建物や地名・乗り物
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「星のカービィ デデデでプププなものがたり」の記事における「建物や地名・乗り物」の解説
プププランド 本作の舞台。惑星ポップスターに存在する国であり、話の展開や原作ゲームの変遷に伴って様々な地域や施設が登場する。のどかで平和だが、いつもカービィたちに騒動を起こされる騒がしい国でもある。下記の地域の他、ベジタブルバレーやグリーングリーンズなどの原作に登場した地域も存在する。『エアライド』編など、稀にプププランド以外の地域でストーリーを展開することもある。第一話ではまだポップスターの設定が無かったため、プププランド自体が一つの惑星であるかのような描写がされていた。 カービィの家 カービィとグーイが住んでいる家。ドーム型で玄関ドア上の大きな星のマークが特徴。初期では星のマークに顔がついていた。基礎や土台がないうえに、軽いため持ち運び可能で、デデデ城内に家ごと引っ越したこともある。カービィ曰く「苦節25年、コツコツ働いてやっと建てたマイホーム」(直後「子供だろ」と突っ込まれているのでただのネタである)。 デデデ城 デデデ大王が所持する城。よくカービィに破壊・改装されるが、次回の話ではすぐ建て直されており、11巻ではこのことが「怪奇ネタ」として扱われた。1巻では「デデデ山」の山頂に建っていたが、2巻から平地へ移った。6巻以降デザインがリニューアルされ、窓の数が増え、城自体もかなり大きくなった。作中の舞台として扱われることが最も多い。ポピーやコックカワサキも城に住み込みで仕えている。カービィの家同様基礎や土台が施工されていないため、よくカービィに持ち上げられたり投げ飛ばされたりする。 カフェテリア式の食堂があるが、デデデ大王やポピーは普段は普通のダイニングで食事をしている。宝物庫や倉庫などもあり、珍しい骨董品やお宝が所蔵されている。地下室は作中で二種類確認されており、一つは9巻に登場した通常の会議室で、主に秘密の会議に利用される。もう一つは21巻に登場した、マリエルたちが住み着いている汚れた洋間である。 デデデ大王の部屋に関しては、ベッドが高級仕様である点を除けばごく普通の間取りである。14巻では部屋から階段までの距離はきっちり16歩ということが判明している。6巻ではカラオケマシンが置いてあった。 デデデ山(1巻) 小さくなだらかな山。1巻では原作通りこの山頂にデデデ城が構えてあったが、2巻以降はデデデ城の場所も平地になっている。 夢の泉 プププランドの秘宝、スターロッドがある泉。スターロッドがあればどんな願い事も叶うようである。スターロッドが力の源となっているようで、住民曰く、無くなると泉の水が徐々に干からびていくらしい(1巻では確かに水は減ったが、その時はカービィが飲んでいただけだった)。 ワープスター ゲームでもお馴染みのカービィの使用する乗り物。カービィの呼びかけですぐにやってくる。4巻ではカービィに貯金箱を隠すためのシェルター代わりにされたことがある。スコップやつるはしでも傷一つ付かないほど頑丈。登場する度にサイズが大きく異なる。 エアライドマシン(20、21巻) ゲーム同様、基本形のワープスターに加えいろいろな特徴を持ったマシンが登場している。 デデデ大王の銅像 / 金像 デデデ大王がとても大事にしている自身の像だが、よくカービィに破壊・改造(阪神タイガース時代の野村監督金像にされたこともある)される。13巻では4490万円で金像に買い換えた。14巻までは屋外に設置されていたが、後にデデデ城内へ移った。 魔法の絨毯(1巻) デデデ大王とポピーが移動用に利用していた。スターロッドが夢の泉に戻されてからは登場しなくなった。それ以降、空の移動はクラッコを利用している。 デデデ大王の塔(1巻) デデデ大王がシチューの匂いでカービィを誘き寄せるために建てられた6階建ての塔。2階には大量の敵キャラクターが待ち伏せている広間、3Fは暗闇の通路、4Fは水路、5階は狭い通路…と続き、屋上ではMr.シャイン、Mr.ブライトと対決することになる。外観やMr.シャインとMr.ブライトがボスであるという点は原作におけるバタービルディングに相当する。 宇宙船(1巻) デデデ大王がスターロッドの力で作ったもの。デデデの顔を模している。