第2期『ゾンビランドサガ リベンジ』
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「ゾンビランドサガ」の記事における「第2期『ゾンビランドサガ リベンジ』」の解説
話数サブタイトル脚本絵コンテ演出作画監督総作画監督初放送日第一話グッドモーニングリターンズ SAGA 村越繁 境宗久 桑原剛 川元まりこ 小笠原篤 細田沙織 崔ふみひで 桑原幹根 2021年4月8日 アルピノライブで大成功を収めたことを機にCDを出すほどにフランシュシュの人気は右肩上がりとなり、勢いに乗った幸太郎は2019年3月8日に駅前不動産スタジアムで大規模ライブ「EFSライブ」を決行するが、結果は集客率1.66%の大失敗に終わる。莫大な借金を抱えたフランシュシュは借金を返済すべくバイトに明け暮れる日々を送り、幸太郎はショックで酒浸りの毎日を送っていた。そして4月27日。その日は、1年前にGEILSでフランシュシュが初ライブをした日でもあったため、さくらたちは一からやり直そうと、そこで行われるメタル系イベントの合間に復活ライブをする事に。幸太郎抜きでライブをするフランシュシュであったが、ライブの色に合わないアイドル然とした彼女たちの姿に、客からはブーイングが飛ぶ。そこに、マスターの言葉を受けて立ち直った幸太郎が現れ彼女たちを応援するも、すでに殺伐としていた観衆から睨まれ、乱闘となってしまう。混沌と化したライブ会場にあり、それでも「アイドルなら歌え」という幸太郎の言葉に発破をかけられたフランシュシュは新曲『REVENGE』を披露する。いつしか、そんな彼女たちの姿に目を奪われる観衆たち。そして再び、幸太郎指揮の下でのフランシュシュの新たな活動がはじまるのであった。 第二話ぶっ壊れかけのレディオ SAGA 村越繁 石田貴史 後藤有宏 日高真由美 村長由紀 佐藤元 桑原剛 佐々木守 崔ふみひで 桑原幹根 4月15日 借金返済と知名度アップという2つの課題を同時に解決する手段として、幸太郎は、TVやラジオなどのメディア出演を計画する。早速、地域紹介番組のレポーターとして祐徳稲荷神社を訪れたフランシュシュ。そこでサキは、同じくゲストとして呼ばれた憧れのミュージシャン・ホワイト竜に出会う。彼と一緒にロケができた事に感激するサキだったが、彼が長年努めた深夜ラジオ番組のパーソナリティを辞めると聞きショックを受ける。生前、そのラジオに多大な影響を受けたサキは辞めないでほしいと直談判するため、さくらと共にラジオ局に突撃、竜に思いの丈をぶつける。サキの思いを受け取った彼から「熱い魂を持つ者が継ぐべき」として、番組の後継者に指名される。竜の意志を受け継いだサキは、自分が彼に抱いていた想いを伝えたのち、局を去る彼の姿を見送った。かくしてフランシュシュは深夜ラジオ枠を一本持つ事となり、後日、GEILSのライブで彼の歌である『風の強い日は嫌いか?』を歌うのだった。 第三話愛と青春のアコースティック SAGA 𠮷村清子 佐藤威 岡本泰知 野田康行 亀谷響子 - 4月22日 6月、地道なライブ活動に加えて深夜ラジオでの活動の甲斐もあり、徐々にではあるが借金返済と知名度アップを果たしているフランシュシュだったが、彼女たちが活動指針のほとんどをベテランアイドルである愛に依存している事に幸太郎は難色を示していた。そんな折、国内人気ナンバーワンのアイドルグループ・アイアンフリルが22日のSAGAアリーナのこけら落としイベントに参加する事になる。幸太郎は、アイアンフリルの前座として愛抜きでのフランシュシュの参加をねじ込み、さらに愛にはソロ活動に力を入れるよう命ずる。愛は同じくベテランアイドルである純子に皆の指導を頼んだが、生前ソロアイドルとして活動していた純子はグループアイドルの指導には慣れておらず、EFSライブ失敗のトラウマもあって苦悩していた。さくらに自身の悩みを打ち明けた純子は、愛に相談しようと提案され、2人は愛の仕事現場へと向かう。同じ頃、仕事を終えた愛のもとにアイアンフリルのセンターである詩織が訪れ、愛をアイアンフリルにスカウトしていた。その場面を目撃した純子は、激しく動揺する。 第四話純情エレクトリック SAGA 𠮷村清子 佐藤威 井元一彰 小笠原篤 高乗陽子 桑原剛 早乙女啓 桑原幹根 崔ふみひで 4月29日 詩織が愛をスカウトする場を目撃してしまったさくらと純子。さくらは純子を励まそうとするも、純子は愛の意思を尊重すべきだとし、アイアンフリルへの移籍も仕方がないと諦めていた。それからというもの、練習に身が入らなくなってしまった純子は幸太郎に悩みを相談する。そんな純子に幸太郎は「フランシュシュは愛に見限られても仕方がない程度の存在だと思っているのか?」「仲間一人引き止める力がないと自ら認め放棄するのか?」と檄を飛ばす。そして「今までの自分をぶっ壊せ」と幸太郎からエレキギターを渡された純子は目を覚まし、自分たちの成すべき事が分かったとしてメンバーと猛特訓をはじめる。ライブ当日、観客のほとんどがアイアンフリルのファンという完全アウェイの中、EFSライブの大失敗の件もあり心配そうなフランシュシュファンだったが、たえをドラマーに、純子をギターヴォーカルにしたロックナンバー『激昂サバイブ』で会場は大盛り上がり。純子は思いのたけを吐き出すかのように絶叫し、(幸太郎の)エレキギターを叩き壊す。飛び入りで参加した愛と共に、ちぎれたエレキギターのコードから会場内の電気を吸収したフランシュシュは、彼女たちの代表曲である『目覚めRETURNER』をエレクトリックボイスと電光演出で披露する。前座ステージは大成功に終わり、純子は詩織に「愛は渡さない」と宣言。そして真打であるアイアンフリルのライブも大成功に終わった翌日、全国生放送のTV番組でインタビューを受けていた詩織は、その場を使いフランシュシュにライバル宣言するのだった。 第五話リトルパラッポ SAGA 𠮷村清子 石田貴史 後藤康徳 石田貴史 細田沙織 川元まりこ 高橋紀子 工藤利春 崔ふみひで 桑原幹根 山口仁七 5月6日 恒例のミーティングの時間、その日、幸太郎より先に教壇に立ったリリィは、全国ネットのTVオーディション番組の佐賀予選大会の応募に自身が当選したと報告する。優勝して東京の本戦への出場が決まれば大きな宣伝になると息まき、会場の佐賀文化会館へ赴くフランシュシュだったが、そこには全国的に有名な天才子役の大空ライトも出場していた。大会予選、密かに当選していた幸太郎がさりげなく玉砕する中、リリィは持ち前の多芸さで見事な落語を披露、予選を通過する。決勝の舞台でライトと歌唱対決をする事になったが、自分が歌うつもりだった思い出の曲『命』をライトが先に歌ってしまうというトラブルに見舞われる。続けて同じ曲を歌っても評価が低いと判断したリリィは即興で楽譜と衣装と振り付けを作成し、『命』をスキャット風にアレンジした『リトルパラッポ』を披露して喝采を浴びた。結果、僅差で優勝したものの、表現者として完全に相手に上を行かれたと落ち込むライト。そんなライトをリリィは励まし、立ち直ったライトは「東京に来たらまた共演しよう」と約束を交わす。そして『リトルパラッポ』はその特徴的な歌詞とダンスで、動画サイトなどを中心にバズり、子供や学生の間で全国的な人気を博す。そして今日も、リリィはとあるミニライブにて、子供達の前で『リトルパラッポ』披露するのだった。 第六話ウォーキング・ベット SAGA 村越繁 吉村愛 金子貴弘 野田康行 宮西多麻子 中本尚 宮地聡子 一居一平 佐々木守 和田伸一 袴田裕二 崔ふみひで 桑原幹根 山口仁七 5月13日 徐々に知名度を上げているもののいまだ二千万円近い借金を返済するため、今日もバイトに励むフランシュシュ。その日、休みだったたえはゆうぎりから食材の買い出しを頼まれてスーパーにお使いに出かける。そして、偶然にも町中でそんなたえを見かけた記者・大古場は、フランシュシュの謎に迫るべくたえの尾行を開始した。途中寄り道しながらもスーパーに着いたたえは、そこでバイトをしていた万梨阿から656広場で久中製薬主催のダンス大会があり、万梨阿達も《ダンスチーム怒羅美》として参加すると告げられる。見学に誘われたたえは、飛び入り参加という形で大会覇者のコッコくんとダンス対決をして勝利・優勝する。優勝賞金の3万円と玉ねぎ10kgを貰ったが、お金に興味のないたえは受け取った封筒を捨てようとしてしまう。その様子を見て困っていた万梨阿たちの前に警ら中の警察官Aが現れ、事情を聞いた彼はそれならばとたえたちを唐津競艇場へ連れて行く。そこには怒羅美のライバルチーム《殺女》のメンバーが集まっており、彼女たちのリーダーである美沙がチームを引退しボートレーサーになったものの、今まで一度も勝利できていないことに悩んでいた。話を聞いた万梨阿は美沙の勝利を信じて観客席に座り、レース中、客席の中に万梨阿の姿を見つけた美沙は絶対に負けられないと奮起、見事一位を勝ち取る。そして意図せず美沙に全額賭けていたたえの投票券は、他に誰も美沙に賭けていなかったがため大穴の万舟券になっており、三万円を元手に二千万円を稼いでしまう。たえの持ち帰った予期せぬ大金により、フランシュシュはとうとう借金を完済する。しかし洋館に帰宅した際、トラブルからたえの首が取れてしまい、その場面を大古場が目撃・撮影していたことを彼女たちは知らなかった…。 第七話マイマイレボリューション SAGA 村越繁 岡本泰知 宮西多麻子 日高真由美 後藤有宏 村長由紀 河村明夫 窪敏 崔ふみひで 桑原幹根 山口仁七 5月20日 高校2年生の楪舞々はその日も趣味の銭湯巡りをしていたが、持ち前の粗忽さから間違えて男湯に入ってしまう。その場には洋館の風呂が壊れて偶然同じ銭湯に来ていた幸太郎がおり、彼の落とした石鹸を踏みつけた舞々は滑って転び、頭を強打して気を失ってしまう。目を覚まさない舞々に、殺してしまったとパニックになった幸太郎は彼女をゾンビにして無理矢理フランシュシュに入れようと洋館に連れて行きメンバーに紹介するが、そこで舞々が意識を取り戻したため、さくら達がゾンビだとバレてしまう。しかし、底抜けに呑気な性格であった舞々はさくら達に驚かないばかりかあっさりゾンビであることを受け入れ、さらに、フランシュシュのファンだった彼女はこのことを内緒にする交換条件としてフランシュシュへの加入を希望する。幸太郎の許可を得てフランシュシュに加入した舞々は、憧れのフランシュシュとのレッスンの日々を楽しく過ごす。そんな中、舞々の通う高校で学園祭が開催されるとの事で、舞々をフランシュシュ7号としてお披露目する目的も兼ねて学園祭ライブを実施することになる。高校見学をするフランシュシュの面々、そこでさくらから「死んでも何度でも立ち上がり、夢を追うことが自分たちが生きる意味」と聞いて感銘を受ける舞々。学園祭当日、ライブで『ぶっちゃけてフォーユー』を披露したフランシュシュは、フランシュシュ7号の爆誕宣言をする。しかし直後に舞々の口から発せられた卒業発表に、観客だけでなくフランシュシュのメンバーまでもが呆気にとられる。最後の思い出として『光へ』を歌いあげた舞々はライブ後、メンバーたちに「まずこの佐賀できちんと生き抜いてからでなければ、フランシュシュのみんな同様に輝く事はできない」と脱退理由を告げる。その言葉を聞いたメンバー一同は納得して卒業を受け入れ、一日限りの新メンバーはフランシュシュのもとを去っていった。一方、大古場は過去の新聞記事などを調べ、ゆうぎりを除く全員の本名と、全員が死亡していることを調べ上げていた。 第八話佐賀事変 其ノ壱 𠮷村清子 森本育郎 石田貴史 宇田鋼之介 桑原剛 小笠原篤 早乙女啓 袴田裕二 和田伸一 一居一平 井元一彰 崔ふみひで 桑原幹根 山口仁七 5月27日 明治14(1881)年秋、京都・島原遊廓にて「伝説の花魁」として不動の地位にいたゆうぎりに、贔屓客で政府高官の吉右衛門から家中として身請けしたいと話がくる。ゆうぎりは快く受け入れ、佐賀へと移り住むこととなったが、当時の佐賀は士族反乱の責任を取らされ、難治として地名を没収されたうえで長崎に吸収されていた。翌年の明治15(1882)年春、吉右衛門が病没し、彼の遺言により旧佐賀城下の邸宅を含む遺産の一部を譲り受けたゆうぎりは、弟子に芸妓を教えながら一人余生を過ごしていた。そんなある日、弟子の勧めで一人花見に訪れたゆうぎりは、百崎喜一なる青年と出逢う。彼は養父である徐福の意志を継ぎ、また佐賀の名が忘れられないよう、佐賀復活の活動を行っていた。ゆうぎりはその熱意に打たれて喜一の文書の清書や校正などの協力をするようになり、喜一の友人の伊東正次郎とも懇意になる。やがて喜一の熱意が伝わり佐賀復活に賛同する同志が増えていくが、そんなある夜、怪しげな物乞いにこっそりと文を渡す正次郎の姿があった。 第九話佐賀事変 其ノ弐 𠮷村清子 森本育郎 佐藤威 川元まりこ 細田沙織 高乗陽子 宮地聡子 迫江沙羅 野田康行 宮田奈保美 崔ふみひで 桑原幹根 山口仁七 6月3日 日々喜一のもとに集まってくる佐賀復活の同志たち。しかし、穏健派の喜一に対し、他の同志は明治政府に『佐賀』という地名を奪われた事による強い恨みを抱いており、武装蜂起もやむを得ないと考えていた。自身が抱く「夢」と「現実」の摩擦に苦悩する喜一は、活動を止めるよう促す正次郎とも衝突するようになっていた。そして月日は流れ12月、佐賀に長崎県令を適用するための準備として、要人が旧佐賀城下を訪れるとの報を聞いた同志達は武装蜂起を決意。それを知った喜一は皆を止めるべく後を追うが、その先で正次郎が同志達を粛清する所を目撃し、彼が実は政府の隠密であったことを知る。襲撃を実行した以上代表者の喜一も例外ではないと斬ろうとする正次郎だったが、現れたゆうぎりによって止められる。三瀬峠へと逃走する二人だったが、喜一は自身が描いた夢のせいで同志を死なせた事、そして現実を知った事で絶望していた。ゆうぎりを逃して自らは警察に出頭し処刑される覚悟でいた喜一だったが、ゆうぎりに「自身が信じた夢と努力を無駄にするな」と諭され、思い直す。そして予めゆうぎりが手配しておいた逃走経路を指示された喜一は彼女に感謝し、必ず夢を叶えてみせると誓って長崎へ旅立つ。喜一を追跡する正次郎の前にゆうぎりが立ち塞がり決闘となるが、あえてゆうぎりに勝ちをゆずった正次郎の敗北というかたちで決着がつく。正次郎の最期を看取った後、警官隊に捕縛されたゆうぎりは、明治15(1882)年12月28日早朝、政府転覆の首謀者として、嘉瀬川の河原における非公式の斬首刑にてその短い生涯に幕を降ろした。のちの明治16(1883)年5月9日、県内有志による嘆願により佐賀県は長崎県より独立、同年8月13日に初の佐賀県議会が開催され、悲願の佐賀県復活は果たされた。時は流れて2019年現代、フランシュシュはGEILSのミニライブにてゆうぎりをセンターに据えた『佐賀事変』を披露。その後、ひとり「BAR New Jofuku」を訪れたゆうぎりは、かつて『徐福』と呼ばれたマスターと当時を懐かしみながら酒を呑み交わし、〝彼〟が残した新たな佐賀で、自らの道を選んで歩いていくと語った。 第十話ゾンビたちはどう復讐するのか SAGA 村越繁 宇田鋼之介 清水久敏 宮西多麻子 工藤利春 後藤有宏 日高真由美 村長由紀 崔ふみひで 桑原幹根 6月10日 遡ること一年前の2019年1月18日、ミーティングにて幸太郎は突如、収容人数約2万5千人の『駅前不動産スタジアム』にてライブを決行すると宣言した。「今の知名度的に見て到底不可能だ」という愛と純子の反対意見も聞かず、頑なにプロジェクトを推し進める幸太郎の態度にフランシュシュのメンバーは「今までも散々無茶を乗り越えてきたのだから今回もやってみよう」と決意する。そして3月8日当日、結果は観客数500人、集客率1.66%の大惨敗となり、フランシュシュは2千万円の借金を抱える羽目となる。幸太郎は自暴自棄になり酒浸りの毎日を送り、フランシュシュのメンバー内でもあまりに絶望的な状況ゆえの不和が生じていた。そんな中、幸太郎の特殊メイクに頼らず、自分で下手くそなメイクをしてスルメを買いに行ったたえの姿を見たメンバーは、「やりもしない内から、無理だと決めつけていた」「今まであまりに幸太郎に頼りきっていた」と反省し、これからは自分達の力でリベンジしようと決心する。時は流れて2020年2月16日、借金も完済し、地道な活動の甲斐もあって以前より断然知名度が上がったフランシュシュ。幸太郎はミーティングにて去年のEFSライブの事を謝罪し、「時が来た」として2020年3月8日に駅前不動産スタジアムでリベンジライブをすると発表、さくら達もついにこの時が来た、成功させようと決意する。2月17日、リベンジの舞台になる駅前不動産スタジアムを訪れた幸太郎の前に大古場が現れ、フランシュシュのメンバーは全員がゾンビであると指摘する。幸太郎が私利私欲のために彼女たちにアイドル活動をさせていると糾弾する大古場に対し幸太郎は、フランシュシュは一か月後、この駅前不動産スタジアムにてリベンジライブを実施すると告げる。これ以上死者を辱めるなと激怒し、ライブを阻止しようとする大古場。マスター(徐福)の下を訪れた幸太郎は、大古場の事を話し、それでも【佐賀の呪い】から佐賀を救う『ゾンビランドサガプロジェクト』を必ず成功させると誓うが、その直後、九州に局地的な暴風雨が発生。それに伴い佐賀全域が停電となり、さらにメンバーたちが暮らす洋館にある〝異変〟が起きた。 第十一話たとえば君がいるだけで SAGA 村越繁 宇田鋼之介 小笠原篤 細田沙織 川元まりこ 井元一彰 和田伸一 桑原剛 早乙女啓 崔ふみひで 桑原幹根 山口仁七 6月17日 2月18日、さくら達が目を醒ますと彼女たちの暮らす洋館は一軒まるごと唐津湾を漂流していた。昨夜から降り続けた記録的な暴風雨による水害で、佐賀県全域が陸の孤島と化していたのだった。どうにか近くの浜崎海岸へ漂着するも、さくら達が外に出た途端に洋館は倒壊。唖然とする彼女たちであったが、偶然居合わせた愛のバイト先の女性・町子から避難所となっているショッピングモール「カチオン」へと誘導される。さくら達は避難民の役に立とうと日中は福祉活動、夜は不安に怯える児童達のためにライブショーを披露する日々を送る。2月21日、水害によって「BAR New Jofuku」に閉じ込められていた幸太郎とマスターは警察官Aに発見・救助される。マスターを救急車に乗せ病院へと搬送させた幸太郎は、さくら達に会うために洋館に戻ったが、基礎地盤(と地下室)を残して丸ごと消失している事に唖然、TV中継にて漂着・崩壊している洋館の現状を知る。一方でさくら達のメイクも限界を迎え、ゾンビバレの危機真っ只中にあった。それでも子供たちに向けたライブショーは中止にしたくないと考える彼女たちは、純子のバイト経験を活かして顔を隠すためのお面を作る。しかし、急ごしらえで造ったお面はライブ中に壊れ、フランシュシュの面々はとうとう観客に素顔を見られてしまう。覚悟を決め、自分たちはゾンビだったと説明する彼女たちだったが、児童を含む観客からは「お姉ちゃん達は怖くないからゾンビじゃない」「ゾンビじゃなくてフランシュシュ」と返される。愛は溢れそうになる涙を堪え、とっさの機転で「びっくりゾンビメイクライブショーだった」と誤魔化す。そのままゾンビ姿でライブを続行する彼女たちの姿に、その場に居合わせた大古場は、彼女達は幸太郎に強要されているのではなくて自分達の意思でアイドルをしているのだと理解する。そして、ようやくさくら達と合流できた幸太郎は3月8日のライブは必ず決行すると宣言、ライブ決行のために一人動き出す。そんな彼の背に声をかけたさくらは「自分をアイドルにしてくれてありがとう」と伝える。その一言でこれまでやってきたすべてが報われた幸太郎は、内心で溢れる涙を押し殺し「俺がお前達を世界一の、永遠のアイドルにする」と告げた。 第十二話史上最大の SAGA 村越繁 境宗久 清水久敏 境宗久 宮地聡子 村長由紀 宮西多麻子 後藤有宏 野田康行 迫江沙羅 崔ふみひで 桑原幹根 山口仁七 6月24日 3月7日。EFSライブ開催のため、佐賀を救うため、フランシュシュのメンバーはカチオンを発つ。交通機関の麻痺した街中を徒歩で移動し続けるさくら達は約束の集合時間、3月8日午前10時、ようやくライブ会場である駅前不動産スタジアムにたどり着いた。水害によって荒れ果てたそこに、次々とやってくる観客たち。古参のファンはもちろん、詩織やライトといった芸能界の大物が拡散したことによってたくさんの人々がフランシュシュのライブを知り、会場へと集まってくる。幸太郎や大古場の働きかけもあり、フランシュシュの行うチャリティーライブは日本全国、どころか世界中に注目されるほどの大規模なものとなっていた。世界の中心となったフランシュシュと佐賀。そして始まるライブ。ちょうど1年前、この場所で集客率1.66%という大敗北を喫したフランシュシュの前に待っていたのは、客席を埋め尽くすほどの観客と歓声だった。絶望的な状況にも決して屈せず、死すらも拒絶して執念の再起を図った彼女たちの『リベンジ』が、今ここに大きな花を咲かせる。『REVENGE』『輝いて』そしてアンコール曲『追い風トラベラーズ』と、観客を魅了する見事なパフォーマンスを披露するフランシュシュ。そして、たえのうめき声によるコールアンドレスポンス。会場全体が一体となり、声援とスティックライトの光に包まれる中、リベンジライブは奇跡の大成功に終わった。それからも、日々逞しく復興を遂げていく佐賀――しかしある日、佐賀上空に謎の飛行物体が来訪し、そこから一筋の光が落ちた瞬間、大地が爆発に包まれた。
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