ポケモンのタイプとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > ポケモンのタイプの意味・解説 

ポケモンのタイプ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 15:04 UTC 版)

ポケットモンスター (ゲームシリーズ)」の記事における「ポケモンのタイプ」の解説

この項目では色を扱ってます。閲覧環境によっては、色が適切に表示されていない場合ありますすべてのポケモンには、その性質を表す「タイプ」が設定されており、これは他のRPGにおける「属性」に相当。第三世代イメージカラー設定された。 タイプは全18種類で、ポケモン種類によって1つまたは2つを持つ。例えピカチュウはでんきタイプギャラドスはみず・ひこうタイプとなっている。前述のようにポケモン覚え各種の技にもそれぞれ1種類タイプ設定されており、ポケモン自身タイプと同じタイプの技を多く覚え傾向にある。例えば、ピカチュウなら「でんじは」「10まんボルト」「エレキボール」といったでんきタイプの技を中心に覚える。 各技のタイプと技を受けるポケモンのタイプには相性存在し組み合わせによっては効果大きくなったり逆に効果を失う。でんきタイプの技を例に挙げると、みずタイプとひこうタイプポケモンには大きな効果上げるが、くさタイプやでんきタイプポケモンにはあまり効果的でなく、じめんタイプポケモンには一切通用しない。ただし、「みらいよち」や「わるあがき」など一部の技は、相手タイプ影響受けずダメージ与え性質持っているまた、本来は効果がなかったり薄いタイプ対す攻撃有効にする技や特性きもったま」やアイテムもある。最近では、自他ともにタイプ変更追加する技(「テクスチャー」「ほごしょく」「みずびたし」など)や特性(「へんしょく」や「へんげんじざい」)も増えた。あるタイプ効果抜群の技を受けて無力化・軽減する特性(「ふゆう」や「あついしぼう」など)に対し、その効果無視する特性(「かたやぶり」など)もある。 各タイプ詳細を以下に記す。 ノーマルイメージカラーは白。 シンプルな姿をしたポケモン多くすべての基本となるタイプ。イヌ・ネコ・ネズミなど、小型中型哺乳類の姿をしたものが多い。また、ほとんどのポケモンはこのタイプ複合されている。ノーマル以外にも様々なタイプの技を覚えポケモンが多いのも特徴で、初心者にも扱いやすい。技は「たいあたり」「でんこうせっか」「のしかかり」「すてみタックル」など物理攻撃比較的多いが、「トライアタック」「ハイパーボイス」「はかいこうせん」などのように音波エネルギー体などをぶつける技も少数ある。得意なタイプ耐性存在しないが、弱点かくとうタイプのみ、ゴーストタイプのポケモンとはお互いタイプ一致技が無効になる専門とする四天王がいない。 タイプZワザは「ウルトラダッシュアタック」。猛烈なダッシュ相手突っ込み激しく踏みつける。 タイプダイマックスわざは「ダイアタック」。追加効果として、相手全体すばやさを1段階下げる。 最も威力が高い技は、第二世代以降の「だいばくはつ」で250である。これはすべてのタイプの技でも最高威力であるが、使用したポケモンは必ず「ひんし」になる。「ウルトラダッシュアタック」でこの技を指定した場合は「ひんし」にならないが、威力200になる。 ほのお ■イメージカラーは赤。 炎や熱を纏い、それを駆使するポケモン。キツネ・サル・トカゲなど、陸生動物の姿をしたポケモンが多い。暖色系の体色のものが多く火山生息するものも多い。中には体表溶岩のように熱かったり、体自体溶岩でできているものもいる。灼熱の炎を出して戦うものが多く、その炎を体に纏った状態で打撃与える技もある。