木造阿弥陀如来立像とは? わかりやすく解説

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木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 3526
枝番 0
指定年月日 2005.06.09(平成17.06.09)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 建仁3年
検索年代 1203
解説文:  髪際三尺測る阿弥陀如来立像である。像内に納入されていた木札銘記および梵字宝篋印陀羅尼ほうきょういんだらに】の奥書により建仁三年一二〇三)に三善為清を願主として造立されたことが知られる三善為清は『玉葉治承三年一一七九)一月除目記事日向権介正六位上として名の見え人物に当たるかとみられる
 頭部は、伏せたような肉髻の形や小粒整然と刻まれ螺髪円満な輪郭をもつ面貌表される小作り目鼻立ち平安後期の風が顕著であるが、両目見開きいくぶん強く口許引き締めた表情にはやや意志的なものも感じさせ、そこに鎌倉時代的な特色うかがえる体部また、肩から上膊にかけての輪郭線が丸み帯び、肘幅を広くとり胸の薄い躰型や、浅く整えられ衣文線など、その造形基本前代以来定朝様拠りながら、肉付に抑揚増し、左肩から正面下りる衣縁を微妙に波打たせるなどの点には新時代要素現れている。
 材(か)の割矧造になり、体部背面背板風に割って内刳し、割首のうえ頭部前後に割矧ぐのは平安後期から鎌倉時代にかけての通途の造法であるが、足首以下を裙底面から割離す点にやや特色がある。この種の技法平安後期以来行われているが、本像は基準作例早期のものとして注目される。なお表面仕上げ肉身漆箔衣部古色塗とするが近年のものである。
 この時期としては保守的でかつ優れたその作風からみて、作者京都主流仏師考えられ中でも院派系統である可能性が高いと思われる。本像は鎌倉初期における京都仏師の手になるとみられる基準作例として重要であり、玉眼嵌入技法奈良仏師以外への波及のさまをうかがう上で見逃し難い一例考えられる。また附指定する銘めいさつ】および宝篋印陀羅尼は本像の造立事情を記すのみならず当代における像内奉籠の一典型を示す点で貴重といえる

木造阿弥陀如来立像〈/(念仏堂安置)〉

主名称: 木造阿弥陀如来立像〈/(念仏堂安置)〉
指定番号 286
枝番 00
指定年月日 1923.08.04(大正12.08.04)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像〈/(本堂安置)〉

主名称: 木造阿弥陀如来立像〈/(本堂安置)〉
指定番号 325
枝番 00
指定年月日 1914.04.17(大正3.04.17)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 332
枝番 00
指定年月日 1931.12.14(昭和6.12.14)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 351
枝番 00
指定年月日 1931.12.14(昭和6.12.14)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 頭部内ニ弘長三年七月日法円覚作ノ銘アリ
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1263
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像〈/(本堂安置)〉

主名称: 木造阿弥陀如来立像〈/(本堂安置)〉
指定番号 395
枝番 00
指定年月日 1937.08.25(昭和12.08.25)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 469
枝番 00
指定年月日 1900.04.07(明治33.04.07)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 473
枝番 00
指定年月日 1900.04.07(明治33.04.07)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 479
枝番 00
指定年月日 1900.04.07(明治33.04.07)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 510
枝番 00
指定年月日 1901.03.27(明治34.03.27)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 518
枝番 00
指定年月日 1900.04.07(明治33.04.07)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 3514
枝番 0
指定年月日 2004.06.08(平成16.06.08)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文:  周尺による三尺阿弥陀如来像で、光条二重円光光条光輪銅製鍍金)を負って雲上蓮華座に立ち、両第一・二指を捻じて来迎印を結ぶ像容になる。
 針葉樹材か)の割矧造で、表面金泥彩とし、玉眼嵌入する。その顔立ち衣文構成には仏師快慶創始したいわゆる安阿弥様の特色顕著にうかがえる。その着衣形式快慶作品でいえば、覆肩衣の縁をいったんたるませたうえで大衣たくし込む等の点に法橋時代以後特色示し殊に左脛で大衣の縁に旋転文をあしらうのが法眼時代米国キンベル美術館釈迦如来立像および光台院阿弥陀如来両脇侍像(重文)の中尊共通することが注意される像容にもこれらの像に通じるものがあるが、表情肉取りにはいくぶん生気欠ける感も否めず、快慶晩年様式忠実に踏襲した作例みるべきであろう
 台座上框うわがまち裏面記され文明五年(一四七三)の銘により本像は東大寺七郷一つ今小路郷【いまこうじごう】の支郷であった宮住【みやずみ】郷に住する東大寺公人もしくはその末裔思われる共絵国行という人物より東大寺四聖坊【ししょうぼう】の僧心教得たのであることが知られる快慶東大寺関係の造像に腕を振るったことは周知の如くで、彼の没後にも建長八年一二五六)ころの講堂諸像の造立彼の弟子長快栄快が関わっており、本像はそうした快慶派の東大寺における活動一環として造立されたと推測することも可能である。
 なおX線透過撮影写真により、像内には木造如来立像総高一〇・五センチメートル)および木造菩薩形像総高一一・五センチメートル)が籠められていることが判明するが、三尺阿弥陀像でこのように小仏像を籠める例は他に知られない
 本像は東大寺関連由緒をもち、快慶風をよく示す三尺阿弥陀如来像保存良好な一例として注目される

