じ‐ゆう〔‐イウ〕【自由】
読み方:じゆう
[名・形動]
1 自分の意のままに振る舞うことができること。また、そのさま。「—な時間をもつ」「車を—にあやつる」「—の身」
2 勝手気ままなこと。わがまま。
3 《freedom》哲学で、消極的には他から強制・拘束・妨害などを受けないことをいい、積極的には自主的、主体的に自己自身の本性に従うことをいう。つまり、「…からの自由」と「…への自由」をさす。
[派生] じゆうさ[名]
[補説]
2013年10月に実施した「あなたの言葉を辞書に載せよう。」キャンペーンでの「自由」への投稿から選ばれた優秀作品。
◆仕事が終わった後の居酒屋で待っているもの。
翔さん
◆眠くなったら寝て、目覚めた時にベッドから出る生活。
あぶちゃんさん
◆自分以外の家族全員が1泊2日の旅行に出かけていて、好きなテレビやゲームし放題の状態。だがそれが2泊3日になると寂しさも加味され始め不自由になる。
ともへいさん
◆未知なる可能性を持ち、様々なことに対し選択する権利があること。
aiさん
◆「支配からの離脱」のために勝ち取るべきもの。「自分勝手」と誤用されやすい。
あいらむさん
◆法律に抵触せず、人に迷惑がかからない範囲であれば何でもしていい状況。
あつこさん
◆考える時間とそれを実行出来る金銭的余裕がある事。
ゆうちくさん
◆何ものにも囚われない透明な心持ちでいられる瞬間×時間のこと。
ローテローゼさん
◆得られた、と思った瞬間に失われてしまうもの。
Riuichi HFさん
◆無秩序な状態。
おーじさん
◆その行為、結果すべてにおいて自らが責任を負うことを前提として、何かについて自らが好きに選べる態様を言う。無責任に受け取れる身勝手、好き勝手とは一線を画する。
kaoru3737さん
◆ある枠組みの中で人間らしく生きる様。意思表示の可能範囲が大きい状態。当事者の内的意思と価値判断によって作用される、当人の置かれた環境の豊かさ。
ツタヤさん
◆人の目を気にしないこと。
花に蝶さん
◆世界とのしがらみが少ないこと。
ギンジさん
◆好きな時に好きな場所へ行けること。好きな時に会いたい人に会えること。
Henさん
じゆう 【自由】
自由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/27 01:27 UTC 版)
自由(じゆう、希: ἐλευθερία、羅: libertas、英: liberty, freedom)とは、他からの強制・拘束・支配などを受けないで、自らの意思や本性に従っている[注釈 1]ことをいう。哲学用語。自由な行動により生じた結果は本人が引き受けるべきという社会通念があり、自由と責任は併せて語られる事が多い。
注釈
出典
- ^ 1789年8月26日の人及び市民の権利宣言(フランス人権宣言) ミネソタ大学人権図書館 2015年3月15日閲覧
- ^ ウィクショナリー「freo」wiktionary:en:freo
- ^ 神田外語大学「語源のたのしみ」第38回2004年1月 石井米雄[2]
- ^ ウィクショナリー「freo」wiktionary:en:freo、「leod」wiktionary:en:leod
- ^ 松浦高嶺『イギリス近代史論集』第4章「18世紀のイギリス」、山川出版社、2005年。
- ^ 「法窓夜話」穂積陳重[3]P.109
- ^ 「日本漢語と中国」鈴木修次中央公論社1981
- ^ デジタルで読む福沢諭吉・西洋事情・初版[4]
- ^ 小関武史「明治の日本が作り出した新しい言語 (平成15年秋季公開講座 近代を思考/志向する言語--ヨーロッパと日本)」『一橋法学』第3巻第3号、一橋大学大学院法学研究科、2004年、1001-1012頁、doi:10.15057/8702、ISSN 13470388、NAID 110007619918。
- ^ goo辞書「自由」(3)[5]
- ^ 和俗童子訓 巻之一 貝原益軒 1710年
- ^ 「法窓夜話」穂積陳重
- ^ 「合意形成と生命倫理」加藤尚武(東京大学(笑)グローバルCOE2009-8-8)[6][7][8]
自由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 20:56 UTC 版)
1789年の人間と市民の権利の宣言は自由をこう定義している―― 自由とは、他者に害をなさぬあらゆることを行うことができるということである。よって、各人の自然権の行使には、それが社会の他の人々が同じ諸権利を享受することを保証するもの以外には限界がない。こうした限界は法によってのみ決定される。 1793年の人間と市民の権利の宣言では定義はこう修正されている―― 自由とは、他者に害をなさぬあらゆることを行う属人的な権利である。それは自然を原則とし、正義を規則とし、法を防壁とする。その倫理的な限界はこの格言にある通りである――己の欲せざる所は人に施すなかれ。 「自由に生きるか、さもなくば死を」は共和国の重大なスローガンであった。
