カトリック教会
ローマ・カトリック
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「カルパティア山脈地域のスロバキア側の木造教会群」の記事における「ローマ・カトリック」の解説
ヘルヴァルトウのアッシジの聖フランチェスコ教会(Hervartov, Saint Francis Church) ヘルヴァルトウ村の中心部に残るアッシジの聖フランチェスコ教会は、背が高いが幅は狭いという木造教会としては珍しい構造をそなえたゴシック様式の教会である。ヘルヴァルトウはバルデヨフから南西約9km に位置するポーランド国境にも近い村落で、その存在は14世紀には記録されているが、教会の正確な建造年は特定されていない。ただし、ゴシック様式の祭壇などから 15世紀の後半と推測されている。 床は石造で、木造が多いのに比べて異例である。1665年に描かれた稀少な壁画の中では、エデンの園におけるアダムとイヴや聖ゲオルギオスのドラゴン退治、最後の晩餐などが描かれている。聖母マリア、聖カタリナ、聖バルバラなどが描かれた主祭壇は1460年から1480年の間に作られたもので、20世紀後半に修復されたものである。 世界遺産の登録地域は0.0802haで、教会そのものと敷地(Churchyard)が対象となっている。緩衝地域は周辺の区画の5.3587 haである。 トゥヴルドシーンの諸聖人教会(Tvrdosin, All Saints Church) トゥヴルドシーンの諸聖霊教会は15世紀後半に建設されたもので、17世紀の一時期、プロテスタントの教会堂になった際、ルネサンス様式に改修された。バロック様式の主祭壇に描かれた諸聖人は17世紀末まで遡る。聖ペトロや洗礼者ヨハネが描かれた本来のゴシック様式の祭壇のうち現存している分は、第一次世界大戦後にブダペストの博物館に移管された。17世紀に遡る星空を描いた天井画や宗教的な工芸品も優れたものである。 世界遺産登録地域は 0.75 ha で、教会そのものと敷地が対象となっている。緩衝地域は周辺の区画の1.7091haである。なお、他の7棟の世界遺産登録物件が各会派の所有物なのに対し、この教会だけは1993年以降、市有財産となっている。 ヘルヴァルトウのアッシジの聖フランチェスコ教会 トゥヴルドシーンの諸聖人教会
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ローマ・カトリック
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ローマ・カトリック(東方典礼カトリック教会を含まない、狭義のカトリック教会)では、聖体のパンとして酵母を使わない一種のウエハースを用い、これをホスチアと呼ぶ。ホスチア (hostia) はラテン語で「いけにえ(の供え物)」という意味で、もともとは聖体として聖別されたパンとぶどう酒を指していたが、聖別されたパンの方だけをホスチアと呼ぶようになり、さらには聖餐用に作られた聖別される前の種なしパンをもホスチアと呼ぶに至った。聖餐式にホスチアと呼ばれるパンを用いるようになったのは12世紀頃からであるが、種なしパンの使用は9世紀頃に遡る。種なしパンを用いるのは過越祭で種なしパンを食べたことに由来し、ホスチアは修道院などで製造している。 洗礼を受けてから初めて聖体拝領することを「初聖体」(はつせいたい、First Communion)と呼び、カトリックでは7つの秘跡のうちの1つとされる重要な儀式である。自らの意思に基づく成人洗礼の場合は洗礼と同時に初聖体と堅信礼を行うが、幼児洗礼の場合は聖体拝領の意味がわかるようになる児童期に、そのための準備を行った上で受けることになる。年齢は特に定められていないが、幼稚園生から小学校低学年くらいで受けることが多い。 日本のカトリック教会では、敬意を込めて「御聖体」(ごせいたい)と呼ぶことが多い。カトリック教会の場合、パンとぶどう酒の両方を指して聖体という場合もある。その両方を信者が拝領することを「両形態」あるいは「両形色」による聖体拝領と呼ぶ。多くのカトリック教会では、ぶどう酒は聖職者のみが拝領し、平信徒はパンのみを拝領する。これを「単形態」あるいは「単形色」による聖体拝領と呼ぶ。 聖変化した聖体(パン)は「キリストのからだ」として拝礼の対象となり、ミサ中に拝領(領食)する以外にも、一部を残して聖堂の祭壇付近の箱や壁に造り付けた「聖櫃」に常に一定数保存しておき、聖堂を訪れた信徒が「聖体訪問」して拝礼することができる。また聖体賛美式などでキリストの臨在を示すものとして拝礼される(東方教会や聖公会では、聖体礼儀/聖餐式の中で、あるいは病床訪問の時などに領食する以外の目的には使われない)。
