合百とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 人文 > 概念 > 行為 > 合百の意味・解説 

合百

読み方:ごうひゃくごうびゃく

  1. 米屋町こめやまち)で行はれる賭博一種。〔隠語
  2. ごうひやく。相場の上下げの賭をする賭博
  3. 取引所相場を基とする賭博一種次の立会又は翌日相場当て事をして金銭をかける。
  4. 株式取引所附近行われる賭博一種で、これには、本場合百、早合百、中合百、乞正合百などがある。〔一般犯罪
  5. 株式取引所附近でする賭博一種 昔米相場について行われたもので米一変動文を賭したところより。〔博〕
  6. 或る相場を目当として売買形式金銭賭け、その相場決定した決定相場賭け相場よりも高ければ買方の勝とする賭博、昔米相場で米一合に金百文を賭けたころからこの語が生れた。
  7. 株式取引所附近行われる賭博一種でこれには、本場合百、早合百、中合百、乞正合百などがある。

分類 会社株式経済、博/犯罪犯罪

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

合百

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/04 23:14 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

合百(ごうひゃく)は、特定の株式商品先物などの値動きを対象とする日本の伝統的な賭博

概要

合百の語源は、米相場の変動額に対して銭百文をかけたことによる。江戸時代市場に出入りする旦那についてきた丁稚小僧が始めた少額の賭博であったものの、明治時代には合百師と呼ばれる賭博師が現れるなど専門性を増していた[1]

1949年6月22日には、東京株式取引所の特定の株(鐘紡東洋紡日本郵船などの当時の大型株)の値動きを対象として、兜町界隈で合百を行っていた集団が警視庁保安課の手入れを受け22人が逮捕されている[2]

脚注

[ヘルプ]
  1. ^ 合百”. 精選版 日本国語大辞典. 2020年3月3日閲覧。
  2. ^ 「合百賭博に手入れ 女もまじえた一味二十二名検挙」『日本経済新聞』昭和24年6月23日2面

関連項目


「合百」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



合百と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「合百」の関連用語

合百のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



合百のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
皓星社皓星社
Copyright (C) 2025 株式会社皓星社 All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの合百 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS