田村隆一とは? わかりやすく解説

たむら‐りゅういち【田村隆一】

読み方:たむらりゅういち

[1923〜1998詩人東京生まれ第二次大戦後、鮎川信夫らと「荒地」を創刊戦後詩の旗手として活躍。「言葉のない世界」で高村光太郎賞、「詩集1946〜1976」で無限賞、「奴隷の歓び」で読売文学賞、「ハミングバード」で現代詩人賞受賞。ほかに「四千の日と夜」など。推理小説紹介翻訳でも知られる


田村隆一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/21 07:52 UTC 版)

田村 隆一
(たむら りゅういち)
『現代文学大系 67』(筑摩書房、1967年)より
誕生 田村 隆一
1923年3月18日
東京府北豊島郡巣鴨村(現・東京都豊島区
死没 (1998-08-26) 1998年8月26日(75歳没)
神奈川県鎌倉市
墓地 神奈川県鎌倉市・妙本寺
職業 詩人
翻訳家
編集者
随筆家
言語 日本語
国籍 日本
教育 文学士
最終学歴 明治大学専門部文科卒業
活動期間 1939年 - 1998年
ジャンル
翻訳ミステリー児童文学
編集
随筆
文学活動 荒地
代表作 『四千の日と夜』((1956年)
『言葉のない世界』((1962年)
『ハミングバード』((1992年)
『詩集) 1999』((1998年)
主な受賞歴 高村光太郎賞(1963年)
第5回無限賞(1978年)
読売文学賞(1985年)
現代詩人賞(1993年)
配偶者 康子(1948年 - 1955年
信子(1957年 - 1961年
岸田衿子1963年 - 1969年
和子(1969年 - 1988年
悦子(1989年 - 死去)
子供 長女(康子との唯一の実子)
長男(岸田衿子との唯一の実子)
義娘(悦子の連れ子)
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田村 隆一(たむら りゅういち、1923年大正12年)3月18日 - 1998年平成10年)8月26日)は、日本詩人随筆家翻訳家。詩誌『荒地』の創設に参加し、戦後詩に大きな影響を与えた。 府立三商業学校在学中から詩を書き始めた。明治大学文芸科卒。

鮎川信夫中桐雅夫らを知り詩誌「LE・BAL」などに参加。戦後は、黒田三郎らも加わって、第2次「荒地」を創刊。現代文明への危機意識をこめ、叙情と理知とが絶妙のバランスをなす散文詩を生んだ。処女詩集は『四千の日と夜』(1956年)。『言葉のない世界』(1962年)で高村光太郎賞受賞。アガサ・クリスティーなどの推理小説の翻訳でも知られる。

来歴

田村らが1947年に創刊した第二次『荒地

東京府北豊島郡巣鴨村(現在の東京都豊島区南大塚)に生まれる。生家は祖父の代から鳥料理店「鈴むら」を経営していた。東京府立第三商業学校卒業後、東京瓦斯に入社するも1日も出社せず退職した。研数学館での浪人生活を経て、明治大学専門部文科(文芸科)を卒業する。

1939年、中桐雅夫編集の『ル・バル』に参加する。鮎川信夫北村太郎、森川義信、衣更着信三好豊一郎牧野虚太郎らと知り合う。

1943年12月、学徒出陣帝国海軍二等水兵として入隊、海軍兵科第4期予備学生を経て、海軍少尉となり、滋賀海軍航空隊へ着任した。長身を猫背に曲げて歩き、靴の踵が30度も外側にすり減り、士官服を着た文士崩れにしか見えなかった。士官にもかかわらず練習生と共に食事をし、(通常、練習生と食事をする上官は直属班長の下士官だけであった)、練習生がいたずら半分で山盛りにした飯を平気で平らげ、練習生に限りない親しみを感じさせるようになった[1]。 そのまま戦地へ出ること無く、1945年の敗戦を迎えることになるが、同期生や友人が戦死したことが心に大きな傷を残すことになった[2]

