観世銕之亟_(8世)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 観世銕之亟_(8世)の意味・解説 

観世銕之亟 (8世)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/27 00:00 UTC 版)

八世 観世 銕之亟(はっせ かんぜ てつのじょう、1931年昭和6年)1月6日 - 2000年平成12年)7月3日)は、日本の能楽師。本名は観世 静夫(かんぜ しずお)。雪号静雪(せいせつ)。

生涯・業績

観世雅雪(七世観世銕之亟)の四男。はじめ祖父・観世華雪(六世観世銕之亟)、次いで父に師事。1934年(昭和9年)『鞍馬天狗』子方で初舞台。1938年(昭和13年)『合浦』で初シテ。1953年(昭和26年)『道成寺』を披く。1954年(昭和27年)第一回能楽渡欧団の一員としてヴェニス国際演劇祭に参加。

長兄観世寿夫が早世し、次兄観世栄夫がいったん能楽を離れたこともあり、父が雅雪と改めた翌年の1980年(昭和55年)に観世銕之亟を襲名した。1992年(平成4年)芸術選奨文部大臣賞受賞。1995年(平成7年)重要無形文化財保持者(人間国宝)に各個認定。1997年(平成9年)紫綬褒章受章。

長男が九世観世銕之丞の観世暁夫。長女の観世葉子は女優。桐朋学園短期大学部演劇科、演劇専攻科卒業後、1976年から1995年まで劇団民芸所属。したまち演劇祭実行委員会委員、台東区アートアドバイザーを務める[1]

脚注

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「観世銕之亟_(8世)」の関連用語

観世銕之亟_(8世)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



観世銕之亟_(8世)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの観世銕之亟 (8世) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS