CØDE:BREAKER
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『CØDE:BREAKER』(コード:ブレイカー)は、上条明峰による日本の漫画作品。2008年28号から2013年33号まで『週刊少年マガジン』(講談社)において連載。話数表示は「code:○」。「異能」と呼ばれる特殊能力により「悪」を滅する者「コード:ブレイカー」達の戦いを描く。タイトルの「Ø」という文字について、作者は「φ(ファイ)ではなく0(ゼロ)。ただしO(オー)でも良い。」と語っている[1]。
注釈
- ^ テレビアニメ版では、体温が急激に下がる描写は削除されている。
- ^ あおば曰く、「合気道三段、空手・柔道四段、握力51」[3]など。
- ^ 人見の異能で操られていた死体をコマ切れにした時だけは「目には目を、歯には歯を、死者には永久の眠りを」。
- ^ このことは同じRe:codeだった泪も知らされておらずショックを受けていた。
- ^ 実際に四傑は百年以上の時を生き、虹次は泪が幼い頃から、風貌が変わっていない。
- ^ 実際に渋谷は百年以上の時を生きている。
- ^ 『SAMURAI DEEPER KYO』では東京タワー、本作では東京スカイツリー(本編における名称は「東京スカイタワー」)。
- ^ 年末編成の影響から、第12話と最終話は12月22日の26:58 - 27:58に連続放送。
- ^ 最終話のみイレギュラー枠(水曜 26:05 - 26:35)に放送。
- ^ 1週間限定無料配信(第2話 - )
- ^ 第1話無料、第2話以降個別課金による有料配信
出典
- ^ 単行本第3巻より。
- ^ 『週刊少年マガジン』2012年No.29。
- ^ 原作1巻1話
- ^ “WEBラジオ、配信決定!”. テレビアニメ公式サイト (2012年9月10日). 2012年9月10日閲覧。
- ^ a b “音泉トピックス » ラジオ コード:ブレイカー ゲスト決定!”. 2012年11月3日閲覧。
- ^ “マガメガ|週刊少年マガジン|CØDE:BREAKER(1)|作品紹介|講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月2日閲覧。
- ^ “マガメガ|週刊少年マガジン|CØDE:BREAKER(2)|作品紹介|講談社コミックプラス”. 講談社. 2012年3月2日閲覧。
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CØDE:BREAKER(コード:ブレイカー)
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「CØDE:BREAKER」の記事における「CØDE:BREAKER(コード:ブレイカー)」の解説
平家 将臣(へいけ まさおみ) 声 - 木村昴 『コード:ブレイカー』コード:02で、輝望高校生徒会書記を務める大神と桜の先輩でもある。コード:ブレイカーの仕事を評価して「エデン」に報告する審判者(ジャッジマン)の役割を担う。 エデンを創設した『四傑』の1人・「怪傑」。高位の異能力者であり、青年の外見のまま長い時を生きている(本人曰く「100歳ちょっとの若輩者(センチュリーオーバーのウルトラフレッシュ☆ヤングマン)」)。かつて異能を隠し大日本帝国軍に所属しており、その中で異能者を粛清する数万人の軍人を燃え散らすエンペラーと出会い、その後エンペラー、桜子、是土と共にエデンを創った。会話の要所に英語を多用する。 立場上人と組んでの仕事はしないため、コード:ブレイカー達の中でも特に素性が知れず、大神と刻は彼の能力すらも最初は知らなかった。束縛・緊縛をメインとしたSM官能小説を常に持ち歩くドSな性格(本人曰く、「エロではなく官能という名の芸術」)で、刻からはよく「変態」呼ばわりされている。どんな場所にもかかわらずにお茶会を開くという変わった趣味を持つ。普段は前髪で隠しているが、実は眉無し。大神の異能の1つを担う暴食の悪魔・ベルゼブブの羽根を所持しているが、刻戦にてベルゼブブに返還された。四傑の一人として12月32日を起こしてしまったことを悔やみ、その時に生じた虚無化を消し去る目的で藤原の下でC:Bとして振る舞い、弁当たち珍種とも共謀していた。雪比奈のことは以前裏切られたことから辛辣な態度をとるも、本心では仲間として気にかけており命を奪い不死としたのも彼を守るためだった。藤原の死後、エデンを解体し、異能者たちを社会で暮らしていけるよう活動する。 異能の力は「光」。普段は光で作った鞭を武器に戦う。自ら光を発し暗闇を照らしたり、光通信に介入して情報収集をすることも可能。遊騎の音速をはるかに上回る「光速」移動ができる。また光子によって世界中すべてのコンピュータの上をいくほどの超高速演算も可能で、これにより攻撃・会話も可能な3Dホログラムの分身を百体つくり、それらすべてを別々に操作することができる(平家百式)。しかし、実は自身の異能をうまく制御できず、制服に偽装した拘束服で力を押さえ込んでいる(そうしないと身体から勝手に光を常時発することになり、すぐにロストしてしまうため)。ロスト中は人に見せられない姿になるらしく、いつもその場にある鎧などを着込んで中身が見えないようにしている。 モットーは「目には目を、歯には歯を、悪には永遠の束縛を」。 天宝院 遊騎(てんぽういん ゆうき) 声 - 豊永利行 『コード:ブレイカー』コード:03。赤髪に赤目の関西弁を話す少年。 性格は自由奔放であり、持っていた携帯電話を見知らぬ人にあげてしまったり、エデンから提供されている自分の家がどこにあるかも忘れてしまうなど少々抜けている。しかし「捜シ者」を見て平常心を無くし独断行動をとろうとする大神の平常心を取り戻させるなど、しっかりしている面も持ち合わせている。普段は寧々音にも似た雰囲気を持つ[不思議ちゃん]だが、一旦キレると手がつけられない。また、寝起きが非常に悪い(目を開けたまま寝てしまう)。昔はリリィ同様、異能の力のことで周囲から迫害を受けていたが、唯一自分の力を受け入れてくれた幼馴染・真理の優しさを受け、「誰よりも傷付いたぶん、誰よりも優しくなれた」と自負している。しかし、過去に自分のミスで真理が傷つき昏睡状態に陥ったため、真理に最新鋭の治療を優先的に受けさせることを条件に「エデン」に加わった。正義の味方「にゃんまる」を溺愛しており、正義感の強い桜がにゃんまるのイメージと重なるようで、彼女のことを「にゃんまる」と呼び、懐いている。ただし彼女のことを「友達」とは認識しておらず、大神達同僚に対してもそれは同じ。元々他人のことはあだ名で呼ぶ主義で、同僚は番号(コード)で呼ぶ。刻とはウマが合わず、キレる時は刻に対しての場合が多い。だが、刻にあげようと思っていたゴールデン「にゃんまる」が他の客の子供に先に当てられてしまった時には「堪忍な」と、落ち込む場面も見受けられた。性格が激変して敵味方の区別がつかなくなってしまうことや、万能な異能を持つことから大神曰く「唯一無二のコード:ブレイカー」。 実際はエデンの援助無しで暮らしていけるほどの桁外れの財力を持つ大会社のオーナーで、彼自身もケンブリッジ大学を12歳で卒業(飛び級した理由は「勉強がキライで早く卒業したかったから」)した天才であり会社の玩具部門の社長も務めている。 実はエデンによって遺伝子操作をされ生まれた子供「識別子(バーコード)」と呼ばれる存在であり、さらに遊騎は泪の両親がダークサイドの研究で得た善と悪の遺伝子の組み込みに成功したエデンの禁断の木の実と呼ばれる「りんご」である。ペケ印の子供たちからえた生命力で一度覚醒する。その際体が成長し髪の色が白くなった姿となり、普通の異能者をはるかに凌駕する異能量を見せた。5年後には刻より身長が1cm大きくなり、髪を短くしている。 異能の力は「音」。全ての物質間における周波数を自在に操作できる。また、聞き取れる周波数が並みの人間と桁外れ(詳細は不明)なので、音によるモールス信号や、遠距離間における発音体の位置が特定できたりする。さらに、高速移動を繰り返すことで残像攻撃も可能である(その際、衝撃で衣服が耐えられず所々破れてしまう)。さらに全身を高密度の高周波で包むことにより、全身を超活性化させ赤く変色する「鮮紅音韻(スカーレット・フォニーム)」をとることで、身体能力を飛躍的に上昇させる。ロスト時には猫になり(言葉は話せる)、趣向も猫そのものになってしまう。 モットーは「目には目を、歯には歯を、悪には怒りの葬送曲(レクイエム)を」。 刻(トキ) 声 - 鈴村健一 『コード:ブレイカー』コード:04。