ドミニコ会修道士テッツェル
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「レオ10世による贖宥状」の記事における「ドミニコ会修道士テッツェル」の解説
テッツェル ローマ教皇レオ10世が認可し、マインツ大司教アルブレヒトが贖宥状を発行し、その販売の実務を委託されるのが托鉢修道会であるドミニコ修道会である。 ドミニコ会の修道士たちは、贖宥状を売りさばくためならば神学の教理に反することも厭わなかった。彼らは都市や村へ「教皇の代理」として赴くと、その権威によって市長や教会に命令を行い、自分たちが贖宥状を売る間はすべての礼拝を停止させることができた。こうした売り手の筆頭格がヨハン・テッツェルである。
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