賭け物(遊技や籤)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/04 18:26 UTC 版)
金魚すくい - 小さな金魚を掬う。大抵は高級金魚養殖の選抜で間引かれた個体で、すぐに死んでしまうことも多いが、育て方が上手だと良い形に成長する。もともと金魚は縁起物として中国より伝わった。 カタヌキ - 動物やキャラクターなどの絵柄がプリントされた、ハッカ味で板状の砂糖菓子を買い、絵柄通りにカタ抜きをしていく。綺麗に絵柄をカタ抜きできればお金がもらえるというシステムの屋台。複雑な絵柄であるほど金額が上がる。地域によっては「ナメ抜き」などと呼ばれる。また近年では賞金給付が賭博の一種と捉えられ、また縁日を開く寺社の要望や自主規制により、難易度に応じた玩具の提供などに移行する業者が増えている。 射的 - コルクを弾にした空気銃で的や景品に当てる射的遊技。最近ではあまり見られなくなったが、古くは弓矢や吹き矢を使うこともあった。近年では商品を薄い紙で吊るし、水鉄砲を使いその紙紐を濡らして商品を落とすといった射的もある。 競技(レース)-小動物や昆虫や淡水魚(うなぎやフナ)などを使い直線コースのレースを行い勝敗を予想させるものでレースよりも出走する生き物が珍しかったり面白いので客が集まった。 くじ引き 遊技銃 - くじ(籤)を引き番号と同じ遊戯銃がもらえる。最近では一回やって貰った物と、もう一回分の金額でワンランク上の物と変えてくれる屋台もある。 千本引き-紐の先に色々な景品が結び付けられており全ての紐を一ヶ所に束ねている為、何が当たるか判らないという工夫をした、紐を使ったくじ引き。 封筒引き - 封筒の中に商品の番号を書いた紙を入れておき客に引かせる単純なもの。もとは、文鳥や十姉妹といった小鳥を使い手なずけて封筒を引かせる見世物でくじ引きだけではなく「おみくじ」が主だった。鳥を使ったおみくじの見世物をする人は日本に数人しかいないといわれる。台湾では現在でも夜市などで文鳥占いを一般的に見る事が出来るが、日本統治時代に伝わった物か元々台湾が起源なのかは定かでない。 コリントゲーム - パチンコやスマートボールの原型となったもので自作のもので一等、二等、三等、スカなどのゴールを作り、玉の入った先で商品の当たり外れを楽しむといった遊戯で、現在では古くなったパチンコ台を利用していることが多い。 水盆引き - 丸い金属製の盥(たらい)に周囲に区切りを設けて区域別にはずれや当りなどの色分けをして、水を張り、ドジョウや源五郎(ゲンゴロウ)を中心に落として行う一種のくじ引き。 出店 スーパーボールすくい 射的 賭け物と縁起物
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