おおがた‐るいじんえん〔おほがたルイジンヱン〕【大型類人猿】
読み方:おおがたるいじんえん
類人猿のうちチンパンジー・ボノボ・ゴリラ・オランウータンをいう。
大型類人猿
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 01:20 UTC 版)
大型類人猿(オランウータン、ゴリラ、チンパンジー、ボノボ)については、人間に近い精神構造、複雑なコミュニケーション技術や社会構成、そして、人の言語を理解しうる能力があることが証明されてきたという背景などから、特に積極的に権利を与えようという動きが活発化した。 1994年、大型類人猿に対し、具体的な法的権利を保証することを目的とし、霊長類学者、人類学者、倫理学者などから構成される国際組織、グレート・エイプ・プロジェクト (Great Ape Project-GAP) が設立された。 1999年10月7日、ニュージーランドの国会で大型類人猿の法的権利を認める法案が成立した。これにより「その種自身にとって利益がある」と認められない限り、大型類人猿を研究、実験、教育の場で使用することはできなくなった。これは動物の権利が実際に立法化された例であると言える。
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