普段は全国トップレベルの名門・閉成学院高校に通っている。金銀妖眼(ヘテロクロミア)と呼ばれるオッドアイの少年。語尾がカタカナなのが特徴的。 飄々としていてノリがどこか軽く、時には歳相応の一面を見せたり、時には冷酷な一面を見せるなど、本当に掴み難い性格の持ち主。本当か嘘か分からない言動で周囲に煙を撒いたりする。大神の冷徹になりきれない中途半端な面を嫌っており、何かと突っかかる。綺麗事では何も守れないという理由から綺麗事を嫌っており、大切なものを守るためならどんな犠牲も厭わないのを、自身の正義だと語っている。平家のことを「変態」呼ばわりするが、彼の「お仕置き」というモノを非常に恐れていると同時に嫌がっている。前述の様に平家には頭が上がらないだけでなく、大神の家の侵入者対策の罠に1人だけ嵌り続けたりと、回を追うごとにヤラレ・弄られキャラの傾向が強まっている。またある意味良識をもった人物であり、メンバー(特に遊騎)の奇抜な行動に突っ込むこともしばしば。 内閣総理大臣・藤原の息子で、その娘の寧々音とは血縁上姉弟。寧々音のことは心底大切に想っており、苦手としている平家と寧々音の仲が良いことに不安を感じ、彼女の身を案じている。反面父親の藤原のことは嫌っており刻自身は彼を父親だとは思っていないが、藤原に何かあれば寧々音が1人になってしまうため、有事の際には藤原を渋々守っている。寧々音を大切に想っている理由は、過去に異能を貰ったことや、命を助けて貰ったということが関係していると思われる。 異能の力は「磁力」。磁力を自在に発生・操作する力を持ち、鉛(反磁性体)である銃弾も自在に跳ね返すことが可能。また、磁力で汞を自在に操って、武器として使用することもできる(水銀は常温で液体を示すが、水の8倍近い表面張力をどのように弱い半磁性で押さえ込むのかは不明)。渋谷との修行によりガウスの加速器の原理を使った技「ガウスキャノン」を会得するが、腕に負担がかかり片腕1発ずつしか使えない。元々は異能が無く、それが引き金となって家出しようとしていたところを寧々音が引きとめ、自分の持っていた異能「磁力」を半分くれたおかげで使いこなすことができる。 実は地球上の誰よりも強力な「磁力」を持って生まれ、エデンのジョーカーと言われたが、それを危険と感じたエデンによってパンドラの箱に封印されてしまった。そのことを知った当初は、寧々音からの磁力を特別としてパンドラの箱を開けずに大神に挑むが敗北。その後、藤原の策謀によってパンドラの箱を開け、本来の磁力を取り戻した。本来の磁力を取り戻したことにより、クリップに触れただけで「ガウスキャノン」並みの威力の攻撃ができるようになったが、渋谷荘での戦いで砕けた腕では耐え切れず、両腕に鋼鉄を埋め込み常に補強している。輝望祭で自分と寧々音が実の姉弟でないことを知るもその事実を受け入れる。最後の戦いにおいては虹次の力を借り、藤原の別荘に向かい、父である藤原と対決する。七つの炎を操る藤原に苦戦するも、力のリスクを理解していなかった藤原に数々の戦いの経験を以て勝利する。死に際まで自らの行いを改めない父の姿に憤るも、同時に強い憧れを持っていたことを吐露した。5年後には大学生として過ごしている。 ロスト時は体が小さくなり、小学生位の体格になる。またこの状態でジュースを飲むと酔っ払う。 彼も能力とは別に銃の扱いに慣れている(複数を相手に1人1発で仕留めている)。彼の目の左右の視力は右1.2左8.0とかなり差があり、そのため真剣に遠くの物を見る時は右目に眼帯をする。理由はその方が遠くの物を見やすいかららしい。だが、立体視ができないので、対象の位置はわかっても距離が測れない。 モットーは「目には目を、歯には歯を、悪には正義の鉄槌を」。 八王子 泪(はちおうじ るい) 声 - 斎賀みつき 『コード:ブレイカー』コード:05。ショートカットの女性。右目の下に泣き黒子を持つ。渋谷荘の真の主であり、渋谷荘を壊した者には容赦なく頭突きの制裁を加える。短気で乱暴ながらも通称は「王子」または「ルイルイ王子」(後者は遊騎のみ使用。どちらも名前に由来)。虹次や雪比奈には「泪」と呼ばれている(大神にも作中で一度呼ばれている)。紺色のバイクを所有しており、よく移動手段として利用する。 家族全員が異能者の家庭に生まれ普通の生活を送っていたが、ある日何者かに事故に見せかけて暗殺され、自分だけが生き残ったという過去を持つ。