#MeTooとは? わかりやすく解説

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me too

別表記:ミートゥー

「me too」とは、私も・同じくのことを意味する英語表現である。

「me too」とは・「me too」の意味

「me too」には、私も・同じく・私も同じ意見などの意味あげられる相手直前言ったことに対す返事として、自分自身も同じ意見だと伝えるときに使う英語表現である。また「me too」ではなく、「me, too」と表記する場合もあるが、これはカンマがあるのがアメリカ英語なのに対しカンマつけないのがイギリス英語という違いである。ただしアメリカ英語場合も、カンマをつけなければ間違いというわけではない。「too」の前にカンマをつけてもつけなくても意味は同じである。

また「me too」は相手直前言ったことに対して同意見だと答え英語表現だが、返し方はいくつ注意必要な点がある。例え相手動詞否定している言葉言ったとき、「me too」と返すことはできない否定文に対して「私も」と返答したいのであれば、「me too」ではなくme neither」が使われている。

I love you.と言われたとき、「me too」と返すと、「私もあなたが好き」ではなく「私も私が好き」の意味になる。そのため「I love you.に対して「私もあなたが好き」と返したい場合には、「I love you, tooもしくはLove you, too」が適している。

「me too」の発音・読み方

「me too」における発音記号は、「míːtúː」である。カタカナ表記する場合には「ミートゥー」となることが多いが、「ミィートゥゥー」のほうが実際発音に近いカタカナ表記となる。

「me too」の語源・由来

「me too」は、「me(私に)」と「too(さらに、~もまた)」が組み合わさってできた英語表現である。「me」の語源古期英語の「miz(私に)」で、「too」は「toその方向へ)」に「o」がついた英語表現であり、さらにその方向へ行くというイメージ使われている。

「me too」の類語

「me too」の類語には、以下のような英語表現あげられる
・So do I./So am I.(私も)
・Same./Same here.(同じく
・I feel you.(わかる)
相手言ったことに対して「me too」の表現ばかり使っていると、幼い印象与えてしまうこともあるため、類語含めた使い分け必要になる。またネイティブ場合相手言ったことに対して同じ思いを示す表現としてJoin the club.」が使われることもある。

「Me Too(メーガン・トレイナーの曲)」とは

「Me Too(メーガン・トレイナーの曲)」とは、アメリカ合衆国女性シンガーソングライター楽曲である。楽曲うたっているメーガン・トレイナー2014年デビューシングルリリースしアメリカ国内1000万売り上げている。また「Me too」という楽曲は、2018年日本でも公開され映画アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』の主題歌である。

「me too」を含むその他の用語の解説

「#MeToo運動」とは


「#MeToo運動」とは、2017年アメリカ中心に広まった性暴力セクハラなどの撲滅目指す運動のことである。実際活動ではSNSに「#MeToo」をつけて自身セクハラ性的暴行などの体験告白している。「#MeToo」をつけて「私も被害者である」と発信することで、今まで被害遭って言えなかった人が次々とネット上に書き込んだことで「#MeToo運動」は大きく広がった。また実際に「#MeToo運動」の結果性暴力セクハラ加害者辞任解雇追い込まれケースもある。

欧米における「#MeToo運動」では、ハリウッド著名人たちが多く賛同示したことで被害見て見ぬ振りをするのを終わりにすることを目的とした「タイムズ・アップ運動起こっている。一方日本では「#MeToo運動」が世界各国比較する大きな運動発展していなかったため、2018年フリージャーナリスト伊藤詩織が「WeToo」を提唱している。「WeToo」は「私たち行動する」を意味していて、より多く女性運動参加しやすい環境作り目指している。

「me too」の使い方・例文

「me too」の使い方には、以下のような例文あげられる
・I like baseball.(野球が好き)
Me too.(僕も好き)
I want summer vacation to come soon.(早く夏休みになってほしい)
Me too.(私も)
・I saw him at the school yesterday.(昨日学校で彼と会った
Really? Me too.(本当に?僕もだよ)

Me too

別表記:ミートゥー

「Me too」とは、私も同じ意見ですを意味する英語表現である。

「Me too」とは・「Me too」の意味

「Me too」は、主に「私も同じ意見です」という意味で用いられ、同じ意見持っている、同じ経験をしたことを示す時の返しフレーズである。また、「私も!」という意味もあり、何かのイベント参加者募っている時などに「私も含めて欲しい」という意思表示として用いる。そのほか人気のある商品真似て作ったコピー商品類似品は、「Me too product」と呼ばれている。インターネットスラングとしては、「Me too」は動詞として、「すぐに人の真似をする」という意味で用いられている。ちなみに、「Me tooer」は、「すぐに人の真似をする人」という意味である。動詞としての「Me too」や「Me tooer」は、褒め言葉ではない。

英語で「Me too」を使う時に気をつけるべきことは、日本語の「私も」と全く同じ感覚用いると異な意味合いになることである。「Nice to meet youあなたに会え嬉しい)」と言われ時に「Me too(私も)」と返すと、「私も私に会え嬉しい」という意味になってしまう。目的語が「you(あなた)」の場合、「Me too」と返すのは間違いである。「Nice to meet you, too(私もあなたに会え嬉しい)」と返すのが正解である。「I don't like apples(私はリンゴ嫌いだ)」などの否定文においても、「Me too(私も)」と返すのは間違いである。「Me neither(私も嫌いだ)」と返すのが正解である。

「Me too」は、アメリカ人気シンガーソングライターメーガン・トレイナー楽曲のタイトルでもある。メーガン一般的にはぽっちゃり体型呼ばれるスタイルであるが、自分のことが好きで仕方がないというポジティブ歌詞共感得た。「If I was you, I’d wanna be me, too(もし私があなたでも、私も私になりたい)」という自分への賛歌である。

「Me too」の熟語・言い回し

Me too運動とは


「Me too運動」とは、性的暴力嫌がらせ被害者 (通常女性) が、そのような行為どれほど蔓延しているかを批判する目的で、自分経験公に共有することを奨励する運動である。「Me too運動」というフレーズ自体は、2006年活動家タラナ・バーク使用したのが最初であるが、運動として社会的に認知され起源となったのは、2017年映画プロデューサーハーヴェイ・ワインスタインが、ハリウッド女優達から性的違法行為告発されたことである。ハッシュタグとしてSNS広がり多く被害者たちが声をあげるようになった

日本において、「Me too運動」は欧米ほど浸透していない。日本社会同調圧力が強い傾向があるため、勇気をもって声をあげても被害者に対して風当たりが強いことが多い。男女格差を示すジェンダーギャップ指数も、2022年においては146国中116位と世界比較して極めて低い。そのため、なかなか「Me too運動」が浸透しないではないかと言われている。

Me too案件とは


「Me too案件」とは、性的暴力嫌がらせなどの被害告発するために、「Me too」をつけてSNSなど投稿され案件のことである。また、政治家など時代錯誤セクハラ発言パワハラ発言など行った時などにも、セクハラ・パワハラとして批判すべき案件だという意味で「これはMe too案件だ」という表現がされることもある。

「Me too」の使い方・例文

・This plan is a me too version of what already exists on the last meeting.(この計画は、前回会議ですでに存在していたもの類似プランだ)
・I like chocolates. Me too.(私はチョコレート好きだ。私も)
It seems like the original purpose of Me too was achieved. (Me tooの本来の目的達成されたようである)
Because of #MeToo, more people are talking about sexual harassment.(#MeToo のおかげでセクハラについて話す人が増えている)
・Me too運動声を上げる被害者勇気がある。
・「Me too運動」は、日本ではなかなか浸透しないではないか
・Me too運動盛んになることで、社会自浄作用期待できる
上司セクハラまがいのことを言ってきたので、Me too案件だと批判した
被害告発するなら、Me tooにハッシュタグをつけてSNS投稿すればいい
・彼女は長い間セクハラ悩まされてきたので、Me too運動共感している。

ミー‐ツー【me-too】

読み方:みーつー

《「私も」の意》模倣したもの。後追い企画製品など。「—プロダクト


Me Too (曖昧さ回避)

(#MeToo から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 20:18 UTC 版)

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Me Too(ミー トゥー)



Me too

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/26 15:00 UTC 版)

Me too』(ミー・トゥー)は、岩崎宏美の19枚目のオリジナル・アルバム。1988年7月21日発売。発売元は、ビクター音楽産業






「Me too」の続きの解説一覧

#MeToo

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/23 07:57 UTC 版)

#MeToo(ミートゥー)は、セクハラ性的暴行などの性犯罪被害の体験を告白・共有する際にSNSで使用されるハッシュタグである[1]




「#MeToo」の続きの解説一覧

#Metoo

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:50 UTC 版)

性的対象化」の記事における「#Metoo」の解説

詳細は「#MeToo」、「伊藤詩織」、「アーシア・アルジェント」、および「マーガレット・アトウッド」を参照 性的嫌がらせなどの被害体験告白共有する際に使用されるSNSハッシュタグ。「#metoo」の表記用いられる2017年10月アメリカハリウッド映画プロデューサーによる女優モデルなどへのセクハラ疑惑報じられたことを受け、同国女優アリッサ・ミラノが、同様の被害受けたことのある女性たちに「Me Too(私も)」と声を上げるよう、Twitter呼びかけたことが発端とされる。これに多く著名人や一ユーザー応じ世界的なセクハラ告発ムーブメントとして広がった日本ではハッシュタグができる前の2017年5月ジャーナリスト伊藤詩織が、ジャーナリスト山口敬之レイプされたと告発し裁判起こしたことで、大きな話題となっていた。 2017年12月ブロガーはあちゅう(伊藤春香)が、大手広告代理店電通で、岸勇希からセクハラパワハラ受けたと「#Metoo」を使い告発したことで炎上しハッシュタグ一気周知され岸勇希謝罪代表取締役辞任退社発表した一方で、「童貞というのは救う方法のない病気」など童貞ネタにしたツィート講演会著書多数関わっていたことから、はあちゅう自身セクハラ行っていると非難され後日さらに炎上した翻訳家エッセイスト渡辺由佳里は「なぜ『童貞』を笑いネタにしてはいけないのか?」という記事公開し、「セックスをしていなければ男として認めてもらえない」というプレッシャー与え、レイプカルチャーにも繋がると批判したはあちゅう謝罪行ったが、のちに「行き過ぎた弱者配慮」「自分誇り個性自重する必要はない」という過去記事紹介したうえで、「過去言動のせいで本来スポットが当たるべきところとは違うところで議論発生し、そちらに話題がいってしまった」「どこまでが表現の自由で、どこから先が許されないかわからない中で、とにかくお前が言うのはダメと言われている気分」「謝罪文が何に対して謝罪しているのかよくわからなくなったことと、流れ見ず謝罪文だけを見て新たに絡んでくる匿名アカウントがあとを絶たない」などとし、謝罪撤回した一方、Metoo運動女性から批判もあった。2018年1月フランス女優カトリーヌ・ドヌーブ女性100人が、男性女性を誘うのは「犯罪ではない」と公開書簡主張しカナダ出身の作家リベラル・フェミニストマーガレット・アトウッドが、運動の行き過ぎ懸念する論説カナダ新聞寄稿するなどし、賛否両論となった2018年8月初期ムーブメント牽引した一人であるイタリア女優アーシア・アルジェントが、当時17歳男性俳優ジミー・ベネットから性的暴行されたと告発され和解金支払っていたと報じられた。Metoo運動フェミニズムによる「私達女性は常に被害者あいつら男は常に加害者」という姿勢の下に利用され冤罪私刑の危険もあると指摘されていたため、ブーメランだと炎上した

※この「#Metoo」の解説は、「性的対象化」の解説の一部です。
「#Metoo」を含む「性的対象化」の記事については、「性的対象化」の概要を参照ください。

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「Me too」の例文・使い方・用例・文例

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