また、ドラゴンタイプポケモンもほのおタイプの技を多く覚える。攻撃後に自分のほのおタイプを消すことができる技「もえつきる」を覚えるものも少数いるが、この技は自分がほのおタイプなければ成功しない。得意タイプがじめんタイプかくとうタイプ耐性タイプがはがねタイプ次いで多い。 タイプZワザは「ダイナミックフルフレイム」。巨大な火球相手目掛けて飛ばし、凄まじい爆発巻き込む。 タイプダイマックスわざは「ダイバーン」。追加効果として、天候を「ひざしがつよい」にする。 御三家特性は「もうか」、最終進化系は「ブラストバーン」、全進化系統が「ほのおのちかい」を覚える。 「やけど」状態にならない相性的にこおりタイプには強いが、「こおり」状態にはなる。 みず ■イメージカラーは青。 海・川池・沼・湖など、がある場所に多く生息しているポケモン生息域淡水海水大きく分かれる海水域ではクジラアザラシなどの大型水棲哺乳類至ってサメエイタツノオトシゴなど特徴的なものまで、他にも貝やカニヒトデクラゲなど、全体的に様々な魚介類の姿をしたものが多い。淡水域でも金魚カエルザリガニナマズなど多種多様。主に水中戦が得意で、大量噴出したり、大波激流起こして押し流した巻き込む技も多い。 タイプZワザは「スーパーアクアトルネード」。相手水中引きずり込み巨大な渦潮巻き込んで激しく振り回す。 タイプダイマックスわざは「ダイストリーム」。追加効果として、天候を「あめ」にする。 御三家特性は「げきりゅう」、最終進化系は「ハイドロカノン」、全進化系統が「みずのちかい」を覚える。 くさ ■イメージカラーは緑。 樹木草花など、森林大自然関係したポケモン。緑を基調とした体色が多い。植物の姿をしたものから、ある動物の体から草木生やした様な姿まで様々。草原だけでなく、一部では湿地帯乾燥地帯生息するものもいる。ツルムチのように叩きつけたり葉っぱで刀や手裏剣のように斬りつけたり、種を飛ばして狙い撃つなど独特な戦い方をする。相手から体力奪って回復する技も豊富。いわタイプ並んで弱点最多ノーマルタイプ同様、専門とする四天王がいない。 タイプZワザは「ブルームシャインエクストラ」。辺り一面花畑出現し植物のエネルギー相手足元から放出するそのとき衝撃波が、開花する巨大な花のように見える。 タイプダイマックスわざは「ダイソウゲン」。追加効果として、グラスフィールド展開する御三家特性は「しんりょく」、最終進化系は「ハードプラント」、全進化系統が「くさのちかい」を覚える。 第六世代以降は技「キノコのほうし」「ねむりごな」などの粉末技と「やどりぎのタネ」が効かず、特性「ほうし」が通用しない。 でんき ■イメージカラー黄色など電気関わるものを操るポケモンアニメ主人公サトシパートナーであるピカチュウもこのタイプである。黄色体色のものが多いが、中には機械的な姿をしたものもいる。草むら洞窟だけでなく、市街地電力供給施設などにも多く生息。主に高圧電流浴びせる攻撃技が多いが、ほのおタイプ同様に体に電気を纏って打撃与える技、他のポケモンの技一時強制的にでんきタイプにするなど風変わりな技もある。弱点はじめんタイプのみで、特性「ふゆう」や技「でんじふゆう」などと組み合わさると、初期段階における弱点は完全になくなる。専門とするジムリーダーが多く登場しているため、専門とする四天王がいない。 タイプZワザは「スパーキングギガボルト」。膨大な高圧電流の束を相手目掛けて飛ばし、無数の稲光花火のように炸裂する。 タイプダイマックスわざは「ダイサンダー」。追加効果として、エレキフィールドを展開する第六世代以降は「まひ」状態にならない第七世代以降はでんきタイプ以外のポケモンが技「でんじは」を使用すると、命中率が少し下がるようになった。 こおり ■イメージカラーはアイスブルー。 冷気や氷、を操るポケモン青白い体色のものが多く、ほとんどは豪雪地帯など寒い場所に生息寒さ丈夫な体や、や氷に覆われた体を持つなど特徴も様々。冬になると稀に人前に姿を見せものもいる。凄まじい冷気相手瞬時氷漬けにしたり、大量吹きつけたり氷の塊をぶつけるなどの技が多い。耐性はこおりタイプのみ。さらには、ほのおタイプ並んで得意タイプがじめんタイプかくとうタイプ弱点がくさタイプやいわタイプ次いで多い。 タイプZワザは「レイジングジオフリーズ」。自分足元に氷の足場のように高く伸び、その上から相手目掛けて冷気当てる冷気氷漬けになった相手は、氷もろとも粉砕される。 タイプダイマックスわざは「ダイアイス」。追加効果として、天候を「あられ」にする。 「あられ」のダメージ受けず、「こおり」状態にならない第七世代以降一撃必殺技の「ぜったいれいど」を受けず、こおりタイプ以外のポケモンが「ぜったいれいど」を使用すると、命中率が少し下がるようになったかくとうイメージカラー赤茶色。 人に似た姿や筋肉質ポケモン多く、プロレス・ボクシング・相撲空手柔道など、多種多様な格闘技各々極めるのが大半中には専ら相手手段選ばず喧嘩闘争を好むものもいる。「からてチョップ」「つっぱり」「スカイアッパー」「ローキック」「とびひざげり」など、格闘技主体物理攻撃が多い。少数ではあるが、身体の奥底から湧き出る気合い波動などのエネルギーをぶつける技もある。得意とするタイプ最多である。ノーマルタイプ唯一の弱点だが、ゴーストタイプには攻撃技が効かず、むしタイプ相手だとお互いタイプ攻撃技の効果いまひとつになる。専門とするジムリーダーか四天王が必ず登場タイプZワザは「全力無双激烈拳(ぜんりょくむそうげきれつけん)」。一瞬反撃許さぬ連続打撃相手をねじ伏せ突っ込みながら強烈な止め一撃岩盤叩きつける。 タイプダイマックスわざは「ダイナックル」。威力低めだが、追加効果として味方全体こうげきを1段階上げる。 どく ■イメージカラー赤紫毒物有害物質持ち、それを駆使する。自然由来有毒生物のみならずゴミヘドロなどといった有害廃棄物や、それから発生した有毒ガスから生まれたポケモンもいる。酸やヘドロなどの毒液浴びせたガス吹きつけたり、毒が染み出る針や触手などで突くなどの技が多い。第五世代まではくさタイプのみに有効だったが、第六世代以降フェアリータイプにも有効。初期ではむしタイプにも有効だったことがあるまた、あくタイプ組み合わさる弱点はじめんタイプのみに、特性「ふゆう」と組み合わさる弱点はエスパータイプのみになる悪の組織使用することが多い。 タイプZワザは「アシッドポイズンデリート」。辺り一面毒ガスヘドロ覆い尽くし相手瞬く間ヘドロの海に飲み込まれる。 タイプダイマックスわざは「ダイアシッド」。他より威力低めだが、追加効果として味方全体のとくこうを1段階上げる。 「どく」状態にならない第六世代以降は技「どくどく」が必中になり、「あなをほる」や「そらをとぶ」などの技を使用している時でも命中する先に相手から自陣撒かれた「どくびし」を、後から交代出して踏むことで消滅無力化できる。毒にまつわるあらゆる面で有利。 じめん ■イメージカラー黄土色砂・土・泥など、大地関係するポケモン荒れ地山岳地帯砂漠に住むものも多い。泥をかけたり地面揺らして衝撃与えるなどの技が多い。でんきタイプ攻撃技を受けず、技「でんじは」も通用しないが、「のしかかり」「はっけい」「りゅうのいぶき」「トライアタック」などの追加効果や、「しびれごな」「へびにらみ」などは通用する相手特性「ほうし」の効果受けたり団体戦でじめんタイプ持たない味方が「キョダイカンデン」や「キョダイバンライ」を受けてその追加効果麻痺にもなる他、特性せいでんき」の効果も効く。