その時に弟・冴親とも生き別れた。その後「Re-CØDE」に保護され、家族を護れなかった己の非力を恥じ、長かった髪を切ることで女であることを捨て、人を護る「守護神」となる。そして、いずれ「エデンに」狙われるであろう大神の守護を「捜シ者」に任され、「Re-CØDE」を抜けコード:ブレイカーになった。 そのような過去から普段は男らしく粗暴に振舞うが、内面はとてもシャイで、少し褒められただけでパニックを起こし頭突きで周囲を破壊してしまう。根は優しく気遣いのできる性格で、料理や裁縫が得意。家族と暮らしていた頃から音楽も嗜み、密かに「8tears」の名で歌手活動をしている(これには度々破壊される渋谷荘の修理費を稼ぐほかに、家族の中で一人だけ生き残ったことへの贖罪も含まれている)。また、その立ち振る舞いから是土に「虹二が好きなのか?」と言われ、それからしばらく是土からのネタにされるなど、好意をほのめかしている。 「エデン」が大神の左腕の奪還を命じて以降は、「捜シ者」の遺志に従ってそれを拒否し、渋谷や「Re-CØDE」と協力して大神を守る側につく。渋谷の取り計らいによって輝望高校の不良転校生として入学することになった。 異能は「影」。物理的に「光」と対する「影」を自在に操り、あらゆる物を防ぐ「遮影」、影を大鎌へと変え、相手の影を斬ることで本体も斬り裂く「斬影」を使う。最強攻撃と鉄壁防御を兼ね備えた切り札「女帝の矛と盾(エンプレス・パラドックス)」があるが、身体への負荷も大きい。さらに、通常よりも高い能力を持つもう1つの人格「魔性(ダークサイド)」を宿す。冴親との戦いで魔性に弟を憎むよう囁かれるが逆に弟を見捨てないという決意を示し、その強い正の心で魔性が力を得て魔性との共闘ができるようになった。5年後には髪を伸ばして女性らしくなっている。虹次と交際している。 ロスト時には下半身が魚になり、さながら人魚のような姿になる。 モットーは「目には目を、歯には歯を、悪には報いの遺影を」。 人見(ひとみ) 声 - 三木眞一郎 元『コード:ブレイカー』コード:01。エースの証である01を名乗り、現役中は常にナンバーワンであった。首に逆さ十字架の刺青を入れている長髪の男。一人称は「私」。 常に気だるげでやる気がなく欠伸をすることが多いが、一度本気になれば冷酷かつ残酷なことを平然とやってのけ、邪魔をするならたとえ女性であろうと容赦しない一面を持つ。右側のこめかみを指で突く癖がある。時間に縛られることを嫌い、腕時計や携帯電話を持っていない。当時は神田曰く「今の『コード:ブレイカー』の誰もが敬意を表する偉大で強く賢く優しい」。任務中に殉職したコード:ブレイカー達の死んだ時刻を時計に留まらせ、彼らの墓標の代わりにするなど、思いやる一面を持つ。かつては「捜シ者」とともに渋谷の師事を受けていたことがあり、過去に渋谷荘地下要塞において、「捜シ者」が幼い桜の前で自分の母を殺した現場を目撃した1人でもある。 死んでいったコード:ブレイカー達の無念を晴らすため、コード:ブレイカー達の存在を世間に公表せんとエデン上層部の人間である藤原を拉致、大神たち現・コード:ブレイカーと激突することとなる。元エースの肩書きに恥じぬ実力者であり大神を一度ならず二度までも追い詰めるが、桜を手にかけようとしたことに激怒した大神の謎の力により敗北。桜に鍵を手渡し零に桜を託した後、コード:エンドの状態で藤原を道連れにしようとするも、零たちに阻止されそこで力尽きた。 異能の力は「電力」。電力を自在に操作して攻撃することができる。また人の脳に電気刺激を与え、人格を麻痺させて操ったり、死体には筋肉に直接電気信号を送ることにより動かすことができる。また部屋中に帯電網を張り、そこから一気に雷並みの電力を放つ「空中放電(フラッシュオーバー)」や、電力を最大まで高熱にし、攻撃する「高熱電流(アークテンション)」など多彩な技を持っている。また、電気自身の密度を上げることで電気が肉眼で認識できるほど具現化させることもできる。力をロストすると眠りに落ちる。 モットーは「目には目を、歯には歯を、悪には厳正の閃電を」。
※この「CØDE:BREAKER(コード:ブレイカー)」の解説は、「CØDE:BREAKER」の解説の一部です。
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