自由
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/27 01:27 UTC 版)
東洋における自由
日本では往生楽土、楽市・楽座の語に見られるように、「楽」を「自由」という意味で使う用法があった。
中国では本来、「自由」は、好き勝手や自由気ままという意味で用いられた。日本も当初は、二条河原の落書の「自由出家」や「自由狼藉」のように、中国と同じ用法で用いられていた。 福沢諭吉がリバティを訳するに際して、仏教用語より「自由」を選んだ。初めは、「御免」という語も訳案のひとつであったが、上意の意味が濃すぎると考え改めた。朝鮮語や中国語でも「自由」という単語が使われているが、近代以降は両言語ともに日本語と同様、もとの漢文由来の意味より、日本語から流入した訳語としての意味で定着した。
さまざまな自由
脚注
関連項目
注釈
出典
- ^ 1789年8月26日の人及び市民の権利宣言(フランス人権宣言) ミネソタ大学人権図書館 2015年3月15日閲覧
- ^ ウィクショナリー「freo」wiktionary:en:freo
- ^ 神田外語大学「語源のたのしみ」第38回2004年1月 石井米雄[2]
- ^ ウィクショナリー「freo」wiktionary:en:freo、「leod」wiktionary:en:leod
- ^ 松浦高嶺『イギリス近代史論集』第4章「18世紀のイギリス」、山川出版社、2005年。
- ^ 「法窓夜話」穂積陳重[3]P.109
- ^ 「日本漢語と中国」鈴木修次中央公論社1981
- ^ デジタルで読む福沢諭吉・西洋事情・初版[4]
- ^ 小関武史「明治の日本が作り出した新しい言語 (平成15年秋季公開講座 近代を思考/志向する言語--ヨーロッパと日本)」『一橋法学』第3巻第3号、一橋大学大学院法学研究科、2004年、1001-1012頁、doi:10.15057/8702、ISSN 13470388、NAID 110007619918。
- ^ goo辞書「自由」(3)[5]
- ^ 和俗童子訓 巻之一 貝原益軒 1710年
- ^ 「法窓夜話」穂積陳重
- ^ 「合意形成と生命倫理」加藤尚武(東京大学(笑)グローバルCOE2009-8-8)[6][7][8]
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