杵屋栄蔵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/28 18:59 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動杵屋 栄蔵(きねや えいぞう)は、長唄三味線方の名跡。3代目以降は杵栄派家元となった。
初代
後の3代目杵屋勘五郎。
2代目
後の5代目杵屋勘五郎。
3代目
(1890年11月15日 - 1967年11月26日)本名は小田裕康。
経歴
- 1890年に東京の生まれ、6代目芳村伊十郎の養子。
- 1901年に5代目杵屋勘五郎の門に入って初代杵屋栄次郎と名乗る。
- 1905年に3代目栄蔵を襲名。
- 1925年に杵栄派、
- 1935年には芳村派の家元になる。
- 1932年には日本邦楽学校を設立。
後に9代目芳村伊三郎や5代目大薩摩文太夫の名も名乗った。
また古典の復活、研究、伝承などにも力を入れ多くの著作も残している。
役職
作曲
「お七吉三」「雪女郎」など。
受賞
家族
実子が4代目栄蔵。
4代目
(1917年10月17日 - 1988年6月20日)本名は小田貞夫。
東京の生まれ、3代目の実の子。栄美蔵、1959年に5代目杵屋正次郎をへて1968年に4代目栄蔵を襲名。女婿が8代目芳村伊十郎。
また薩摩文五郎、大薩摩初音太夫林鷲、大薩摩文暁を名乗っている。
脚注
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固有名詞の分類
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