乗組員はデデデ、ポピー、ワドルドゥ。ホールが間違って吸い込んだせいで破壊されてしまった。なお、この時デデデとポピーは宇宙服も着ないで宇宙に出ているカービィたちに「宇宙をナメてる」と言っているが、この宇宙船が破壊される直前からどちらも平然と生身で宇宙に出ていた。 天の川(1巻) 宇宙にある河川。現実の天の川とは異なり、鋭利な星で埋め尽くされている。デデデ大王がこの川の中にスターロッドの先端部分を落としてしまったことがある。 デデデゲームパーク(1巻) デデデ大王がスターロッドの力を利用し、金儲けする目的で建てたゲームパーク。スロットマシンやクレーンゲームのほか、カービィを球にして遊ぶピンボールがある。しかし、トルネードをコピーしたカービィによって壊滅状態に追い込まれた。 アッチ池(1巻) カービィとチービィが釣りに訪れた池。湖底にはヘビーモールが住む危険な罠だらけの洞窟の入り口がある。宝の地図が存在するが、ヘビーモールたちの宝探しごっこのための作り物であり、最奥部にある宝箱もただのびっくり箱である。 さくま良子版『星のカービィ』にも同名の池が登場する。 デデーズ(2巻) デデデ大王が作ったレストラン。キャッチコピーは「早くて安くて美味い」(ポピーは「それじゃ牛丼屋」とツッコんでいる)。 開店記念として無料で一品食べられるキャンペーンを行ったが、デデデはカービィとチービィには最初から食べさせる気など無く、自分で料理を作らせるセルフサービスにしたり、コピー能力を使わせて料理を台無しにしたりと嫌がらせをする。挙句は二人のみ無料キャンペーンの対象外だったことを明かし、代金分を働かせた。しかし皿洗いやウェイターといった仕事をカービィがうまくこなせるはずがなく、最後はコック(当時はゲーム未登場のオリジナル能力)をコピーしたカービィにこれまでの仕返しと言わんばかりに完成した料理はおろか食材を全て食べ尽くされ、閉店に追い込まれる羽目となった。 同名のレストランが後作『星のカービィ! も〜れつプププアワー!』にも登場している。 無人島(2巻) カービィとデデデ大王、カインが打ち上げられた島。カービィを乗せたカインがマスターグリーン達のスパーク攻撃を受けて暴走し、デデデ大王が乗っていたゴムボート(ポピーも乗っていたがすぐに振り落とされた)を巻き込んだ末に上陸した。島内に実った果実のほとんど全てをカービィに食い尽くされる。 デデデ旅館(3巻) アイスドラゴンが経営する温泉旅館。スケートリンクが併設されている。カービィたちを扱き使うためにわざと客室を汚くしていた。 プププ博物館(3巻) Mr.チクタクが館長を務める博物館。「ドラゴンの涙」とよばれる世界に一つしかない水晶玉が展示されていたが、カービィとリックが悪戯で勝手に持ち出してしまい、それを戻そうとしたデデデ大王がうっかり落として割ってしまう。さらにカービィとの喧嘩 が原因で他の美術品はもとより、博物館ごと全壊する。その後は激怒したMr.チクタクにより、新しい博物館が建つまでカービィたち全員(騒動とは無関係のクー、カイン、ポピーも含む)が展示物にされてしまった。 デデデドーム(4巻) リモコン一つで屋内の天気を自在に変えたり、最新の音響設備の揃ったホールに変形できる全天候型ハイテクドーム。屋内には人工芝が敷いてあり、遊具や樹木が設置されているなど、屋外で遊んでいるかのような雰囲気を演出している。梅雨で雨続きでも皆が遊べるようにとデデデ大王が建造した(クー曰く「デデデもたまには良いことする」)。しかし最後はカービィとデデデ大王の怪獣ごっこが原因で装置が壊れ、どしゃ降りになった。同時に雨も上がったため、皆外に出てしまったが、デデデは意地を張ってどしゃ降りのドームで遊び続けていた。 リック・クーの家(5巻) 第6話に登場。いずれの家も「デザインが変わることがある」といった作者からの注釈が添えられているが、デザインが変更されるどころか、実際に彼らの家が登場したのはこの回が最初で最後である。 プププランド南の密林(5巻) 謎に包まれた秘境。デデデ大王率いる「デデデ探検隊」がテレビの企画として調査に訪れた。密林には肉食植物が巣食っており、奥には古代遺跡が潜んでいた。ビッグフットやネッシーの存在が示唆されていたが、カービィの悪戯ややらせにより、いずれも真相は有耶無耶となってしまった。