ラグエルとは? わかりやすく解説

ラグエル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/16 04:41 UTC 版)

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ラグエル (Raguel) は旧約聖書偽典エノク書1』にあらわれる天使の一人。名前は「神の友人」を意味する。ウリエルラファエルらと共に名前が挙げられ、「みつかいの一人で、世界と光に復讐する」ものであると書かれている (20:4) 。これは通常、他の天使の行いを監視する者と解釈される。ラグイル (Raguil) 、ラスイル (Rasuil) 、ルファエル (Rufael) 、アクラシエル (Akrasiel) などともいわれる。

エノク天国を訪れた際に彼が案内役を担ったとする説もある。また、『ヨハネの黙示録』ではラグエルは神の命令で終末のラッパを吹き鳴らし、地上に過酷な天罰をもたらす存在として描かれる。

754年ザカリアスは教会会議においてラグエルを含む多くの天使を堕天使と認定し、ラグエルを「聖人の名を騙る悪魔」と非難した。これは当時民間において過熱していた天使信仰を危険視した教会がそれを沈静化させる為に行った政治的処分であり、知名度の高かったラグエルなどの天使がその見せしめとなったものといわれる。

参考文献

  • 村岡崇光 訳 『聖書外典偽典4 旧約偽典Ⅱ』(教文館、1975年)
  • 真野隆也 『Truth In Fantasy 18 天使』(新紀元社、1995年、54-55頁)

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ラグエル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 05:04 UTC 版)

真・女神転生 デビルチルドレン 白の書」の記事における「ラグエル」の解説

天使達リーダータカハル人間達指導者に仕立て上げる事で世界規則溢れさせよう目論んでいた。また、魔界侵略考えていた。当初マサキタカハルの絆を引き裂こうとしていたが、マサキが「大いなる力そのものだと知りタカハル見切りさらにマサキに話を持ちかけた。最終的に自身生贄にしてジャシン復活させた。

※この「ラグエル」の解説は、「真・女神転生 デビルチルドレン 白の書」の解説の一部です。
「ラグエル」を含む「真・女神転生 デビルチルドレン 白の書」の記事については、「真・女神転生 デビルチルドレン 白の書」の概要を参照ください。

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