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 519
枝番 00
指定年月日 1900.04.07(明治33.04.07)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像(伝僧円仁作)

主名称: 木造阿弥陀如来立像(伝僧円仁作)
指定番号 521
枝番 00
指定年月日 1900.04.07(明治33.04.07)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 南北朝
年代
検索年代
解説文: 南北朝時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 524
枝番 00
指定年月日 1900.04.07(明治33.04.07)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 528
枝番 00
指定年月日 1900.04.07(明治33.04.07)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 562
枝番 00
指定年月日 1909.09.21(明治42.09.21)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 565
枝番 00
指定年月日 1909.04.05(明治42.04.05)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 575
枝番 00
指定年月日 1909.04.05(明治42.04.05)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 601
枝番 00
指定年月日 1909.04.05(明治42.04.05)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 651
枝番 00
指定年月日 1909.09.21(明治42.09.21)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 679
枝番 00
指定年月日 1911.08.09(明治44.08.09)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 3518
枝番 0
指定年月日 2004.06.08(平成16.06.08)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 嘉禄3年(1227)
検索年代 1227
解説文:  周三尺測る来迎阿弥陀如来立像で、平成十一年に行われた解体修理の際に像内体部より文書三種および印仏一一取り出されそのうちの「現在過去帳の裏書により仏師法橋行快ぎょうかい】の作であることが判明した行快承久元年一二一九)に快慶補佐して長谷寺本十一面観音像の製作に携わったのを最初事蹟として一三世紀半ばまでの活動知られ単独遺作としてはこれまで法眼ほうげん】位に昇ってからの大報恩寺釈迦如来坐像重文)、阿弥陀寺阿弥陀如来立像重文文暦二年〈一二三五〉)および妙法院千体千手観音立像重文)のうち一躯が知られている。
 針葉樹か)材の割矧造、錆下地漆箔玉眼嵌入。その像容は師快慶倣いながら、目尻が切れ上がりやや鋭い眼差しをもつ面貌や、正面髪際にうねりをつける形式松葉状に枝分かれする衣文多用した、師よりやや繁雑な衣褶の構成等に、他の二如来像と共通する行快特色示している。
 納入品中の「法花三十講名帳」には本像造立のために行ったともみられる嘉禄三年一二二七七月から八月にかけての法花三十講各日における奉加銭施主および追善対象たる過去者の名が奉加とともに記されるが、うち八月十二日の分に「過去法眼快慶」とあることから、快慶没年下限知られる至った前記「現在過去帳裏書には「アン梵字阿弥陀仏法眼行快造之」とあり、この記し方により本像は快慶造り始めたとも推測されるが、この点についてはなお検討要する。しかしいずれにせよ本像の造立快慶追善の意が込められていることは確かであろう。その製作時期嘉禄三年八月をほど経ぬころとみられる納入品中の「過去名帳」の冒頭安阿弥陀仏とともに記される了・円・忍阿弥陀仏および尼覚如房の名は快慶無位時代作例銘文中に登場し安阿弥陀仏左右下方あたかも脇侍如くそれらを記す形式まで共通するのは興味深い。また阿弥陀印仏いんぶつ】は年代明らかな印仏資料として注目される
 本像は鎌倉中期代表的仏師のひとり行快現存する最初作例として重要であり、また附指定とする納入品は快慶研究上重要であるのみならず当代における結縁けちえん】による造像実態うかがわせる好個資料である。