古代遺跡は地底湖に繋がっているが、他は特に何も無い。 プププ旅館(6巻) カービィによってデデデ城を改装されたもの。内装も「こてこての温泉旅館(ポピーの弁)」風に仕立て上げられていた。食事はゆで卵の食べ放題(それも塩なし)。 デデデーランド(6巻) デデデ大王が全財産賭けて作った遊園地。あらゆるアトラクションがデデデをモチーフにしたデザインになっている。中にはカービィたちに意地悪するために作られた危険なアトラクションもあるが、最後は脱輪した観覧車が転がり回り、全壊。7巻では、父親代わりになってもらったデデデにカービィが「デデデーランドに連れてって」と強請っている。 フルーツランド(6巻) 上記のデデデーランドをカービィが潰し、その後カービィが代わりに建てた遊園地。名前の通りフルーツだらけ。なぜかデデデ大王とポピーまでマスコットとして働かされていた。 ニューデデデドーム(6巻) 前述の「デデデドーム」とは別物で、プププスターズ(後述)の本拠地である球場。外観がデデデ大王の顔をあしらったデザインである点以外、特に変わった設備などはない。 ポピーの家(7巻) リック・クーの家と同様、こちらも一コマだけ登場。本人の顔と数個の爆弾をあしらったデザインになっている。 プププデパート(8巻) 贅沢病に悩まされるデデデ大王がカービィたちと立ち寄ったデパート。欲しい品物に目を付けてはねだるも買ってもらえず、我慢の限界に達したデデデが丸ごと買い占めようとした。だが、それに便乗し、文字通り「持って帰ろう」としたカービィが原因で、デデデ城ごと崩壊してしまい、以降贅沢ができなくなった(被害総額は40億)。 ププの湯(8巻) デデデ大王たちが訪れた、露天風呂が自慢の温泉。カービィの「パラソル+トルネード」の能力で温泉を台無しにされてしまう。この温泉の入浴剤も市販されているらしい。 プププ商事(9巻) カービィたちがサラリーマンという設定の話の舞台となる商社。社長はデデデ大王。銀行から融資を打ち切られ、経営破綻の危機に瀕していたが、「ニンテン商事」との商取引に成功。しかし、カービィによってビルを破壊され、事実上倒産となってしまった。 ヒエヒエ神社(10巻) 「万年氷」が祀られている神社で、一年中涼しい風が漂っている。 バブルの塔(10巻) カービィが、二匹の蟻を助けた謝礼として受け取った小判の埋蔵金で建てた城。デデデ城に隣接しており、スケールもデデデ城のそれを遥かに上回る。が、最後はカービィのくしゃみで倒壊し、デデデ城もろとも瓦礫の山と化した。内装に関する描写はない。 マドゥーの洞窟 マドゥーが住んでいる洞窟。中には不気味な生き物(マリエル、ペルーなど)が住み着いている。 どくろ旅館(12巻) 海へ遊びに出かけたカービィ、デデデ大王、ポピーが宿泊した旅館。宿主はガボン。格安なだけに電気も通っておらず、寂れた雰囲気が漂っている。すぐ隣には墓地が立ち並んでいる。しかしサービス自体は至ってまともで、怪奇現象が起きる訳でもない。 訓練場(12巻) 防衛軍軍曹のジャングルボムが訓練に利用している。緊張感を持って訓練するために危険な罠が仕掛けられているが、カービィはわざと引っかかって楽しんでいた。 天国(13巻) あの世の楽園。カービィは一度死んだ際にここに来たが、食べ物を全部かっぱらったため、代償として地獄に落とされた。後にカービィを追って霊魂となったデデデ大王も訪れるが、カービィのライバルだと告げただけで地獄に落とされた。 地獄(13巻) カービィが天国から追放されて来た所。その後カービィがエンマ大王(ナイトメア)を倒して地獄を占領し、楽しい地獄に変えてしまった。しかし楽しくしたはずの地獄も、針山地獄なら輪投げで全ての針に入れなければやめられない、釜茹で地獄は温度こそぬるめだが日焼けサロン化した灼熱地獄の後に入らされる(肌に染みる)、血の池地獄は赤ワインになったものの大量に飲まされて二日酔いに苦しむなど、結局は苦痛を与えられる事に変わりは無かった。 レストラン『PUPUPU』 作中に何度か登場する高級レストラン。回によってはカービィの入店を禁止している。カービィに8000万円で買収されたことがある。 健康ハイキングコース(13巻) 健康自慢のMr.フロスティが設計したハイキングコース。歩道に石が敷き詰められていて、足のツボを刺激するゾーンや過去に流行した各種健康グッズなどが置いてある。普通に回れば健康に良く元気になれるはずだが、カービィとデデデは無茶な回り方をしたため、逆にボロボロになってしまった。 DD51(デデゴイチ)(13巻) D51のような幻の蒸気機関車。13巻でデデデ大王が前から欲しかったのを鉄道会社から譲り受けたもの。しかし、最終的には無敵キャンディーや元気ドリンク、マキシムトマトでエネルギーを溜め過ぎて暴走した機関車カービィに正面衝突され、破壊された。実在するDD51(こちらはディーゼル機関車である)とは関係がない。 ボンカースのハンマー屋さん(13巻) 叩くと花火が噴き出すもの、小判が飛び出すもの(ただしすぐに消える)など、様々な種類のハンマーが売られている。ポピーが「うちでの大ハンマー」を店内で試したせいで、巨大化したデデデ大王によって木っ端微塵にされてしまう。 コンビニプププ(13巻) カービィたちが立ち寄ったコンビニエンスストア。ローリングタートルが店長を務めているが、商品搬入を怠っていたことで客足が伸び悩んでいた(なぜかシルクハットは大量入荷されていた)。コピー機も店長が手描きで行い代金を請求する。カービィがあの手この手で繁盛させようと努めたものの、蛇足なサービスばかり増やしたために客足は遠のき、最後はコンビニ強盗を撃退しようとした際に使ったバーニング+ストーンで壊滅状態になった。その後、カービィは弁償として年中無休24時間営業で働かされてしまった。 がまん道場(14巻) サスケが建てた道場。がまんがブームらしく、多くの門下生がおり、「正座での足のしびれ」「ワサビのツ~ンとした香り」などそれぞれががまんの修業をしている。道場破りも現れた。 プププTV(15、24巻) プププランドのテレビ局。15巻ではユキ(プロデューサー)やモブキャラクターたちが勤めていた。24巻でも同名のテレビ局が登場するが、こちらはカービィやデデデ大王たちがニュースキャスターやプロデューサーとして勤めている。7巻でもカービィが出演したオーディション番組の放送局として登場したが、社屋には単に「TV局」とだけ書かれていた。 ポップスター学園(15巻) スパイキーとカービィが入学試験を受験した名門校。スパイキーは受かったが、カービィは不合格に終わった。 プププゆうえんち(16巻) バウンシーが経営する遊園地。隣にできた新しい遊園地「ゴージャスランド」のおかげで客足がぱったり途絶え、カービィたちが行ったのを最後に閉園する予定だった。観覧車が非常に小さかったり(リックが回し車の要領で回した)、ジェットコースターのコースが紙製(世界初)だったりと、閉園も頷けるような有様だった。しかし最後はカービィたちの騒動で偶然出来た川下りアトラクションが人気を博し、閉園は避けられた。「プププーランド」という遊園地も存在する。 プププおかしタウン(16巻) テレビで取材される事になったプププランドの町おこし効果を狙うデデデ大王のためにコックカワサキが事前に作っていた、全てがお菓子でできた町。はじめはつまみ食いをデデデに止められていたカービィだったが結局は我慢できず、他の住民達と共に食べ尽くしてしまった。 タイムトンネル(16巻) プププランドのとある場所に存在する、恐竜時代へ行くためのトンネル。恐竜見たさにマドゥーが作ったが、危険だったので埋める予定だった。すぐ隣に、かつてデデデ大王が迷子になったという洞窟がある。 キングデデデ号(17巻) デデデ大王が所有する豪華客船。外見は立派だが、船体にコストがかかり過ぎて、エンジンや内装などにはほとんどコストをかけていない。動力源はゴムなので非常に貧弱。最後はタイタニック号の如く氷山にぶつかり沈没した。 カービィランド(18巻) カービィがデデデ大王との仲違い をきっかけに建国した国。グーイの舌が国境線代わり。建国当初はカービィの家とその周囲程度しか領土がなかったが、デデデ大王と領土を巡った戦争を行い、「プププ条約」に基づき領土を拡大した。 カービィ&デデデ共和国(18巻) カービィとデデデ大王二人だけの国。プププランドとカービィランドとの戦争の末に大激怒した住民に追放された二人が、プププランドからはるか南に位置する無人島に建国。非常に小さな島で、ヤシの木一本以外に何もない。 ひみつの特訓場(18巻) デデデ大王がノディを鍛え上げるために用意した特訓場。「報道陣もシャットアウト」「関係者以外立入禁止」のため、内装や訓練の内容に関しては一切描かれず、ノディの悲鳴とデデデの怒声が響くだけだった。しかしその成果は確かなもので、ここで特訓を受けたノディはカービィと互角以上に渡り合う力を手に入れた。 デデデ大王の別荘(19巻) 「プププ高原」という避暑地にあるデデデ大王の別荘。普段はあまり使う機会がないようであり、部屋も汚れていた。 スマイルランド(19巻) スカーフィが造ったテーマパーク。どんな時でも笑顔を作るための特訓をするアトラクションがたくさんある。カインはここで笑顔を習得した。最後は怒りに耐え切れなくなったカービィに破壊され、温厚なスカーフィを激怒させた。 スロー村(20巻) ローリングタートルが住んでいる田舎の村。都会の忙しさに疲れた人がリフレッシュしに訪れる。村人は揃ってのんびりしており、ウィリーやタックでさえのんびり動いている。 デデデ号(20巻) デデデ大王が所持している帆船。冒険小説に感化されたデデデがこの船で冒険に出ようとしたが、長い間手入れをしていなかったためにかなり傷んでおり、とても航海などできる状態ではなかった(カービィが安全性を確かめようとストーン+ストーンで乗ったせいでさらに壊れた)。そのため、陸にいながらデデデ大王に航海の気分だけでも味わわせることになった(小道具や演技によるただの演出だが、デデデ本人は最後まで気付くことはなかった)。最後は嵐を演出したカービィのトルネイドで完全に破壊され、「嵐で船は難破したが、デデデたちは奇跡的にプププランドの海岸に流れ着いた」ということにしてその場を収めた。 エステサロンプププ(21巻) ブロッパーが経営するエステサロン。男女を問わず人気を誇っていたが、最後はカービィのせいでブロッパーが怒り過ぎて顔がシワだらけになったショックで、一時休業となる。後には騒動の巻き添えで酷い外見になったデデデ大王、リック、クーだけが残った。 ブーラーのお化け屋敷(22巻) ブーラーが経営するお化け屋敷。古典的な仕掛けしか無く、お化けが大の苦手のデデデ大王以外には全く怖がられなかった。カービィとデデデによって改装されるが微妙な怖さしか演出できず、最後はカービィにアトラクションとして全壊された。その後はカービィに再建され、デデデがカービィに酷い目遭わされた写真を展示するだけにもかかわらず、そのあまりの悲惨さに非常に怖がられた。 不思議な島(22巻) カービィたちが発見した島で、デデデ大王らの手で開拓される。実はポピー曰く100年に一度浮かぶ島で、わずか3日ほどで海中へと沈んでしまった。 デデデ旅館(23巻) デデデ大王が建てた温泉旅館の名前。デデデが夢でお告げを受けたという理由で温泉を掘り出そうとした結果、偶然カービィが源泉を掘り当てたことで新たに建造されたものであり、3巻に登場したものとは別物。しかし元々の源泉の量が少なく繁盛し始めたころに温泉が出なくなった。慌ててお湯を足したり(クー曰く「これじゃ銭湯」)岩を置いて雰囲気だけは出そうとしたが、最後は新しい源泉を掘り当てようとしたカービィが誤って水道管を破ってしまい、水圧で崩壊した。 カービィ電車(トレイン)(23巻) PR(Pupupu Railway=プププ旅客鉄道)の車両。運転手はカービィ(運転技術はゲームで習得した)。そのほか、旅客案内(車掌、切符の拝見など)もすべてカービィ一人で切り盛りしている。車両は日本に実在する湘南型電車(113系あるいは165系電車)をデフォルメしている。一応電車なのだが、道路やジェットコースターのレールも走ることが可能。電源は単三乾電池2本で、交換直後に暴走し瞬間最高速度250km/hを出した。終点はカービィの家。 プププ池(24巻) 見回り人はカパー。カービィが天気のいいお昼どきに寝ぼけて魚を追いかけたり、釣り人のえさをねだったりしている(本人は、カパーから知らされるまで気付いていなかった)。 プププレストラン (25巻) レストランPUPUPUとは別物であり、25巻12話に登場。食べ放題を開店記念で行った。先着10名だったが、デデデ大王(実際は身体が入れ替わっていたカービィ)は大王ということで特別に食べ放題できた。しかし身体はデデデなので普段ほどは食べられなかった。
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