子供達とパートナーデジモン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 00:36 UTC 版)
「デジモンテイマーズ」の記事における「子供達とパートナーデジモン」の解説
劇中の中盤(デジタルワールドに赴く直前)から自分達を「デジモンテイマーズ」と呼ぶようになる。 松田 啓人(マツダ タカト) 声 - 津村まこと 本作の主人公。淀橋小学校5年生の少年。『セイバーズ』の大門大以前の主人公では唯一の一人っ子で、両親は自営業でもある。従来のシリーズの主人公に見られた「熱血」さは持たない、やや気弱で泣き虫な性格。一方で穏やかな優しさを持った男の子。 実家は「まつだベーカリー」というパン屋を営んでおり、よく手伝いをさせられているためパンの焼き方なども心得ている。なお、当初はゴーグルを装着していなかったが、テイマーとなってからは常時身に付けるようになる。神奈川県逗子市におじ・おばの家がある。 デジモンが大好きで自分の考えたデジモンとして、ギルモンを落書きのようにデザインし、必殺技など詳細なイメージを膨らませていく。そして後述のデジノームによって、それは現実のものとなった。ただ、誕生したてのギルモンはほとんど赤ん坊のような状態であったため、育成や住処の確保など大いに手を焼かされることになる。 序盤は前述のような性格から頼りない態度が目立ったが、多くのデジモンとの出会いや幾多の戦いを経て一人の人間として、またテイマーとして、自らが生み出したギルモンと共に、彼自身も大きく成長していく。 赤色のデジヴァイス(アーク)を所有していたが、物語中盤、激しい負の感情からギルモンをメギドラモンへと暗黒進化に導いた際に粉々に砕け散った。その後、真の究極体であるデュークモンへの進化を遂げた際、新たに金色のデジヴァイスを手にしている。 同じクラスのヒロカズ、ケンタとはよくデジモンのカードゲームで遊ぶなど、特に仲の良い友人関係。同じくクラスメートのジュリには密かに好意を寄せており、終盤にかけてはデ・リーパーによる侵略阻止はもちろんのこと、彼女の救出を重大な目的として奮闘することになる。 『デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~』における詳細はそちらを参照。各国の日本国外名 英語:タカト・マツキ(Takato Matsuki) 韓国語:オ・ユミン(ハングル:오유민) ギルモン 声 - 野沢雅子(ナレーターも担当) タカトのパートナー。詳しくはギルモン#デジモンテイマーズを参照の事。必殺技は「ファイアーボール」。ジャリモン [本編未登場] ギギモン [51] ギルモン [1-19,21-25,27-32,35-51,劇場版1作目,2作目] グラウモン [8-10,14-16,18-20,22,29,34,37,43,44,劇場版1作目,2作目] メガログラウモン [14,20,22,23,34,37,43-45,劇場版1作目] メギドラモン [34,35] デュークモン [35,36,38,45,47-50,劇場版2作目] デュークモン クリムゾンモード [50,51,劇場版2作目] 各国の日本国外名 英語:ギルモン(Guilmon) 韓国語:ギルモン(ハングル:길몬) 李 健良(リー ジェンリャ) 声 - 山口眞弓 父親が香港出身の中国大陸人で、母親が日本人というハーフの少年。漢字読みは広東語であり(李の広東語読みはレイである)、北京語ではリージェンリャン(Li Jianliang)となる。家族構成は前述の両親に兄と姉が一人、妹に小春がいる。 タカトの同級生で同じ学校に通っており、ギルモンが学校に侵入した事件をきっかけに知り合い、以降は良き友人となる。愛称は「ジェン」。タカトからはしばらくの間「李君」と呼ばれていたが、親交が深まったことで物語中盤からはそう呼ばれるようになる。所有するデジヴァイスの色は緑。 性格は歳の割に非常に冷静沈着。気弱なタカトと並ぶと一層大人びて見え、彼の良き相談相手となることもしばしば。欠点を挙げると、何事も一人で抱え込んでしまい、物事に深く囚われると周囲のことを見落しがちで、ほんの些細なことで苛立ってしまうといったところ。しかし、タカトたちとの関わり合いの中で、友達、仲間の大事さ(一人で抱え込む必要などない事)に気づいていく。 当初はテリアモンとの出会いのきっかけを原因としてか戦うことを忌避していたが、パートナーデジモンや仲間達と協力した上で、テイマーにしか出来ない事があるということを学んでいった。 コンピューター関連の知識に長け、中国拳法を得意とする。その拳法の腕前は、よほど人間の手に負えない力を持つデジモンが相手でない限り、単身でなぎ倒してしまえるほど。 声優を担当している山口は、過去作のレギュラーであるガブモンを演じていた。そういった経緯から「デジヴァイス」という単語のイントネーションが分からなかった新規のスタッフにアドバイスをしていたという逸話がある。各国の日本国外名 英語:ヘンリー・ウォング(Henry Wong) 韓国語:グァッ・ソリョン(ハングル:곽소룡) テリアモン 声 - 多田葵 ジェンのパートナー。詳しくはテリアモン#デジモンテイマーズを参照の事。必殺技は「プチツイスター」。ゼリモン [本編未登場] グミモン [51] テリアモン [1-19,21-25,27-51,劇場版1作目,2作目] ガルゴモン [3,4,10,11,14-18-22,23,27,29,34,37,43-45,劇場版1作目] ラピッドモン [17,22,34,35,37,43,44,劇場版1作目] セントガルゴモン [37,45,46,48-51,劇場版2作目] 各国の日本国外名 英語:テリアモン(Terriermon) 韓国語:テリオモン(ハングル:테리어몬) 牧野 留姫(マキノ ルキ) 声 - 折笠富美子 本作のヒロイン。タカト達の隣町の学校「神楽坂女学院初等部」に通っている、クールな性格の少女。両親は離婚しており、母方の祖母の家で母と祖母と3人で暮らしている。母親は有名なファッションモデル。自由奔放な態度をとる少女趣味な母とは気が合わない様子だが、決して嫌っているわけではない。離れて暮らす父のことは今でも慕っている。 年長者も真っ青のカードバトルの実力から「デジモンクイーン」と呼ばれ畏怖されている。そういった扱われ方には自尊心を持つどころか、逆に徐々に退屈さを抱くようになる。そうした中で彼女のテイマーとしての潜在能力に目を付けた、ゲームとは別物の実際のデジモン達と遭遇。レナモンとはそういった境遇から出会った。 男勝りな気の強い性格で、どうやら女の子扱いされるのが嫌いな様子(「ちゃん」付けされるのを毛嫌いしている。タカトは第7話で自分から会いに行った際にちゃん付けで呼んだが、その際に「今度ちゃん付けで呼んだら蹴り飛ばす」と怒られ、その後は呼び捨てになっている)。当初はデジモンを戦いの道具としか見なしておらず、勝利のみに拘っており(また、テイマーとはそうあるべきだと思っていた)、レナモンの実力向上のためだけに、リアルワールドにリアライズして来た多くのデジモン達を命の概念などお構いなしに次々と始末していった。この点はアイスデビモンとの一件で大きく指摘されるのだが、またそれがレナモンとの信頼関係、彼女自身のデジモンに対する接し方の転機ともなった。 人付き合いに関してはドライな面が目立っていたが、仲間との関わり合いの中でその心は少しずつほぐれていき、物語が進むにつれ、タカトやジェンにぶっきらぼうながらも気を利かせたり、ジュリや小春に優しい心配りを見せるなど精神面の大きな成長が見られる。 青色のデジヴァイスを所有。和食が好みで、好物は砂肝の唐揚げ。 登場時から胸に割れた青いハートマークが描かれたTシャツを着ていたが、42話でハートの割れていないものを母親の留美子から渡され(この時留美子も色違いのハート入りのTシャツを着ていた)、これに着替えている。 『デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~』における詳細はそちらを参照。各国の日本国外名 英語:リカ・ノナカ(Rika Nonaka) 韓国語:ウン・セナ(ハングル:은세나) レナモン 声 - 今井由香 ルキのパートナー。詳しくはレナモン#デジモンテイマーズを参照の事。必殺技は「狐葉楔」。レレモン [本編未登場] ポコモン[51] レナモン [1-19,21-26,28-31,35-51,劇場版1作目,2作目] キュウビモン [6,7,10,11,12,14,15,18-20,22,23,28,30,34-38,41-44,劇場版1作目] タオモン [18,22,30,35,37,38,43-45,劇場版1作目] サクヤモン [39,45-51,劇場版2作目] 各国の日本国外名 英語:レナモン(Renamon) 韓国語:レナモン(ハングル:레나몬) 加藤 樹莉(カトウ ジュリ) 声 - 浅田葉子 タカトが好意を寄せている、クラスメートの女の子。実家は小料理屋を経営している。独特な感性の持ち主で、ギルモンに初めて出会った際にも、驚愕するどころかその存在をすんなり受け入れている。繊細で思い込みが激しく、他者とのコミュニケーションの際には相手のペースを大きく狂わせるといった面も。犬のハンドパペットを常に所持しており、キッカケがあれば腹話術をして場を和ませている。 タカトやギルモンとの触れ合いからデジモンに強い興味を示すようになる。こっそりデジモンのカードを大量に集めていたり、クルモンが自分のパートナーではないかと期待したりと、テイマーへの憧れを募らせていく(インダラモンとの死闘の際にも、ただ見ていることしか出来ない自分の無力さを嘆いていた)。 そんな中、突如リアライズしたレオモンに遭遇。彼こそ自分の元に現れてくれたパートナーであると惚れ込み、執拗に追い回すが(この際にはレオモンのことを「様」付けで呼んでいた)、レオモンには一蹴されてしまう。しかしその後、レオモンがスーツェーモンの攻撃により重傷を負った際、彼を心から救いたいという想いが通じて、目の前に黄色のデジヴァイスが現れる。その力でレオモンの傷を癒し、以降は正式なパートナー同士となった。レオモンもやはり彼女の個性的な振る舞いに振り回されることになるが、徐々に互いを信頼し合うようになっていく。 実母を幼い頃に亡くしており、部屋には、その母親の写真が飾ってある。普段は明るく振舞っているが、それだけに心中では様々な思いとトラウマが常に鈍く蠢いていた。それを決して表に出すことはなかったが、レオモンがベルゼブモンの手で消滅したことで実母の死によるトラウマが再発。大切な人を二度も失った悲しみから、「運命からは逃れられない」と心を深く閉ざしてしまうことになる。そこをデ・リーパーにつけこまれるようにして囚われ、人間のデータ解析に利用され、その力の源とされてしまう。 その後、クルモンの説得で目を覚ますも、ベルゼブモンの「獣王拳」でレオモンのことを思い出してしまい、彼の救いの手を伸ばすことが出来なかった。しかし、運命は自分で切り開くことを決意し、最終話でタカトの手によってデ・リーパー内部から救い出され、インプモンと和解している。 劇場版第2作目では、パートナーデジモンが既にいないことから、事件そのものには関わらなかった。各国の日本国外名 英語:ジェリ・カトー(Jeri Kato) 韓国語:ファン・ジュヨン/ファン・ズヨン(ハングル:황주연) レオモン 声 - 平田広明 ジュリのパートナー。成熟期。必殺技は「獣王拳」。 初めてジュリに出会った時には、彼女の度を越えた独特なアピールに呆れるようにして深く関わらないようにしていた。その後の戦いで傷つき倒れた時、レオモンを想うジュリの心に応じるようにデジヴァイスが出現し、パートナーとなる。 強さと優しさを兼ね備えたデジモンで、そういった面はグラウモン(ギルモン)に深く尊敬されていた。他のデジモンたちと比べると精神年齢が高い面が窺え、デジタルワールドで遭遇する様々な困難にも、その都度冷静な対応を見せていた。ジュリとの連携で完全体であるオロチモンを撃退するなど、彼女との信頼関係も確固たるものとなっていく。 しかし力に溺れるベルゼブモンと対峙した際、彼への説得を試みたところ、その甲斐なく腹を貫かれ命を落とした。それがジュリの心の傷を深くえぐり、結果的にデ・リーパーの成長へと繋がってしまった。エレキモン [本編未登場] レオモン [21,23-25,27-31,34,47] グラップレオモン [本編未登場] サーベルレオモン [本編未登場] 各国の日本国外名 英語:レオモン(Leomon) 韓国語:レオモン(ハングル:레오몬) 秋山 遼(アキヤマ リョウ) 声 - 金丸淳一 WS版ゲームにおける主人公、および『デジモンテイマーズ』における準メインキャラクター。『デジモンテイマーズ』作中では、サイバードラモンがパートナーデジモンとなるが、ゲーム中では、ブレイブテイマーでパートナーがモノドラモン(サイバードラモンの成長期)にされた。 一年前のデジモンカードバトル全国大会で優勝し、その直後突如行方不明になった「伝説のテイマー」。中学2年生。タカトたちと出会った際には10か月以上もデジタルワールドで彷徨っていたが、彼らと共にリアルワールドに帰還した。