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ローマ・カトリック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 08:50 UTC 版)
ローマ・カトリックにおいては、歴史的にはbetrothal婚約は、結婚と同程度に拘束力の強い、形式を伴った契約だと見なされていたもので、それを解除するには正式に離縁の手続きを経る必要があった。婚約をした男女は、たとえ結婚式をまだ挙げていなくても、また肉体的関係を持っていなくても、夫と妻であると法的にも認められた。人々に公にする形での「婚約期間」という概念は、1215年の第4ラテラン公会議(インノケンティウス3世が指揮したもの)によって導入された。「結婚することになる者たちは、教会で司祭によって人々の前で公に名を告げられるべきである。そうすることによって正統性のある障害がある場合は、それがやがて明らかになるからである Medieval Sourcebook: Twelfth Ecumenical Council: Lateran IV 1215」。このような、教会による公の告示は、banns of marriageとして知られている。地区(教区)によっては、このようなbannsを声にして読みあげることが、結婚式の一部になっている場合もある。
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ローマ・カトリック
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「リトアニアの宗教」の記事における「ローマ・カトリック」の解説
現代のリトアニアはヨーロッパでも有数のカトリックの国であると言われる。リトアニア統計局の調査によると、国民の 79.0 % (約275万人)が自らの宗教がカトリックであると自認している。(詳細は「リトアニア統計局の人口統計」の節を参照)
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ローマ・カトリック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 07:20 UTC 版)
主流とは別に神秘主義の流れがあった。偽ディオニシウス・アレオパギタ、エックハルトの思弁的神秘主義と、クレルヴォーのベルナルドゥス、ボナベントゥラ、トマス・ア・ケンピスの信仰的神秘主義である。
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ローマ・カトリック
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 16:13 UTC 版)
「スリランカのキリスト教」の記事における「ローマ・カトリック」の解説
2012年に実施された国勢調査によると、1,237,038人(総人口の6.1%)がローマ・カトリックの信徒であり、国内のキリスト教徒人口のおよそ83.5%を占める。 ローマ・カトリックがポルトガルによってもたらされたため、現在でも国内の信徒の多くがポルトガル語由来の名字を使用している。17世紀にスリランカを訪れたオランダはポルトガルを追いだした後にプロテスタントを広めようとしたが、現在でも多くのキリスト教徒はカトリックのままである。現在、国内には1つの大司教区(コロンボ)が置かれ、その下に11の教区が存在する。 教区が存在する町は、アヌラーダプラ、バドゥッラ、バッティカロア、チラウ(英語版)、ゴール、ジャフナ、キャンディ、クルネーガラ、マンナール、ラトゥナプラ、トリンコマリーの11都市である。
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ローマ・カトリック
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「異宗婚とキリスト教」の記事における「ローマ・カトリック」の解説
