せち【節】
せち【節】
せつ【節】
読み方:せつ
〈セツ〉
2 ふしのようになった所。つなぎ目。また、文章・音楽などのくぎり。「音節・関節・結節・章節・分節・文節」
7 度をこえないようにおさえる。ほどよくする。「節煙・節減・節食・節水・節制・節約/調節」
8 言動にけじめをつけてはみ出ないこと。「節義・節操・節度/苦節・高節・忠節・貞節・変節・名節・礼節」
せつ【節】
読み方:せつ
2 時間的な経過のくぎりめ、または一時期。「上京の—世話になる」「その—はよろしく」
㋑暦でいう二十四節気のこと。また、そのうち立春、啓蟄(けいちつ)など、一つおきの節気で、旧暦で月の前半にくるものをいう。
㋒節句(せっく)。
㋐歌曲のふし。
4 竹・枝・骨などのふし。
7 文を構成する部分として一つのまとまりをなす連文節で、その中に主語・述語の関係を含むもの。
→頃(ころ)[用法]
ノット【knot】
ふ【▽節/▽編】
ふし【節】
読み方:ふし
㋑幹や茎から枝が出るところ。また、木材に残る枝の出たあと。「—のある板」
㋓糸や縄のこぶ状になった所。「—の多い糸」
2 区切りとなる箇所。段落。せつ。「これを人生の—としよう」
3 心のとまるところ。…と思われる点。「疑わしい—が二、三ある」
5
㋐歌などの旋律。また、旋律のひとくぎり。曲節。「—をつけて歌う」「出だしの—を口ずさむ」
㋒(ふつう「フシ」と書く)浄瑠璃や謡曲などの語り物で、詞(ことば)に対する旋律的な部分。
8 定常波で、ほとんど振動していない部分。振幅が最小の点。⇔腹。
[下接語] 憂(う)き節・折節・七(なな)節・一(ひと)節(ぶし)一中節・田舎節・入れ節・歌沢節・腕節・愁い節・荻江(おぎえ)節・雄節・鰹(かつお)節・河東(かとう)節・亀(かめ)節・義太夫(ぎだゆう)節・清元節・削り節・小節・鯖(さば)節・鮪(しび)節・新内節・説経節・背節・薗八(そのはち)節・連れ節・常磐津(ときわず)節・常(とこ)節・富本(とみもと)節・浪花(なにわ)節・生(なま)節・生(なま)り節・節節・骨節・本節・都節・雌節(ぷし)腕っ節・骨っ節
よ【▽節】
節(せつ)
板寄せ銘柄の取引は午前に数回、午後に数回に分けて立ち会いを行っています。その立ち会いの一回一回が「節」と呼ばれていて、前場1節、2節、3節、後場1節、2節、3節、引け後節のように呼ばれています。節
節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 15:33 UTC 版)
旋律は詞よりも短く書かれる事があり、この場合、旋律は繰り返して演奏される事になる。最初に歌われる歌詞を1番、2回目に繰り返して演奏される時の歌詞を2番、次を3番、のように呼ぶのが一般的である。この「番」は「節」ともいい、複数の節がある(2番、3番がある)事を「有節」であるという。
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節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 11:47 UTC 版)
アネイチュム語の基本的な節構造は自動詞節では「動詞 + 主語」(VS)、他動詞節では「動詞 + 目的語 + 主語」(VOS) であるが、これはバヌアツの非ポリネシア諸語が軒並み「主語 + 動詞 + 目的語」(SVO) である中で際立った差異である。他動詞の目的語や、他動詞・自動詞を問わず無生の主語には何も標識がつかない。一方で他動詞・自動詞問わずその主語が有生の名詞句である場合は、前に助詞 a を伴う(ただ、主語の代名詞というものはいずれも a- で始まるうえにこの助詞をとらず、そもそも既に助詞と融合したものの模様である; #人称代名詞も参照)。またオセアニア諸語の多くと異なり、主語の代名詞は主語の人称・数が動詞前の助詞により示されていてもなお、ほとんど省略されることがない。 Is omlas nefalañ iyii. グロス: 3sg.pst 滑る 道 dem.an.sg 訳:「あの道は滑りやすかった。」 Et asalgei intapnes. グロス: 3sg.aor 開く 扉 訳:「扉は開いている。」 Et asalgei intapnes a natimarid. グロス: 3sg.aor 開く 扉 s 首長 訳:「首長は扉を開けた。」 動詞句では先述の#主語・時制を表す標識と動詞との間に、以下のような様々な種類の助詞が挿入される場合がある。 (時あるいは接続) + (相-法) + (副詞1) + (再帰) + (否定) + (副詞2)
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節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/15 04:21 UTC 版)
「周易下経三十四卦の一覧」の記事における「節」の解説
節(せつ、ピンイン:jié)は六十四卦の第60番目の卦。内卦(下)が兌、外卦(上)が坎で構成される。
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節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 03:25 UTC 版)
おもろは全て節をつけて歌われたと見え一首ごとに節の名がついており、旋律はきわめて単純な楽句を反復するもので、手拍子のほか伴奏楽器を用いない。その節数は120に及ぶ。「王府おもろ」は、「梵唄(声明)の如し」と評されたように「産み字」が多く、きわめて冗長となり、歌詞を耳で判別できないほどに変化している。そのため、外来の仏教音楽(声明)の影響を受けたもので、沖縄音楽とは異質な存在とされてきたが、比嘉悦子・金城厚らの研究により、沖縄市知花のウムイなどに類似した唱法があることが見出され、沖縄音楽の一つの流れとして位置づけられることが明らかになった。
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節(clause)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/06/20 22:13 UTC 版)
命題論理における原子命題を P とするとき、P または ¬P のことをリテラル(literal)と呼び、リテラルを選言(disjunction)で結合したものを節(せつ、clause)と呼ぶ。例えば、L1 , L2 , ... , Ln をリテラルとするとその選言結合 L1 ∨ L2 ∨ ... ∨ Ln は節である。
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節(せつ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 01:08 UTC 版)
「風の市兵衛シリーズの登場人物」の記事における「節(せつ)」の解説
作之助の娘。7歳。母が節を生んで間もなく産後の肥立ちが悪くて亡くなり、その1年後に半十郎の妻も亡くなり、家には下女を雇う余裕がなかったため、半十郎に育てられてきた。
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節(フシ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 22:47 UTC 版)
(広義の)フシとは、日本における水泳のスタート前アナウンス、大相撲の呼び出しや行司の声のように、他の場所でも意識することなく使われているものである。現在の浪曲では大別すると関西節、関東節、(中京節で)三つに分けられる。浪曲師の節、曲師の調弦の音高、曲師が繰り出すフレーズの基本形など、すべて異なる。 関西節が一番古く、浮かれ節と呼ばれた。低調子(または水調子)とも言う。ベンベンと低い。 関東節は、高調子ともいい、三味線の調子が「カンカンカン」と高く、哀切、悲壮感が漂う。三味線の手としては単純。 (中京節は、関東節と関西節を上手くミックスした形。アクセントとしてよく利用される。) 元来、浪曲のフシは独流のものであって、原則として師匠のフシは継承しない。よって「一人一節」というほど細かい節回しは異なる。各々が、他の浪曲師や民謡、伝統芸能から取り入れるなど、特徴的な「独自の基礎曲」と呼ぶべき節調(メリスマ)(小節、コブシである)を曲師と共に作り上げる。関東節、関西節はあくまで基本の節調(ふしちょう)、目安である。 代表的なところでは、佐渡おけさを採り入れ、哀調が特徴の名作「佐渡情話」を作り上げた米若節の寿々木米若、関東節 と中京節をミックスして虎造節を作り、当たり芸「清水次郎長伝」を演じた二代目広沢虎造、低調子が主流の関西節のなかで、高音でノリのよいテンポの幸枝若節を作り、「河内十人斬り」や「左甚五郎」を演じ、戦後の浪曲界を支えた初代京山幸枝若、中京節では、浪曲に新内節をミックス して三門節を作り「唄入り観音経」を演じた三門博が挙げられる。また、天才少年浪曲師初代天中軒雲月から女性浪曲師2代目天中軒雲月に引き継がれた、明るく平易な雲月節が、のちに数多くの女流浪曲師の節作りの土台となる。例外として関東節の二葉百合子がいる。 キッカケ、道中付け、うれい節、セメ節、浮かれ節、バラシなどについては、こちらを参照のこと。澤孝子公認ページ|浪曲語辞典(解説:大西信行) 大まかにいって、関西節は節を聞かせる事に主眼をおき、関東節はタンカを聞かせる傾向が強い。 経緯から、関東にも関西節の系譜を持つ一派がおり、現在は、関西には関西節のみ、関東には関東節と関西節がいる。東西で相互に特徴を取り入れることも徐々に進み、三波春夫によれば中京節が「現在の主流となって」おり、純関東節、純関西節といえる存在は現在は少ない。
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節(ふし、せつ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 01:00 UTC 版)
竹・葦などの茎にあるほぼ一定間隔でふくらんで区切りとなっている部分。また、幹・茎から枝が生え出るところ。枝の付け根。枝を切り落とした跡。その位置で折れるようになっている節のことは関節ともいう。
※この「節(ふし、せつ)」の解説は、「茎」の解説の一部です。
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節(よ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 01:00 UTC 版)
竹・葦などの茎の節(ふし、せつ)と節との間(あいだ)。また、節(ふし、せつ)のこと。
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節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/27 14:43 UTC 版)
公営競技における1開催は、日数をさらに何日間かに分割して行われるが、その分割された日数間の競走をまとめて節(せつ)と呼ぶ習慣がある。ただしこれは法令において正式に定義された用語ではない。 競輪・競艇・オートレースにおいては1節を1つの大会と捉えて、節内のチャンピオンを決定する方式(勝ち上がり方式、トーナメント方式ともいう)で行われている が、競馬においては同一開催内で複数回出走することは稀であるため、1つの開催を1つの大会と捉える概念が存在しない。 各公営競技の競走については、競馬は競馬の競走、競輪は競輪の競走一覧を参照
※この「節」の解説は、「競走」の解説の一部です。
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節(せつ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/16 14:10 UTC 版)
四大の時のリカの友人。あだ名は「せっちゃん」。明るいギャル風の女の子。
※この「節(せつ)」の解説は、「コスプレ☆アニマル」の解説の一部です。
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節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 07:24 UTC 版)
歌詞の1番、2番……を讃美歌では節という。これは、1番、2番…というとその讃美歌ではなく讃美歌集の1番、2番…という意味になるからである。讃美歌はいくつかの節を持っているものがほとんどである。しかし、前半が毎節違う歌詞で、後半は全節同じ歌詞となっているものも多い。この後半部分を「折り返し」または「繰り返し」と呼ぶ。英語では refrain である。前半を独唱で歌い、後半を合唱で応答するという形式の名残であると考えられる。
※この「節」の解説は、「賛美歌」の解説の一部です。
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「 節」の例文・使い方・用例・文例
- 「happy」という語ではアクセントは第1音節にある
- この机は子どもに合わせて高さが調節できます
- サーモスタットが室温を自動的に調節する
- この季節は桜の花があるので特によい
- ハワイでは季節と季節の間にはっきりした変わりめがない
- クリスマスの季節にイルミネーションを施された街路
- 教会はクリスマスの季節には飾りでいっぱいになる
- 主節
- 副詞節
- いよいよ休暇の時節到来だ
- 彼女が読みあげた一節は聖書からのものだった
- 寒い季節がやってきた
- 条件節
- エネルギーを節約して使う
- 現金の流れを調節する
- 等位節
- この一節をノートに写し取りなさい
- カツオ節
- 雨の多い季節
- 赤ん坊のために冬の季節はずっと部屋を暖めていた
節、と同じ種類の言葉
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