考える葦とは? わかりやすく解説

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考(かんが)える葦(あし)

読み方:かんがえるあし

パスカルの「パンセ」の中の言葉。「人間は、自然のうちで最も弱い一本の葦にすぎない。しかしそれは考える葦である」として、人間の、自然の中における存在としての弱さと、思考する存在としての偉大さ言い表したもの。


考える葦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 10:16 UTC 版)

ブレーズ・パスカル」の記事における「考える葦」の解説

有名な人間は考える葦である」とは、人間自然の中で矮小な生き物にすぎないが、考えることによって宇宙超える、というパスカル哲学者として宣言表している。それは人間に無限の可能性認めると同時に一方では無限の中の消えゆく小粒子である人間有限性をも受け入れている。パスカル人間をひとくきの葦に例え記述した文章は、哲学的な倫理道徳について示した次の二つ断章である。そこでは、時間空間における人間《私》の劣勢に対し思惟(そして精神)における人

※この「考える葦」の解説は、「ブレーズ・パスカル」の解説の一部です。
「考える葦」を含む「ブレーズ・パスカル」の記事については、「ブレーズ・パスカル」の概要を参照ください。

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