大型鬼とは? わかりやすく解説

大型鬼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/13 07:43 UTC 版)

討鬼伝」の記事における「大型鬼」の解説

ステージ上で立ちはだかる大型の鬼。いわゆるボス敵。各鬼にはそれぞれの鬼に似た変異種呼ばれる上位の鬼が存在し、名称や外見色彩属性などが異なっている。級の大型鬼は新たな攻撃パターン追加されている。 ミフチ/深淵 蜘蛛のような身体獅子のような頭を持つ大型の鬼。民間において牛鬼呼ばれ恐れられる存在同一のものと考えられている。鎌状の鋭い鉤爪は、幾多獲物の血で濡れている。大型鬼の中では最もポピュラーな種であり、このミフチを討つことが、一人前モノノフの証となる。 通常時行動は大型鬼にとって最も基本的なものであり、突進薙ぎ払い鉤爪切り裂くといったもの。糸を吐くことでモノノフ動き止める事が出来る。タマハミ時には、足全てを軸にして自身コマのように回転する攻撃をする。腹部存在する塊にはササガニ入っており、前述回転攻撃後に放出されるマフチ/真淵 ミフチ変異種外殻純白。爪はより巨大になり、血に染まったように赤い。腹部存在する塊にはササガニ不浄入っており、タマハミ時の回転攻撃後に放出されるカゼキリ/風切 四足のような姿をした大型の鬼。風を切って疾駆する姿から、この名が付けられた。俊敏な動きから繰り出される一撃によって多くモノノフ命を落としている。力で小型の鬼を使役しており、モノノフ達が疲弊したところを狙うなど、「狩り」と呼べ知能的な行動を取る。 通常時行動は、主に突進や爪で切り裂くといったもの。尻尾を振るう事で衝撃波出したり、回転する事で周囲薙ぎ払うタマハミ時には、鬣の一部ブレード状に変形し攻撃パターン一部変化するアマキリ/天切 カゼキリ変異種。天すら切り裂く刃を持つ鬼。タマハミ時に現れる長大な刃は天属性の力を宿している。 クエヤマ/崩山 山のごとき体躯を誇る大型の鬼。知能高くだまし討ちをするなど、狡猾な行動報告されている。一方で圧倒的な巨体から放たれる攻撃は、脅威一言突進跳躍攻撃は、まともに受ければ、骨まで砕かれる基本的な行動パターン巨体生かした攻撃や岩飛ばしだが、急に腕を振るったり、カウンターなどの予測しくいものが多い。タマハミ時には突き出た腹が裂けて内部の口が露呈し攻撃パターン捕食思わせるようなものになる。この姿に嫌悪恐怖煽られる者が続出している。ワダツミ/海神 クエヤマ変異種氷の力を身に宿しており、その一撃霧氷生み出すヒノマガトリ/火凶鳥 四つの羽を持ち、空を自由に舞う大型の鬼。炎の力を身に宿し灼熱吐息獲物焼き焦がす。異界の領域飛び越えて飛来することがあり、突然の襲撃受けて滅びたもある。また、小型の鬼を呼び出して使役する姿が目撃されており、鬼の社会性についての研究一石投じている。思わせる姿をしているため、富嶽探していた「の姿をした鬼」と思われていたが、後に彼が探していた鬼とは別種であることが分かった通常時行動は、主に炎ブレス使った範囲攻撃行い接近された時も尻尾を振ったり、全身回転させてから飛行するといった攻撃を行う。タマハミ時には、炎ブレスなどの一部攻撃がなくなるが、上体起こすことで人間のような体格になり、上翼と下翼が入れ替わって上翼が鞭のような腕に変形する行動パターンも鞭を振るうようなモーション変化するアメノカガトリ/天輝鳥 ヒノマガトリ変異種風雷の力を身に宿しており、紫電放って敵を焦がす。 ツチカヅキ/土潜 巨大なを持つ大型の鬼。本来は地面掘り進むために使われる思われるは、力強く発達しており、振り回されるだけで驚異的な破壊力発揮するまた、地面突き立て身体制動する目的にも使われ、「地面を滑る」という特異な突進攻撃可能にしている。よってツチカヅキとの戦いでは、腕の破壊を狙うことが推奨される普段動作は鈍いものの、地面を滑るといった攻撃機敏かつ俊敏である。タマハミ時には破壊され部位が前よりも強靭なものに再生し背中の刀扇状変形する常時地下に潜るようになり、地上打ち上げるには部位破壊行い潜れなくする必要があるホムラカヅキ/炎潜 ツチカヅキの変異種外殻隙間溶岩蔵しており、攻撃の度に炎が弾ける一説に、ツチカヅキは年を経る溶岩の海に向かい、力あるものがホムラカヅキに生まれ変わるらしい。 タケイクサ/建軍 猛々しい武将のごとく威圧感放つ大型の鬼。四本の腕を持ちそれぞれに炎と氷の力を宿している。脚部相当する器官持たないため、移動は遅いものの、遠距離広範囲属性攻撃は危険極まりない周囲高濃度瘴気ばら撒く危険な存在だが、八年前のオオマガドキ以来目撃情報途絶えていたものの、再び見かけられるようになった。 右半身氷属性、左半身炎属性持ち遠距離では氷を飛ばしてきたり、地面から炎を噴出させてくる。また近距離にいると腕で様々な攻撃をしてきて、前方にいるモノノフには容赦極まりない攻撃をしてくる。タマハミ時には、腕4本を足のようにして移動するようになり、一転して機動性上がる。この時に炎と氷混ざった光線放つことがあり、ダメージを受けると炎上氷結状態異常同時に受けてしまう。マガツイクサ/禍ツ軍 タケイクサの変異種。凄まじく濃い瘴気を身に宿し、右半身風雷、左半身大地の力を宿すモノノフ達の間に流れ風説によると、かつては二本の脚があり、伝説モノノフによって断たれ封印されたのだという。 ミズチメ/水蛇女 女性のような姿をした大型の鬼。脚部のような形状をしていることから、この名がついた。知能高く呪術長けており、氷の力を自在に操る他、相手眠らせる攻撃や、脚部使った攻撃仕掛けてくる。奇病「夢患い」の原因とされる眠り落ちたまま目が覚めないという症状の者が出た際は、周辺領域」でのミズチメ捜索推奨するタマハミ時には背中の殻を分離する。この時、殻に覆われている部位露出し攻撃可能になるまた、タマハミ時に脚部部位鬼祓いしてあると、最初タマハミ解除時にその部分強化され再生されるが、再度この部位破壊して鬼祓いをすれば、それ以降再生されなくなる。殻は鬼祓いができるが、成否かかわらずタマハミ状態が解除される度に再生される放っておくタマハミ解除時に、ミズチメ爆発させるカガチメ/巨蛇女 ミズチメ変異種呪術長け風雷自在に操る。「かがち」の名は、巨蛇(かがち)の事とも、風霊(かざち)の事と言われるダイマエン/大魔縁 巨大な鳥の姿をした鬼。その翼は岩のように硬く、刃のように鋭い。羽ばたける構造ではないことから、鬼特有の力によって、巨体飛行させているのだと考えられている。また体内爆発性岩石蔵し上空から地上攻撃する結界がもっと脆くなる直情より爆撃を受ければ、モノノフの里も無事では済まない羽部分は破壊可能だが、岩を喰らって何度でも再生する富嶽故郷ホオズキの里」を滅ぼした元凶で、長らくその所在判明しなかったが、ホオズキの里巫女交わした約束双子石によって、ようやく見つけ出す事に成功する。 他の鬼と違ってタマハミ状態になって変形変身行わず攻撃パターン接近戦絞られている。しかし、攻撃力格段に上昇し飛び掛かる際に地面隆起させたり、翼の一部ブーメランのように飛ばしたりするようになる。 『』では一部モーション改善され、羽飛ばし再生しなくなった。しかし、羽の呪部解体条件変わり外側か順次破壊する必要がある片翼だけでも計四回も破壊しなければいけない)。