ローマ教皇を中心とするカトリック教会では、洗礼を受けていない者との結婚を異宗婚姻、洗礼をうけた非カトリックのクリスチャン(東方教会、プロテスタント)との結婚を混宗婚姻(mixed marriages)と呼び、それぞれ障害、違法ではあるが、教会の権威により結婚として有効にすることができる。異宗婚が有効になるには障害の免除が必要であり、混宗婚が合法になるには教会権威者の許可が必要である。教会は「結婚についての統治権」を有し、カトリック神父は混宗婚姻への許可を与える権威がある。教会法1124「混宗婚姻の禁止」、教会法1125-1126「婚姻許可の資格」、教会法1127「混宗婚姻の婚礼形式」である。第二バチカン公会議で混宗婚姻の資格は緩和されたが、混宗婚姻におけるカトリック信者本人の信仰と生まれた子どもの信仰継承における懸念があるため、誓約の必要性はかわっていない。 歴史的には、洗礼をうけた非カトリックの配偶者も子どもをカトリックにすると約束する必要があった。1966年と1977年に改訂があり、今日ではカトリック信徒のみが、子どもをカトリックにする誓約をしなければならない。「混宗婚のときの約束」の必要は、1970年パウロ6世の教皇書簡「マトリモニア・ミクスタ」でも確認されている。カトリック信者と非カトリックの結婚は教会法上の障害であり、免除のための特別な書類「婚姻障害免除書」と、生まれてくる子どもをカトリックにし、カトリック信仰を守る「約束書」の提出が必要となる。 混宗婚の場合、結婚式のミサをあげるには司教の許可が必要である。 ローマ・カトリックは、イスラムやユダヤ人との結婚を禁じることがあった。カトリックの洗礼を受けていない人間との結婚は婚姻の秘跡ではない。
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ローマカトリック
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「セカンドチャンス (キリスト教)」の記事における「ローマカトリック」の解説
しかしそののちローマの国教となったカトリック教会では、しだいにこの「よみ」は地獄と同一視されるようになった。「よみ」の観念は消え、人は死後「天国か地獄へ行く」という考えになった。一方「煉獄」の教えも生まれたが、これは中途半端なキリスト者がいったんそこへ行き、清められたのちに天国に上げられるという場所で、未信者として死んだ者のための所ではない。プロテスタントや正教会では、煉獄の教えは聖書にないとして否定されている。 未信者の死後に関する現代カトリックの見解は、1965年の第二バチカン公会議の公式文書『現代世界憲章』に、「このこと(救いと復活)は、キリスト者だけに言えるものではなく、見えない仕方で心に恵みの働くすべての善なる人にも言える。というのは、キリストはすべての人のために死なれたからである。・・・神のみが知りたもう方法によって、すべての人に、復活秘義にあずかる可能性が提供されることを、私たちは信じなければならない」と記されている。 またカトリック教理問答には、「カトリック教会が神によってイエス・キリストを通して必要不可欠なものとして建てられたことを知っていて、しかもなおその教会に入ることを拒否、あるいは教会の中に終わりまでとどまることを拒否するとすれば、このような人々は救われることはありません。・・・(しかし)救われないというこの主張は、自分の過ちによらずにキリストやキリストの教会を知らない人々にはあてはまりません….誠実な心をもって神を探し求め、また良心の命令を通して認められる神の意志を、恩恵の働きのもとに、行動をもって実践しようと努めている人々は、永遠の救いに達することができます」(847番)と書かれている。ただし、キリストを知らなくても良心に生きた人は救われる可能性があると読めるこの教えは、プロテスタントでは一般に、非聖書的として支持されていない。
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「ローマ・カトリック」の例文・使い方・用例・文例
- ローマ・カトリック
- 蓋然論のローマ・カトリック教会の原理の、または、それに関して
- キリストが神の子であり人間のイエス(それは、キリストが完全に神であるというローマ・カトリック教会の教義に反対である)である神学上の教義(ネストリウスの名をとって名づけられる)
- ローマ・カトリックの学者によるウルガタ聖書の英語訳
- 6世紀に創立されたローマ・カトリック教会の修道会
- 罪を悔い改める人(ローマ・カトリック教会では聴罪司祭の指導のもとに償いを課す事が認められている)
- イエズス会という,ローマ・カトリック教会のキリスト教教団
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