用には至らなかった。さらに、WHOによる天然痘根絶宣言により、1980昭和55)年には法律的に種痘廃止され、現在に至っている。

感染症法における取り扱い2003年11月施行感染症法改正に伴い更新
痘そう1類感染症定められており、診断した医師直ち最寄り保健所届け出る報告のための基準以下の通りとなっている。
届出基準
○  診断した医師の判断により、症状所見から当該疾患疑われ、かつ、以下のいずれか方法によって病原体診断なされたもの
材料水疱膿疱痂皮咽頭スワブ血清など
病原体検出
 例、ウイルス粒子直接観察電子顕微鏡)、ウイルス分離 など
抗原検出
 例、 蛍光抗体法水疱膿疱塗抹) など
病原体遺伝子検出
 例、 PCR法水疱膿疱塗抹) など
○  疑似症判断(この時点速やかに報告を行う。)
 臨床的特徴合致し水痘などとの鑑別診断なされたもの

備考
生物テロへの使用危惧されている病原体であり、一例発生でも、高い感染性致死率から非常に大きな問題となる。症例確実な探知迅速な対応が重要である。当該疾患を疑う症状所見はないが、病原体抗原検出されず、遺伝子のみが検出されたものについては、法による報告要しないが、確認のため、保健所相談することが重要である。まん延防止には、発症1週間前後痘そう患者との遭遇疑わしいエアロゾル粉末吸引皮膚付着旅行歴、職業歴などについての情報把握することが有用である。

  


天然痘

(small pox から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/25 10:02 UTC 版)

天然痘(てんねんとう、variola, smallpox)は、天然痘ウイルス病原体とする感染症の一つである[1][2]疱瘡(ほうそう)、痘瘡(とうそう)ともいう。医学界では一般に痘瘡の語が用いられた。疱瘡の語は平安時代、痘瘡の語は室町時代、天然痘の語は1830年大村藩の医師の文書が初出である[3]ヒトに対して非常に強い感染力を持ち、全身に膿疱を生ずる。致死率が平均で約20%から50%と非常に高い[注 1][4]。仮に治癒しても瘢痕(一般的にあばたと呼ぶ)を残す。1980年世界保健機関(WHO)により根絶が宣言された。人類史上初にして唯一、根絶に成功した感染症の例である。


注釈

  1. ^ それまで流行していなかった地域においてはさらに致死率が跳ね上がるため、時に民族が滅ぶ原因となった事すらある。
  2. ^ 東山天皇寵愛の典侍中御門天皇の生母であった櫛笥賀子(没後、新崇賢門院の女院号を追贈)も天然痘によって天皇の死去から11日後に逝去している。
  3. ^ これについては、孝明天皇の病状の記録が天然痘とするには不審な点があるとして、毒殺説が唱えられていたが、原口清が従来説を否定し、近年では孝明天皇の死因が天然痘である事が通説となっている。
  4. ^ インドには天然痘流行の時、女神シータラーが祀られ、天然痘治癒や天然痘予防を祈願する信仰があったほどである。
  5. ^ 2002年廃止。