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自由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/31 17:10 UTC 版)
「ミハイル・バクーニン」の記事における「自由」の解説
バクーニンが「自由」という語によって示したのは抽象的な理想などではなく、明確で具体的な現実であった。肯定的に述べれば、自由とは「教育や科学的訓練、物質的繁栄によって全人類がその才能や能力を十全に発達させること」によって成り立つものであった。またそのような捉え方は「非常に社会的である。なぜならば社会にあってのみ実現される」からであって、孤立していては不可能だからである。否定的にとらえると、自由の意味するところは「神的権威、集団の権威、個人の権威すべてに対する個々人の反逆」である。
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自由 (Liberté)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/04 07:21 UTC 版)
「ポール・エリュアール」の記事における「自由 (Liberté)」の解説
1939年9月、第二次世界大戦勃発。エリュアールは陸軍中尉としてミニエール(フランス語版)(ロワレ県)の経理部に配属されたが、翌1940年6月22日の独仏休戦協定締結後にサン=シュルピス=ラ=ポワント(フランス語版)で復員し、パリに戻った。スペイン内戦で共和派を支持したエリュアールは、再び、今度は文筆活動によってナチスの言論・思想弾圧に抵抗する運動を展開した。1942年に詩人マックス=ポル・フーシュ(フランス語版)がナチス・ドイツによる検閲を逃れるためにアルジェで創刊した『フォンテーヌ(フランス語版) (泉)』誌にエリュアールの最も有名な詩「自由」が掲載された。「私は生まれてきた、きみを知るために、きみの名前を呼ぶために、自由と」で結ばれるこの詩は、占領軍による弾圧、恐怖によって絶望に陥っていたフランス国民の心に希望を蘇らせた。マキは英国空軍機からこの詩をフランス全土にばら撒いた。
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自由
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「立憲党 (アメリカ)」の記事における「自由」の解説
人々の自由が侵害されないために、政府の権力を憲法に挙げられている範囲内に制限する。
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自由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/10 04:06 UTC 版)
超越論的自由とは「物自体」として要請されたものである。というのも、「行為」の結果は知ることができるが、その行為を起こした「自由意志」は現象界に属するものではない。しかし、因果律によって存在が証明できない、この「自由意志」が要請されることによって、その行為に対する道徳的責任を問うことができる。ゆえに「自由」の存在は正当化されるのである。
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自由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/06 16:00 UTC 版)
刑務所から、ビルは1860年1月にロードアイランド州プロヴィデンスで食料品店に侵入し、小麦粉を1バレル盗んだとして逮捕された。ビルは保釈中に逃亡し、8月にボストンで逮捕され、ロードアイランドに戻った。彼は、1861年4月にプロヴィデンスの家を強盗したとしてふたたび逮捕された。ビルはこの期間中のある時点で、ウィリアム・H・ウォーバートンという名前で、プロヴィデンスにいて、彼自身が銀行強盗の歴史を持っていたジェームズ・エッジトン方に泊まっていた。二人組はウェストミンスター銀行を奪うことに決めた。計画された強盗の夜に、それが始まる前に、ビルは強盗の道具を所持している食料品強盗の容疑者として逮捕された。ビルはのちにボストン警察との協力と引き換えに釈放された。
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自由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/06 10:15 UTC 版)
生徒は、教師と自分の立てた学習計画を元に一種の契約をする。1ヵ月間にどの科目をどこまで学習を進めるかという契約で、コントラクト (Contract) と呼ぶ。国語、算数、理科、社会それぞれの教科ごとに箱に分けられ、学習問題に対する答えや教師への質問を記入するカードが用意されている。生徒は毎日、学習の進行に合わせて、自分で該当するカードを取り出して自習する。教師に提出して合格するとポイントがもらえる。ポイントはクレジット (Credit) と呼ばれ、教室の後ろの壁に貼ってある学習進度表 (Room Graph) の自分の升目をポイントごとに指定された色で塗りつぶしていく。教師はそれを見て、だれが順調に学習を進めているかすぐに見て判断できる。学習は個別化され、それぞれの能力や資質に応じてデザインすることができる。現在では多くの国々の初等教育でアレンジされながら普及している。 教師どうしが学習内容について関連性を持たせるための計画会議を開いたり、各生徒を次の段階の学習計画へ進ませるために関連するおもしろそうなテーマをちりばめる方法を模索している。そのために、各生徒の関心がどのように発展していくのかを観察し、見守っていく必要も指摘されている。
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自由
出典:『Wiktionary』 (2021/11/01 13:26 UTC 版)
この単語の漢字 | |
---|---|
自 | 由 |
じ 第二学年 | ゆう 第三学年 |
音読み | 音読み |
発音
名詞
翻訳
- イタリア語: libertà 女性
- インドネシア語: kebebasan 女性
- ウルドゥー語: آزادى
- 英語: freedom, liberty
- エストニア語: vabadus
- オランダ語: vrijheid 女性
- ギリシア語: ελευθερία 女性
- スウェーデン語: frihet
- スペイン語: libertad 女性
- スワヒリ語: uhuru
- セブアノ語: kagawasan
- 朝鮮語: 자유 (ko)
- テルグ語: స్వేచ్ఛ
- デンマーク語: frihed
- ドイツ語: Freiheit 女性
- トルコ語: hürriyet
- ノルウェー語: frihet
- バスク語: askatasun, libertate
- フィンランド語: vapaus
- フェロー語: frælsi
- フランス語: liberté 女性
- ベトナム語: tự do
- ポーランド語: wolność (pl) 女性
- ポルトガル語: liberdade 女性
- ラテン語: libertas 女性
- ラトヴィア語: brīvība (lv) 女性
- リトアニア語: láisvė (lt) 女性
- ロシア語: свобода 女性
形容動詞
自 由 だ(じゆうだ)
- 自由である状態。きままだ。
- 任意であるさま。
翻訳
- アイルランド語: saor
- アムハラ語: ነፃ
- イタリア語: libero 男性, libera 女性
- イド語: libera
- 英語: free,(まれ)liberal
- エスペラント: libera
- オランダ語: vrij, vrije, los, losse
- カタルーニャ語: lliure
- ギリシア語: ελεύθερος
- クルド語: azad, serbest, rizgar
- スウェーデン語: fri
- スペイン語: libre 男性 & 女性
- スロヴェニア語: svoboden 男性, svobodna 女性, svobodno 中性
- チェコ語: svobodný 男性, svobodná 女性, svobodné 中性
- 中国語: 自由的
- 朝鮮語: 자유롭다 (ko)
- デンマーク語: fri
- ドイツ語: frei
- トルコ語: hür
- ノルウェー語: fri
- バンバラ語: hɔrɔn
- フィンランド語: vapaa
- フランス語: libre 男性 & 女性
- ポーランド語: wolny (pl) 男性, wolna 女性, wolne 中性
- ポルトガル語: livre 男性 & 女性
- ラテン語: liber 男性, libera 女性, librum 中性
- ラトヴィア語]]: brīvs (lv) 男性, brīva (lv) 女性
- リトアニア語]]: laĩsvas (lt) 男性, laisvà (lt) 女性
- ロシア語]]: свободный, вольный
「自由」の例文・使い方・用例・文例
- 学生はだれでも自由に図書館を利用できる
- 集会の自由
- ご自由に私の車を使ってください
- 前に君が言っていたように,自由がありすぎると重荷になるね
- 彼女は古い慣習から自由であろうとした
- 幅広い読書は広く自由な心を育てる
- 彼に自由裁量権を与える;彼に自由にさせる
- 目の不自由な人
- 彼女はドイツ語を自由に操る
- 彼は自由にできる金を全部提供した
- 自由と放縦との混同
- 彼女は自由自在にスケートできる
- 自由擁護者
- その件は彼の自由裁量に任されている
- 私の車を自由にお使いください
- 自由
- 彼らは自由を得るために敵と戦った
- 子供は保護しなければならないが同時に自由も認めなければならない
- 自分の考えを自由に表すこと
- さあ,出席者の皆様からなんなりとご自由に質問ください
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