地名・国名・組織名
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「ボボボーボ・ボーボボ」の記事における「地名・国名・組織名」の解説
物語の開始時点では、マルハーゲ帝国により全地球が支配されている。架空の地名も多いが、新宿駅東口など現代の日本の地名も多く出てくる。次期皇帝決定戦がエジプトで開始されたり、サービスマンがアメリカ合衆国で活動していたりといった描写もある。オーストラリアはヒトデの大量発生で滅亡している。 マルハーゲ帝国(マルハーゲていこく) 全地球を支配する帝国。100年前は弱小国であったが、ツル・ツルリーナ3世ら率いる毛狩り隊により4日で大帝国にのし上がった。以後100年の間、各地の反乱を抑え圧政を続けている。物語の開始時点ではツル・ツルリーナ4世の治世。4世の配下は「4世世代」、100年前よりコールドスリープしていた3世の配下は「3世世代」と呼ばれる。 詳細は「マルハーゲ帝国」を参照 毛狩り隊(けがりたい) マルハーゲ帝国の皇帝が自らの力を示すプロパガンダの為に、人類を丸坊主(「毛狩り」と呼ばれる)にするべく結成した帝国直属の特殊部隊。 詳細は「毛狩り隊」を参照 イナフ村(イナフむら) ボーボボとビュティが出会った村で、毛狩りにより壊滅した。毛狩り隊Gブロック基地の近くにある。 関東野菜連合(かんとうやさいれんごう) ニンジンをヘッドとする関東地方の暴走族。ボーボボがピーマンを食べ残すため度々磔にしている。『真説』最終回にてピーマンが裏切り、宇宙に大ピーマン帝国を築いたことが語られた。 ハジケ村(ハジケむら) 全村民がハジケリストというハジケた村。年に一度、ハジケ祭りが行われる。また、ハジケ学校がある。毛狩り隊Hブロック基地の近くにある。ハジケ組(ハジケぐみ) ハジケ村周辺を縄張りとする、首領パッチを中心とするハジケリスト団体。 詳細は「ボボボーボ・ボーボボの登場キャラクター#ハジケ組」を参照 トースター王国(トースターおうこく) 母子しゃもじの出身国。詳細は不明。 鼻毛道場(はなげどうじょう) ボーボボがへっぽこ丸の修行のために連れて行った道場。毛の王国にあるわけではない。 渋谷区大型デパートヨコセヨ 作品中に出てくるデパート。通称「ヨコセヨデパート」。作品中では聖鼻毛領域の中と新・毛の王国に実在した。アニメではテーマソングがある。第2部の真説47で営業不振により解体していたことが分かった。 バビロン界(バビロンかい) 「バビロンの地」とも。ソフトンが修業したバビロン真拳の聖地。このままではボーボボは軍艦に勝てないと考えたソフトンが、ボーボボ達を転送した。かつて、白狂によって殺戮が行われ、多くのバビロンの戦士が死亡している。普通に移動すると新宿駅東口からタクシーで35,740円の場所にある。 プップーシティ へっぽこ丸の故郷である近代都市。軍艦の手によって壊滅した。 イグアナ村(イグアナむら) プルプー達によって無差別毛狩りが行なわれ壊滅した村。 サイバー都市(サイバーとし) 帝王ギガが支配する海上都市。名目上はマルハーゲ帝国(4世世代)に従っているが、実質的には半独立国。第1話の組織図に登場しない。ネオマルハーゲ帝国が世界を支配している1年後でも第三勢力として健在である。 詳細は「ボボボーボ・ボーボボの登場キャラクター#サイバー都市」を参照 聖地エターナル(せいちエターナル) 真拳使いの力を高めてくれる神聖な場所。見た目はただのショッピングモールで一般客も普通にいる。 裏マルハーゲ帝国(うらマルハーゲていこく) 4世世代のマルハーゲ帝国に逆らい、地下にある闇の世界の監獄に入れられた者達が築いた第三勢力。10年前に追放されたハイドレートが闇皇帝。 詳細は「ボボボーボ・ボーボボの登場キャラクター#裏マルハーゲ帝国」を参照 浮遊城ヤミキング(ふゆうじょうヤミキング) 裏マルハーゲ帝国の拠点である巨大な城で、封印が解けたことにより表の世界に浮上した。