得意タイプかくとうタイプ並んで最多タイプZワザは「ライジングランドオーバー」。相手地底深奥部まで押し込み地殻にまで達すると相手地底エネルギー噴出巻き込まれ、遥か上方飛ばされる。 タイプダイマックスわざは「ダイアース」。追加効果として、味方全体とくぼうを1段階上げる。 天気すなあらし」状態でダメージ受けない。 ひこう ■イメージカラースカイブルーコウモリ、羽が生えたや竜など空を飛べポケモン。ほとんどが空中戦を得意とする。翼やくちばしなどの打撃や、強風巻き起こして吹き飛ばしたり、風を圧縮させて斬りつけるなどの技が多い。ポケモンのほとんどはノーマルタイプとの複合が多い(複合していないポケモン第五世代初登場)。じめんタイプ攻撃技が当たらないが、「はねやすめ」を使用したターンの間や「うちおとす」を食らった以降、「じゅうりょく影響下などではじめん技が当たってしまう。有効なタイプ弱点とするタイプの数が同じだが、前述通りタイプとの複合が多いため、この場合は有効・弱点タイプ比率複合タイプによって増減する。技「まきびし」「どくびし」「ネバネバネット」や特性ありじごく」を受けないが、同時にグラスフィールド」などのフィールド効果恩恵得られない特性「ふゆう」のポケモンも、このタイプと同じ効果を持つ。 タイプZワザは「ファイナルダイブクラッシュ」。目にも留まらぬ速さで空高く舞い上がり、風を裂きながら相手目掛けて一気急降下突っ込む衝撃周囲地面ごと相手粉砕する。 タイプダイマックスわざは「ダイジェット」。追加効果として、味方全体すばやさを1段階上げる。 エスパーイメージカラーマゼンタ超能力使用するポケモン相手考え読んだり心を操るなど、摩訶不思議な習性特技を持つものが多い。技も、念力神通力による攻撃催眠術瞬間移動などの奇術周囲空間歪めたり互い能力変化特性入れ替えるなど、多種多様な技をこなす。かくとうタイプ同様に人の姿をしたもの多く専門とするジムリーダーか四天王が必ず登場第一世代では弱点有効な技が少なかったために猛威を振るう存在だったが、第2世代でむし・ゴーストタイプの強力な技やあく・はがねタイプ登場によって弱体化余儀なくされた。 タイプZワザは「マキシマムサイブレイカー」。異次元空間の中で相手念力弾き飛ばしながら、見えない壁のようなものに次々とぶつけ、止め空間の壁ごと相手粉砕する。 タイプダイマックスわざは「ダイサイコ」。追加効果として、サイコフィールド展開する。 むし ■イメージカラー黄緑各種虫系ポケモン。チョウ・カブトムシ・カマキリ・トンボ・ホタルなど代表的な昆虫の他、ガ・クモ・ハチ・ムカデなどの姿のものもいる。ほとんどは生息しどくタイプやひこうタイプとの複合が多い。「いとをはく」「むしくい」「むしのさざめき」「ほたるび」など、らしい特徴的な技も多い。サソリアリジゴクなど、例外的にむしタイプではないものもいる。他のタイプより進化スピード早いものが多く、一番早いものでレベル10最終形態進化するポケモンがいる。ひこうタイプ同様、有効なタイプ弱点とするタイプの数が同じ。 タイプZワザは「絶対捕食回転斬(ぜったいほしょくかいてんざん)」。大量の糸で相手を繭のように巻きつけ、糸が長く伸びたままそれを振り回し空中放り投げた相手を繭ごと斬り裂く。 タイプダイマックスわざは「ダイワーム」。追加効果として、相手全体のとくこうを1段階下げる。 いわ ■イメージカラーグレー岩石モチーフとしており、洞窟山岳地帯多く生息する。ほとんどはゴツゴツとした外見強大な防御力を誇るが、雨の日洞窟などで大人しくするものが多い。中には化石復元することで復活する古代大昔ポケモン宝石のような姿など、珍しい鉱物特徴を持つものもいる。樹木擬態するものもいる。無数の岩石投げつけたり頭上から落とす技が多い。ほのおタイプやこおりタイプ同様、得意タイプ多さかくとうタイプやじめんタイプに次ぐ。くさタイプ並んで弱点最多タイプZワザは「ワールズエンドフォール」。無数の岩を集めることで巨大な岩の塊を作り上げ、その塊を相手頭上から一気落として相手を潰す。 タイプダイマックスわざは「ダイロック」。追加効果として、天候を「すなあらし」にする。 天気すなあらし」状態でダメージ受けない第四世代以降は、「すなあらし」状態でとくぼう1.5倍になる。 ゴーストイメージカラーは紫。 幽霊などのお化け実体のないもの、姿が透明になったり自分気配消せるもの、壁などをすり抜けられるもの、影に忍び込んだ霊界往来できるもの、得体の知れないエネルギー活動するものなど、神出鬼没ポケモンである。呪い怨みなど負の感情エネルギーとするものも多い。主に墓地洞窟廃墟稀に夜間の屋外など、暗くて寂れた場所に生息する手段様々だが、生死関わる危害を及ぼすといった内容都市伝説多数存在するすり抜け触れない霊体だけでなく、ぬいぐるみカボチャ蝋燭などに魂が宿ったもや、前世人間だったものも希にいる。また最近では、生きてはいるものの影や鬼火自在に操ったり、死んだ仲間の魂を体に纏わせる種類もいる。幻覚利用して怖がらせたり、影を実体化させてぶつける技が多い。ノーマルタイプかくとうタイプ攻撃技を受けないノーマルタイプポケモン相手だと、互いタイプ一致技が無効になる。あくタイプ複合すると、弱点フェアリータイプのみとなる。かくとうタイプ同様、四天王使用することが多い。 専用技以外で威力100超える技は第八世代鎧の孤島」まで登場しなかった。 タイプZワザは「無限暗夜への誘いむげんあんやへのいざない)」。周囲真っ暗な荒野出現し、腕のように長く伸びた無数の影が相手瞬く間覆い尽くしそのまま影の塊が膨らみ爆発巻き込む。 タイプダイマックスわざは「ダイホロウ」。追加効果として、相手全体ぼうぎょを1段階下げる。 技「クモのす」「とおせんぼう」「くろいまなざし」や特性かげふみ」などが効かないため、必ず交代逃走が可能。 ドラゴンイメージカラーネイビー。 翼や手足有無問わず長い尾を持つ竜の姿をしたポケモンが多い。迂闊に立ち入れないような険しい山洞窟などに生息するものが多く、滅多に人前に姿を見せないために心を通わせるのも難しいとされ神聖な生き物崇める人もいる。賢さ気高さ力強さ併せ持つものが多いが、端から怒りっぽい食べ物与えると人懐っこくなったり、一度怒らせる手が付けられない普段はとても優しいなど、種類だけでなく内面的な個性も様々。全体的に豪快な攻撃技が多い。ひこうタイプとの複合比較的多い。他のタイプより進化スピード遅く、最も遅いものではレベル64進化するポケモンがいる。かくとうタイプやゴーストタイプ同様、四天王チャンピオン使用することが多い。 タイプZワザは「アルティメットドラゴンバーン」。放ったエネルギー自我を持つ竜のように飛び回り相手目掛けて飛び込むと同時に強烈な爆発巻き込む。 タイプダイマックスわざは「ダイドラグーン」。追加効果として、相手全体こうげきを1段階下げる。 第一世代は技が「りゅうのいかり」のみで、第二世代まではポケモンや技が非常に少なかったが、第三世代以降双方とも飛躍的に増加した全体的にステータスの高いポケモン多く第四世代第五世代パッケージを飾る伝説のポケモンはすべてドラゴンタイプを持つ。 第四世代から登場した教え技「りゅうせいぐん」はドラゴンタイプ特殊技で最も威力高く、なつき度がとても高いドラゴンタイプであればどのポケモンでも習得可能であるが、使用後特殊攻撃力が2段階下がってしまう。また、ドラゴンタイプ物理技で最も威力が高いのは「げきりん」であるが、こちらは終了後混乱してしまう。 第五世代までは弱点がこおりタイプドラゴンタイプのみで、ドラゴンタイプ攻撃技が半減となるタイプもはがねタイプのみだった。第六世代登場したフェアリータイプドラゴンタイプ攻撃技は効かず、弱点増えた。 あく ■イメージカラーは黒。『金・銀』から登場。 闇や破壊関係する粗暴冷徹邪悪野性的なポケモン本能のままに容赦なく痛めつけるだけでなく、相手行動妨害するなどといったクセのある技も得意とする一部災いや不幸を招くという理由人々から忌み嫌われるポケモンもいるが、実際根拠のない迷信広まったことが発端であるため、端から性悪ではないポケモンもいる。四天王専門とすることが多いが、四天王以外で専門とするエキスパートはしまキングが『サン・ムーン』、ジムリーダーが『ソード・シールド』で登場するまで長き渡っていなかった。また、どくタイプ同様に悪の組織団員やそのボス使用することが多い。前述通りどくタイプ複合するとじめんタイプのみ、ゴーストタイプと複合するフェアリータイプのみが弱点となる。専用技以外で威力100上の技がない現状唯一のタイプ。 エスパータイプの攻撃技を受けず相手特性いたずらごころ」で先に出した変化技受けないタイプZワザは「ブラックホールイクリプス」。暗黒エネルギー生み出し、そのエネルギー相手を含む周囲のすべてを吸い込み爆発同時に吸い込んだすべてを吐き出す。 タイプダイマックスわざは「ダイアーク」。追加効果として、相手全体とくぼうを1段階下げる。 はがね ■イメージカラーは銀。『金・銀』から登場鋼鉄など、機械金属関係している。重くて体が丈夫ないわタイプ似た特徴を持つ種類が多いが、中には滑らかな曲線的な姿や、刃物のように鋭利な体を持つものもいる。ではなく青銅ジュラルミンに身を包むものもいる他、詳しい金属成分不明なものも稀にいる。金属の体、または体の一部金属のように硬化させてぶつかる、殴る、斬りつけるなどの物理攻撃技が多いが、金属の体を研磨するなどして光を発射する技もある。耐性最多だが、第六世代以降はゴーストタイプとあくタイプ攻撃技に対す耐性なくなったタイプZワザは「超絶螺旋連撃ちょうぜつらせんれんげき)」。ドリルのように回転し大地をえぐりながら相手突っ込み止め真上から相手回転しながら押し潰す。 タイプダイマックスわざは「ダイスチル」。追加効果として、味方全体ぼうぎょを1段階上げる。 どくタイプ攻撃技を受けず、「どく」状態にならないまた、じめんタイプやいわタイプ同様にすなあらし」のダメージ受けない特性じりょく」を持つポケモン相手にすると、交代逃走ができなくなる。 フェアリーイメージカラーピンク。『X・Y』から登場妖精精霊などをモチーフとしたファンタジー色の強いタイプで、伝説のポケモン数多く存在するが、ほとんどの生息地草むら洞窟市街地比較ありふれた場所が多い。 可愛らしかった美し外見ポケモン多く力任せ粗暴な印象を持つタイプかくとう・あく・ドラゴンポケモンに有効で、ドラゴンタイプの技を受けない妖精綺麗柔らかい印象とは逆の汚くて硬い印象、そして人工物質の特色を持つどく・はがねタイプ弱点神秘的な光やエネルギーによる攻撃技が多く、ほぼすべての攻撃技が特殊技となっている。ノーマル・くさ・でんきタイプ同様、専門とする四天王がいない。 タイプZワザは「ラブリースターインパクト」。神秘的な空間広がる中を、無邪気に飛び回りながら相手接近真正面からのキスによる衝撃相手遥か彼方飛ばされる。 タイプダイマックスわざは「ダイフェアリー」。追加効果として、ミストフィールド展開する第八世代鎧の孤島」にて「ミストバースト」が登場するまで、専用技以外で威力100上のならびに教え技が存在しなかった。 威力設定されている攻撃用の技の場合、その技のタイプとそれを出すポケモンのタイプが同じ場合、技のダメージ通常の1.5倍になる。また、特性てきおうりょく」のポケモンは技のタイプ自分タイプが同じ場合無条件で2倍(1タイプ対象効果抜群に相当)になる(効果ない場合例外)。 ダメージ与えない技(第四世代以降では「へんかわざ」に分類される)については、原則としてタイプ影響受けない例えばゴーストタイプの技「あやしいひかり」は、ノーマルタイプやエスパータイプにも等しく有効である。しかし、相手状態異常にする技では無効タイプには効果ない場合もある。 ジムリーダーや四天王所有するポケモン多く場合特定の1つタイプを持つものに偏っている。通常トレーナーでも偏ったタイプ使用する系統存在する相手属性と相性知っていれば攻略容易になるため、ポケモンマスターへの登竜門としては適しているが、イメージ主体純粋なタイプ特化ではないケースも多い。作品上、その属性ポケモン種類少ないという関係もある。特に第一世代はこの傾向顕著であり、キクコワタルがその例である。また、ダイヤモンド・パール』のデンジはでんきタイプオーバはほのおタイプ専門としているにも関わらず、でんきタイプやほのおタイプ少なかったため、デンジは「チャージビーム」を覚えたオクタンオーバは「ほのおのキバ」を覚えたハガネールなど、専門でないタイプポケモンを出す例があった。後に『プラチナ』では、クリア前に野生出現する種類及び図鑑ページ増やすなどの変更がなされ、パーティタイプ統一された。 左が攻撃側、上が防御側(各ポケモンの持つ特性や場の状況などによる効果考慮していない)。 タイプ相性攻撃を受けるポケモンのタイプノ丨マルほのおみずでんきくさこおりエスパかくとうどくじめんひこうむしいわゴ丨ストドラゴンあくはがねフェアリ攻撃する技のタイプノーマル- - - - - - - - - - - - △ × - - △ - ほのお- △ △ - ◎ ◎ - - - - - ◎ △ - △ - ◎ - みず- ◎ △ - △ - - - - ◎ - - ◎ - △ - - - でんき- - ◎ △ △ - - - - × ◎ - - - △ - - - くさ- △ ◎ - △ - - - △ ◎ △ △ ◎ - △ - △ - こおり- △ △ - ◎ △ - - - ◎ ◎ - - - ◎ - △ - エスパー- - - - - - △ ◎ ◎ - - - - - - × △ - かくとう◎ - - - - ◎ △ - △ - △ △ ◎ × - ◎ ◎ △ どく- - - - ◎ - - - △ △ - - △ △ - - × ◎ じめん- ◎ - ◎ △ - - - ◎ - × △ ◎ - - - ◎ - ひこう- - - △ ◎ - - ◎ - - - ◎ △ - - - △ - むし- △ - - ◎ - ◎ △ △ - △ - - △ - ◎ △ △ いわ- ◎ - - - ◎ - △ - △ ◎ ◎ - - - - △ - ゴースト× - - - - - ◎ - - - - - - ◎ - △ - - ドラゴン- - - - - - - - - - - - - - ◎ - △ × あく- - - - - - ◎ △ - - - - - ◎ - △ - △ はがね- △ △ △ - ◎ - - - - - - ◎ - - - △ ◎ フェアリー- △ - - - - - ◎ △ - - - - - ◎ ◎ △ - ダメージにかかる補正以下の通り。ただし、『ポケモン不思議のダンジョン』では相性による補正値が異なる。 印本不思議のダンジョン青の救助隊赤の救助隊時の探検隊闇の探検隊通常の2.0通常の1.5通常の1.4倍 - 通常のダメージ 通常のダメージ通常の0.5通常の0.9倍 通常の0.7倍 × 無効 通常の0.5作中では「◎」では「こうかはばつぐんだ!」