インカルラ/陰迦楼羅 ダイマエンの変異種紺碧の翼を持ち氷の力を身に宿した一説に、空の彼方星の海飛び去ったダイマエンは、インカルラとなって戻ってくるという。 ゴウエンマ/業焔魔 獄炎まとった大型の鬼。圧倒的な体躯に、すさまじい力を宿している。下位の鬼を支配して組織的な行動取らせる指揮官のような存在思われるゴウエンマ存在許せば、鬼の勢力拡大し、やがてオオマガドキが発生する発見次第、必ず討伐すべき鬼である。 通常時二本足移動し、炎の力を操り尻尾を振ったり、腕に炎をともして地面を殴るなどの攻撃をする。動きは驚くほど速いわけではないが、タマハミ状態になると手足トカゲのような体勢機敏な動きをしてくる(四肢尻尾破壊していると再生される)。ダイテンマ/大天魔 雷雲まとったゴウエンマ変異種蒼黒身体には、恐ろしいほどの力が満ちている。 クナトサエ/岐塞 「塞ぐもの」の名を持つ鬼。強大な力を持つ上位鬼のうちの一体。すさまじく硬い甲羅背負い驚異的な防御力を誇る。その名の通り強力な結界張る能力持っており、鬼たちの本拠を守る役目負っているという。 通常時モノイワ似た圧し掛かり攻撃背中の角から落雷発生させたり、尻尾を振って風を起こしたりする。タマハミ時には背中から「甲殻主砲」「甲殻砲」と呼ばれる突起五つ出現し回転しながらの砲撃などを仕掛けてくるようになるヨミトサエ/黄泉戸岐塞 クナトサエの変異種生者と死者の国を分かつ巨岩の名で呼ばれ、その甲羅現世異界全ての物質の中で最も硬いという。 ヤトノヌシ/夜刀主 似た身体四本の腕を持つ上位鬼。圧倒的な腕力絶大な呪力を誇る。また知能高くタマフリ似た能力使いこなす。自らが発する濃密な瘴気周囲振り撒き、「瘴気の巣」と呼ばれる危険地帯作り出すことがある巨大な体躯と剣と棍棒二刀流武器とする。タマハミ時にはのような体勢となり、腕を地面叩き付けたりジャンプしてからの圧し掛かり攻撃など、機動性攻撃力優れた攻撃仕掛けてくるようになるオカミヌシ/淤加美主 ヤトノヌシの変異種腕力呪力ともにヤトノヌシを凌ぎ炎と氷の力を身に宿すトコヨノオウ/常夜王 王の名で呼ばれる最上位の“鬼”。異界彼方より降臨しこの世にオオマガドキを告げる。圧倒的な力の前に人はただ絶望しひれ伏すしかないという。クナトサエとヤトノヌシに類似した鬼が融合した姿をしている。 上半身の鬼は右腕から多彩な呪力放ち左腕大刀薙ぎ払う下半身の鬼は口から火を噴き長大尻尾薙ぎ払うが、何よりも強靭な足で領域走り回るタマハミ時には背中の翼が巨大化し、空をも駆ける。トコヨノオオキミ/常夜大王 王の中の王称されるトコヨノオウの変異種。その力はトコヨノオウをも凌ぎ人々の胸に本物絶望を刻む。それでも希望捨てず戦い抜く者だけが、常世に朝をもたらす真のモノノフとなる。 上半身の鬼は右腕から多彩な呪力放ち左腕の大斧で薙ぎ払う下半身の鬼は口から火を噴き長大尻尾薙ぎ払い、自らが発する濃密な瘴気周囲振り撒くともできるが、何よりも強靭な足で領域走り回るケルベロスソウル・サクリファイス』とのコラボ登場するPS Vita版限定この世とも鬼の世とも異な世界から現れた「魔物」。鬼に匹敵する凶暴性を持った禍々しい存在であり、モノノフ討伐対象加えられている。 オラビ/叫』より追加極彩色の翼で天を駆けヒノマガトリ似た姿の大型“鬼”。女性叫び声にも似た甲高い声上げることから、この名が付けられた。その機動力と声によって、“鬼”同士連絡役を担っている推測される攻撃パターンヒノマガトリとほぼ同じだが、ブレスには気絶属性付与されている。タマハミ時も形状同じだが、攻撃がよりトリッキーになっているオメキ/喚 オラビ変異種煌く翡翠色の翼を持ち、その鳴き声は風を呼び生み出す。より戦闘特化した能力持っていることから、単なる連絡役に留まらず、北の鬼の先陣務め存在であると推測されるカゼヌイ/風縫』より追加のような姿をした、女性型の大型“鬼”。愛らしい外見とは裏腹に、その性質狡猾かつ残忍背後から音もなく忍び寄り、鋭い爪でモノノフを斬り裂く。 動作全てが他の鬼と比べて早くモノノフ背後取ろうとする傾向がある。タマハミ時には周囲の風を操り自身透明化する(一定の動作時には姿を現す他、纏う風が背景比べて少し派手なので見分ける事は容易だが、透明故に間合い図りづらい)。アマモ/天裳 カゼヌイの変異種天衣纏うもの、という名で呼ばれる黒の猫鬼オンジュボウ/怨樹坊』より追加しなやかな体躯持った大型“鬼”。山林潜むことが多く、その身に異界植物寄生させている。敏捷身軽知的能力高くモノノフたちの意表突いた攻撃仕掛けてくる。 カゼヌイ並み速さ行動し攻撃プロレスラーのような接近戦が殆どである。タマハミ時には背中から異界植物取り出し植物から漏れ出る毒液攻撃してくる。タマハミ終了時投げ捨てた植物からガキ不浄出てくる。ショウケツジュ/焦血樹 オンジュボウ変異種すさまじいまでの熱量体内宿し、その身に触れたものは、体液沸騰させられ、身のうちか焼き焦がされるという。タマハミ終了時投げ捨てた植物からオニビ出てくる。 ウロカバネ/虚屍』より追加漆黒外殻全身を鎧った巨大な“鬼”。その姿はクエヤマ酷似する一説によるとクエヤマの骸を侵食して操る未知の“鬼”だという。 クエヤマとよく似た攻撃パターンを持つが、雷球竜巻タマフリ似た能力など攻撃追加されている。タマハミ時はクエヤマ同じく腹部裂けるが、周囲モノノフ引き込んだり、息を吐き出して後方に飛ぶ等、より行動的になっている。 イテナミ/凍波』より追加美しい女の上半身蛇体下半身持った大型“鬼”。や氷を身体の組成利用しており、それらを自在に操る。氷上での安定性を図るため発達したと見られる巨大な爪を持ち、その一撃脅威となる。 戦闘では爪による切り裂き氷塊飛ばしなどの攻撃を行う。タマハミ時には後頭部の顔が迫り出し行動近くなる。この事から女体相手欺く為の疑似餌ではないか考えられている。ヨモツイラツメ/黄泉郎女 イテナミの変異種。その体色と、標的瞬く間死に追いやる戦闘能力から、血の色黄色い泉、即ち「黄泉」の名で呼ばれる大地の力を操る。 オノゴロ/自凝』より追加岩塊のような姿をした“鬼”。見た目違わぬ圧倒的な膂力防御力属性耐性を誇る。北に現れた鬼の一種であり、目撃情報も多いことから、北の鬼の主力をなす存在であると考えられている。 攻撃パターンパンチボディプレスカウンターと言った接近戦が多い。タマハミ時には四肢変異破壊してある場合再生)し、背中からも一本生える。巨体生かした転がりだけでなく、パンチボディプレスなどに衝撃波追加されるアヤナシ/理無 オノゴロ変異種オノゴロ群れ中に時折見られるようになった計り知れない防御力を持つことから、この世の理枠外にあるかという意味の名が付けられた。体組織詳細に分析しても、“蝕鬼”の痕跡が見いだせない事から、オノゴロ存在一定以上に達したことにより、新たに異界から呼び出されるようになった新種の鬼だと考えられるヤチギリ/八千切』より追加巨大な二本の牙が特徴獅子似た“鬼”。その牙によって獲物千々に切り裂く姿から、この名が付けられた。逞しい体躯にはどこか王者風格感じられる太古のの上位種であり、カゼキリアマキリ同族でそれらを支配する王である。 攻撃パターンカゼキリ系統に近いが、牙で地面掘り返したり、横にタックルをすると言った違いがある。タマハミ時には牙と尻尾巨大化破壊してある場合再生)し、巨大な牙による突撃尻尾からかまいたちを生み出す等、攻撃範囲も広まる。 アンクウバッコ/闇空跋扈』より追加巨大な被膜を持つ蝙蝠似た“鬼”。暗がりに潜み、音もなく滑空してモノノフ襲い掛かる大将格の鬼に近侍する親衛隊のような役割を持つ鬼である。 攻撃パターンはダイマエン系統に近いが、状態異常動き拘束しようとする搦め手のような攻撃が多い。タマハミ時も外見変化はないが、より隙が少なく確実に相手動き止めようとする攻撃繰り出してくる。テンキュウバッコ/天穹跋扈 アンクウバッコの変異種。音もなく蒼穹飛び回る”鬼”。巨大な翼膜は本来、長距離長時間飛行には不向きだが、テンキュウバッコは天の力を使って、それを可能にしている。里の安全のためにも、看過できない存在であり、発見次第討伐求める。 イミハヤヒ/忌速火』より追加巨大な尾を持つ、のような姿の大型“鬼”。しなやかな身体には、凶暴な本能圧倒的な力が満ちている。北の地に現れ未知の“鬼”のうちの一体であり、その来歴生態一切不明通常時攻撃尻尾から生み出した炎や滞空した状態での叩きつけが主流で、範囲それなりに広いが基本的に緩慢である。タマハミ時には四肢尻尾変異破壊してある場合再生)し、これまで打って変わって烈火如き激し攻撃繰り出してくる。 その正体は“蝕鬼”によって鬼へと変貌した天狐生み出した張本人である虚海捕縛以降その出現あり得ないはずだが、目撃情報後を絶たない取り逃した蝕鬼”が野生天狐襲っているとみられる。なお天狐は“蝕鬼”に吸収されることはないので、イミハヤミを倒せば救出可能である。タケハヤミ/建速水 イミハヤヒの変異種漆黒身体を持つ、四脚型の大型“鬼”。氷の力を自在に操る。出現経緯解明は、今後の研究待たれるが、より強力な霊力を持つ天狐依り代となっているのではないか推測できるコガネムジナ/黄金狢』より追加黄金覆われ大型“鬼”。地下鉱脈好んで出現移動するため、希少な金属宝石身中蔵していることが多い。ツチカヅキ、ホムラカヅキとの共通の来歴生態特徴など各所見られる八年前のオオマガドキ以前には多く見かけられたが、欲に目がくらんモノノフ乱獲された結果、今では希少な存在となっている為、遭遇できたモノノフ幸運ゴズコンゴウ/牛頭金剛』より追加牛頭人身大型“鬼”。立派な角を持っていることから大将の上位種とみられる過去文献には記録がなく、北に現れ新種の鬼であると考えられる強大な炎熱の力を持ち、他の鬼を統率するような行動も見られることから、ゴウエンマに近い存在目されている。 巨大な体躯棍棒武器とする。タマハミ時はゴウエンマ系統同じく四肢尻尾変異部位破壊してある場合再生)し、トカゲのような体制になる。ゴウエンマ比べて動きは遅いものの、両腕地面突き刺してから放つ柱攻撃威力スピード誘導性がかなり高く危険である。メズコンゴウ/馬頭金剛 ゴズコンゴウの変異種馬頭人身大型“鬼”。強大な氷の力を持つ。現在のところ、他の鬼を統率する行動報告されていないものの、ゴズコンゴウと同等、またはそれ以上の力を持っているとされている。 イヅチカナタ/何地彼方』より追加ホロウ長年追い続けてきた大型“鬼”。大きな単眼背中の2本の触手特徴陰陽方文献残っている名前は「イヅチカナタヨリ来タリテイヅチカナタヘ去リシモノ」。時の狭間回遊し英雄存在感知すると、その時代に出現し、他の鬼を呼び寄せる役割と持つと考えられている。無数の時を渡ってきた結果、その存在因果捻れの塊となり万物の結びを解く性質獲得した推測される圧倒的な巨躯触手単眼から放つビーム武器とする。特にモノノフからミタマを奪う吸魂ビーム驚異で、ビームに当たるとタマハミ状態に移行するタマハミ時には触手変異部位破壊してある場合再生)し、本体が宙に浮き触手から呪力攻撃仕掛けてくる。吸魂ビーム被弾しモノノフタマフリ封じられる他、そのモノノフミタマ属性によって攻撃方法変化するカガヨウモノ/耀揺者 イヅチカナタの変異種。今大戦初め発見され新種の鬼。すさまじいまでの力を持つが、その実態は謎に包まれている。推測ではあるが、無数の時を渡り、無数の命を喰らった事で生まれ変わったであろう推測正しければ極限まで因果捻れ溜め込んだ非常に危険な存在である。見かけ次第討伐望まれるネクチメ/根朽女』より追加2014年9月25日のアップデートパッチで登場ミズチメカガチメ原種とされる女性のような姿の大型“鬼”(頭部部位破壊女性認識できる顔が出てくる)。状の蝕腕になっている脚部背中球根特徴で、土中木の根からハク吸い上げてる。八年前のオオマガドキ以来目撃情報途絶えていたが、最近になって再び姿を見せようになったという。 攻撃パターンミズチメ系統同じだが、蝕腕を砲台見立てて戦車のような形態になるなどの特異な動きが多い。タマハミ時には背中排除され動きが少し早くなる。この形態時には触手二本を足にして立ち上がり全身スポットライト浴びながら、モデル歩き練り歩く攻撃追加されるタマハミ解除後の爆弾触手再生ミズチメ系統と同じ。 トコヨノメノキミ/常世女王』より追加2014年9月25日のアップデートパッチで登場。北の地でオオマガドキが発生した際に、出現確認されたらしい女性のような姿の大型“鬼”。トコヨノオウ、トコヨノオオキミとの共通の特徴各所見られる上半身女性型の鬼は右腕から生じ多彩な呪力を、左腕の弓にこめて放つ。特に『魂』の破敵ノ術のような攻撃威力が高い上に予備動作速く回避は困難である為、右腕速やかな破壊推奨される下半身の鬼は口から火を噴き長大尻尾薙ぎ払うが、何よりも強靭な足で領域走り回るタマハミ時には背中の翼が巨大化し、空をも駆ける。 マガツミカド/禍ツ帝』より追加2014年9月25日のアップデートパッチで登場見上げるほど巨大な“鬼”で、民間流布する“鬼”の姿によく似ている強靭な肉体四本の腕で棍棒自在に振り回し、全属性呪力操り多彩な攻撃仕掛けてくる。非常に古く存在した鬼で、モノノフ結成前から存在したともされる上半身特徴からタケイクサ、マガツイクサはこの鬼の眷属であるとも、この鬼の下半身封印された姿だとも言われているが、真相定かではない通常時打撃武器など物理攻撃だけでなく、多種多様な呪力攻撃をしてくる。タマハミ時には仏像などに見られる座禅合掌体勢取り、額の第三の目が開く。攻撃時には背中の副腕が合掌し後光曼荼羅魔法陣のようなものを展開して呪力攻撃放ってくる。

※この「大型鬼」の解説は、「討鬼伝」の解説の一部です。
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大型鬼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/29 08:17 UTC 版)

討鬼伝2」の記事における「大型鬼」の解説

ミフチ深淵蜘蛛のような身体獅子のような頭を持つ大型の鬼。民間において牛鬼呼ばれ恐れられる存在同一のものと考えられている。鎌状の鋭い鉤爪は、幾多獲物の血で濡れている。大型鬼の中では最もポピュラーな種であり、このミフチを討つことが、一人前モノノフの証となる。 マフチ(真淵) ミフチ変異種真なる淵から現れ出る鬼。外殻純白。爪はより巨大になり、血に染まったように赤い。 カゼキリ風切四足のような姿をした大型の鬼。風を切って疾駆する姿から、この名が付けられた。俊敏な動きから繰り出される一撃によって多くモノノフ命を落としている。力で小型の鬼を使役しており、モノノフ達が疲弊したところを狙うなど、「狩り」と呼べ知能的な行動を取る。 アマキリ天切カゼキリ変異種。天すら切り裂く刃を持つ鬼。タマハミ時に現れる長大な刃は天属性の力を宿している。 クエヤマ崩山) 山のごとき体躯を誇る大型の鬼。知能高くだまし討ちをするなど、狡猾な行動報告されている。一方で圧倒的な巨体から放たれる攻撃は、脅威一言突進跳躍攻撃は、まともに受ければ、骨まで砕かれるタマハミ時には突き出た腹が裂けて内部の口が露呈する。この姿に嫌悪恐怖煽られる者が続出している。 ワダツミ海神クエヤマ変異種氷の力を身に宿しており、その一撃霧氷生み出すタマハミ時には突き出た腹が裂けて内部の口が露呈する。この姿に悪夢見せさせられる者が続出している。 ヒノマガトリ(火凶四つの羽を持ち、空を自由に舞う大型の鬼。炎の力を身に宿し灼熱吐息獲物焼き焦がす。異界の領域飛び越えて飛来することがあり、突然の襲撃受けて滅びたもある。 アメノカガトリ(天輝ヒノマガトリ変異種風雷の力を身に宿しており、紫電放って敵を焦がす。鮮黄色の翼はみなぎる輝き神々しくさえ見える。 ミズチメ水蛇女) 女性のような姿をした大型の鬼。脚部のような形状をしていることから、この名がついた。知能高く呪術長けており、氷の力を自在に操る他、相手眠らせる攻撃や、脚部使った攻撃仕掛けてくる。奇病「夢患い」の原因とされる眠り落ちたまま目が覚めないという症状の者が出た際は、周辺領域」でのミズチメ捜索推奨するカガチメ巨蛇女) ミズチメ変異種呪術長け風雷自在に操る。「かがち」の名は、巨蛇(かがち)の事とも、風霊(かざち)の事と言われるゴウエンマ(業焔魔) 獄炎まとった大型の鬼。圧倒的な体躯に、すさまじい力を宿している。下位の鬼を支配して組織的な行動取らせる指揮官のような存在思われるゴウエンマ存在許せば、鬼の勢力拡大し、やがてオオマガドキが発生する発見次第、必ず討伐すべき鬼である。 ダイテンマ大天魔) ゴウエンマ変異種とみられる詳細不明纏う蒼黒身体には、恐ろしいほどの力が満ちている。ただ魂を喰らうだけでは、これほどの力は身に付かないはずで、なにか別の要因があると推測されている。 オンジュボウ(怨坊) しなやかな体躯持った大型“鬼”。山林潜むことが多く、その身に異界の毒を持つ植物寄生させている。敏捷身軽知的能力高くモノノフたちの意表突いた攻撃仕掛けてくる。 ショウケツジュ(焦血オンジュボウ変異種すさまじいまでの熱量体内宿し、その身に触れたものは、体液沸騰させられ、身のうちか焼き焦がされるという。その身に熱を生み出すを持つ植物寄生させている。 オノゴロ自凝アヤナシ理無) イテナミ(凍波) ヨモツイラツメ(黄泉郎女) ゴズコンゴウ(牛頭金剛) メズコンゴウ(馬頭金剛) アンクウバッコ(闇空跋扈) テンキュウバッコ(天穹跋扈) コガネムジナ(黄金) オヌホウコ(隠這蠱) フシミヅハ(伏水走) ダイバタチ(大刃断) アマツミツツカ(天津光束) ナルハヤテ(鳴疾風) センザンオウ(千山王) ウシヲキナ(潮大魚) アケハワニ(朱牙和邇カシリ呪詛) トコイ(呪宣) ハクメンソウズ(白面僧都ビャクエン白炎コクロウ黒瀧) シンラゴウ(森羅睺) トキワノオロチ(時輪大蛇) テンリンカイジャ(転輪) バンケイト(計都) ヤトノヌシ(夜刀主) オカミヌシ(淤加美主) カゼヌイ(風縫) アマモ(天裳) オラビ(叫) オメキ(喚) ウロカバネ(虚屍) ツキカヅキ(土潜) ホムラカヅキ(炎潜) トコヨノオウ(常世王)

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