観世銕之丞_(9世)とは? わかりやすく解説

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観世銕之丞 (9世)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/27 00:00 UTC 版)

九世 観世 銕之丞(かんぜ てつのじょう、1956年10月23日 - )とは、シテ方観世流能楽師観世銕之丞家現当主。銕仙会主宰。本名、観世暁夫(あけお)。

経歴

八世観世銕之亟人間国宝)の長男。東京都出身[1]。伯父観世寿夫、および父に師する。1960年、4歳で初舞台。1964年、『岩船』で初シテ。1971年『鷺』、1974年『石橋』、1983年『翁』、1984年『道成寺』を披く。2002年、九世観世銕之丞を襲名。妻は京舞井上流五世井上八千代。長女が井上安寿子(観世安寿子)、長男が観世淳夫。 幼稚園から成城学園に通い、成城大学文芸学部文芸学科中退。

重要無形文化財「能楽」保持者(総合認定)。社団法人銕仙会理事長。

2005年、川本喜八郎監督の人形アニメーション映画「死者の書」に声優初出演(大津皇子役)。

2011年6月、紫綬褒章を受章[2][3]

著書

  • 能のちから 生と死を見つめる祈りの芸能 (青草書房) ISBN9784903735191

「花よりも花の如く」監修

成田美名子の漫画作品「花よりも花の如く」の監修を行っており、単行本2巻185ページでは、九世銕之丞本人直筆によるカエルのイラスト(「うまくかけねーっ」と書き添えられている)も登場している。

出典

  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.539
  2. ^ 春の褒章、705人24団体が受章:社会:YOMIURI ONLINE(読売新聞)
  3. ^ 紫綬褒章:受章者 野田秀樹さんら25人”. 毎日新聞 (2011年6月15日). 2011年6月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月5日閲覧。



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