意思を持っており、話すことができる。二つの眼と腕がついている。 毛の王国(けのおうこく) 主人公・ボーボボの出身国で、3世世代のマルハーゲ帝国に抵抗していた最大勢力だった。ただし、シゲキ帝国が3世世代に最後まで抵抗していた国とされるため、それよりは前に征服された模様。4世世代の毛狩りに抵抗し、20年前に滅ぼされた。 詳細は「毛の王国」を参照 新・毛の王国(しん・けのおうこく) 20年前に滅んだ毛の王国をバーババとビービビがマルハーゲ帝国下で新たに再建した。マルハーゲ帝国の滅亡後、世界を牛耳る宣言をする。 詳細は「毛の王国#新・毛の王国」を参照 プルプル帝国(プルプルていこく) さすらいの豆腐がかつて帝王として支配していた国。詳細は不明。毛の王国が4世世代に最後まで抵抗していた国とされるため、それよりは前に滅亡した模様。 帝国(名称不明) 軍艦の弟のゴイスーがかつて帝王として支配していた国。詳細は不明。毛の王国が4世世代に最後まで抵抗していた国とされるため、それよりは前に滅亡した模様。軍艦がこの国の出身であるかどうかは不明(軍艦は水戸市出身)。 シゲキ帝国(シゲキていこく) シゲキXがかつて帝王として支配していた国。100年前のマルハーゲ帝国(3世世代)の侵略に最後まで抵抗していた国だったが滅亡し、シゲキXは以後100年近く放浪を続けていた。 つけもの王国(つけものおうこく) つけものの出身国。つけものはビタをここに送ったと言っていたが、いつの間にか普通にいた。 ハジケリスト墓場(ハジケリストはかば) 一流ハジケリストだけがたどり着ける死後の世界。死後の地雷ダンディが獄門長を務める。 ネオマルハーゲ帝国(ネオ・マルハーゲていこく) マルハーゲ帝国滅亡の1年後、『真説』においてツルリーナ3世が新たに立てて世界の支配を始めた帝国。 詳細は「マルハーゲ帝国#ネオマルハーゲ帝国」を参照 ケガリーメン 毛狩り隊に変わり新たに結成された組織。毛狩りに変わりTPR(パゲメン)を行う。 大ピーマン帝国(だいピーマンていこく) 『真説』最終回にて語られた、ツルリーナ4世が手を組んだ宇宙の大帝国。
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地名・国名・組織名
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「はたらく魔王さま!」の記事における「地名・国名・組織名」の解説
地球 本作の主な舞台。真奥たちエンテ・イスラの住人がこの世界に流れ着いたのは偶然ではなく、千穂の身体を借りたライラによると「エンテ・イスラに最も近いセフィロト大地」であるらしい。魔力・聖法気が存在しない代わりに科学文明が発達している。 原作では5巻の後書きにて(5巻時点で)2010年8月頃の日本を舞台にしていると作者に言及されているが、アニメ版では第7話のシフト表にて「2013年6月」の日付であることが描写されている。ヴィラ・ローザ笹塚 真奥たちと鈴乃が住んでいる築60年のアパート。京王線笹塚駅から徒歩5分。大家は志波美輝。真奥は自室201号室を「魔王城」と称している。六畳一間風呂なしで、2階に上がるための階段では登場人物の大半が転倒している。 物語当初の住民は真奥と芦屋のみであったが、1巻の終盤で漆原が同居するようになり、2巻で身分を隠して鈴乃が202号室に引っ越して来る。3巻でガブリエルとの戦闘によって壁が破壊され、4巻ではその修復と建物の全体の補修のため住人達は一時退去を求められる。その後5巻で修復され、地デジ対応となった。エンテ・イスラ遠征後の11巻においてはノルドが101号室に入居する。 マグロナルド幡ヶ谷駅前店 真奥と千穂が働いている職場。店長は木崎真弓。