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 682
枝番 00
指定年月日 1911.08.09(明治44.08.09)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 745
枝番 00
指定年月日 1899.08.01(明治32.08.01)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 784
枝番 02
指定年月日 1936.05.06(昭和11.05.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 足〓ニ巧匠安阿弥ノ銘アリ
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 793
枝番 00
指定年月日 1942.12.22(昭和17.12.22)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 左足〓ニ正嘉二年七月十二日造ノ銘アリ
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1258
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 799
枝番 00
指定年月日 1935.04.30(昭和10.04.30)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 800
枝番 00
指定年月日 1935.04.30(昭和10.04.30)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 足〓ニ法眼快慶ノ銘アリ
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 831
枝番 00
指定年月日 1939.09.08(昭和14.09.08)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 874
枝番 00
指定年月日 1907.05.27(明治40.05.27)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 924
枝番 00
指定年月日 1902.04.17(明治35.04.17)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1008
枝番 00
指定年月日 1912.02.08(明治45.02.08)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像(本堂安置)

主名称: 木造阿弥陀如来立像(本堂安置
指定番号 1944
枝番 02
指定年月日 1944.09.05(昭和19.09.05)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1268
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1029
枝番 00
指定年月日 1942.12.22(昭和17.12.22)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1243/修理銘 1597
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1037
枝番 00
指定年月日 1935.04.30(昭和10.04.30)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1087
枝番 00
指定年月日 1927.07.21(昭和2.07.21)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1134
枝番 00
指定年月日 1938.08.26(昭和13.08.26)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1208
枝番 00
指定年月日 1904.02.18(明治37.02.18)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1234
枝番 00
指定年月日 1904.02.18(明治37.02.18)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1241
枝番 00
指定年月日 1920.04.15(大正9.04.15)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1286
枝番 00
指定年月日 1906.09.06(明治39.09.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像〈/(所在俊乗堂)〉

主名称: 木造阿弥陀如来立像〈/(所在俊乗堂)〉
指定番号 1319
枝番 00
指定年月日 1906.09.06(明治39.09.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像〈快慶作/〉

主名称: 木造阿弥陀如来立像〈快慶作/〉
指定番号 1454
枝番 00
指定年月日 1923.03.28(大正12.03.28)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 965
枝番 02
指定年月日 1907.05.27(明治40.05.27)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1679
枝番 00
指定年月日 1949.02.18(昭和24.02.18)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 足〓ニ承久三年法眼快慶の銘がある
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1221
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1754
枝番 00
指定年月日 1927.04.25(昭和2.04.25)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1807
枝番 00
指定年月日 1897.12.28(明治30.12.28)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1865
枝番 00
指定年月日 1920.04.15(大正9.04.15)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 胎内建長七年六月十八日ノ銘アリ
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1255
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1910
枝番 00
指定年月日 1899.08.01(明治32.08.01)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1918
枝番 00
指定年月日 1939.09.08(昭和14.09.08)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 像内ニ藤原行光願文名号等ヲ納ム
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 1997
枝番 00
指定年月日 1911.04.17(明治44.04.17)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 2046
枝番 00
指定年月日 1904.08.29(明治37.08.29)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 2050
枝番 00
指定年月日 1912.09.03(大正1.09.03)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像〈/(所在阿弥陀堂)〉

主名称: 木造阿弥陀如来立像〈/(所在阿弥陀堂)〉
指定番号 2066
枝番 00
指定年月日 1904.02.18(明治37.02.18)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像(見返り阿弥陀)

主名称: 木造阿弥陀如来立像(見返り阿弥陀
指定番号 3481
枝番 00
指定年月日 1999.06.07(平成11.06.07)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文:  見返り阿弥陀としてつとに有名禅林寺本尊で、頭部左方に、躰部も左方に少し傾けて左足膝を軽く曲げ左足先をわずか前に出して立つ通形とは異な阿弥陀像である。
 当寺は、仁寿三年(八五三)に真紹藤原関雄山荘買い取り五仏本尊とする寺院として創建された。現在、永観堂通称されるように、永観一〇三三一一一一年)がその後入寺し、続いて珍海静遍などが入り南都三論系の浄土教性格強まった
 頭躰幹部は、頭部耳後、躰部正中位置縦に左右に矧ぎ両手主要部および左袖外側を含む)、さらに頸から胸にかけての衲衣襟際で矧ぐ胸部はその右方縦に別材を矧ぐ。頭躰像内に内刳りを施す。左手首先、左袖内側右手前膊下半および手首先、右袖外側、同内側を各矧ぐ。裙と両足正中縦に矧いだものを衲衣の裾の内側差し入れて矧ぐ両足先、足〓(後補)を各矧ぐ
 見返り阿弥陀彫刻作例は、中国四川省安岳円覚第十六号窟に遺例北宋)が報告されている。わが国では、本像が最も古く次いで鎌倉時代以降作品若干ある。
 本像は顔を小さく造り躰躯も全体小振りで、繊細微妙な感情があり、また横向き頭部に伴う躰のゆるやかな動きも自然である。平安時代末の風がよく出ており、大波・小波繰り返す軟らか衣文この期によくみられるもので、一二世紀後半の製作と推定される
 木寄せ構造は、肉身部と著衣部を別材とするという原則よるもので、一二世紀にその古例がみられ、本像はその一例である。
 院政期後半本格的な作風示し、かつ、見返りという稀有図像肉身部・著衣部の分離というこの時期での特殊な技法のこともあり、美術史だけでなく文化史研究貴重な資料である。

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 2082
枝番 00
指定年月日 1914.04.17(大正3.04.17)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像〈/(伝仁聞作)〉

主名称: 木造阿弥陀如来立像〈/(伝仁聞作)〉
指定番号 2121
枝番 00
指定年月日 1961.01.26(昭和36.01.26)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 平安
年代
検索年代
解説文: 平安時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 3034
枝番 00
指定年月日 1956.06.28(昭和31.06.28)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 像内に承久三年八月廿日、奉造始之仏師僧幸賢の銘がある
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1221
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像〈快慶作/〉

主名称: 木造阿弥陀如来立像〈快慶作/〉
指定番号 3073
枝番 00
指定年月日 1958.02.08(昭和33.02.08)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 左足〓に巧匠安阿弥陀仏の銘がある
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 3084
枝番 00
指定年月日 1959.06.27(昭和34.06.27)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 足〓に「巧匠法眼快慶建長元年三月廿□(八)(日)」の銘がある
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1211
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 3089
枝番 01
指定年月日 1959.12.18(昭和34.12.18)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1233~1241
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像〈快慶作/〉

主名称: 木造阿弥陀如来立像〈快慶作/〉
指定番号 3098
枝番 00
指定年月日 1959.12.16(昭和34.12.16)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 左足〓に巧匠安阿弥陀仏の銘がある
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像


木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 3375
枝番 01
指定年月日 1983.06.06(昭和58.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 像内に梵字宝篋印陀羅尼等の朱書がある
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1232
検索年代
解説文:  来迎印を結ぶ三尺弥陀立像で、低い肉髻と鉢の張った地髪部に大粒螺髪刻み髪際波形にし面長な顔に造る頭部特色がある。衣文線条的な襞を多用して装飾的に表わしているが、それらには鎌倉初期彫刻余韻感じられる。頭・体部材の前後二材矧とし、丁寧に内刳り行って頭頂まで黒漆塗り全面わたって種子曼荼羅梵字の宝篋印陀羅尼等を朱書する。像内には曼荼羅法華経浄土三部経などを納めていたが、経典類は仏子永厳が貞永元年六~九月にかけて書写したもので、その紙背にも曼荼羅を摺写している。曼荼羅には二種類あるが、いずれも熱田神宮本地仏を表わしたもので、熱田本地仏曼荼羅としては最古遺品である。当代垂迹信仰背景とした熱田神宮寺関係の造像考えられ宗教史上にもその価値は高い。

