アガサ‐クリスティ【Agatha Christie】
アガサ・クリスティ
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アガサ・メアリ・クラリッサ・クリスティ(Dame Agatha Mary Clarissa Christie、DBE、旧姓:ミラー (Miller)、1890年9月15日[1] - 1976年1月12日[2])は、イギリス生まれの推理作家である。発表された推理小説の多くは世界的なベストセラーとなり「ミステリーの女王」と呼ばれた。日本語表記は「クリスティ」「クリスティー」がある[注釈 1]。
注釈
- ^ 早川書房においてはクリスティー表記で統一しているため、アガサ・クリスティー賞、クリスティー文庫という表記になっている。かつては「クリスティ」「クリスティー」以外に「クリスチィ」「クリスチイ」「クリスチー」と表記されていたことがある。創元推理文庫の旧版では「クリスチィ」、平凡社の『世界探偵小説全集』では「クリスチイ」[3]と表記されており、東都書房からは『世界推理小説大系 13 クリスチー』(1962年)が出版されていた。江戸川乱歩の「クリスチー略伝」[4]や横溝正史の「クリスチー礼賛」というエッセイ[5]もある。
- ^ ほかに、クリスティ著ではないが、クリスティ財団が公認したポアロものの長編『モノグラム殺人事件』 -The Monogram Murder、『閉じられた棺』 -Closed Casket(ソフィー・ハナ作)が、早川書房(クリスティー文庫)から刊行されている。
出典
- ^ 数藤康雄・編『アガサ・クリスティー百科事典』(ハヤカワ文庫)、「アガサ・クリスティー年譜」p.412。
- ^ 数藤康雄・編『アガサ・クリスティー百科事典』(ハヤカワ文庫)、「アガサ・クリスティー年譜」p.422。
- ^ CiNii 図書 - アクロイド殺し
- ^ 『別冊宝石55号』「世界探偵小説全集第18巻 アガサ・クリスティ篇(第二集)」(1956年)に所収。
- ^ 角川文庫『横溝正史読本』に所収。
- ^ 『オリエント急行殺人事件 (1974年の映画) 劇場版パンフレット』東宝株式会社事業部、1975年5月、5頁。
- ^ “クリスティの「ナイルに死す」生んだクルーズ船、コロナ禍でも人気健在”. AFP (2021年2月7日). 2022年6月3日閲覧。
- 1 アガサ・クリスティとは
- 2 アガサ・クリスティの概要
- 3 失踪事件
- 4 作品評
- 5 作品に登場する主な探偵
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