11巻からは恵美も就業する。 商店街にある商業ビルの1Fを利用した店舗で、夏季の改装休業後は2Fに「マッグカフェ」が併設された。その後まもなくしてデリバリー業務も導入された。 センタッキーフライドチキン幡ヶ谷駅前店 マグロナルド幡ヶ谷駅前店の向かいにオープンした強豪ライバル店。店長は猿江三月(サリエル)。エリアマネージャーは木崎の幼馴染・田中姫子。 アーバン・ハイツ永福町 恵美が住んでいるマンション。京王井の頭線、永福町駅から徒歩7分。管理運営会社である「大村アーバンコミュニティ不動産」の数々の不祥事に加え、恵美の自室501号室は幽霊が出るとまで噂されるワケアリ物件であり、そのため8畳2間にもかかわらず家賃は月5万と破格の安さである。 なお、幽霊騒動の真相は「エンテ・イスラから来たばかりのエミリアを物件を担当していた湯佐が幽霊と誤認した」ことによるものであり、部屋自体には何の問題もない。恵美はこの一件から部屋の居心地を気に入っており、引越しをためらっている。 ドコデモ・テレアポセンター 恵美や梨香の務め先。新宿駅東口から歩いて十分ほどにあるオフィスビルに事務所を構え、主に苦情処理やお客様相談を請け負う。エンテ・イスラ遠征での長期無断欠勤が原因で恵美は職を解雇されてしまう。 東京都立笹幡北高校 千穂が通う高校。それなりに偏差値が高い学校として描かれている。以前使われていた旧校舎は「開かずの教室」と呼ばれ、ネット上では心霊スポットとして噂されている。漆原とオルバはここにゲートを開いて地球に来ており、後に鈴乃も痕跡を辿って来た。それらが原因で、9月中旬にはリヴィクォッコやカマエルが出現し、戦いの場になった。 西海大学医学部付属東京病院 渋谷区代々木にある大学付属病院。ラグエルの概念送受を食らった千穂が入院した病院で、看護師として勤務するライラはここで彼女にイェソドの欠片を託した。その後、エンテ・イスラがらみの騒動で負傷した漆原も入院、志波と異世界人達との会談の場となった。 大黒屋(おおぐろや) 4巻で登場。志波美希の親類である大黒家が銚子の海岸で夏季限定で経営しているいわゆる「海の家」。 職場の改装で休業となった上に補修のために職と家を失った真奥達が住み込みで働くことになった。それまで大黒家がズボラな管理をしていたため漆原ですら閉口させるほど廃墟同然の佇まいをしていたが、真奥たちによりハリボテ的改装をした。来客するのは普通の人間でなく天袮曰く「死者の魂」であり、海岸は「魂を浄化する地球でも数少ない聖地」であるらしい。労働期間は当初は2週間であったが、真奥や恵美の持つ魔力と聖法気が大きすぎるために聖地のバランスが崩れてしまい、僅か4日で終了となった。 10巻にて、大黒家は地球におけるセフィラ・ビナーを承継する家系であることが明かされた。 佐々木本家 読切版5.5巻に登場する千穂の父方の実家。長野県駒ケ根市で農業を営んでいる。大黒屋でのバイトが予定より早く終了したため、真奥達は千穂の父・千一の紹介で農業を手伝うこととなった。 聖十字大陸エンテ・イスラ 恵美や鈴乃が出自としている異世界に存在する大陸。一際広い中央大陸を中心に、東西南北の大陸が十字架を描くように存在している。 11巻において、エンテ・イスラの存在する世界は異界の類ではなく、遠い宇宙に存在する別の惑星であることが志波によって明かされた。地球と比較すると科学文明の代わりに聖法気を行使する「法術」が発達しているが、エンテ・イスラの文明レベルで聖法気が使われている事自体が既に異変であるとされている。なお15巻では魔界同様にエンテ・イスラでも大気中の聖法気量の減少が観測されつつある。 エンテ・イスラ自体は大陸の名称だが、作中では恵美達の出身世界を指して「エンテ・イスラ」と総称する場合も多い。 イグノラ達がエンテ・イスラに辿り着いたのは地球の日本で言うところの縄文時代レベルであったらしく、それから長い年月、エンテ・イスラの歴史を裏から操っている。聖地サンクト・イグノレッド 大法神教会の総本山。西大陸の最西端にある。エンテ・イスラにおいては人々の信仰の拠り所であり、6人の大神官のもと西大陸では強大な勢力を誇る。 鈴乃は日本で領収書を切る際、宛名を「株式会社サンクト・イグノレッド」としている。大法神教会 エンテ・イスラで最も影響力が強いとされる教会。神と天界の天使達への信仰を説き、民衆の支持と大きな権力を有する。しかし肥大化した権力から上層部は権力争いをしている。魔王軍との戦いに勝利して民衆の人望を集めるエミリア達を快く思わず、戦後の主導権を握ろうと神聖セント・アイレ帝国との勢力争いを水面下で繰り広げている。西大陸外の文化圏からは批判的な見解を抱かれる事も多く、結果的にオルバが教義の矛盾に対する疑念を抱く切っ掛けとなっている。訂教審議会 旧名「異端審問会」。サリエルを象徴天使として信奉している。現在の筆頭審問官は、クレスティア・ベルが務めている。異端審問会だった頃は大法神教会の意に背信か不利益な人物を「異端」として裁く機関となっており、魔王との戦いの終結後はそれが明らかになったことで周囲の非難を浴びたため、現名へ改名した。 神聖セント・アイレ帝国 エンテ・イスラ西大陸で大法神教会と勢力を二分する大国。エメラダが宮廷法術士を務める。魔王軍侵攻時はルシフェルの支配下にあった。帝城の名は「エレニエム」。 恵美の故郷「スローン村」もセント・アイレ領内東部に位置する。大法神教会に迎合する派閥と反対する派閥で分かれており、政治家や軍属を中心に政争が絶えない。中心部の「カシアス城塞市」には大法神教会直轄の司教座が存在し、大規模な汚職の舞台となった。 交易都市イスラ・ケントゥルム エンテ・イスラ中央大陸最大の都市。一度魔王軍によって滅ぼされた後、魔王サタンの居城として魔王城が建てられた。 現在はその北方の都市「ノザ・クォータス」に五大陸連合騎士団が駐留し、魔王城の解体にあたっていたが、権力争いや牽制もありあまり進んでいない。 大帝国エフサハーン エンテ・イスラ東大陸を統一した大帝国。統一蒼帝が治め、八巾騎士団とよばれる帝直属の騎士たちが治安維持にあたっている。恵美が軟禁されていた「ファイガン軍港」をはじめ、物流は盛んである。 魔王軍侵攻時はアルシエルの支配下にあり、統一蒼帝をはじめとする悪徳領主たちは他国に逃げていた。アルシエルの徹底した規律により領土内での被害は少なく、むしろ支配前よりも安定した内政を行っていた。魔王軍撤退後は再び領土の奪い合いによる内紛の絶えない国へと戻ったが、様々な勢力の暗躍により、他大陸を武力制圧する宣言を発する。 鈴乃が君ヶ浜で作った砂城と同じ名前の古城「蒼天蓋」が大帝都に存在する。魔王&アルシエルと勇者エミリアが初めて出会った場所であり、8巻以降エンテ・イスラ編での重要な舞台となる。 連合首都フィエンシー エンテ・イスラ北大陸の中心都市。通称「山羊の囲い」。魔王軍侵攻時はアドラメレクの支配下にあった。北大陸には大国が存在せず、氏族同士の合議制で政祭が行われ、氏族間の紛争は公平な「試合」で解決する文化が発達している。 大帝国ハールーン エンテ・イスラ南大陸最大の帝国。広大な砂漠オリュディマが広がる。魔王軍侵攻時はマラコーダの支配下にあった。宗家と多数の分家に分かれ魔王軍侵攻前から小競り合いを続けており、政情が安定していない。そのため魔王軍撤退後も変わらず内紛に明け暮れている。 ヴァシュラーマ城塞 南大陸オリュディマ砂漠の中心に位置するオアシス都市。大陸最強の戦士団を有する歴史的独立国家であり、戦士長ラジードのもと南大陸での魔王軍反転攻勢の中核を担う。住人の祖先の多くはハールーン各諸王朝での家督争いに敗れ流れてきた分家筋であり、移民や異国の文化・習俗には寛容な国柄である。戦時中、ドラゴニクス大移動騒動の舞台となった。 天界 漆原やサリエルが出自としているエンテ・イスラの青い月に存在する世界。漆原によると「何も無い退屈な場所」らしく、「あそこでニートするよりは外界でニートした方が遥かにマシ」とのこと。またサリエル曰く、「天界の安寧がすべてに優先する保身至上主義」な世界。元は魔界を合わせ一つの月だったらしい。 そうなってしまっているのは天使たちが紆余曲折の末、エンテ・イスラにたどり着き、変化を嫌うことになったため(後述)天界自体の人口は五千人ほどしか居らず、うち九割以上の住民が”ただ生きている”状態。その状態をガブリエルはかつてのナウルに例えた。 エンテ・イスラが魔王軍の侵攻に遭っても無関心だったが、失われたセフィラを探すために活発に動き始めている。10巻の蒼天蓋での一件以来、外部からの接触は絶っており、地球にいるガブリエルが帰還できなくなっている。アル・ア・リジェ 「希望の船」という意味を持つ、天使達の母星の月に建造された都市規模の巨大研究施設。母星を失った天使達の事実上の故郷となり、長きにわたり宇宙を彷徨いエンテ・イスラの月に辿り着く。彼らの母星は地球よりも優れた科学技術とエンテ・イスラよりも進んだ法術文明を有していた。ある日、恒星活動の低下と付近の星系の超新星爆発が重なった結果、有害物質とそれによって発病する致死率の高い風土病が蔓延。対策が急務となり、イグノラやサタナエルをはじめ、アル・ア・リジェにあらゆる分野の専門家が集められた。その研究過程で母星のセフィラの化身であったカイエルとシェキーナの協力により、イグノラは図らずとも不老不死の実現に辿り着いてしまう。 しかし、研究を独占しようと各国が疑心暗鬼に陥る中、人類の不老不死を容認出来ないカイエルとシェキーナが研究成果を葬るべくアル・ア・リジェを襲撃、それを他国の武力制圧と母星の各国は誤認し、世界大戦に突入してしまう。結果、イグノラら入植都市の住民達は母星を見限り、星系外縁に避難していたが10年後、彼らの母星は滅んでしまった。 魔界 真奥や芦屋が出自としているエンテ・イスラの赤い月に存在する世界。首都は魔王都「サタナスアルク」。真奥に統一されるまでは腕っぷしと凶暴さが全ての混沌とした世界だった。後に、元は天界を合わせ一つの月として存在していたが『古の大魔王サタン』ことサタナエル・ノイによって二つに分かれたことが判明している。 大気に魔力が満ちているため普通の人間には入ることすら不可能であり、何の予防策もせずに魔界に入ると、良くて昏倒、悪ければ死に至るか発狂してしまう。対処としては聖法気でバリアを張るなどして対処するしか方法がない。 魔界全土の大気中に含まれる魔力の含有量にも限りがあり、混沌の時代までは多くの悪魔が血を流して斃れ、負の感情により発生する魔力の循環もあってか、自然と人口調整され魔界全土の悪魔に魔力が行き渡っていた。しかし、真奥が魔界統一してからは悪魔が争うことが少なくなり、人口も増えたことにより、皮肉にも大気中の魔力濃度が低下し始め、魔力を糧とする悪魔にとって「食糧難」の危機に立たされ始めている。そのため真奥は、「魔界以外で魔力が存在する大地」であるエンテ・イスラを支配することで魔力を供給しようと考え、魔王軍を率いるに至る。 真奥は「貨幣」という経済の概念を持ち込むことで魔力の補給が出来ないかと考えている。魔王都サタナスアルク 魔界の首都。サタナエル・ノイが本拠地としていた地で、後に一区画は切り取られ、エンテ・イスラ侵攻時に魔王軍の輸送船代わりに使われ、魔王城となった。また真奥は上洛した際に残されていた記録からサタナエルとイグノラの戦いを知った。 後にサタナスアルク(サタンの方舟)自体がサタナエルが乗ってきた宇宙船であることが判明し、起動させるには「ノア・ギア」というものが必要。
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