げい【芸〔藝〕】
読み方:げい
[音]ゲイ(呉)(漢)
2 修練によって得た技能。「芸術・芸人・芸能/演芸・学芸・技芸・曲芸・工芸・至芸・手芸・多芸・武芸・文芸・無芸・六芸(りくげい)」
げい【芸】
芸道
(芸 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/21 02:47 UTC 版)
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芸道(げいどう)は、芸能・技芸を日本独自のかたちで体系化したもののことを指す。
通常は、各種の武芸である日本武術、江戸期の公家家職に由来する有職故実・礼式、そのほか能楽、歌舞伎、人形浄瑠璃などの芸能、邦楽、蹴鞠、歌道、香道、書道、盆庭、煎茶道、茶道、華道などをはじめとして、伝統工芸的な手工業、古典園芸など、ひろく技術を伝承する分野においてこうした観念が見られる。
由来
元来「道」という言葉は日本語において「体系」という意味をも持ち、王朝時代から管弦のことを「糸竹の道」と表現するなどの用例があることをみてもわかるように、芸について「みち」もしくは「道」で表現される内容は最初は単純に「芸の体系」というほどの意味であったと思われる。
これが中世期から近世期にかけて、さまざまな芸が体系化され伝授の形式を整えてゆくにつれて、単に芸能、技芸の体系というにとどまらず、それをめぐる思想や哲学的背景、さらに修行や日常生活の場においてこうした形而上的な問題をいかに生かし、みずからの芸を高めてゆくかという問題が含められてゆくようになって成立したのが、芸道という観念である。その成立に関しては中世期に盛んになった秘伝説と伝授思想の確立と、師系を重んじる禅の発想が大きな影響を与えたと見るのが通説である。
特徴
芸能、技芸を技術的な問題としてのみ捉えることをせず、しばしば実生活と芸の世界を混同させて、常住坐臥が芸を高めるための契機であり、修行であると考え、しかのみならず当人の倫理性、道徳性がそのまま芸にあらわれるがゆえに、芸の向上は同時に人格の向上でなければならない、とするところに芸道の特徴がある。また芸の系統的な伝承を重んじ、先人をうやまうことが厚く、特に直接の師弟関係を大切にするなど、水平方向的なひろがりよりも垂直方向的なつらなりを優先する。こうした考えかたは、日本独自の芸という観念の確立、心境や境地を特に重視する芸術観の尊重、芸系のたしかな伝承、芸が芸にとどまらず思索性を持つことによる内容の深化など、さまざまな効果をもたらしたが、一方で芸の世界における事大主義、神秘主義、普遍性の否定、通に代表される特殊な閉鎖性を生むことにもなった。
外国人にはこうした日本固有の芸道観念が興味深くうつるらしく、ドイツ人の哲学者オイゲン・ヘリゲルが、東北大学に在任中、洋弓(アーチェリー)とは違った日本の弓道の修業の仕方に感銘を受けて『弓と禅』をあらわしたのを嚆矢として、欧米世界にさまざまに紹介されている。
一発芸
宴会などで、特に場を盛り上げるために披露する短時間の芸[1]。
関連項目
外部リンク
- ^ “いっぱつ‐げい【一発芸】”. コトバンク. 2025年3月21日閲覧。
芸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 08:18 UTC 版)
指示に従ってターンをしたり、小物を指定した場所へ運んだりといったことも可能である。飲み込みが早い場合であれば、5分程度でターンを覚える個体もいる。
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芸
出典:『Wiktionary』 (2021/10/03 07:49 UTC 版)
発音(?)
名詞
訳語
熟語
藝
芸
芸 |
藝
藝 |
「芸」の例文・使い方・用例・文例
- 道化師の芸
- 芸能界に復帰する
- 当代最高の芸術家
- アシカが曲芸をするのを見てとても楽しかった
- 神秘的な芸術
- 現代芸術
- ルネサンス芸術
- 文芸
- 芸術品
- 技芸の道は長く人生は短し
- 芸術的な美しさ
- 芸術的才能
- 彼は芸術家的なセンスがある
- その町はその芸術家の人生を連想させるもので満ちている
- 曲芸師は棒で慎重にバランスを取りながらぴんと張ったロープの上を進んだ
- 彼はくず鉄をたたいて芸術品を作った
- 雑誌社への原稿書きやら園芸やら犬の散歩やらで,彼は毎日の時間の大半を過ごす
- その芸術家は絵と彫刻をやっている
- 農芸化学
- 芸術家村
芸と同じ種類の言葉
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