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 3383
枝番 00
指定年月日 1985.06.06(昭和60.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文:  新光明寺本尊である。鎌倉時代には浄土信仰拡がりとともに来迎の印を表し左足踏み出して立つ阿弥陀如来三尺像が数多く造立されたが、本像は快慶風の阿弥陀如来像大小二群に分かれる例の大きいほうに属し両手第一・三指を捻ずる形は快慶作品中に京都遣迎院阿弥陀如来像重文一例知られている。頭躰の主要部は、の一材を前後に割矧ぎ背面の襟以下に一材を矧ぎ足し内刳りのうえ玉眼嵌入し、頭部のほか裳裾部分を割離す構造である。像内胸部には木造五輪塔納められ快慶様式作例にしばしば見られるように、厚く刳り残した頭部前半材の玉眼入れるため彫り込んだ部分を、水平に当てた角材塞いでいることが、X線透視撮影によって確認されている。
 目鼻立ち大きく頬の高く盛り上がった若々しい面貌幅広くみのある肩をゆったりと反らせ姿態、紐で吊る袈裟一端左前膊の外側長く垂れ着衣形式と襞の深い彫りくちなど、像容快慶初期傑作数えられる奈良西方寺阿弥陀如来像重文)にきわめて近いが、肉付け褶襞整理され、さらに豊かな量感明快な線を生かした独自の力強い表現を創り出している。いわゆる安阿弥様の作例中でも早い時期における出色の優品として高く評価されよう。当初光背台座失われ右手第二五指両足先、表面漆箔なども後補のものに替わっている。

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 85
枝番 00
指定年月日 1949.02.18(昭和24.02.18)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 頭部内に正嘉三年三月廿四日木造工匠永仙の銘がある
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1259
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 3384
枝番 00
指定年月日 1985.06.06(昭和60.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 左足〓に巧匠アン梵字阿弥陀佛、像内にアン梵字阿弥陀佛等の銘がある/像内に僧恵敏発願阿弥陀経一巻及びア(梵字阿弥陀仏宛書状等三通一枚釈迦如来名号一巻納める
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文:  奈良との県境に近い生駒山中の八葉蓮華寺本尊として祀られる来迎阿弥陀如来像である。左足外側に「巧匠/〓【アン阿弥陀佛」の墨書銘があり、仏師快慶建仁三年一二〇三)十一月法橋叙位以前の作と考えられる和歌山遍照光院阿弥陀如来像など快慶小ぶり三尺像数例と像高がほぼ等しくの一材から頭躰の主要部木取りして前後に割矧ぎ内刳りのうえ玉眼嵌入頭部を割離し表面漆箔上げとしている。X線透視撮影によって知られる玉眼嵌めるための内刳り部分除いて頭部前面材を厚く刳り残す手法や、大小二巻納入品を奉籠することは、快慶とその派の遺品多く見るところである。
 衣の襞の構成は、建久五年(一一九四)の年記のある納入品(摺仏)が籠められていた京都遣迎院阿弥陀如来像重文)に近く、顔や胸の若々しい肉取りや肩の張った幅広くみのある上躰のつくりも似通っているが、遣迎院像の肉付け褶襞にみられたアクセントのつよい表現が、ここでは穏やかに整えられ表情きびしさが加わるとともに細部にこだわらぬのびのびした表現うかがえる光背台座は、一回り大きい像からの転用であるが、やはり鎌倉時代の作とみられる

木造阿弥陀如来立像〈快慶作/〉

主名称: 木造阿弥陀如来立像〈快慶作/〉
指定番号 3386
枝番 00
指定年月日 1985.06.06(昭和60.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 足〓に生阿弥陀佛、□阿弥陀佛等の銘がある
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文:  近く浄国寺から移された客仏として祀られる来迎阿弥陀小ぶり三尺像で、左足外側後世薄く削り落とした面には、造像時の作者銘にならい書き直したものと思われる巧匠安阿弥陀佛」の墨書銘があり、左足正面に「□阿弥〓佛」、右足正面京都遣迎院快慶阿弥陀如来像結縁交名にもみえる「生阿弥〓佛」の名を記す当初墨書銘が認められる。頭躰の主要部の一材から木取りして前後に割矧ぎ内刳りのうえ頭部を割離し表面金泥塗とし着衣の縁に沿って二条截金線をおくが、全体油煙黒くなっている。玉眼嵌入にともなう特色ある内刳りの手法が新光明寺および八葉蓮華寺像と共通し、像内に巻子状の納入品数点を奉籠することが、X線透視撮影によって確認される
 上下の瞼や頬の上部が柔らかに膨らみ眼窩と口もとに深い窪みをつくる面貌肉付きのよい広い胸、しなやかな襞を重ね襟を薄くしのぎ立て表現には、熟達した彫技とともに南都鎌倉復興時に活躍した奈良仏師スタイルうかがえ、いまだ快慶らしい、理智的表情まとまりのよい姿態見えない。後の書き起こしとはいえ銘文からも快慶初期作例加えるべきものと考えられいかにも若々しい謹直作風推賞されよう光背台座は後補である。

木造阿弥陀如来立像〈行快作/〉

主名称: 木造阿弥陀如来立像〈行快作/〉
指定番号 3396
枝番 00
指定年月日 1987.06.06(昭和62.06.06)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書 右足〓に巧匠法眼行快の銘がある
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代 1235
検索年代
解説文:  近年足柄銘文発見され作者の名が明らかになった三尺来迎阿弥陀如来像である。
 作者行快は、鎌倉初期名匠仏師快慶高弟で、建治四年(一二一六)におそらく法橋となり、承久元~二年(一二一九二〇)の長谷寺十一面観音像復興では、快慶補佐して働き安貞元年一二二七)までに完成した京都・大報恩寺本堂諸像の造立では、中尊釈迦如来像重文)を担当しこの頃名実ともに快慶につぐ立場にあった仏師である。その後も、建長期に復興された蓮華王院千体千手観音像のうち、第四九〇号像に銘を残し快慶没後も、しばらくの間活躍している。
 均整のとれた写実的な作風や、割矧造りの構造には、師である快慶のそれをよく学んだあとがうかがえる。なおX線写真認められる、像内背部につり下げられ経巻状のものの納入状態も、快慶作の大阪八葉蓮華寺阿弥陀如来像重文)のそれによく似ている。しかし、深い彫り口で表わされた抑揚のある表情や、動きのある衣文全体にやや角ばった奥行のある躰つきなどには、快慶作品とは異なる、独特の力強い表現があり、快慶学んだ十三世前半作品中、特に優れた出来ばえ示している。その製作時は、大報恩寺像との細部にわたる共通点から、ほぼそれと同じ頃かと考えられる
 菅浦は、菅浦文書存在有名な集落だが、本像の造立についての記録はない。ただ、菅浦十二世紀末には比叡山領であることが知られ、現在、時宗である阿弥陀寺は、十四世以前には天台宗だったとの伝えがあるから、本像が当初からこの地に祀られていたことも十分に想像される

木造阿弥陀如来立像

主名称: 木造阿弥陀如来立像
指定番号 195
枝番 00
指定年月日 1926.08.30(大正15.08.30)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品

木造阿弥陀如来立像〈安阿弥作/〉

主名称: 木造阿弥陀如来立像〈安阿弥作/〉
指定番号 212
枝番 00
指定年月日 1924.08.16(大正13.08.16)
国宝重文区分 重要文化財
部門種別 彫刻
ト書
員数 1躯
時代区分 鎌倉
年代
検索年代
解説文: 鎌倉時代作品
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木造阿弥陀如来立像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 05:07 UTC 版)

龍蔵寺 (加須市)」の記事における「木造阿弥陀如来立像」の解説

当寺本尊像高100cmの寄木造り。像内胸部の墨書には永仁元年1293年)の銘と、性信上人門弟勧進し武州慈恩寺さいたま市岩槻区)の仏師の作であることが記されている。像の制作年代は寺の開山よりも古い。昭和12年1937年)に国の重要美術品認定され1964年には埼玉県指定文化財有形文化財彫刻となっている。

※この「木造阿弥陀如来立像」の解説は、「龍蔵寺 (加須市)」の解説の一部です。
「木造阿弥陀如来立像」を含む「龍蔵寺 (加須市)」の記事については、「龍蔵寺 (加須市)」の概要を参照ください。


木造阿弥陀如来立像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/03 20:55 UTC 版)

観興寺」の記事における「木造阿弥陀如来立像」の解説

平安時代末期12世紀の作で、高さ99.2cm・肩幅25.4cm。平安末期流行した定朝様特徴色濃く残している。2010年指定

※この「木造阿弥陀如来立像」の解説は、「観興寺」の解説の一部です。
「木造阿弥陀如来立像」を含む「観興寺」の記事については、「観興寺」の概要を参照ください。


木造阿弥陀如来立像

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 09:27 UTC 版)

東大寺の仏像」の記事における「木造阿弥陀如来立像」の解説

重要文化財鎌倉時代像高98.7センチ

※この「木造阿弥陀如来立像」の解説は、「東大寺の仏像」の解説の一部です。
「木造阿弥陀如来立像」を含む「東大寺の仏像」の記事については、「東大寺の仏像」の概要を参照ください。

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