パスカル【Blaise Pascal】
ブレーズ・パスカル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/08 09:12 UTC 版)
ブレーズ・パスカル(Blaise Pascal、1623年6月19日 - 1662年8月19日)は、フランスの哲学者、自然哲学者、物理学者、思想家、数学者、キリスト教神学者、デカルト主義者、発明家、実業家である。
- ^ フランソワ・モーリアック『パスカルとその妹』(理想社、1963年)7ページ
- ^ 例えば、白水社イデー選書版の邦訳『パンセ』(由木康訳)に載せられている解説において、その旨が書かれている。
- ^ ニーチェは時代を問わず様々な哲学者を引用して検証するが、中でもパスカルからの引用は数が多く、パスカルの文言が多用されている。そのことは、國分功一郎の『暇と退屈の倫理学』(朝日出版社、2011年)などにおいて言及されている。
- ^ パスカル、『パンセ』、前田陽一、由木康訳、中公文庫、1973年、246頁。
- ^ パスカル、『パンセ』、前田陽一、由木康訳、中公文庫、1973年、184~241頁。
- ^ 赤木昭三「パスカルの『パンセ』とリベルタン」『Gallia』第54巻、大阪大学フランス語フランス文学会、2015年3月、11-28頁、ISSN 03874486。
湟野正満「「パスカルの賭」における<<trois>>の意味」『仏文研究』第11巻、京都大学フランス語学フランス文学研究室、1982年1月、280-293頁、doi:10.14989/137652、ISSN 0385-1869。
川口茂雄「ラシュリエ『パスカルの賭けについての覚書き』再読 ―神の存在証明から“私”の賭けへ,あるいはフランスにおける超越論的哲学の誕生―」『甲南大學紀要.文学編』第171巻、甲南大学文学部、2021年3月、205-220頁、doi:10.14990/00003775、ISSN 0454-2878。
- 1 ブレーズ・パスカルとは
- 2 ブレーズ・パスカルの概要
- 3 著書
- 4 主な日本語訳
ブレーズ・パスカル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 16:11 UTC 版)
ブレーズ・パスカルは『パンセ』において幸福にも言及している。 誰もが幸福になりたいと思っている。そこに例外はない.....。これこそが、首を吊ろうとする人をもふくめて、あらゆる人間のあらゆる行為の動機である。(『パンセ』425) 絶えず幸福になろうとしている状態にあるかぎり、われわれはけっして幸福になることがない。(『パンセ』172) 現代フランスの代表的モラリストの一人であるコント=スポンヴィルは次のように説いた。「あるがままのものを認識し、できることを意志し、起こることを愛すること」
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固有名詞の分類
思想家 | ヘンリー・モア アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド ブレーズ・パスカル フリードリヒ・エンゲルス セーレン・キェルケゴール |
フランスの哲学者 | ニコル・オレーム ルイ・ガブリエル・ド・ボナール ブレーズ・パスカル オーギュスト・コント シモーヌ・ド・ボーヴォワール |
フランスの数学者 | エドゥアール・リュカ ニコラ・ブルバキ ブレーズ・パスカル エリ・カルタン フランソワ・ビエト |
フランスの物理学者 | エティエンヌ・ルイ・マリュス ギヨーム・アモントン ブレーズ・パスカル アンドレ=マリ・アンペール ルイ・ネール |
フランスの著作家 | ジョルジェット・ルブラン ルイ・ガブリエル・ド・ボナール ブレーズ・パスカル アナトール・フランス マクサンス・カロン |
17世紀の数学者 | 建部賢弘 ボナヴェントゥーラ・カヴァリエーリ ブレーズ・パスカル ニコラ・ファシオ・ド・デュイリエ フランソワ・ビエト |
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