1947年、鮎川信夫、北村太郎らと『荒地』を創刊する。

1950年より翻訳を開始する。処女訳書はアガサ・クリスティ三幕の殺人』。その版元であった早川書房に1953年より1957年まで勤務、編集と翻訳にあたる。当時の部下だった福島正実都筑道夫らの回顧文では「有能だが、あまり仕事をしない、風流人」として描かれている。退社後は他の出版社とも仕事をし、数多くの推理小説や絵本を紹介した。

1956年に処女詩集『四千の日と夜』を刊行した。この詩集は2年後に筑摩書房の『現代日本文学全集』に収録されるという評価を受けている。1963年、『言葉のない世界』で高村光太郎賞を受賞する。1967年から翌年にかけては、アメリカのアイオワ州立大学に客員詩人として招かれた。その後、1971年にも谷川俊太郎らと渡米し、詩の朗読を行った。同年、英訳詩集『World Without Words』出版(Takako Uchino Lento訳)。1978年、『詩集1946~76』(最初の全詩集)によって第5回無限賞を受賞する。1985年、『奴隷の歓び』で読売文学賞を受賞する。1993年、『ハミングバード』で現代詩人賞を受賞する。

軽妙なエッセイも得意とし、『ぼくの遊覧船』『青いライオンと金色のウイスキー』ほかの著書がある。雑誌『面白半分』で、1979年7月号~12月号の編集長だった。

晩年は萩原朔太郎賞の選考委員を務め、テレビ番組への出演も行うなど、旺盛な活動ぶりを見せた。「おじいちゃんにも、セックスを。」というコピー(制作は前田知巳)が打たれた宝島社の広告にモデルとして登場し、大きなインパクトを与えた。

1998年8月26日、食道癌のため死去。享年75。亡くなる当日、最後に冷や酒を1合飲んで「うまい」と喜び、数時間後に眠るように逝去した[3]。最後の詩集は朝日新聞社から死後に刊行された『帰ってきた旅人』である。戒名は泰樹院想風日隆居士[4]

人物

作品

詩集

  • 『詩集 四千の日と夜 1945 - 1955』(東京創元社) 1956
  • 『言葉のない世界』(昭森社) 1962 - 高村光太郎賞受賞
  • 『田村隆一詩集』第1 - 3(思潮社) 1966
  • 『緑の思想』(思潮社) 1967
  • 『新年の手紙』(青土社) 1973
  • 『死語』(河出書房新社) 1976
  • 『誤解』(集英社) 1978
  • 『水半球』(書肆山田) 1980
  • 『スコットランドの水車小屋』(青土社) 1982
  • 『5分前』(中央公論社) 1982
  • 『陽気な世紀末』(河出書房新社) 1983
  • 『空気遠近法』(奈良原一高写真、東京現代版画工房) 1983
  • 『奴隷の歓び』(河出書房新社) 1984 - 読売文学賞受賞
  • 『ワインレッドの夏至』(集英社) 1985
  • 『毒杯』(河出書房新社) 1986
  • 『生きる歓び』(集英社) 1988
  • 『新世界より』(集英社) 1990
  • 『ぼくの航海日誌』(中央公論社) 1991
  • 『Torso』(求竜堂) 1992
  • 『ハミングバード』(青土社) 1992 - 現代詩人賞受賞
  • 『灰色のノート』(集英社) 1993
  • 『狐の手袋』(新潮社) 1995
  • 『花の町』(荒木経惟写真、河出書房新社) 1996
  • ロートレックストーリー』(講談社) 1997
  • 『詩集 1999』(集英社) 1998
  • 『帰ってきた旅人』(朝日新聞社) 1998

