母親と子供
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 17:44 UTC 版)
「通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?」の記事における「母親と子供」の解説
サリーレ 1巻に登場。エルフの少女神官。真人と真々子が仲間を求めてギルドを訪れた際、シラーセが用意した書類を介してやってきた。しかし毎日300回の祈りを捧げ、教会にも頻繁に通うことから「無宗教の人間にはつき合いにくい」ということで面接には受からなかった。 モブキャラクターであるためストーリーに関わらない。 5巻ではシャリーレという母親がいることが判明した。 8巻にて母と共にわずかだが登場している。 和乃(かずの)/ 夜の女帝 声 - 柚木涼香 【性別:女 / 年齢:白瀬より年上でメディママより年下 / 職業:賢者 / 武器:魔法書(全ての魔法が使える) / 能力:キャストキャンセル(自前)、ハッキング、強制スタン、被ダメージ二回無効化の無敵防御、使い魔召喚】 ワイズの母親。1巻における最終的な敵。「子供に愛情を与えない母親」。 見た目は褐色肌の妖艶な美女悪魔だが、我が強く自分勝手。さらにはその我侭を叶えるほどの力(チート)を何者かの手によって授けられてしまっている。ホスト狂いの筋肉フェチで、他の町の人々を脅して美男子をかどわかし、家具代わりにして弄んでいた。現在はママン村にも脅しをかけている。 正体はワイズの母親で本名は和乃。女帝としての姿は魔法で化けたものであり、本来の姿は加齢臭を気にしている普通の中年主婦。 ホスト狂いで給食費まで使い込んだことから夫とは離婚しており、ワイズの親権も夫の方に渡っている。娘とは疎遠になっていたが本心では仲直りを望んでおり、娘に声を掛けてゲームに参加した(やり方には難ありだが)が、上述の「力」を手にしたことで再び暴走。調子に乗ってまた男遊びを始めたことで娘をのけ者にし始め、袂を分かつ。戦い方はワイズと非常に似通っているが、ワイズ以上の魔法をいくつも使いこなす。 シラーセからその在り方を危惧されており、説得の言葉を向けられたが聞く耳持たず棺桶に閉じ込めてしまう。その後、女帝の悪事を知った真人たちと戦うことに。 「子供は親の平穏や自由を奪うだけの存在」と公言して憚らず、それが原因で真々子の怒りを買う。一度は追い詰められるも再びチートによる新たな力を得て真々子たちと対峙するが、弱点は娘と同様に「魔法封じ」であり、ポータのアイテムで魔法を封じられ、ワイズと真人の攻撃でダメージを受ける。追い詰められたことで真々子を説得しようとするが、真々子は夜の女帝の言葉を認めた上で「それでも子供を愛するのが母親」と告げる。借り物のチート能力と、母としての想いが形作った力。どちらが勝つかなど目に見えており、最後は真々子の二回攻撃によって敗れ、本来の姿へと戻った。 エピローグにてワイズから手を差し伸べられたことで面と向かって話し合い(罵り合い)、一応の和解を果たした。その後、一時ログアウトとなり運営側に事情聴取される運びとなった。 素の状態では娘と似た性格で、娘に小遣いをせびるなど図々しく我侭で気が強い。 チートの力として、対象を強制的にスタン(動けなくする)させたり、3回の攻撃を完全に無効化するヴェールなどを用いる。更なる力を授かった後は三体の使い魔を呼び出すことが可能となった。 8巻で再登場。キャラクターネームを「ナイトクイーン」に改めたが誰にも呼ばれないので本名である和乃を名乗るようになった。1巻の時と比べると性格はかなり丸くなり、自分勝手な面はほとんどなくなった。娘並みに不遇に見舞われるギャグキャラクターとなっている。 運営から取り調べを受けている時にメディママと知り合っており、失言の応酬を交わしながらも息の合った仲となった。運営からの依頼によりハハーデスを確保するべく「MMMMMORPG(仮)」の世界へと戻って来た。ジョオーとシラーセの提案でアイドルユニット「OKA3」のアイドル2号にされてしまい、呆れつつも世界を救うために協力する。大地に起こった悪影響でママン村の温泉が冷え切ってしまった時は、魔法によって一時的に温泉を復活させた。そして反抗する娘に手を焼く母親に対し、「放任」しながらも子供たちに目を向けることが大事だと説いた。結果、母親から突き放された子供たちは甘えるようになり、大地が正常化したことでママン村の温泉も復活。かつて迷惑をかけた村人たちに償いを果たした。 娘の玄夜を出産したことを後悔しているなど子供や育児に対する不平や不満ばかりを口にし娘の玄夜と常に親子喧嘩を繰り広げる。さらに出産を股から生まれると直接的に卑猥表現を臆面もなく行って玄夜を困らせる傍若無人な母親でもある。マンガ版 ワイズの回想の中で本来の姿が描かれた時は影が掛かっており素顔は不明。服装は水商売を思わせるものだった。決戦後に描かれた容姿はアニメと同一となった。 アニメ版 少々設定が変わり、自分の強さに調子に乗った和乃をワイズから見限ったというものになっている。決戦の際は、ワイズの方から去ってしまったことを指摘して娘を後悔させる展開が描かれた。 コニーリォ、オレッキオ、ティフォーネ 夜の女帝がハハーデスから授かった三体の使い魔。それぞれ青い毛の兎、耳のような模様が描かれた蝶、金銀財宝が渦巻くつむじ風の姿をしている。いずれも真人たちによって撃破された。 メディママ 声 - 中原麻衣 【性別:女 / 年齢:不明 / 職業:癒術師 / 武器:母親専用チート装備の杖(無詠唱で呪文の効果を発動) → アペルトの杖→ 新装備の杖(8巻)】 メディの母親。2巻から登場。「子供に自由を与えない母親」。 真々子ほどではないが若々しい熟女。娘に対し「常に一番でいること」を強要する教育ママ。恐ろしく負けず嫌いで真々子に対して激しい敵意とライバル心を燃やしている。勝つためには手段を選ばない。自慢話になると早口で長々と話す癖がある。 当初は余裕たっぷりに自分たち母子が一番であることを語り、真人たちを妨害してジョコ・アカデミアにおけるメディの成績を上げさせていたが真々子の無意識のスキルで妨害工作を邪魔され、さらにはメディが真人に負けたことで余裕をなくしていく。妨害工作のやり方もえげつないものになっていき、人前でメディを叩くなどの暴力まで見せるようになる。白瀬によれば当初から運営側に問題視されていたらしい。 実は今の人格は何者かによって授けられた「アペルトの杖」の影響によるもので、本来の彼女は「立派な娘に育てたい(同時にそうすることができるか)」と思い悩む善良な母親であった。だが行き過ぎた教育を強要し続けたことで娘はストレスから壁を蹴るなどの行為に及び始め、何とかしたいと思って「MMMMMORPG(仮)」に参加。やがて「娘を立派に育てられる母親になりたい」という想いがアペルトの杖の影響で暴走し、「娘を利用してでも一番の母親になる」というものとして表面化してしまった。真々子の説得と力によって杖は砕かれ、本来の自分を取り戻し、メディに母親としての弱さを見せたことで和解した。エピローグでは自分の間違った教育を綴ったブログの処分をするためログアウトし、娘のことは真人たちに託した。 8巻で再登場。運営からの依頼によりハハーデスを確保するべく「MMMMMORPG(仮)」の世界へと戻って来た。運営から取り調べを受けている時にメディママと知り合っており、失言の応酬を交わしながらも息の合った仲となった。和乃からは「メママ」の略称で呼ばれている。ジョオーとシラーセの提案でアイドルユニット「OKA3」のアイドル3号にされてしまい、恥ずかしがりながらも世界を救うために協力する。ジョコ・アカデミアで生徒たちによる反乱が起こった時は、「エリートになること」を強要する保護者と強要されている子供たちを一喝。「親という保護者が側にいる内に遊ぶことを覚えるのが大事」と解き、ゴッツイ先生に頼んで文化祭を開催させ、生徒たちを呪縛から解放した。大切な子供だからこそ親が管理すべきという「厳格」な考えは今でも変わっていないが、それも程々がいいと考えるようになっていた。今でも真々子に対してわずかながら対抗意識を見せることもある。 主要人物の中では唯一本名が判明しなかった。アニメ版 原作よりも若々しい容姿となっている他、何かにつけて嘲笑を浮かべるクセがある。またジョコ・アカデミア編後半では、狂気的な笑みを浮かべる様も描かれ「悪人」らしさが強く出ている。原作で行った数々の妨害工作やメディに対する体罰は行っていないが、代わりに苛立ちが強く描写されており、早い段階から余裕をなくしていた。メディの衣服を引き裂く、真人を殴ろうとするなど凶暴性も増している。 ポッチ母とチャンカーの母親たち 声 - 橘U子(ポッチ母)、御堂ダリア、岩橋由佳、仲村かおり、所河ひとみ 3巻から登場。「子供の気持ちを受け止められなかった母親たち」。 テスターではなく海辺の町チャンカー在住のNPC。ポッチの母親は雑貨屋の店員。 息子たちがこぞって家出をし「ソロゴロシの塔」に引きこもってしまっていたので困っていた。後に改心したポッチを通じて真々子らと知り合い、「お母さんギルド」に加入して塔攻略に協力することに。性格は良くも悪くも中年の女性であり、家の戸締りを忘れたので確認しに戻ったり、タイムセールがあれば攻略そっちのけで買いに走ったりと中々攻略が進まない原因となっていた。しかしそのおかげでアマンテが仕掛けた数々の罠を回避するという結果になった。 3巻終盤ではアマンテ討伐に向かった息子たちがモンスターに変えられてしまい動揺するが、真々子の言葉で「抱き締めて受け止めてあげればいい」と悟り、母の愛情によって子供たちを元に戻した。なお、その際に真々子の力によって頑丈な防具「フルアーマー」が生み出され子供たちの攻撃を防いでいる。 8巻にてポッチの母親が再登場。母親たちと共に「フルアーマー」に身を包み、暴動を起こした若手冒険者たちからソロゴロシの塔を守るべく奮闘する。ポッチの頼みで真々子たちをソロゴロシの塔の最上階まで送り届けた。 ポッチ 声 - 小山剛志 3巻から登場。海辺の町チャンカーに住む17歳の少年(見た目はモヒカンでオッサン顔)。当初は家出をした際に知り合ったアマンテに唆され、真人たちへの刺客として登場。占い師(の格好をしたセールスマン)に扮して爆弾水晶を売りつけて爆破しようとしたり、「お母さんギルド」に仲間を引き連れて乗り込み破壊活動などを行っていたが、真々子が見せる母親としての優しさに触れ改心した。その後、自分たちで壊してしまったギルドの修繕と改修を行って償ったほか、アマンテへの落とし前として仲間を引き連れて討伐に向かう。しかし返り討ちに遭い、闇の力によってモンスターへと変えられてしまう。だが真々子たちと一緒にいた母親たちの愛情の力によって元の姿へと戻った。 当初は真人とは険悪だったが改心後は「真人君(8巻では真人)」「ポッチさん」と呼び合うなど関係も良好になった。3巻エピローグでは塔攻略の記念と自分たちを救ってくれたお礼として「お母さんギルド」を称えたモニュメントを作り、真人だけは特別な一文が刻まれていた。内容が内容なので途轍もない羞恥心を与えてしまう。 8巻で再登場。暴動を起こした若手冒険者たちからソロゴロシの塔を守るために奮闘する。冒険者たちを次々と海へ投げ込むなど高い実力を見せていた。9巻では幼女化したアマンテと再会し、受けた仕打ちについての面当てのような台詞を投げかけている。しかし恨んではいないようで、今更アマンテをどうこうするつもりはない様子。子供たちを育てる道を選び保育士を志望する。 ポッチの仲間たち 声 - 村上裕哉、柳田淳一 3巻に登場。チャンカーの荒くれたち。ポッチと同様にアマンテの仲間になっていたが改心し、ギルドの拠点の修繕と改修を手伝った。その後、アマンテに敗れモンスター化してしまうが母親たちの愛情の力により元の姿へと戻った。 オカンヤーデの母親たち 4巻に登場。NPC。「子供に自分を誇れない母親たち」。 元々は普通の母親たちだったが、ソレラの実験により子供と引き離されカジノの地下遺跡で母親対決を繰り広げ、賭け事に夢中になっていた。ソレラの実験とは、子供と引き離された母親たちが子供たちとギャンブル、どちらを取るかというもの。母親たちも家事が上手くない自分をダメな母親と見て自信を失っており、現実逃避をするようにギャンブルにはまっていた(それに加えソレラに操られていた)。最終的に真々子の言葉によって奮起し、ソレラとの戦いに参加して真人たちを援護した。その後、また母親たちがギャンブル狂に戻らないようにと真々子の計らいにより、すべてのカジノに「母親が賭け事に夢中になったら子供が呼び出される」「子供が賭け事に夢中になったらバニーガール姿の母親が呼び出される」というシステムが導入され、母子が互いを気遣うようになったことで暴走する心配がなくなった。 リーネ 6巻に登場。一般家庭の女性でNPC。モーネの母親だが血の繋がりはない。「子供の行く末に心配していた母親」。 娘モーネが過剰なくらい甘えてくるので困り果て、『お母さん屋』へ相談にやってきた。真人が「母親に対する甘えが自立を妨げている」というリーネの気持ちを代弁する形でモーネは説得された。 9巻で再登場。モーネの事情は知っており、血は繋がっていなくても「母親」として娘を愛していることを明かした。 モーネ 【性別:女 / 年齢:15歳 / 職業:お母さん屋の受付嬢 / 能力:吸引、状態異常無効】 6巻から登場。リーネの娘。カーサーンの町在住。15歳でありながら未だに親離れできず、母親にべったりと甘えて困らせている。明るく元気な女の子だが、躁鬱がやや激しく、甘えることを拒否されると途端に激しく落ち込んでしまう。 真の名は魔神マムモーネ。本来なら隠しボスとして創られるはずだったが、ストーリーの作製に遅延が生じたため町娘として実装された。戦闘能力はほとんどないが、「甘え」が欠乏すると自身がブラックホール化し、周囲にあるものを見境なく引き寄せ、粉々に砕いてしまう。彼女が母親リーネに甘えていたのはこの力を抑制するためでもあった。また最強キャラのため状態異常は効かず、ソレラの最強のデバフさえも無効化した。 真人から母親への過剰な甘えのせいで自立を妨げていると指摘され、ママを心配させないように自立を目指して働くことを決意。真々子の提案によりお母さん屋の受付嬢となった。また彼氏の存在も欲するようになり、自分を説得してくれた真人に対して強い好意を示すようになった。以後は真人に抱きつくことで「甘え」成分を補給するようになる。「真人君の彼女」を自称し、ワイズとメディに対し一方的にライバル視している。ただし真人には甘えられるのは嫌がられており、彼女という風にも想われていない。 7巻では、お母さん屋の仕事があるため真人たちの冒険にはついて行かなかったことが語られ、登場はしなかった。 8巻にて再登場。ハハーデスの策略により母親に対して反抗をし始めた子供たちの対処に悩まされていた。真々子たちと合流した後は、世界各地で起こった異変の情報収集を担当し、後方支援を担った。 9巻では甘え成分の枯渇から「魔神マムモーネ」へと覚醒してしまい、世界中から「甘いもの」を集めまくるという行動に出る。しかし真人たちの活躍によって制圧され、「天使モーネ」に生まれ変わった。10巻にて魔神の力を解放しようとしているので、いつでも戦闘力を発揮できるようである。魔神マムモーネ 9巻における最後の敵にして「MMMMMORPG(仮)」最強の隠しボス。前述の通り甘え成分が枯渇したことでこの形態へと覚醒した。外見はほとんどモーネだが角と翼が生え、言動も人を馬鹿にしたような享楽的なものとなっている。胸には穴が開いており、これがブラックホールとなって対象を吸い込む。 配下のアメンボ妖精を取りつかせることで対象を洗脳ができるほか、「甘え」を補給することでパワーアップも可能。劇中では展開した魔法陣の中心に真々子とHAHAKOを置くことで甘えを供給し、無敵状態になるという効果を発揮した。また平時の状態でさえもHAHAKOを寄せ付けない実力を誇る。弱点はピーマンの匂いなど「苦いもの」。 胸に開いた穴を埋めるべく世界中から「甘いもの」を集め始める。手始めに子供たちへのクリスマスプレゼントを奪い、真々子やHAHAKOまで洗脳して支配下に置いた。助けに来た真人たちと四天王たちの連合パーティーも圧倒するほどの力を見せつけたが、弱点を見抜かれ、二人の母を奪還されてしまう。最後はアマンテとHAHAKOの絆より生まれた「子の剣フィーリオ」を手にしたアマンテの衝撃波によって倒された。 制圧後は「天使モーネ」に生まれ変わったと言ってごまかそうとしたが、実は魔神の時でも人格はモーネそのものであり、「そういうテンションだった」ことをうっかり白状してしまう。真人から迷惑をかけた償いとして、クリスマスツリーのスター役をやらされた。 鈴谷 加奈子(すずや かなこ) 6巻から登場。里香の母親。「子供の夢に嫉妬していた母親」。 常識人であり娘の蛮行には終始呆れていた。里香の「王子様に会う」という目的のため、無理やりゲームに参加させられた(母子同伴が必須のため)。今でも夢見る乙女でいる娘には心の底から呆れていたが、実は自身もイラストレーターだった過去があり、娘と同じ夢を見ていたころがあった。夢破れた自分とは違い、今でも夢を見続けている娘に嫉妬していたが、真々子の「子供の幸せを願う母親だから」という言葉を聞き、娘を応援するようになった。 鈴谷 里香(すずや りか) 6巻から登場。イラストレーターの女性。運営側の人間であり、キャラクターデザイン担当。ゲームそのものにはあまり関わっていないが、ポータの正体について知っている様子を見せている。 眼鏡をかけた大人の女性で、性格はかなりのジャイアン。目的のためには周囲に協力させ平然と巻き込むが、いざとなると緊張のあまり固まってしまう。言い換えれば他力本願であり、自分で努力するという考えを持つ真人とは価値観が異なる。 年齢は30間近だが今でも夢見る乙女であり、いつか自分を迎えに王子様が来てくれると願い続けていた。その願望を叶えるべく、上司を脅して「王子様」を実装させることに成功。母・加奈子を伴いゲーム世界へとダイブし、真々子たちに自分の念願成就の手伝いをさせる。 ついにオウジと対面するが、いざとなると緊張の余り声を発せなくなってしまった。しかし、オウジもまた造物主である里香のことを女神の如く好いており、両想いであることが判明。あまりの事態に気が動転するが、加奈子から「子供の幸せは母親の幸せ」と背中を押され、オウジのプロポーズを受けた。その後、真々子たちの協力により王族の「試練」を乗り越え、オウジとのロイヤルウェディングを控えることになった。 ジョオー・オブ・カーサーン 6巻から登場。