出典

  1. ^ a b c 国立感染症研究所感染症情報センター 岡部信彦 (2001年). “天然痘(痘そう)とは”. niid.go.jp. NIID 国立感染症研究所. 2022年10月15日閲覧。(IDWR 2001年第40号掲載)
  2. ^ 浜部貴司 (2020年5月14日). “大坂救った発信力 洪庵、感染症と闘った不屈の医師”. 日経新聞. 日本経済新聞社. 2022年1月26日閲覧。
  3. ^ 山内 2015, p. 11.
  4. ^ 国立感染症研究所感染症情報センター 岡部信彦 (2001年10月). “IDWR: 感染症の話 天然痘”. idsc.nih.go.jp. 国立感染症研究所. 2016年11月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月21日閲覧。(2001年第40週(10月1日〜7日)掲載)
  5. ^ 加藤 2013, p. 29.
  6. ^ Vaccine Overview” (PDF). Smallpox Fact Sheet. 2008年1月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年1月2日閲覧。
  7. ^ 天然痘の歴史[1]
  8. ^ 小杉泰『『クルアーン』語りかけるイスラーム』岩波書店 2009年 ISBN 978-4-00-028297-0 p118
  9. ^ Abū Bakr Muḥammad ibn Zakarīyā Rāzī (1848) (英語). A Treatise on the Small-pox and Measles. ウィリアム・アレクサンダー・グリーンヒル英語版 英訳. Printed for the Sydenham Society [by C and J. Adlrd]. p. 252 , A Treatise on the small-pox and measles - Google ブックス
  10. ^ 『物語メキシコの歴史』p40 中公新書 大垣貴志郎 2008年2月25日発行
  11. ^ 栄原永遠男「遣新羅使と疫瘡」 笠原編『日本古代の王権と社会』塙書房、2010年、ISBN 4827312370
  12. ^ 加藤茂孝人類と感染症との戦い -「得体の知れないものへの怯え」から知れて安心」へ- 第2回「天然痘の根絶-人類初の勝利」-ラムセス5世からアリ・マオ・マーランまで」(PDF)『モダンメディア』第55巻第11号、栄研化学、2009年、7-18頁、2022年10月16日閲覧 
  13. ^ 加藤 2013, p. 16.
  14. ^ 「流行病の恐怖 - 麻疹・疱瘡・コロリ退治の錦絵」『ビジュアル・ワイド 江戸時代館』竹内誠 監修、小学館、2002年11月、330-331頁。ISBN 978-4-0962-3021-3 
  15. ^ 松木明知新出の平沢屏山のアイヌ種痘図に関する一考察 : オムスク造形美術館所蔵の「種痘図」を巡って」(PDF)『日本醫史學雜誌』第56巻第3号、日本医史学会、2010年9月、427-436頁、ISSN 05493323NAID 10026700614 
  16. ^ 諸澄邦彦 医療史跡 五郎治と久蔵 Isotope News 2014 年7 月号 No.723
  17. ^ 天然痘の予防[2]
  18. ^ 『ジェンナーは本当に自分の子どもで実験したのか』サイエンスネット 第11号(2001年5月) pp.8-9 森田保久 数研出版
  19. ^ 梶田 2003, p. 221.
  20. ^ Damaso, C.: Revisiting Jenner’s mysteries, the role of the Beaugency lumph in the evolutionary path of ancient smallpox vaccines. Lancet Infect. Dis., August 18, 2017.
  21. ^ 山内 2015, pp. 117–122.
  22. ^ キャロル・バラード『ワクチンと薬の発見 牛痘から抗生物質へ』西川美樹 訳、文渓堂〈人がつなげる科学の歴史〉、2010年3月、10-13頁。ISBN 978-4-89423-660-8 
  23. ^ Harry Wain, A History of Preventive Medicine, Springfield, Illinois, 1970, pp.177, 185, 195.
  24. ^ 山内 2015, pp. 130–132.
  25. ^ 梶田 2003, p. 297.
  26. ^ a b 梶田 2003, p. 301.
  27. ^ 山内 2015, pp. 164–165.
  28. ^ 130年前のワクチン接種証明書を調べてみたら…”. NHKニュース. 日本放送協会 (2021年10月11日). 2021年10月16日閲覧。
  29. ^ Fenner, Frank (1988). “Development of the Global Smallpox Eradication Programme”. Smallpox and Its Eradication (History of International Public Health, No. 6). Geneva: World Health Organization. pp. 366–418. ISBN 92-4-156110-6. http://whqlibdoc.who.int/smallpox/9241561106_chp9.pdf 
  30. ^ a b 加藤 2013, p. 24.
  31. ^ 『世界地理大百科事典1 国際連合』p330 2000年2月1日初版第1刷 朝倉書店
  32. ^ 加藤 2013, p. 25.
  33. ^ 死亡二、隔離二百人 西独に天然痘侵入『朝日新聞』1970年(昭和45年)2月2日朝刊 12版 15面
  34. ^ 西独の天然痘拡大 五人の確定患者出る『朝日新聞』1970年(昭和45年)2月2日夕刊 3版 10面
  35. ^ 患者14人に 西独の天然痘『朝日新聞』1970年(昭和45年)2月6日夕刊 3版 10面
  36. ^ 米で次々発覚、危険物のずさんな管理”. ナショナル ジオグラフィック. ナショナル ジオグラフィック協会 (2014年7月23日). 2023年11月25日閲覧。
  37. ^ 忘れられた天然痘ウイルスの瓶、米研究施設で発見”. CNN.co.jp (2014年7月9日). 2022年1月16日閲覧。
  38. ^ 天然痘ウイルス入りの薬瓶、米政府施設から見つかる”. www.afpbb.com (2014年7月9日). 2022年1月16日閲覧。
  39. ^ 「ワクチンで防ぐ感染症 第1回 幕末天然痘に対処」『読売新聞』2012年8月17日朝刊
  40. ^ 次世代弱毒痘そう生ワクチンの開発について、米国政府から最大3,400 万ドルの資金提供を受ける契約を獲得(化学及血清療法研究所プレスリリース2011年1月12日)
  41. ^ 当時の例(昭和48年・衆議院会議録 第71回国会逓信委員会) 1973年4月4日。
  42. ^ 天然痘のリスク(1) | 一般社団法人 予防衛生協会 国立感染症研究所
  43. ^ a b c ワクチンなどに係る検討会報告書 平成14年7月8日(防衛省資料)
  44. ^ 山内一也、三瀬勝利『忍び寄るバイオテロ』NHKブックス 2003年
  45. ^ ケン・アリベック『バイオハザード』二見書房 1999年
  46. ^ 4 Nations Thought To Possess Smallpox, November 5, 2002 ,The Washington Post.
  47. ^ 生物兵器テロ想定、米韓が図上演習 5月、北朝鮮意識か朝日新聞』2011年7月7日
  48. ^ 北朝鮮の「生物兵器」は、どれほどの脅威なのか ITMediaビジネスオンライン、2017年10月25日
  49. ^ 在韓米軍、炭疽菌と天然痘の予防接種東亜日報』2004年7月1日
  50. ^ 平成29年版防衛白書。 韓国の『2016国防白書』は、「(北朝鮮は)1980年代から化学兵器を生産し始め、約2,500 - 5,000トンの様々な化学兵器を貯蔵していると推定される。また、炭疽菌(たんそきん)、天然痘(てんねんとう)、ペストなど様々な種類の生物兵器を独自に培養し、生産しうる能力を保有していると推定される」と指摘している。
  51. ^ U.S. government stockpiles new, safer smallpox vaccine USA Today、2010年5月25日
  52. ^ a b ゲノム科学が明らかにしたジェンナーの天然痘ワクチンの由来 2017年11月7日、一般社団法人 予防衛生協会
  53. ^ Kupferschmidt, Kai. "How Canadian researchers reconstituted an extinct poxvirus for $100,000 using mail-order DNA." Science July 6 (2017).
  54. ^ 天然痘近縁種の合成発表に疑問の声 悪用への懸念も毎日新聞』2018年2月6日
  55. ^ a b 「バイオテロから国民を守る」 初の天然痘治療薬、米当局が認可 NewSphere、2018年7月18日
  56. ^ 天然痘 - バイオテロ対応ホームページ
  57. ^ CBRNテロ対策の各論
  58. ^ 感染症法に基づく特定病原体等の管理規制について|厚生労働省
  59. ^ 病原体等の名称と疾患名称の対照表
  60. ^ 病原体等の適正管理について
  61. ^ 天然痘:類似ウイルス、今もアフリカ毒ヘビに寄生の可能性”. 毎日新聞. 毎日新聞社. 2007年7月10日閲覧。[リンク切れ]
  62. ^ 天然痘に似た症状の「サル痘」が欧米などで拡大 厚労省、国内流入を警戒



「Small pox」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「small pox」の関連用語

small poxのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



small poxのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
実用日本語表現辞典実用日本語表現辞典
Copyright © 2024実用日本語表現辞典 All Rights Reserved.
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
日本国際保健医療学会日本国際保健医療学会
Copyright (C) by Japan Association for International Health. All rights reserved,2024.
国立感染症研究所 感染症情報センター国立感染症研究所 感染症情報センター
Copyright ©2024 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの天然痘 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS