托鉢修道会とは? わかりやすく解説

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たくはつ‐しゅうどうかい〔‐シウダウクワイ〕【×托鉢修道会】

読み方:たくはつしゅうどうかい

13世紀以後ヨーロッパで組織されカトリック修道会清貧理想とし、托鉢によって布教進める。フランチェスコ会ドミニコ会など。


托鉢修道会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/09/16 09:30 UTC 版)

托鉢修道会たくはつしゅうどうかい)は、ローマ・カトリック教会における修道会の形態のひとつであり、修道会会則により、私有財産を認めていない修道会をいう。特に、ドミニコ会フランシスコ会聖アウグスチノ修道会カルメル会のことを指す。




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托鉢修道会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 15:59 UTC 版)

中世盛期」の記事における「托鉢修道会」の解説

13世紀には托鉢修道会の興隆見られた。托鉢修道会は生計のために人々施し直接頼る修道会である。原則として時間エネルギー全て宗教活動費やすためにイエス・キリスト辿った道を真似る最も純粋な生活方法であった信じて個人的にせよ集団にせよ(集団貧困参照財産持たないフランシスコ会(「弟修道士」、英語では一般にGrey Friarsとして知られている)は1209年創設された。聖フランシスコ聞いた説教により12使徒貧困生活に完全に自らを捧げることにした感銘与えた緩やかな服をまとい、裸足で、福音訓示の後は持たず悔い改め説教始めた間もなく活動得た全て寄付した有名な市民Bernardo di Quintavalleや一年で11人に達したと言われる仲間加わったカルメル会カルメル聖処女マリア隠修士英語では一般にWhite Friarsとして知られる)は1206年から1214年にかけて創設された。1190年代以前カルメル山隠修士に関する記録はないが、カルメル会伝統は、古代イスラエル預言者一門継承したカルメル山隠修士コミュニティー修道会起源重ね合わせている。この時期までにある一団カルメル山のエリジャの井戸集まった。この男達巡礼十字軍兵士としてヨーロッパからパレスチナ行った男達で、そこがエリジャの伝統的な家であるために一部カルメル山選んだ基礎聖処女マリア捧げられたと考えられている。 ドミニコ会伝道師修道会英語では一般にBlack Friarsと呼ばれる)は1215年創設された。アルビジョア十字軍後で聖ドミニコ都市萌え出る住民宗教問題耳を傾けベネディクト会のような古い型の托鉢修道会の献身組織だった教育を行うが托鉢修道会や世俗僧侶より柔軟な組織を持つ新しい型の修道会創設しようとしたドミニコ新し修道会は、日常言葉説教するよう訓練され説教修道会であった男子修道院が行った広大な農地で暮らすよりも、新し修道士は、説得力のある説法で自らを「売り込み」、物乞い生き残ろうとすることになる。 聖アウグスチノ修道会聖アウグスティヌス隠修士一般にアウグチノ修道士呼ばれている)は1256年創設された。アウグスティヌス因んで名付けられ、この修道士黙想12使徒的な聖職者合わさった宗教上の生活を実践し聖アウグスティヌス修道規則に従っている。

※この「托鉢修道会」の解説は、「中世盛期」の解説の一部です。
「托鉢修道会」を含む「中世盛期」の記事については、「中世盛期」の概要を参照ください。

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