小説

エッセイなど

  • 『若い荒地』(思潮社) 1968、のち講談社文芸文庫
  • 『青い廃墟にて 対話集』(毎日新聞社) 1973
  • 『泉を求めて 対話集』(毎日新聞社) 1974
  • 『ぼくの遊覧船』(文藝春秋) 1975
  • 『青いライオンと金色のウイスキー』(筑摩書房) 1975
  • 『インド酔夢行』(日本交通公社出版事業局) 1976、のち集英社文庫、講談社文芸文庫
  • 『詩人のノート 1974・10・4 - 1975・10・3』(朝日新聞社) 1976、のち朝日選書、講談社文芸文庫
  • 『ぼくの交響楽』(文藝春秋) 1976
  • 『あたかも風のごとく 対談集』(風濤社) 1976
  • 『書斎の死体』(河出書房新社) 1978
  • 『砂上の会話 対談集』(実業之日本社) 1978
  • 『ジャスト・イエスタディー』(小沢書店) 1978
  • 『鳥と人間と植物たち 詩人の日記』(主婦の友社) 1979、のち徳間文庫
  • 『ウィスキー讃歌 生命の水を求めて』(佐伯泰英写真、平凡社カラー新書) 1979
  • 『性的経験』(潮出版社) 1980、のち改題『ぼくの性的経験』徳間文庫
  • 『ぼくの憂き世風呂』(集英社) 1980、のち文庫
  • 半七捕物帳を歩く ぼくの東京遊覧』(双葉社) 1980、のち朝日文庫、他に『ぼくの東京』(徳間文庫)
  • 『ぼくの中の都市』(出帆新社) 1980
  • 『もっと詩的に生きてみないか きみと話がしたいのだ』(PHP研究所) 1981
  • 『詩人の旅』(PHP研究所) 1981、のち中公文庫、のち増補版
  • 『小鳥が笑った 田村隆一vs池田満寿夫』(かまくら春秋社) 1981
  • 『ボトルの方へ 酒神讃歌』(河出文庫) 1982
  • 『酒飲みちょっと気になる話』(立風書房) 1983
  • 『小さな島からの手紙』(集英社文庫) 1983
  • 『田村隆一ミステリーの料理事典 探偵小説を楽しむガイドブック』(三省堂) 1984
  • 『ぼくが愛した路地』(かまくら春秋社) 1985
  • 『土人の唄』(青土社) 1986
  • 『ぼくのピクニック 1981.7 - 1988.3 Note book』(朝日新聞社) 1988、のち文庫
  • 『ぼくの東京』(徳間書店) 1988、のち文庫
  • 『町の音・町の人 対談エッセイ』(作品社) 1989
  • ダンディズムについての個人的意見』(メディアファクトリー) 1990
  • 『ぼくの草競馬』(集英社文庫) 1990
  • 『殺人は面白い』(徳間書店) 1991、のち文庫
  • 『20世紀詩人の日曜日』(マガジンハウス) 1992
  • 『退屈無想庵』(新潮社) 1993
  • 『すばらしい新世界』(新潮社) 1996
  • 『詩人からの伝言』(メディアファクトリー) 1996
  • 『スコッチと銭湯』(角川春樹事務所) 1998
  • 『女神礼讃 - ぼくの女性革命』(廣済堂出版) 1998
  • 『ぼくの人生案内』(小学館) 1998、のち光文社知恵の森文庫
  • 『ぼくのミステリ・マップ 推理評論・エッセイ集成』(中公文庫) 2023

翻訳

  • 『おはようワレン先生』(ローラ・アードマン、秋元書房) 1958
  • 『二日酔よこんにちは』(ハッソルト・ディヴィス、荒地出版社) 1960
  • 『屠所の羊』(A・A・フェア早川書房) 1961
  • 』(クロフツ角川文庫) 1962
  • 『あるスパイの墓碑銘』(エリック・アンブラー筑摩書房) 1970
  • 『Do it! 革命のシナリオ』(ジェリー・ルービン、岩本隼共訳、都市出版社) 1971
  • 『小羊のぼうけん』(ビル・ピート、岩波書店、大型絵本) 1974
  • 『カニのふしぎなおくりもの』(ビル・ピート、岩波書店、大型絵本) 1975
  • 『わが酒の讃歌 文学・音楽・そしてワインの旅』(コリン・ウイルソン、徳間書店) 1975、のち文庫
  • 我が秘密の生涯』(学芸書林) 1975、のち富士見ロマン文庫、のち河出文庫
  • 『わが青春のともだち』(ヘンリー・ミラー北村太郎共訳、徳間書店) 1976
  • 『魔術師の弟子』(バーバラ・ヘイズン、麻生共訳、評論社) 1977
  • 『村のおまつり』(ルース・クラフト、ブリューゲル絵、麻生共訳、評論社) 1978
  • 『ファッションの鏡』(セシル・ビートン文化出版局) 1979
  • 『こちら、動物の119番』(デヴィッド・テイラー、大沢薫共訳、集英社) 1979
  • 『風がふいたら』(パット・ハッチンス、理論社) 1980
  • 『はしれ! かもつたちのぎょうれつ』(ドナルド・クリューズ、評論社) 1980
  • 『夜明けのヴァンパイア』(アン・ライス、早川書房) 1981、のち文庫
  • 『ジャックとまめのつる』(トニー・ロス、文化出版局) 1981
  • 『クリスマスさんとゆかいな仲間』(クリストファー・メイナード、評論社) 1981
  • 『あたまのうえにりんごがいくつ』(セオ・レスィーグ、ペンギン社) 1984
  • 『アガサ・クリスティーイラストレーション』(トム・アダムズ、早川書房) 1984
  • 『オプス・ピストルム '30年代パリの性的自画像』(ヘンリー・ミラー、富士見ロマン文庫) 1984
  • 『顔の秘密 有名人の実例でわかるあなたの運命』(ライラン・ヤング、新潮文庫) 1985
  • 『カラスのジャック』(ディーター・シューベルト、ほるぷ出版) 1985
  • 『猫ねこネコの物語』(ロイド・アリグザンダー、評論社) 1988
  • サンタクロースの冒険』(ライマン・フランク・ボーム扶桑社) 1989、のち改題『少年サンタの大冒険!』(扶桑社) 1996
  • 『あぶない! パトリック』(ポール・ジェラティ、評論社) 1991
  • 『クマくんのふしぎなエンピツ』(アンソニー・ブラウン、評論社) 1993
  • 『盗聴された情事』(エド・マクベイン、新潮文庫) 1995

アガサ・クリスティー

ロアルド・ダール

  • 『あなたに似た人』(ロアルド・ダール、早川書房) 1957
  • 『おばけ桃の冒険』(ロアルド・ダール、評論社) 1972
  • チョコレート工場の秘密』(ロアルド・ダール、評論社) 1972
  • 『父さんギツネバンザイ』(ロアルド・ダール、米沢万里子共訳 評論社) 1976
  • 『ガラスのエレベーター宇宙にとびだす』(ロアルド・ダール、評論社) 1978
  • 『大きな大きなワニのはなし』(ロアルド・ダール、評論社) 1978
  • いじわる夫婦が消えちゃった!』(ロアルド・ダール、評論社) 1982
  • 『オズワルド叔父さん』(ロアルド・ダール、早川書房) 1983、のち文庫

エラリー・クイーン

T・S・エリオット

  • 『エリオット詩集』(T・S・エリオット弥生書房、世界の詩43) 1966
  • 『キャッツ - ボス猫・グロウルタイガー絶体絶命』(T・S・エリオット、ほるぷ出版) 1988
  • 魔術師キャッツ 大魔術師ミストフェリーズ、マンゴとランプルの悪ガキコンビ』(T・S・エリオット、ほるぷ出版) 1991

ロジャー・ハーグレーヴス

  • 『しあわせくん』(ロジャー・ハーグレーヴス、評論社) 1976
  • 『ゆめみくん』(ロジャー・ハーグレーヴス、評論社) 1976
  • 『オセッカイくん』(ロジャー・ハーグレーヴス、評論社) 1976
  • 『ちびくん』(ロジャー・ハーグレーヴス、評論社) 1976
  • 『くいしんぼくん』(ロジャー・ハーグレーヴス、評論社) 1976
  • 『とんまくん』(ロジャー・ハーグレーヴス、評論社) 1976
  • 『なまいきくん』(ロジャー・ハーグレーヴス、評論社) 1976
  • 『ドスンくん』(ロジャー・ハーグレーヴス、評論社) 1976
  • 『あべこべくん』(ロジャー・ハーグレーヴス、評論社) 1976
  • 『ハクションくん』(ロジャー・ハーグレーヴス、評論社) 1976
  • 『くすぐりくん』(ロジャー・ハーグレーヴス、評論社) 1976
  • 『ゴチャゴチャくん』(ロジャー・ハーグレーヴス、評論社) 1976

トミー・ウンゲラー

  • 『ゼラルダと人喰い鬼』(トミー・ウンゲラー、麻生九美共訳、評論社) 1977
  • 『ぼうし』(トミー・ウンゲラー、麻生共訳、評論社) 1977
  • 『ラシーヌおじさんとふしぎな動物』(トミー・ウンゲラー、麻生共訳、評論社) 1977
  • 『月おとこ』(トミー・ウンゲラー、麻生共訳、評論社) 1978

選集・全集・作家論

  • 『田村隆一詩集』(思潮社、現代詩文庫) 1968
  • 『詩と批評』A - D(思潮社) 1969 - 1973
  • 『腐敗性物質 自選詩集』(立風書房) 1971、のち新編(講談社文芸文庫) 1997
  • 『詩集 1946 - 1976』(河出書房新社) 1976
  • 『新選 田村隆一詩集』(思潮社、現代詩文庫) 1977
  • 『詩と批評』E(思潮社) 1978
  • 『田村隆一』(中央公論社、現代の詩人3) 1983
  • 『ぼくの鎌倉八景 夜の江の電』(沖積舎) 1987
  • 『田村隆一詩集 1977~1986』(河出書房新社) 1988
  • 『唇頭の灰』(沖積舎) 1989
  • 『続・田村隆一詩集』(思潮社、現代詩文庫) 1993
  • 『続続・田村隆一詩集』(思潮社、現代詩文庫) 1993
  • 『田村隆一エッセンス』(青木健編、河出書房新社) 1999 - 詩篇と詩論
  • 『自伝からはじまる70章 大切なことはすべて酒場から学んだ』(思潮社、詩の森文庫) 2005
  • 『田村隆一全詩集』(思潮社) 2000
  • 『現代詩読本 田村隆一』(思潮社) 2000
  • 『田村隆一 20世紀詩人の肖像』(河出書房新社、KAWADE道の手帖) 2010.9
  • 『田村隆一全集』全6巻(長谷川郁夫編、河出書房新社) 2010.10 - 2011.3

関連項目

  • 武満徹
    マイ・ウェイ・オブ・ライフ - マイケル・ヴァイナーの追憶に -(My Way of Life - In Memory of Michael Vyner - , 1990年)(バリトン、混声合唱、管弦楽 - 田村隆一の詩による)
  • 四季・奈津子』 - 映画版に本人役で出演

脚注

  1. ^ 高塚篤『予科練 甲十三期生 落日の栄光』(原書房、1972年)190~191頁
  2. ^ 英語版の翻訳
  3. ^ 『作家の酒』平凡社、2009年11月25日、24頁。ISBN 9784582634471 
  4. ^ 大塚英良『文学者掃苔録図書館』(原書房)2015年 147頁
  5. ^ 結婚の仲人は斎藤正直宮田昇『戦後「翻訳」風雲録』(より
  6. ^ 結婚の仲人は江戸川乱歩宮田昇『戦後「翻訳」風雲録 翻訳者が神々だった時代』(本の雑誌社)2000年
  7. ^ 岸田衿子さん(詩人)が死去。『言葉なんかおぼえるんじゃなかった 詩人からの伝言』(ちくま文庫)収録の年譜。
  8. ^ 橋口幸子 (2015). いちべついらい 田村和子さんのこと. 夏葉社 
  9. ^ 田村和子『幸福のかたち』(海竜社)、1985年 『言葉なんかおぼえるんじゃなかった 詩人からの伝言』(ちくま文庫)収録の年譜。
  10. ^ 豊川悦司鈴木京香が禁断の恋に落ちるドラマ「荒地の恋」”. 映画ナタリー. 2020年2月14日閲覧。
  11. ^ 田村隆一in Memorium展 『言葉なんかおぼえるんじゃなかった 詩人からの伝言』(ちくま文庫)収録の年譜。

外部リンク


田村隆一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 16:33 UTC 版)

荒地の恋」の記事における「田村隆一」の解説

詩人。詩誌『荒地』のメンバーカリスマ性はあるが、自己中心的性格最近は泥酔状態で明子をなじり、明子辟易されている。

※この「田村隆一」の解説は、「荒地の恋」の解説の一部です。
「田村隆一」を含む「荒地の恋」の記事については、「荒地の恋」の概要を参照ください。

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