リアルワールド帰還後10か月ぶりに帰郷した際には福岡空港で多数の報道陣から取材を受けている。 他のテイマー達と違い、ベースが紺色のアークを持つ。なお、彼のアークからはサイバードラモンを手なずける光の鞭のような物が出る。実力は相当なもので、真に強いテイマーだけが使いこなすことができると言われるデヴァイスカードを使いこなす。 父親の実家は福岡県にあり、親とは福岡弁で会話をしている。 日に焼けた肌、輝く白い歯、爽やかな笑顔と、ルキに言わせれば「完璧なまでの爽やかオーラ」を発しており、その言動も善意と友愛に満ちた一点の曇りもないもの。デジタルワールドに長く滞在していた為、デジタルワールドの世界を熟知しており、図太い神経の持ち主でもある。タカトたちとともにデジタルワールドから帰還した後は一時福岡の実家に帰っていたが、東京にデ・リーパーが出現したことをラジオで知ると即座にジャスティモンの姿で駆け付けた。カードバトル全国大会の決勝でルキを破って優勝したこともあり、プライドの高い彼女からは反感を買われていた。しかし、デ・リーパーとの戦いでは彼女とサクヤモンの力を受け取り、デ・リーパーに攻撃した。 『02』において回想シーンで一乗寺賢とともに登場した秋山遼と同一人物であり、「ディーワンテイマーズ」におけるミレニアモンとの戦いのあと記憶を失ってテイマーズの世界に辿りついたと関プロデューサーは述べている。唯一前作と接点を持つ人物。 WS版ゲームでは、無印の世界で生まれ育っている。 46話、47話では「秋川 リョウ」と誤ってクレジットされた。各国の日本国外名 英語:リョー・アキヤマ(Ryo Akiyama) 韓国語:イ・ジェイッ/イ・ゼイッ(ハングル:이재익) サイバードラモン 声 - 世田壱恵 遼のパートナーデジモン。完全体。 一度暴走すると、リョウの言う事も聞かなくなるほど好戦的で凶暴な性格。それが災いして、リアルワールドで暮らすには非常に危険な存在であった。加えて、サイバードラモンが戦う相手を探し求めていたため、リョウは彼の求めるままに10か月以上もデジタルワールドで彷徨うハメになってしまう。だが決して仲間の事を考えないというわけではない。 人間界ではしばらくの間成長期のモノドラモンの姿で過ごしていた。ケトモン [本編未登場] ホップモン [51] モノドラモン [41,42] ストライクドラモン [本編未登場] サイバードラモン [28,29,35,36,38-41,47,48,50,51,劇場版2作目] ジャスティモン [45-48,50,51,劇場版2作目] 各国の日本国外名 英語:サイバードラモン/サイバードゥラモン(Cyberdramon) 韓国語:サイボドゥラモン(ハングル:사이버드라몬) 塩田 博和(シオダ ヒロカズ) 声 - 玉木有紀子 バイザーを被った活発な少年。タカト、ケンタとは初登場時からカードバトルなどに興じてきた良き友人同士で、3人の中では一番カードの腕前が高い。カードバトルにおいてのバトルスタイルは防御を捨て、力で押し切るタイプ。 ギルモンと初めて対峙した際にはジュリとは異なり、未知への恐怖からか、友人であったはずのテイマーであるタカトを畏怖し、しばらくの間距離が出来てしまう。しかし後に和解し、タカトらに協力することに。彼がタカトに手渡すカードは勝利のカギとなることも多く、特にインダラモン戦での手作りのブルーカードは勝敗を決する重要な切り札となった。 テイマーへの憧れから、自身のパートナーを探すためデジタルワールドへの旅に同行。そこで出会ったガードロモンと絆が芽生え、パートナーとなった。デジヴァイスの色は茶色。 デジモンカードバトルの優勝者であるリョウには強く憧れており、一緒に戦えることを誇りに思っている。リョウとデジタルワールドで出会った時やデ・リーパーとの戦いでリョウ(ジャスティモン)から助力を感謝された際には感激している。各国の日本国外名 英語:カズ・シオタ(Kazu Shiota) 韓国語:ガン・ジェホ/ガン・ゼホ(ハングル:강재호) ガードロモン 声 - 梁田清之 ヒロカズのパートナー。成熟期。必殺技は「ディストラクショングレネード」。 デジタルワールドでのオロチモンとの抗争で傷を負ったアンドロモンが退化した姿。その後は一度も進化はしていない。当初(アンドロモン時代)は凛々しい口調で自らを「正義のデジモン」と称するほどの熱血漢であったが、ヒロカズと共に過ごす内に彼に影響を受けてきたのか、以降は呑気で穏やかな態度を見せている。なぜだか何の気なしにヒロカズの口真似をすることも。 一見頼りなさそうだが、援護射撃や飛行能力を駆使したサポート面での能力は汎用性が高い。終盤での戦いでは主戦力とは呼べずとも、タカトたちの危機を救うことも多く、いざと言うときの活躍には一目を置ける面がある。カプリモン [51] コクワモン [本編未登場] ガードロモン [31,34-41,45-48,50,51,劇場版2作目] アンドロモン [31] ハイアンドロモン [本編未登場] 各国の日本国外名 英語:ガードロモン/ガードゥロモン(Guardromon) 韓国語:ガドゥロモン(ハングル:가드로몬) 北川 健太(キタガワ ケンタ) 声 - 青山桐子 眼鏡をかけた少年。タカト、ヒロカズとはカードバトルをはじめ、よくつるんで遊ぶ特に仲のよい友人。小学5年生ながら渋い趣味の持ち主で、演歌を歌う変わり者(加えて酷い音痴)。 運動はあまり得意ではないがテストの成績は優秀で、自分がテストの平均点を押し上げていると自負している。 ヒロカズと同様、ギルモンに対する恐怖から一時期、タカトと仲違いを起こしてしまったが後に和解し、自分たちもパートナーを見つけテイマーとなるためにとヒロカズ共々タカトたちのデジタルワールドの旅に同行する(その際にデジタルカメラを持参したが、写真を写すことはできなかった)。ヒロカズの方が先にアンドロモン(ガードロモン)のテイマーになったため悔しがる一幕もあったが、デ・リーパーとの抗争に多くの究極体デジモンが集結していく中で、独り集合地点から大きく外れてやって来たマリンエンジェモンと出会う。その際は自分のパートナーであるとは思いもよらず特に相手にせず突き放してしまうものの、リアルワールドに帰還する際のアーク内で、自分のポケットの中に紛れ込むようにして同行してきたことに気づき、薄紫色のデジヴァイスも共に現れテイマーとなった。 デ・リーパー出現後は家族とともに避難していたが、テレビでタカトたちが戦う姿を見て新宿へ応援に駆け付けた。 マリンエンジェモンの助けがあったとはいえ、大量のデ・リーパーが蠢く中を平気な顔で応援に駆けつけたりと、前述の演歌の件などから考えても、ややズレている面が少なからず見られる。各国の日本国外名 英語:ケンタ・キタカワ(Kenta Kitakawa) 韓国語:イ・ソンウ(ハングル:이성우) マリンエンジェモン 声 - 岩村愛 ケンタのパートナー。究極体。クルモンのシャイニング・エボリューションに導かれてやってきたデジモンの1体。非常に小さく可愛らしい姿だが、究極体の名に恥じない強力な能力を持つ。必殺技は「オーシャンラブ」。 他のデジモン達とは違って、「ぴぃぷぅ」としか喋れないため、その言葉の意味する所はテイマーであるケンタにしか理解できていない(なぜ理解できるのかは不明。ケンタも「なんとなく」と言っているため、明確に理解しているわけではないようであるが、それなりには意思疎通できている模様)。 ホーリーリングを持ち、「エンジェモン」と名前に付くが天使型のデジモンではない。弱いデ・リーパーなら、それ自体および、その効果を打ち消すことが出来、傷ついた仲間の体力を回復させるといった芸当も可能。 「デジモンミュージック100タイトル記念作品 We Love DiGiMONMUSIC」に収録されたキャラソングverの「The Biggest Dreamer」では、普通に歌声を披露している。ペンモン [本編未登場] ルカモン [本編未登場] ホエーモン [本編未登場] マリンエンジェモン [40,41,45-48,50,51,2作目] 各国の日本国外名 英語:マリンエンジェモン(Marine Angemon) 韓国語:マリンエンジェルモン/マリンエンゼルモン(ハングル:마린엔젤몬) 李 小春(リー シウチョン) 声 - 永野愛 父親が香港出身の中国大陸人で、母親が日本人というハーフ。李健良の妹で、李家の末っ子。7歳。兄と同じく名前は広東語読み、北京語ではリーシャオチュン(li xiaochun)。ぬいぐるみのフリをしているテリアモンをオモチャにして遊ぶのが好きな、あどけない少女。また、子供ゆえに堅苦しいのが苦手で、ロップモンの言葉遣いを矯正したりもした。 タカトやジェン、テリアモンらがデジタルワールドへ旅立った後、正体を明かしていったテリアモンを想い、新宿中央公園に出現したデジタルフィールドに巻き込まれ、単身デジタルワールドへと飛ばされてしまう。そこでスーツェーモンの牙城の門番を務める、デーヴァの一体アンティラモンと出会った。任務の遂行に真面目なアンティラモンでさえ、彼女の純粋さの前に調子を狂わされてしまう。結果的に仲間のデーヴァを裏切ってまで小春を守るハメになったアンティラモンはスーツェーモンに見限られ、ロップモンへと退化させられるも、直後にピンクのデジヴァイスが現れ小春のパートナーとして行動を共にすることになった。 後にロップモンを再びアンティラモンに進化させたことで、リョウから立派なテイマーだと褒められ、デヴァイスカードを託された。そのデヴァイスカードで一度だけカードスラッシュを披露し、幼いながらもテイマーとして、自身のパートナーであるアンティラモンを大きく手助けした。各国の日本国外名 英語:スーザン・'スージー'・ウォング(Susan 'Suzie' Wong) 韓国語:グァッ・ソフィ(ハングル:곽소희) ロップモン 声 - 多田葵 小春のパートナー。成長期。容姿はテリアモンとそっくり(ベースカラーは茶色、角は3本)だが、性格はいたって真面目。必殺技は「ブレイジングアイス」。 前述の通り元々はデーヴァの一体(十二神将の卯)、完全体のアンティラモンであった。小春との出会いをきっかけに本来の命令に背いてしまい、進化の力を奪われたところで「任を解かれた」と悟り、彼女のパートナーとなる。 一人称は「我」で、かしこまった文語体で話していたが、小春からはよく思われず「僕」と名乗るよう注意されてしまう。留守番や後衛役が多く、テリアモンと異なり活躍の場はあまりなかったが、一度だけリアルワールドでアンティラモンへと再度進化し、小春のサポートの下で戦闘を展開している。 2作目の劇場版ではジェンがテリアモンと間違えて連れてきてしまうといったギャグが見られた(一方で小春は間違えたことは1度もない)。テリアモン同様、前作『デジモンアドベンチャー02』の劇場版にも登場している(テリアモンとは違い、担当声優は異なっている)。ココモン [本編未登場] チョコモン [51] ロップモン [33-41,45-48,50,51,劇場版2作目] トゥルイエモン [本編未登場] アンティラモン [33,45,46,48] ケルビモン [本編未登場] 各国の日本国外名 英語:ロップモン(Lopmon) 韓国語:ロプモン(ハングル:로프몬) クルモン 声 - 金田朋子 「進化の力」を持った特殊なデジモン。語尾に「クル」とつく。非常に無邪気な性格で、好奇心旺盛。神出鬼没。そのため、リアルワールドに来て間もない頃は、行く先々でトラブルを起こしていた。 その正体はデジモンが自ら進化をする為に存在する力「デジエンタルケイヤー」が、四聖獣のチンロンモンが進化の光を隠したいと望んだため、その願いをデジノームが叶えたためにデジモンとなったもの。クルモンに秘められた力を必要とするスーツェーモンとその配下デーヴァにつけ狙われる。 特定のパートナーはいないが、レオモン亡き後のジュリと行動を共にすることが多かった。 『デジモンセイバース3D』において脇役として登場したクルモンは声と性格は同じだが、同一個体かは不明。各国の日本国外名 英語:カルモン(Calumon) 韓国語:ドングルモン(ハングル:동글몬) アイ、マコト 声 - 寺田はるひ(アイ)、松本美和(マコト) 二人で一人のインプモンのテイマー。詳細はインプモン参照。各国の日本国外名 英語:アイ(Ai)、マコ(Mako) 韓国語:ダヨン(ハングル:다영)、ジン(ハングル:진) インプモン 声 - 高橋広樹 成長期の小悪魔型デジモン。必殺技は「ナイトオブファイヤー」。キーモン [本編未登場] ヤーモン [51] インプモン [6,8-10,12-17,19,20,22-25,27,30,36,40-46,48-51,劇場版2作目] メラモン [本編未登場] デスメラモン [本編未登場] ベルゼブモン [27,29,30,34-36,40,43,48,劇場版2作目] ベルゼブモン ブラストモード [43,46-49,劇場版2作目]:; 各国の日本国外名 英語:インプモン(Impmon) 韓国語:インプモン(ハングル:임프몬)
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