賭け事とは?

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かけ ごと [2] 【賭け事】

金品をかけてする勝負事。かけ。


賭け事

★1a.鬼と賭け事をして勝つ。

長谷草子御伽草子見知らぬ男中納言長谷雄に双六勝負挑む。男は絶世の美女を、長谷雄は財宝それぞれ賭け物にして、朱雀門の上双六を打つ。男は形勢不利になり、興奮して鬼の正体現す長谷雄はかまわず打ち進め、勝利を収める

★1b.死神と賭け事をして負ける。

第七の封印ベルイマン十字軍騎士前に死神現れる騎士死神チェス勝負を挑み、「私が勝ったら見逃してくれ」と請う死神承知して、騎士チェスをする。死神が勝ち、騎士負ける。死神は、騎士とその妻・従者鍛冶屋夫婦など数人を、死の世界へ導く。彼らは手をつないで一列になり、死神に連れられて丘の上を歩いて行く。

★1c.死神と賭け事をして勝つ。

午後の出来事星新一おせっかいな神々』) 青年が、見知らぬ黒服の男トランプゲームをして勝つ。黒服の男負け認め青年が持っていた演奏会入場券取り上げ、破り捨てる。青年演奏会に行けなくなったので怒る。その夜演奏会最中照明装置が、青年のすわるはずだった席に落ちる。青年は、黒服の男(=死神)とのトランプに勝ったから、命拾いしたのだった

★2a.賭け事に負け王国を失う。

マハーバーラタ第2巻「集会の巻」 クル家の百人兄弟長男ドゥルヨーダナ叔父シャクニと謀って、パーンドゥ家の5人兄弟長男ユディシュティラ賽子さいころ賭博に招く。賽子達人シャクニのためにユディシュティラ負け続け、ついに自分の治める王国を失う。ユディシュティラは、4人の弟(ビーマアルジュナナクラサハデーヴァ)及び彼ら5人の共通の妻ドラウパディーとともに追放される。彼らは、12年間の放浪生活を送る。

マハーバーラタ第3巻「の巻」 魔王カラは、ナラ王がダマヤンティ姫の婿になったことを憎みナラ王の弟プシュカラをそそのかしナラ王と賽子賭博をさせる。ナラ王は賭に負け王国財産も失う。彼は着の身着のままで妃ダマヤンティとともに王宮を出て、さまよう〔*物語最後ナラ王はもう1度プシュカラと賭をして、王国取り戻す〕。

★2b.賭け事に負け財産を失う。身代をつぶす。

嵐が丘(E・ブロンテアーンショー家に拾われた孤児ヒースクリフは、長男ヒンドリー虐待された。10代の末頃にヒースクリフ家出し、3年後に立派な紳士となって戻って来る。ヒースクリフヒンドリー博打誘いヒンドリー博打負け続けて、家も土地も失う。ヒンドリー病死後、その息子ヘアトンは、ヒースクリフ召使にされてしまう。

本朝二十不孝井原西鶴)巻3-2「先斗に置いて来た男」 投機で財を成し八五郎吝嗇だったが、ある時、加留多カルタ)の勝負1度20両を賭ける。人々が驚くと、「即座に2倍儲かる商売は他にない」と言って以後博奕にふける。しかしその道の玄人の手玉に取られて、身代をすっかり失う。

★3.魔術など超自然的方法で賭け事に勝とうとする。

スペードの女王プーシキントランプ必勝法を知る老伯爵夫人に、その秘密教えるよう工兵士官ゲルマン強要し、老伯爵夫人恐怖余り死ぬ。葬儀の夜、老伯爵夫人ゲルマン枕元に立ち「3、7、エースの順に賭ければ勝つ」と告げる。その通りにしてゲルマン途中まで勝つが、最後に引いたエーススペードの女王変わり、老伯爵夫人に似た顔で笑う。ゲルマン発狂する。

魔術芥川龍之介) 「私」は欲を捨て約束をして、印度ミスラ君の家で魔術を習う。1ヵ月後、「私」は倶楽部友人たち骨牌トランプ)をし、全財産賭け勝負を挑まれたため、魔術を使って勝つ。そのとたん骨牌キング笑い、「私」はミスラ君の家にいることに気づく1ヵ月経過したと思ったのは、ほんの2~3分間の夢だった。

★4.賭け事に絶対負けぬ法。

東坡蘇軾)「道人の戯語」 道人が寺でいろいろなマジナイ秘法を売っており、その中に賭博絶対負けぬ法」と記した封筒があった。若者がそれを千金で買い、帰ってから開けて見ると、「賭博をするな」と書いてあった〔*当たり前のことが書いてあった、という点で→〔旅〕6aの『古代秘法』(星新一)と類似の発想〕。

★5.勝っても負けても結果は同じ賭け事。

遊仙窟張文成旅人の「私」は、17歳寡婦・崔十娘(じゅうじょう)の屋敷一夜の宿請い手厚くもてなされた。「私」は十娘に双六勝負を挑み、「伏床(ふしど)を賭けましょう」と提案する。「十娘さまが負けたら、私と同じ床で一晩いっしょに寝ていただきます。私が負けたら、十娘さまと同じ床で一晩いっしょに寝ましょう」。十娘は「ずいぶんお上手なお考えですわ」と笑った→〔一夜妻〕1。

★6.この世でもあの世でも賭け事。

子不語3-75 賭博好きの某は、重病死にしながらも「丁だ、半だ」とわめき、「陰司の賭神と勝負しているのだ」と言った。「紙銭1万焼けば、俺は生き返らせてもらえるだろう」と言うので、家人はそれを信じて紙銭焼いたが、は死んでしまった。ある人が言った。「は、あの世で博打(ばくち)を打つために、紙銭1万騙し取ったのだ。もともと娑婆に戻る気はなかったのさ」。

ロシアン・ルーレットによる賭け→〔ロシアン・ルーレット〕3の『ディア・ハンター』(チミノ)。


賭博

(賭け事 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/25 02:57 UTC 版)

賭博(とばく、: gambling: Glücksspiel: jeu d'argent)とは、金銭や品物を賭けて勝負を争う遊戯のこと[1]


  1. ^ a b 広辞苑第六版「賭博」
  2. ^ a b 大谷實『新版刑法講義各論[追補版]』(成文堂、2002年)533頁
  3. ^ サイコロを投げてその目の出方に掛ける競技であるが、サイコロを投げる役であるシューターがプレイヤーに回り、シューターも他の役と同様に掛けることが出来るため、賭事と博戯が混在している。
  4. ^ 投資商品の中でも、当たれば巨額の利益が得られるが、相場の値下がりなどによる投資額の損失リスクが高いもの。
  5. ^ アメリカ精神医学会 『DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル』、578-582頁 「物質関連障害および嗜癖性障害群 - 非物質関連障害群 - ギャンブル障害」。日本語版用語監修:日本精神神経学会、監訳:高橋三郎・大野裕、訳:染矢俊幸・神庭重信・尾崎紀夫・三村將・村井俊哉医学書院2014年6月15日ISBN 978-4260019071 
  6. ^ WHO 『ICD-10 精神および行動の障害-臨床記述と診断ガイドライン(新訂版)』、221-222頁「F63 習慣および衝動の障害」 監訳・融道男・中根允文・小見山実・岡崎祐士・大久保善朗。 医学書院2005年11月15日ISBN 978-4260001335 
  7. ^ この場合の引換券は「ゲームカード」と言われ、当てれば粗品がもらえるカードの意。


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