カーサーン王国の女王。「子供の背中を押せずにいた母親」。 息子が甘えてくれないのを残念に思っており、真々子たちが経営する『お母さん屋』に相談にやってくる。母子の仲がいい国民を妬むあまり『親子の触れ合い禁止令』を出しかけていた。 当初は王子と里香の婚姻に反対していたが、両想いだと知ると王家の試練を提示。真々子たちの助力により二人が試練をクリアした後、次元を越えて結ばれた息子たちを心から祝福する。そして、これからは二人の仲を後押しすることを誓った。 王様との関係は不明。 8巻で再登場。各地で生じた異変の解決をシラーセ、真々子たちに依頼した。それから真々子、和乃、メディママに対して「アイドルの制服」を送り届け、アイドル活動を行わせた。 オウジ・オブ・カーサーン 6巻から登場。女王陛下の息子。 母への甘え方がわからず悩んでいたが、真人が仕方なく真々子に甘える姿を見て希望を見出した。造物主である里香を女神の如く想っていたが、名前が適当だったことから少なからず不信を抱いていた様子。しかし、それは里香の上司(チーフ)が勝手につけた名前だと知り、疑惑は氷解。お見合いパーティの場で里香にプロポーズした。 弓月 10巻に登場。代々続く小料理屋「弓月」の女将。娘が店をカレー専門店にすると言い始めたので仲違いし、見兼ねた客の勧めでMMMMMMRPG(仮)を紹介されたことで参加する。しかし目的は母子関係の修復ではなく、ゲームの中でお店を開いて勝負をすることにあった。真人たちを巻き込んで美食家クウフクを判定人に料理勝負を行うが、結果は母子ともに失格。直後に真々子の料理がクウフクに認められたことで自分たちに何が欠けていたのかを悟る。以後は娘と一緒に料理をして店を開き、どちらが考案したメニューが上手いかで勝負の続きをすることとなった。 ラージャ 10巻に登場。名もなき宿場町でカレー屋を営む少女。弓月の娘。ワイズといい勝負の貧乳でベリーダンサーのようなセクシーな衣装を着ている。接客態度はいいが怒ると「1人1億マム」を要求するなど実は短気。 現実世界では料理学校に通っていたが「小料理屋なんて流行らないからカレー屋にしよう」と母に提案したことで大喧嘩となる。そこでゲーム世界でお互いに店を開き、どちらが人気があるかで勝負をすることとなった。だが公然と口喧嘩していることもあって客が入らず、そこで美食家クウフクを判定人に料理勝負を行う。判定は母子して失格となり、直後に真々子の料理がクウフクに認められたことで何が足りなかったのかを悟る。以後は母と一緒に料理をして店を開き、どちらが考案したメニューが上手いかで勝負の続きをすることとなった。 なお、ラージャがカレー屋にこだわったのは、母の好きな料理がカレーだったからである。 試食品売り場の女性 10巻に登場。カーサーンの街の大型食材店で(勝手に)試食品コーナーを担当している中年女性。実は店員ではなく、かつては大盗賊として知られた女性。息子が自分のような盗賊を志し、修行として万引きをしているのを知り、。変装して様子を見に来ていた。息子が盗んだ分の代金をこっそりと置いていた。表向きは息子の愚行をやめさせたいと言っているが、本心では自分を目標としてくれることに喜んでおり、だからこそ頭ごなしに辞めさせることはできなかった。 万引き犯 10巻に登場。変装の名人の少年。伝説級の大盗賊として知られた母親に憧れ、自分もそんな風になろうと志している。修行の一環として大型食品店の商品を毎日一個ずつ万引きしていた。だが真々子によって悉く阻止され、最後の変装も女の勘で見破られてしまう。密かに様子を見ていた母親に怒られ、店長に謝罪したことで許された。
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