、「△」では「こうかはいまひとつのようだ…」、「×」では「(ポケモン名)にはこうかがないようだ…」と表記される。以下「効果バツグン」、「効果今ひとつ」、「効果がない」と表記するまた、第七世代以降一度戦ったことがあるポケモンは技ごとのタイプ相性がわかるようになった複数相手攻撃当たった場合は誰にバツグンなのか、誰に今ひとつなのかが表示されるバツグンであれば○○効果バツグンだ!」、今ひとつであれば○○効果いまひとつだ」と表示される2つのタイプを持つポケモン相手攻撃技を当てた場合2つのタイプそれぞれの相性乗算される。例1:いわ・はがねタイプトリデプスがじめんタイプ攻撃技「じしん」を受けた場合、いわタイプもはがねタイプもじめんタイプ攻撃技には効果バツグンで2倍のダメージ受けてしまうので、2×2=4となり4倍のダメージ例2:いわ・くさタイプのユレイドルがじめんタイプ攻撃技を受けた場合、いわタイプにじめんタイプ攻撃技は2倍のダメージだが、くさタイプにじめんタイプ攻撃技は0.5倍のダメージなので、2×0.5=1となり1倍(=通常)のダメージ第一世代では、この場合片方タイプ優先され「こうかは ばつぐんだ!」または「こうかは いまひとつのようだ」と表示される。『金・銀以降通常ダメージ場合同じく何も表示されない。 例3:いわ・ひこうタイププテラがじめんタイプ攻撃技を受けた場合、いわタイプにじめんタイプ攻撃技は2倍のダメージだが、ひこうタイプにじめんタイプ攻撃技は0倍のダメージ(=効果がない)なので、2×0=0となり「効果がない」。そのため、タイプ二つある場合どちらか一方でも「効果がない」場合トータルでも「効果がない」となる。 はがねタイプとあくタイプは『金・銀』から、フェアリータイプは『X・Y』から追加された。 第六世代からはがねタイプポケモンは、ゴーストとあくタイプ攻撃技を受けた時のダメージ0.5倍(=こうかはいまひとつ)から1倍(=通常)に変更された。 第一世代では以下のように相性一部異なっていた。 攻撃側防御相性ゴースト エスパー × どく むし ◎ むし どく ◎ こおり ほのお - アニメ漫画などの関連作品でもタイプによる有利不利があるものの、本編ゲームではダメージになり得ない技が通じことがある例えばじめんタイプポケモンにでんきタイプの技を使用して効果がある(イシツブテピカチュウ電撃通用する)といった具合である。ただし、じめん・みずタイプであるヌオーにでんきタイプの技が効かない描写など、同作品内でも場合によって相性適用方法ばらつきがある。カードゲームや『ポケモン不思議のダンジョン』もタイプによる無効化存在しない世界観である。

※この「ポケモンのタイプ」の解説は、「ポケットモンスター (ゲームシリーズ)」の解説の一部です。
「ポケモンのタイプ」を含む「ポケットモンスター (ゲームシリーズ)」の記事については、「ポケットモンスター (ゲームシリーズ)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ポケモンのタイプ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ポケモンのタイプ」の関連用語

ポケモンのタイプのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ポケモンのタイプのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのポケットモンスター (ゲームシリーズ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS